Strange Days

2007年04月30日(月曜日)

九州北部山岳戦(3日目)

23時55分 天気:まあまあ

 3日目の今日は、西日本有数のカルスト台地、平尾台へ往復する。拠点を中津に置き、荷物を減らしてのアタックは楽勝と考えていたのだが、欲を掻いて平尾台まで完全自走をもくろんだのが裏目に出ようとは。
[続きを読む]

2007年04月29日(日曜日)

九州北部山岳戦(2日目)

23時55分 天気:なかなか好天気

 2日目の今日は、日田から耶馬溪を経て、中津へと抜ける予定だ。耶馬溪へは、日田往還の幹線を避け、県道720号を取ることとした。ところが、なんの期待もせず、単に通過するだけに過ぎないはずだったこの道が、思いがけなくも素晴らしいものだった。
[続きを読む]

2007年04月28日(土曜日)

九州北部山岳戦(1日目)

23時55分 天気:良好

 明けて土曜日。いよいよ九州北部7連戦の始まりだ。まずは歴史の島、志賀島を回り、大宰府、九州国立博物館と回る予定だが、さて。
[続きを読む]

2007年04月27日(金曜日)

九州北部山岳戦(-1日目)

23時55分 天気:悪くはない

 今日はホテルに入るだけ。移動だけなので疲れはないだろうと踏んでいたのだが、余計なことを考えたのが運の尽きだった。
[続きを読む]

2007年04月25日(水曜日)

佐多岬

14時22分 天気:雨のち、やや回復中

 今まで、佐多岬先端までは自動車専用道しか通じてなかったため、自転車では本土最南端に行けないことになっていた。ところが、新聞の報道によれば、このドライブウェイを維持していた会社が、地方自治体にこの道を寄付することにしたのだとか。採算が取れなかったらしい。そして自治体の方では、この道を町道として開放し、自転車も歩行者も通行可能になるとか。
 まだ有料だという最先端までの2km強の道を、はたして自転車が通行できるのかという疑問は残るが、途中まで自転車通行を許して『ここから先はダメよ』は無いと思われる。旧経営母体の経営難の一因は、流行のウォーキング族や自転車族を拒否し続けていたことだろうから、そのことを反省しているのなら受け入れるようになっているだろう。たぶん。
 これでまた、鹿児島ツーリングのネタができたな*1

2007年04月06日(金曜日)

中禅寺湖畔も歩く

21時56分 天気:くもり時々雪(中禅寺湖にて)

 朝は7:30に起床。まずは露天風呂に入りたい。昨夜は暗くて気づかなかったが、露天風呂の前は杉林だ。さすが日光、杉が多い。マスクを持ってきて居てよかった。
 8:30から朝食。オムレツにソーセージ、サラダ、クロワッサン、コーヒー、林檎ジュースがつく。
 10:15くらいにチェックアウトした。宿のすぐ近くにバス停があって、10:34の便に乗って、中禅寺湖へと向かった。
 途中、いろは坂を通った。いろは坂もなかなか厳しそうだが、その直前の直線路の傾斜がステキ。貧脚な拙者では討ち死に必至だろう。
 中禅寺温泉で下車。中禅寺湖はさすがに寒く、あちこちに残雪が残っていた。が、綿シャツの上にフリース、その上からサイクリング用のウィンドブレーカーを着込むだけで問題なかった。ウィンドブレーカーは持ってきて正解だったな。小さくなるし*1
 男体山はずっと雲に隠れている。やはり男体のモロ出しはヤバイのだろう。いや、そういう問題じゃねえよ。
 今日の主眼は華厳の滝だ。展望台までてくてく歩く。展望台から見下ろす滝は、さすがに見事なものだ。たまに雲の切れ目から日が差すと、滝の足元に虹が掛かる。心霊写真は何枚撮れたかな*2
 気が済むまで撮ってから、中禅寺湖畔を散策した。四月から解禁だったか、釣り人がぽつぽつと散見される。風のせいか、中規模の湖にしては結構波があり、常に波音が聞こえていた。そのおかげで、冬でも結氷しないのだそうな。
 ずっと歩いてゆくと、散策路に沿っていくつもの小公園が設けられている。二荒神社中宮を過ぎたところに、なぜか暖炉がでんと突っ立っている。戦前の社交場の跡だとか。
 そこから引き返し、昼食場所を探す。が、昨日の日光と同じ罠、平日の観光地では開いている店が少ない現象に囚われる。途中で肉屋さんがやっているトンカツ屋を見かけ、非常に惹かれたのだが、中禅寺湖でトンカツもあるまいと思いなおす。結局、さらに歩いたところで蕎麦屋を見かけ、湯葉蕎麦を食した。湯葉が入っているだけの蕎麦に1100円は高かった。なぜだか凄く美味しかったのではあるが。
 その後、土産物を探してうろついたのだが、これといったものが無かったので、買わずにバスに乗り込んだ。
 バスで日光駅に出て、日光線で宇都宮に。ここで途中下車して、宇都宮市内に繰り出した。以前、方々で話題になった驚異のホームセンター、カンセキ自転車部門*3を偵察するつもりだった。
 少し歩いて、首尾良く発見。が、この店は既にふつうの自転車屋へと更生を果たしていた。リカンベントなど一台も無い。古いパナバイクのカーボンコンポジットモデルが飾られているのが、唯一の変なモノだった。残念だ。
 宇都宮駅から湘南新宿ラインに乗り、帰宅した。結構美味しい旅だったな。自転車は旅の制限を緩和する代わりに、それ自体が重荷になるものだ。たまには自転車無しの、気楽な丸腰旅行もいいものではないか。そう思った日光の旅だった。

2007年04月05日(木曜日)

日光を歩く

21時38分 天気:いまいち不穏

 この木金と代休を取れたので*1、今まで行ったことがなかった日光に遊びに行くことにした。荷物は最低限にした。着替えとカメラ、多少の電子機器類程度。後は時刻表くらいだ。着替えは自転車の時と違って汗をかかないだろうということで、本当に下着とタオル程度。カメラは、巨大な対象物との戦いが予想されたので、D70にトキナー12-24mmを着けていった。GX8にワイコンつけてもいいし、そっちの方が軽い気もしたのだが、バシバシ撮るだろうと思われたので、D70を選択した。カメラが携行品重量の1/3くらいを占めているのでは。電子機器として、にち氏からもらったシグマリオン3、Clie NX80V、暇つぶしにPSPも持っていった。って、三つもあるのかよ。
 今日は昼過ぎにいければいいやと思っていたので、少し遅めに起きる。身支度して、地下鉄で戸塚に出てから、18切符で入場した。なにやら、東海道線ホームの電光掲示板に表示されている。いわく、『埼京線ポイント故障により湘南新宿ラインは遅れて』云々osz
 遅れているだけならいいが、埼京線の方では運休も出ているようだ。こんなことで日光にたどり着けるのか。
 結局、宇都宮行きは40分遅れで入ってきた。後は座ってゆくだけで良い。横浜~大宮間は激込みだったが、それ以降は空いていて快適だった。あんまり眠れないまま、宇都宮到着。
 宇都宮では、途中下車して*2宇都宮市内を少し散策する予定だったが、なんやかやで遅れ気味だったのが気に掛かっていた。結局、そのまま日光を目指す。日光線に乗り換えた。
 日光駅に降り立つと、白く雪化粧した山々が迎えてくれた。今年、この目で確かな雪を見るのは、これが2度目。最初は富士山を遠望した時くらいだ。
 駅から東照宮がある界隈まで、大体1km程度だった。そこまで市中を歩いてゆく。幹線を外れ、ちょっとした裏道を歩いてゆくと、杉の巨木に囲まれたお社を発見。いいねえ、この雰囲気。どうやら大杉神社というらしい。名は体を現す。
 そのまま、川沿いに裏通りの廃墟ホテルだの、ユースホステルの標識だのを見ながら歩いてゆくと、神橋に出た。新しいコンクリート製のものだ。少し上流側に朱塗りの旧神橋が掛かっている。ふーん。
 近くの輪王寺方面に向かう階段を登り、輪王寺の宝物殿に着いたのが16:00前くらい。ふと入場券売り場に気づいたときには、もうおばさんは閉め始めていた。こっちをチラリと見ると、そのままさっと引っ込んでしまう。きっと、もう客が来ないと思っていたところに僕がやってきたので、面倒臭くなって閉めてしまったのだろう。
 東照宮方面に歩いてゆく。駅からは、PSPにGPSを着けてガイドさせてきたのだが、えらい細い、でもちゃんと通れる裏道までも表示されて、地図の情報は十二分だと思った。これ、携行方法さえ考えれば、実用できるんじゃないかな。
 東照宮に入る。派手な五重塔の出迎えを受けて、絢爛豪華な境内へと足を踏み入れた。なんというか、派手だな。悪趣味になる一歩手前で踏みとどまっている感じ。踏みとどまっているって感じたのも、我々が消費文明の真っ只中にあって様々なアトラクトを体験しているからであって、これが創建された江戸期の人々の目から見ると、あるいは悪趣味なものとして映っていたのでは。もちろん、幕府はあえてそうしたわけなのだが。
 陽明門には圧倒される。たかが入出力ゲートにここまで手を掛けるのか。これに較べれば、我らが耕三寺の門など、まだまだ迫力が足りない。
 本宮から奥の宮へと抜ける唐門も、サイズこそ穏当だが、手間の掛けようが尋常ではない。これらを創建するのに費やされた人力に思いを向けると、なにやら慄然としたものさえ感じる。たかが巨大な、たかが膨大な建造物など、徴用した未熟練労働者の大量導入で建造できるだろう。だが、この東照宮建設に携わった人々は、様々な分野の熟練した業師だったはずだ。それを自由に徴用できた初期江戸幕府の富と権力には、ただ感心するしかない。これでは、同じ武士たちだけでなく、天皇家も、宗教勢力も、只々ひれ伏すしかなかっただろう。
 眠り猫を見て、でも奥の宮まで往復するのは無理そうだと判断し、引き返した。眠り猫の意味は様々に語られているが、一つには侵入者に備え、いざという時には徳川ビームを発射して撃退するものだったそうだ。嘘だがな。
 東照宮から二荒山神社へと抜ける道は、いい感じ。この辺、巨木が多いので、どこを撮っても絵になる。空が暗いのが残念だが、超広角レンズを着けて来て良かった。それにしても、平日の日光の特性なのか、外国人旅行者がやたら多い。
 そこそこの所で二社一寺を辞し、宿へと向かった。宿は東大植物園分園の並びにあるサンシャイン・ブルーバード・インというなんだか長ったらしいペンションだった。客は僕一人で、ツインの部屋はもちろん、露天風呂も独り占めだった。夕食は外で取る予定だったので、チェックインしてから外に出た。店を探しつつ東照宮方面に歩いていったが、ことごとく閉まっている。これは盲点。平日の日光は観光客も少なく、大層快適ではあるのだが、店の方も客の入りにあわせるようで、利便性を享受することが出来ない。結局、コンビニでなにやら買って戻っていったのだが、帰り道で開いている店を発見。どうやら18:00開店の店が多いようだ。とほほ。
 宿に戻り、露天風呂に入る。温泉ではないのだが、外の冷気を感じながら、適温の風呂に長く漬かっていられた。星が綺麗だ。双眼鏡を持って来ればよかったな。
 宿は無線LANが通っていた。たまたまシグマリオン3に無線LANカードを刺してあったので、快適な通信が出来た。WEPすら設定してなかった環境なので、パスワードの類は使い捨てなきゃならんがな。PSPの無線LAN経由でも、ちゃんとアクセスできる。Willcomもばっちり入るので、通信環境はばっちりだ。
 明日はゆっくり起床するつもりだが、それでも早めにベッドに入った。

2007年04月04日(水曜日)

日光見所予習

23時55分 天気:不安だなー

 たぶん、関東出身の人はみんな日光に行ったことがあるのだろうが*1、僕は初めてだ。どこを見て回るか。
 とりあえず、東照宮を中心とする二社一寺は当然だろう。中でも東照宮は、ねちっこく見て回らねば。
 後、宿の近くに植物園と天皇家の別邸があるようなんで、時間があれば回りたい。
 でも、それよりは中禅寺湖だな。漠然と湖面を眺めながら、自分のダメ人間ぶりを反省したい。お誂え向きに華厳の滝も間近なので、一眼デジカメでの心霊写真念写にチャレンジしたい。
 それくらいか。
 いや、実は日光の他にも寄りたいところがある。以前、驚異のDIYショップとして知られていたカンセキの自転車部門に立ち寄りたいのだ。いったい、今はどうなっているのだろう。Linearなんかがあったりしたら、ひょっとしてどうにかするかもしれない。
 こんなところか。カメラはやはりD70にトキナー12-24mmを着けていこう。建造物に肉迫するには、これしかない。
 というわけで、明日明後日と日光に行って来ます。

宇都宮ロングライド考察

10時12分 天気:雨のち晴れ

 去年完走した宇都宮ロングライドが、今年も14日に実行される。今年も参加する予定だ。
 さてさて、去年はMR-4F改で走ったから、今年はSatRDay Mk.2でしょうと思っていた。が、こいつは重いので、輪行が辛い。なにが嫌だって、東京駅で京葉線のホームまで移動するのが嫌だ。それだけで消耗してしまう。だから、もっと軽い自転車がいいかな。
 去年はMR-4Fだったから、今年はいっそのことMasterXLで、などと考えもするのだが、こいつは荷物をどう運ぶかという問題が残る。やはりMR-4Fが無難か。東京駅での歩きが何とかなれば、俄然SatRDayなのだがな。
 もう一つ、考えていることがある。当然ながら宇都宮が終着で、そこからJRで帰ってくることになるのだが、15日も休みなのでもう1日遊べないか。宇都宮から日光まで、桜並木がある。4月の中旬からが見頃らしいので、ちょうどシーズンだ。これと、世界最長の並木道である日光杉並木を走り、そこからいろは坂には向かわずに西に向かう。しばらく走ると高崎に出るので、そこから輪行で帰るのだ。もちろん、IKD襲撃も込みで。
 宇都宮~日光は緩々の坂なので、その先の細尾峠が問題な気がする。車道はまっすぐだが、旧道は物凄い九十九折れだ。ここを越せる見通しが立ったら、あるいは回避できそうなら、走ってみようと思う。

2007年04月03日(火曜日)

急遽日光行き

23時55分 天気:雨っぽい

 相変わらず午前様ギリギリな毎日。職場から布団まで20分足らずの場所に住んでいるから、やっていけるのだなあ。しかし今日は雨を警戒した結果、地下鉄通勤だ。こっちだと平均して30分はかかる。
 さて、なんとか明日中には片が付きそうなので、木金と代休を取れそうだ。というわけで、急遽日光の宿をゲットしておいた。平日なので飛び込みでも大丈夫だろうとは思ったが、桜の時期なので念のためにな。東照宮などに近い街道沿いの宿を取っておいた。
 自転車は持っていかないつもり。持っていってもトレンクルかなあ。バス停から宿まで往復するために。あるいは、金曜日に中禅寺湖に行くつもりなので、バス輪行して走り回るかもしれないが。
 カメラはD70をトキナー12-24mm主体で使おうと思う。でも軽さならS3ISとGX8を持っていた方がいい。どっちにしようかな。
 そういえば、日光でも桜を拝めるだろうか。泥縄式に調べ始める拙者であった。

2007年04月02日(月曜日)

北海道がいきなり沖縄に!

11時56分 天気:湿っぽい

 土曜日、帰宅してからANAの超割先行予約を出そうとした。目当ては稚内への便だ。が、これがなんと超割の設定が無いのだ。人気便だからかな。旅割の設定はあるが、これだと2万円を超える。うーむ、まあどうせ旅割ならば、まだ余裕はある。
 そこで、沖縄への便を調べると、こちらは便数が豊富なためか、結構設定があるのだ。早い時間の行きと遅い時間の帰りは無いが、往復28000円*1で行ってこれる。
 少し悩んだ。とりあえず予約は入れておけ。それまでに北海道と沖縄、どっちを取るか決めよう。
 気分的には、夏時分以外には行きたくは無い北海道を取りたいところだが、美味しい情報があれば沖縄にするかも。でも、沖縄は冬に行ってもいいよなあ。