数日前のこと。そういえばタムロンの18-200mmを修理に出さねばと思い出し、押入れから発掘した。これ、マウントが非常に弱くて、制御端子が接触不良になるという現象を繰り返したものだ。2度目の発症で切れて、ニコンの18-200VR2を買ってしまったので、タムロンは修理に出さねばと思いつつ押入れに眠らせていた。前ピン気味で写りがよろしくないというのもあった。
修理に出すなら、ピントのことも合わせて調整してもらわないと、と思いつつ玩んでいたときだった。これ、D70だとダメだったが、D90なら? そう思ってD90に着けてみると、意外にもガタも無く、正常に動いている。D90の方がタイトに出来ているのか。あるいは相性という奴なのか。
重さはニコン18-200VR2に比して200g近くも軽い。実際、D90に付けたときの重心が違う。ニコン18-200VR2がレンズ側に重心が移動してしまうのに対し、タムロン18-200だとカメラ側に残る按配だ。まあD90が重いから、全体として軽くなったという感じは少ないが、持ち比べてみるとかなり違うのがわかる。
夕方、この組み合わせで境川に持ち出した。遊水地で水鳥を狙った。先週の
白いのがいたので、望遠で狙った。FH20に比べると、さすがに解像度では勝っているようだが、18-200VR2には負けている印象がある。というか、やはり前ピン気味な気がする。マニュアルで合焦させると、もう少しピンと来る画像になるのだが。やはり調整に出してみるかな。あるいは手放してしまうか。軽くてハンドリングは良くなるのだが。
夕陽を撮る。F値域はニコン18-200mmと変わらないはずだが、なぜかもっと暗い感じがする。
少し南下したところで、
丘の上に見える夕景を撮る。振り向くと、
月が見えたのでついでに。防振無しのレンズなので、ちょっと気を抜くと手ブレしてしまうが、意外に頑張ってくれる印象もある。明るい対象なら問題ないくらいだ。
さてこのレンズ、どうしようかな。
まだ暗い早朝のこと。違和感を感じた拙者、むくりと起き上がるなり、トイレに突撃した。
(コンバットマーチが流れてます)
うへえ、水みたいなのが……。それからぐるぐるぎゅーぎゅーが続き、朝までまんじりともせず。仕方ないので会社に休む旨電話して、午前中は寝床とトイレを行き来する状態が続いた。
思い当たる節あり。昨日料理にスーパーで買った椎茸を使ったのだが、保存状態が悪かったのか黒ずんで痛みかけているものがあった。この程度なら大丈夫、もったいないしと思い、そのまま投入したのだ。もったいないと思って気にせず食った結果がこれだよ!
ともあれ、そんな感じで昼過ぎ。必殺の梅干攻撃が聞いたのか、はたまた単に出るものが出きっただけなのか、ようやく復調した。すると眠気のほうに負けて、夕方まで昼寝したのだった。
夕方、体が腐りそうという例の強迫観念に捕らわれ、まるで夢遊病者のようにEPIC号を乗り出す我輩。向かうは境川であった。FH20を担いでいった。
境川遊水地で、なにやら水際に集うておる
水鳥を狙った。鴨と青鷺かな。これは最大望遠の520mm相当の画像だ。ところでFH20はデジタルズームがついていて、さらに4倍相当に拡大できる。2000mm相当になるのか。
それで撮ってみた。意外に使えるもんだな。画像処理ソフトで強拡大したように細部がざらつくが、デジスコ代わりに使えるかもという感じだ。
境川南端休憩所で折り返して帰宅。