Strange Days

2014年01月24日(金曜日)

Finepix S1は旅行用カメラの決定版かも

22時40分 デジタルカメラ 天気:わりと暖かいが雲量大

 長らく、旅行用カメラを求めてきた。
 実際に、旅先でカメラを使ってきて、これは必須と思える条件がいくつかある。
 1つにはできるだけズーム域が広いこと。特に自転車の旅では、立ち寄った先で時間的な余裕が少なく、撮りたい相手に物理的に寄れない場合がある。そんな時、ズームできれば便利だ。28-300が最低ライン。
 2つ目には防滴であること。防塵ならなおよし。防水ならば完璧。急な雨への対応はもとより、天気がやや不安定程度の場合でも、カメラを庇って撮影機会を逃す傾向は増える。それを改善する意味で、防滴性能は欲しい。
 3つ目には電源の入手性。通常のAA電池駆動ならば言うまでもないが、専用電池の場合でも、専用充電器が不要なUSB受電が出来るならば、広義の電源入手性は高いといえる。旅先で、簡単に充電機会を作れるからだ。
 後は小型軽量であっても欲しいのだが、これはある程度度外視できる。素早く操作するためには、むしろある程度のサイズは必要になるからだ。
 そんな条件を挙げて見たものの、これに合致するカメラはなかなかなかった。長年愛用しているPowershot SX10辺りは、20倍ズームとAA電池駆動とで、1,3の条件には合致するが、2が弱い。雨の時にはバッグに仕舞ってしまうことも多かった。また最近の高級コンパクト機は、恐らく連写性能を求めて、AA駆動では無いものが増えている。かと言ってUSB受電が増えているわけでもないので、これは困ったという状況だった。
 ズームを捨てて、オリンパスのTG-1も買ったが、防水タフネスは確かに扱いが楽だが、やはりズーム域の絶対的な物足りなさが我慢ならない。相当の割り切りが必要だ。
 そんな所に、富士から広ズーム域の防滴防塵機が出た。これは24-1200mm相当の50倍ズームという脅威のズーム機だが、同時に防滴防塵性能も持つ新機軸のカメラだ。更に電源も、専用リチウム電池ではあるが、通常の給電対応USBケーブルで受電可能だと。
 素晴らしい。これは理想に近い機械だ。気になっているのが、肝心のEVFが90万画素と今一歩な点だが、富士の90万画素EVF機は従来からあり、その見え方は悪くない感じだった。マニュアルフォーカスには今一歩としても、被写体をキャッチするのに不足ない見え方だった。
 こう考えてゆくと、なんだか旅行用カメラの決定版が出たように思える。CP+には出品されるだろうから、その時に実物を確認しようと思う。

2014年01月13日(月曜日)

菜の花を撮りに吾妻山公園に

20時54分 デジタルカメラ 天気:晴れ

 例年の恒例として、吾妻山公園へと菜の花を撮りに出かけた。
 amazonで買った安いカメラバッグに、D7100+シグマ18-250、J3+6.7-13を詰め、更にはArrows Tabまで持ちだした。もちろん艦これ用だ。往復の東海道線で使っていたが、この辺ならイーモバイル回線で賄えるので、快適。
 さて二宮。吾妻山公園へと登る。この300段にも上る階段が、覚悟を促す。登り始めると、意外にあっさりだが。
 階段を登りきり、まず迎えてくれるのが、水仙のお花畑だった。甘い香りに匂い立つ。
 ほぼ頂上に広がる菜の花畑に到着。高所から市街地を見下ろす花畑の眺めは、楽しい。丁度見頃、というところだろうか。
 うろついていたら、水仙と咲並んでいるのを発見。量と派手さで葉の花が仕掛けるも、かえって水仙の清楚な白を際立たせている、という趣がある。
 その黄色い世界を、この黒い奴がしきりに出入りしているので、目立つ。烏も、目に止めるようにすると、カッコイイ奴なのである。
 菜の花は咲きそろっているように見えるが、実は未だ穂先から咲き始めたばかりという株が多い。まだ当面楽しめそう。
 夕刻までうろついて、日が沈んでゆくのを待った。富士は雲に隠れたままだ。代わりに、太陽が雲間から現れ、神々しい眺めになった。
 今日はJ3+6.7-13mmも持って行って、辺りを一望するようなカットに使った。超広角なのに、こんな小さくて軽いので、重宝する。
 日が山陰に没する前に、駅まで下って帰宅した。肌寒くて風邪ひきそうだ。