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Strange Days
2016年05月12日(木曜日)
壱岐にはSatRDay Mk.2を持っていきたいなあ。あそこは割りとフラットな島で、ものすごい登りというのは、どこに行っても少ない。そういう場所なら、リカンベントを持ってゆきたいではないか。
リカンベントが坂を苦手とするかというと、場合による。速度を求められたら厳しいが、ギアさえ足りるならば、難なく登れる。そして下り番長。登りで割りを食うが、下りで取り返せるという形だ。
それ故に、速さを追求すると辛くなる。重いギアを使わなければならなくなる。アップライトならば、膝を伸ばして体重をかけてゆけば、体力は使うが膝に負荷を掛けることもない。しかし、リカンベントでは膝を使って踏み切るしか無い。しかも、限界強度が体重ではなく、膝のそれになるので、壊れるまで踏める。膝にはきついことになるわけだ。これが、後々響いてくる。
こういう特性の違いがあるので、一概にリカンベントは坂に弱いとは言えない。膝が負荷に耐えられて、重心移動がハンドリング性能に悪影響を及ぼすほどでなければ、難なく登ることが出来る。壱岐は急坂こそあるが、長い坂はないので、リカンベントには嬉しい場所だ。
スケジュール的に、トラベルケースで遠投が使えるなら、SatRDayを持ち込むのは悪い考えではないな。