Strange Days

2015年05月27日(水曜日)

親指AFは便利だが微妙

21時05分 デジタルカメラ 天気:晴れていた

 E-M5iiに親指AFを設定して使っているのだが、便利さと不便さが交錯して微妙な使用感だ。
 E-M5iiの場合、ファインダー右隣のボタンにAFボタンが設定されるのだが、位置的に一段奥まっているので、やや押しづらい。それを差し引いても、咄嗟にAFを効かせて撮影、という流れが人差し指一本では済まなくなるので、一瞬のもたりを感じる。その代わり、花や風景など、合焦させて、さらにフレームを替える操作が多い対象には、便利さを感じる。折角画面の特定部位に合焦させたのに、またシャッターボタン押下でAFが働くもどかしさから開放されるのはありがたい。合焦点を自由に動かせるとはいえ、だ。今のところ、E-M5iiでは、風景や花などを撮ることが多いので、この設定は利点が多いように思う。
 一方、鳥撮りに多用するD7100の場合、同じく咄嗟のAFが信用できるのと、カメラが重くて親指によるサポートが重要な点とから、親指AFよりも通常の半押しAFの方に便利さを感じる。これも三脚を使って待ち受ける撮り方ならば、また変わってくるだろう。
 あたりまえのことだが、何を撮るかによって要求される操作性は変わるのだから、親指AFの「プロはみんな使っている」という怪しげな殺し文句に飲まれること無く、まずは比較してみるのが吉だと思ったとも。