Strange Days

2004年06月24日(木曜日)

夏旅行を構想する(6/24版)

11時02分

 仙崎では、やはり金子みすずの足跡をたずねたい。とはいえ、それほど熱狂的ファンというわけでもないから、金子文英堂跡(今は金子みすず記念館とやらになっているらしい)がある仙崎の中心部をぶらつくという方向で。
 もう一つは鯨関係。青海島の先っぽの方まで行くと、鯨墓(鯨の胎児を葬ったもの)、鯨資料館は押さえたい。実は、鯨肉を出す民宿が一軒だけあるようなのだが、ここで昼食を取れないかな。青海島自身も、結構な景勝地のようだ。
 山の方に行くと大内義隆終焉の地があるが、さすがにそれを見に行くほど酔狂ではいられまい。
 萩では、やはり旧跡を訪ねるというのが主眼になるだろうな。特に幕末の志士*1の旧宅がたくさんある。それを措いても、萩という町は明治以来の時間の流れから外れたような町で、ただ徘徊するのも楽しそうだ。
 津和野は小さな町なので、自転車だとあっという間に回れそうだ。津和野殉教の史跡を訪ねるくらいだろうか。ここもただ、時間の流れに取り残されたような町を徘徊したい。
 まだ秋吉台で昼食をどうしようとか、津和野までどうやって移動しようとか、考えるべきところは残っている。でも、とりあえず、宿は取ってしまおう。
 8/11,12に萩市内に連泊の方向で。

2004年06月18日(金曜日)

夏旅行を構想する(6/17版)

17時14分 天気:意外にいい

 なんか、『~そのn』なんて付けると「いくつ目だったっけ?」と考えるのが面倒なので、日付で管理しよう。
 さて、こぐ氏を釣るためには8/11~13辺りが最適らしい。宿は荻市内に二日とも取ろうと思う。同じ宿に連泊する方が、メリットは大きそうだ(荷物を置いてゆける)。調べてみると、一人部屋を用意している宿が、意外に少ない。最悪の場合、こぐ夫妻とは別宿にする必要があるかも。とりあえず、萩の家という民宿で考えている。今のところ、悪い評判は聞いてない宿だ。しかし2食込みで9000円弱という価格となると、1万円台の他のホテルでもいいかもという気になる。しかし高いところが多いな。面倒なのでリストを見て意見してください(笑)。
 2食付で、と書いた。しかし、連泊するのなら、1日くらいは宿ではなくて、外で食べてもいいかなと思っている。適当な店に飛び込んでさ。いや僕は広島もんなので、飛び込んでのお、と書くべきか(どうでもいい)。
 この日程だと盆の繁忙期に掛かるので、料金がドンと上がるのも悩みどころだ。
 なんか宿のことばかり考えているのだが、自転車ツーリングでは宿さえ決まればなんとかなるものなのだ(自力で走る関係上、宿の位置によって行程すら決まってしまう)。
 とりあえず宿泊込みでの同行はこぐ夫妻のみの見込みなので、3名ならば七月に入っても宿を取れるだろうと楽観しているのだが。

2004年06月09日(水曜日)

夏旅行考察-4

11時10分 天気:週末には崩れるらしい

 宿を調査してみた。
 まず、仙崎、長門周辺は、意外に少ないことが分かった。近所の長門湯本温泉の方がよほど多い。観光地だからな。しかし、高価な観光ホテルばかりで、寝泊り主体の安宿は無さそうだ。
 むしろ萩周辺が充実している。こちらはビジネスホテル、低価格の観光ホテルがいくつもあり、僕のように食に重きを置いてない者には嬉しい状況だ。では、初日は萩に向かおうかと思う。
 8/9に新山口駅からスタートして、秋吉台へ。山口市にも少し寄るべきか。そして秋吉台から山を越え、初日は萩に向かうのだ。
 8/10には萩から仙崎へと走り、仙崎~長門周辺で観光。萩に戻り、萩でも観光。半日ずつ過ごして、萩でもう一泊。
 8/11には津和野に向かう。輪行しようかな(弱気)。津和野からは輪行で新山口駅に戻り、帰宅する。山口で降りて、少し観光するのも良いだろう。
 よし、これで決まり。もうちょっと見所を研究してから、行程を煮詰め、宿を決めようと思う。

2004年06月08日(火曜日)

キャンプツーリングを考察

11時52分 天気:晴れてますね

 さて、なんだかいつの間にキャンプツーリングの時期(7月初頭)が近づいてきた。
 自転車に荷物を載せて、どうやら御殿場方面らしいキャンプ場でキャンプ泊しようという企画だ。しかし、そこまでのアクセスを考えると、頭が痛い。
 持って行くつもりのテント、寝袋、エアクッションなどをまとめると、これだけでも結構な量になる。設営に必要なハンマーなんかも考えると、これだけで自転車のキャリアの、少なくとも上面は占有してしまうだろう。他の荷物も一泊することを考えると、相当の量になりそうだ。最低限の荷物に限るとしても、サイドバッグ二つ、あるいは大型のバックパックを占有してしまうだろう。
 これだけの荷物を積んで走れる自転車は、手持ちの中でも限られている。まずHARDROCK号、BikeE、BD-1くらいだろう。BD-1もキャリアがある分、意外に荷物は載るのだ。MR-4F、EPIC号は固定式のキャリアが無い。純粋なロードバイク(とは言い切れない状態ではあるが)であるTCR-2は言わずもがな。これだけなら、まあBikeEで行くかという結論になんとなくなりそうなのだが……。
 もしかしたら、最寄り駅まで輪行という話もあるのだ。距離的に、神奈川県を横切って、静岡県内にまで走る必要があるので、かなりのロングツーリングになりそうだ。また神奈川県と静岡県の県境は、どこをどう通っても、必ず山越えになる……。なら、輪行という方向になるわけだ。しかし、先に挙げた3台のうち、輪行に耐えられそうなのはBD-1くらいだろう。HARDROCK号にせよBikeEにせよ、それだけを輪行するのならともかく、他に大荷物を持った状態では耐えられそうに無い。しかしBD-1の場合は、サイドバッグは使えないから、キャリアに載せられるだけ載せて、後は背負うという形にせざるを得ないだろう。
 なんか、それくらいなら自走した方がマシに思えてきた。山北から御殿場に越えてゆくコースなら、まあなんとかなるだろう。キャンプツーリング前日に休みを取って、現地まで走ろうか、あるいは当日に、朝早くから走っていこうか。時間を見積もれないので、それまでに一度、山北から越えるコースを走ってみないと。

2004年06月07日(月曜日)

夏旅行を構想する(その3に間違いなし)

14時00分 天気:これぞ梅雨空だね

 地図を眺め、気になる地名をインターネット検索で調べつつ、夏の旅行を構想している。
 秋吉台辺りを調べてみると、面白いことが分かった。以前から秋吉台近辺の地図にある『自転車専用道』の記述が気になっていたのだが、どうやら山口市から秋吉台まで、立派なサイクリングロードが延びているらしい。途中で峠を越えるが、これは標高150mも無いものだ。山口県は、意外にサイクリングロードの整備を進めているようで、他にも小郡方面から南西に延びるものもあるようだ。ともあれ、ここを通らずにはいられようか。
 この『山口秋吉台サイクリングロード』は、その名の通り山口市から川沿いに走り、途中で秋吉台方面に転じている。ところで、この途中で転じる位置というのが、実はJR小郡駅、いや新山口駅(という身も蓋も無い駅名に変わったそうだが)のすぐ近くなのだ。ここまで、やはり新山口駅近辺から、川沿いの道を走れるようだ。なら決まりだな。新山口駅スタートだ。
 初日は秋吉台へと抜け、ここで観光。そして仙崎まで行って宿泊。ここまで山越えルートで自走したい気もあるが、まあ気楽な観光旅行なので、輪行するのが正解か。翌日は仙崎をうろつき、昼前に萩市まで走り、観光。ここでさらに一泊。最後は津和野まで山越えで走り(JRで行くと3時間掛かる……)、さらに津和野から山口へと抜ける、という感じか。津和野を捨てるなら、萩からまた秋吉台に抜け、そこから新山口駅に走るのも一興だ。津和野だけはかなり孤立した場所なので(他県だし)、寄るかどうかは微妙なところだ。津和野を捨てるなら、萩で宿泊しないで仙崎まで戻り、そこから鉄道で帰宅するという道も取れる。でもまあ、忙しなさ過ぎるな。
 問題は、秋吉台が意外なくらいの上りだということ。全体的に南西から北東にかけて、大きな山塊を形作っているのだ。特に秋芳洞の前を通過する辺りが凄い。カシミールで地形を計算すると、なんと20%近い上りになっている。これは未体験ゾーンだ。この1Kmほどは押しても仕方ないかもな。しかし、この道は秋芳洞はもとより、美味しそうな施設が集中している場所にあるので、外すわけにも行かない。逆に言えば、ここ以外は楽そう。
 持って行くのはBD-1にするつもりだ。MR-4Fほど走り志向ではないが、坂道はそれなりに強いし、キャリアが着いているので、荷物も背負わないで済みそうだ。また輪行にも強い。そういうわけで、覚悟して置いてください(誰に言ってるんだ?)
 ふと思ったのだが、今から盆休み中の宿を取れるかな。大急ぎで宿を調べようっと。

2004年06月03日(木曜日)

夏旅行を構想する(たぶんその2)

17時16分 天気:晴れ

 さて、大イベントが全て捌けたので、ようやく夏の旅行のことに集中できそうだ。
 地図を眺めつつ、気になった地名+サイクリングで検索した結果、案外に仙崎辺りがおいしそうに思えてきた。金子みすずの故郷だ。仙崎は、青海島に囲まれた内海を控える港町で、かつて捕鯨が盛んだった関係から鯨の博物館なんてのがあるらしい。この内海に沿って自転車で走れそうなのだ。
 この仙崎と、秋吉台を繋いで走りたい。すると、最寄り駅は新幹線の小郡駅になるだろう。小郡から秋吉台に向かって走る。秋吉台周辺にはサイクリングロードが発達しているようだ。ついで仙崎方面に走る。仙崎までの間には湯元温泉がある。時間的にこの湯本温泉か、次の仙崎で宿泊という形がいいだろうな。そこまで、峠を二つくらい越えなければならない。しかし150mくらいのと、300m超級のものだけなので、まあなんとかなるだろう。しかし長いトンネルがあるので、場合によっては鉄道(JR美弥線)でのエスケープも考えられる。
 二日目は仙崎を回り、それから萩に向かって走る。ここでも観光できるだろう。それから山口市に向かう辺りでもう一泊。最後は山口市から津和野まで走る。しかし、萩から山口市方面に走るのは辛そうなので、萩からは輪行で津和野に向かい、そこから山口市まで走るのがいいかもしれない。いずれにせよ、中国山地の端の方を走ることになるので、低い峠越えは覚悟しなければならないかも。
 2泊3日程度になるかな。途中通過地での観光にどれくらい時間を割くかで、スケジュールが決まってきそうだ。っていうか、この辺りの見ものを勉強しないとな。
 持って行くのは、気分的にBD-1にしたい。
 ところで、インターネット検索していて知ったのだが、山口市と萩市の間で250Kmのスーパーマラソンというのが開催されているとか。250Kmですか。たぶん、自転車でダブルセンチュリー(320Km)よりも凄いと思うぞ。