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Strange Days
2015年02月28日(土曜日)
梅の時期だが、あんまり遠くに行きたくない。曽我梅林も、そろそろ終わっているだろうし、また行くのも。
というわけで、近場の梅見処を探すと、藤沢の新林公園という解が提示された。E-M5iiを背負って、ピナレロくんを走らせた。
新林公園は、入口の前はいつも通り過ぎていたが、入ってみるのは初めてだ。奥に進むと、こんな
長屋門がある。どうやら、別の場所にあった古民家のものを、移築してきたとのこと。
抜けると、
梅林がある。20本くらいだが、観賞用の梅が広い間隔を取って並んでいる。
ここの梅は盛で、
紅梅、
白梅と、バランスよい梅林だった。
古民家もある。長屋門の持ち主とは別らしい。ひな祭りも近いので、
ひな壇も飾られている。ややこしいことに、このひな壇もまた、別の個人からの寄贈品。
公園の奥は湿っぽいエリアで、水田が何反かある。一番奥には、
こんな穴の空いた壁が。やはりなあ、鎌倉も近いし、仲悪いだろうから、銃眼も要るのだろう、などというわけではなくて、バードウォッチ用の覗き穴だ。湖の向こうは小さな池になっている。
境川に引き返す。ちょうど折よく、
鉄塔ポイントで日没を見ることが出来た。
北上して、境川を離れる辺りで、
くっきりと浮かび上がる富士のシルエットも。
帰宅して、3-5を回して、勲章ゲット。ついでに、菱餅3つ目も手に入れた。これ、後7つも手に入るのかな。
2015年02月21日(土曜日)
今回のCP+で、密かに注目していたのが、オリンパスの新機、O-MD E-M5iiだった。Markiiになり、EVFがE-M1と同等になり、5軸ISが5段分に強化され、など、充実の基本機能が魅力的だ。防塵防滴というボディに併せて、従来の14-150mmも防塵防滴でリニューアルされたこともありで、これは自転車用カメラとしての適性が大きいと思った。
だが、あの軍艦部のデザインはなんだろう。特に、模造ペンタ収納部ともいうべき部分は。なにせフラッシュライトも内蔵してないので、あの出っ張りにはなんの必然性もない。それなのに、いやそれだからこそのだろうか、これはまた随分と図々しくも目立つデザインにしたものだ。こんなものをつけるくらいなら、上面液晶インジケータを一つ足せばよかったのに。なんというか、買う気が失せるデザインだ。まあ買ったんだけど。
実は、CP+のオリンパスブースで、実機を触る機会があった。1度目行った時には30分待ちだったので諦めたのだが、次にふと見た瞬間には、明らかに列が半減している。たぶん、ニコンとキヤノンで、それぞれ催事が始まったタイミングだったからだろう。そこで並んでみると、案外に10分ほどでトライアウトの栄誉に与れたのだった。その時の印象で、マニュアル操作のしやすさと、EVFの見やすさ、そして軽量さを確認できていたので、これはもう買うしか無いと思ったのだ。醜いペンタ部に関しては、目をつぶろう、と。
昨日、まだ頭痛に苦しんでいる時間に届いたので、ロクに触れなかったが、今日はじっくり触る。まずは長後に向かい、ココイチでカレー分を補給する。だいぶ食が細っていたので、カレー補給は重要。
境川を下り、いつもの鉄塔ポイントへ。
E-M5iiのオブジェクトとしての印象は、Nikon 1 V2よりもわずかに大きく感じられ、一回り重く、そしてホールディングはかなり劣る印象だ。大きさが変わらないというのは凄いが、やはりどんなに頑張っても4/3インチと1インチという撮像素子のサイズ差が、主にレンズにあらわれてしまう。それが重さの差となった。そしてホールディングという点では、実に馴染むV2に対して、グリッピングの心細さ、小さい割に重い点が仇になっていると感じた。でもまあ、及第点。ただ、ストラップの取り付け位置が、どうしても邪魔に感じてしまうのが難点だった。他に移動しようがないよなとは思うが。これも利点があり、長いレンズを付けた状態でも、背中に回すとレンズが上に向く状態で安定するのだ。レンズに余計な力がかからないし、EVFと背面モニタに汗が付かないので、これは便利。
鉄塔に沈む夕陽。これは添付されているオリンパス ViewerでRaw現像したもの。ある程度自動調整で処理した。なんと、オリンパスRawデータはLightroomで処理できないので、これで処理するより無い。これは大きいビハインドだ。このソフトウェアは、画像処理の機能はかなり使いやすいのだが、ファイル名のバッチ自動生成が無いなど、他のRaw現像ソフトに比べると、小技が効かない。
画像そのものは、ニコン1に比べると、さすがにダイナミックレンジが広く、ニコン1だと手前の耕地か、夕陽周辺の雲が完全に飽和してしまうはずだが、持ちこたえている。
操作系としては、マニュアル操作が簡単で、フォーカスも感度も絞りシャッター速度も、上面ダイヤルを使って自由に制御できる。ニコン1 V2は、フォーカス以外はある程度簡単にできるのだが、それ以上に優位性を感じた。なんといっても、マニュアルフォーカスが実に快適。ただし、フォーカスリングが敏感すぎるのか、ズーミング操作するだけで、フォーカスアシストのクローズアップが始まってしまうのには、やや閉口した。フォーカスピークは、高精細のEVFのおかげで、実に分かりやすい。フォーカスエイドのおかげもあって、一眼レフに対して、優位な点すら感じた。
ピナレロくん。オリンパス Viewerの自動補正を掛けてあるのだが、結構露出高めに補正する癖があるようだ。背景が割りと白飛びしかかっている。
補正なしでRaw現像したデータ。ディストーションは、かなり丁寧に補正されているようだ。というか、このソフトウェアでろくに補正できなかったら、大抵のユーザはキレるよ。
14-150mmの望遠端で、
旧エンパイヤホテル現薬科大図書館のクローズアップ。もう陽は落ち、望遠端での狙撃にはちとつらい状況だったのだが、5軸5段の手ブレは強力で、綺麗に撮れた。しかし、ここまで手ブレが強力だと、特にクローズアップ時には画面が手の動きを慕って付いてくる感じが強く、被写体の微調整にはやや癖がある。半押しを解除すれば、ISも止まるので、そこを気をつければいいのだが。
全体的に、欠点よりも利点を強く感じた。旅カメラとしてはともかく、自転車散歩時のお供としては、非常に有望だ。
帰路、ふと見つけた、
道脇の梅。マクロでも結構寄れるし、マニュアルフォーカスも決めやすいので、こういう花ものも撮りやすい。
2015年02月12日(木曜日)
CP+間近で、各社からの情報が濃くなってきた。
注目の一つは、ニコンがアレなので、オリンパスのE-M5IIとレンズスタイルカメラだ。2つじゃん!
ともかく、前者はLumix GH2の後継として注目している。それに対して後者、こちらは同じくQX10の後継というより、別種のカメラとして注目している。
オリンパスのレンズスタイルカメラは、QX10よりもかなり大きい。QX10のようにスマートフォンに取り付けて使うというより、むしろスマートフォンを取り付けて使うイメージだろう。でも、撮れる絵がQX10よりは、かなり期待できるはず。
QX10は、一脚に載せて振り回すような使い方が楽しいのだが、オリンパスのものは最低重量で持ち歩ける一眼、という使い方がメインになりそう。もちろん、一脚に乗せて振り回してもいいのだけど、重さとレンズ保護という点で、向いてない使い方だと思う。もっとも、前者としては、もちろん興味がある。
CP+では、恐らくはオリンパスブースは混雑するだろうが、隙があれば触ってみたい機械だ。
2015年02月11日(水曜日)
今日は旗日。せっかくなので、またFinepix S1片手に、サカちゃんを仕留めるべく、境川遊水地に向かった。
傾いてきた陽を受けて、
コガモがのんびりしている。心やすらぐね。さて、サカちゃんはと思いきや、サカちゃんが待ち伏せしていた水路が、
こんな風に整備されてしまっている。これじゃあ小魚が寄らないので、カワセミだって近寄らないだろう。水路の溢れ対策などもあるのだろうが、鳥が寄り付かなくなるビオトープ改修というのも困るなあ。しばらく待ち伏せていたが、カワセミの気配は全くなかった。
気を取り直して、
ピナレロくんを南下させる。
鉄塔ポイントで夕陽を見送る。今日は雲が出た割に、太陽の輪郭ははっきりしていたので、絞りの形がくっきり出たな。
帰宅して、艦これ冬イベントE2甲を突破する。結局、重量艦隊での力技で抜けた。こっちの方がストレスは少ない。
E3は乙でいいかなとも思ったが、せっかくなので甲で行こう。しかし、週末はまた旅行なので、時間があるかな。
2015年02月10日(火曜日)
23時21分
デジタルカメラ
天気:とにかく寒い
CP+間近で、各社から新機種の発表が相次いでいる。特に目が行くのが、軽量級一眼だ。なかでも、オリンパスの新機種、OM-D E-M5 Mk.IIは、防塵防滴かつコンパクトな佇まいといい、強力な5軸5段防振といい、そそる機械だ。
防塵防滴は、リコーの一眼レフ機種も充実していて、公式レンズには防塵防滴と謳ってないニコンユーザには羨ましい限りだ。ボディ側のD7100は防塵防滴を謳っているのに、DXレンズに公式防塵防滴が無いのは弱りものだ。16-85mmは構造的には防塵防滴らしいが、どの程度の性能か不明だ。まあ、カメラコートから染みた水滴には余裕、というくらいじゃないかと思っているのだが。
急な雨に備えねばならない自転車旅行では、防滴性能はほぼ必須だと思う。今後のカメラ選びでは、まずこの点を念頭に置くことだろう。
2015年02月07日(土曜日)
今年も曽我梅林に梅見に出かけた。カメラはD7100+ニコン16-85の超広角~中望遠レンズセットと、QX10+一脚の撮影位置自在セット。
電車で国府津まで出て、バスで梅林に向かう。いつものように、南方からのアプローチだ。南の方の川沿いに歩き始める。梅林は……うん、まだまだ、だな……。1分咲くらいでしか無い。それでも、ポツポツ咲きだしている枝を選べば、十分に美しいではないか。
川沿いに北上してゆくと、梅の里食堂に。昼食は取って出たが、微妙に小腹がすいていたので、
餅を買い求める。最後の一瞬だけ杵で搗いた杵つき餅だ。美味しいよ。
今日は山の方には向かわず、この界隈をうろついて撮り歩いた。やはり、全く咲いてない木も多く、苦戦する。雲が多く、空が暗いのも弱る所。枝先に近寄ってD7100で撮り、花をQX10で撮り下ろす。
まだ
水仙も見頃だ。こちらは、梅が盛に入る頃には、さすがに萎んでいるだろう。
帰路は御殿場線経由で帰ろうと思い、下曽我駅まで歩く。途中の土手で、富士を入れつつ
電車を撮る。どこに富士が居るかって、左上手なんだけど、雲がね。
JRと地下鉄を乗り継いで帰宅。今日は流石に梅の時期には早すぎたので、また来よう。
2015年02月06日(金曜日)
CP+が近いので、気が向いたら情報を探している。
今のところ、ニコンはフルサイズ機D810関連以外には、これという新製品は無さそうだ。新製品を敢えてCP+に当ててこなかったのではないか、という説も目にした。
ソニー、パナは4K動画を全面に出してきそう。どちらも、これはぜひ見たいというものは無し。
オリンパスがかなり力を入れてきている。E-M5 Mark.IIはぜひ見たい。また、ソニーに続くレンズスタイルカメラも。TG-4が出なかったので、コンデジはまあいいや。
キヤノンは、ニコンと逆に思い切りCP+に波をぶつけてくる。でも、これは見たいというものはない。
富士がS1の後継機を出してくるか気になるが、今のところその情報はない。X系の発表ばかり目立つ。
他は、なんか面白そうな小物を探してみたい。去年辺りから自転車へのフィットが目立つようになってきているので、そういう小物を見たい。
夜、艦これのメンテが明け、冬イベントがスタートした。今回から、各エリアを甲乙丙の好きな難易度で攻略できるようになった。これは、余暇に乏しい提督には朗報。
2015年02月01日(日曜日)
今日こそは境川に向かうぞ。
そろそろ日が傾く頃、ピナレロくんを境川遊水地公園に向けて走らせた。サカちゃんとの戦いでの最終兵器(暫定)、Finepix S1を抱えてゆく。
ビオトープに足を運ぶ。まだ夕暮れ時には早いので、カメラおっさんの類は僕だけだ。しかし、聞こえるぞ、チチチッ、というカワセミの鳴き声が。探すまでもなく、いた、
サカちゃんだ。
しかし、このビオトープは南西方向2面を境川と和泉川の合流点に接している関係で、東からしか取れない。超逆光。これはさすがに、勝利を収めるのは難しい。
ことごとくシルエット写真を量産しながらも、サカちゃんを辛抱強く撮り続けていたが、やがてプイッと去っていった。餌場を数箇所持っていて、そこを巡回しているのだ。写真を見返すと、前掲のものが一番マシという程度。逆光対策は難しい。それこそ朝一に撮りに来るくらいかな。
もう1回、サカちゃんが回って来るのを待つ。意外に短時間で回ってきたので、またしてもシルエット写真を量産する。それだけでなく、藪が近い関係で、ピンぼけの多発にも苦しめられる。
もう諦めて帰ろうかと考え始めていた時だった。なにを考えたのか、サカちゃんが柵際の枯れ草へと飛んできたのだ。この絶好のチャンスを逃さず撮る。中でも
ベストはこの一枚。手前の枯れ草からの反射がカワセミの影側をちゃんと照らしてくれた、怪我の功名な一枚だった。
この後、サカちゃんはまたしても餌場を移して飛んでいった。待っていればまた来そうだが、今日はこれで満足だ。次はGH2に300mmくらいの構成で来るか。フォーカスの問題は解決できる。あるいは、倍率を狙って、V2に70-300mmという手もある。
家を出るのが早めだったおかげで、ビオトープで時間を費やした割に、
鉄塔ポイントでの日没に間に合った。南端まで
ピナレロくんを走らせ、長後街道を北に越えた辺りで
富士山を撮ってから帰宅した。今日は結構な戦果だったな。