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Strange Days
2015年01月26日(月曜日)
あらすじ:GW旅行はオホーツクラインにしようと、一度は決めた竹本だが……。
しかし、日程をじっくり詰めると、これが微妙に尺が足りない。今年は8連休だが、これでオホーツクライン~稚内、利尻礼文と回ると、ギリで足りるかという程度の日程だ。利尻礼文はそれぞれ前日夕方の便で渡り、また夕方の便で離れるというスケジュール。しかし、礼文はどうせなら宿を北辺に取りたいのだが、そうすると南部の港から宿まで、ナイトランになるのは確実。そう近くはない。
そんな風に、あれこれ詰め込むと、全体日程が窮屈になってしまう。思い切って前後平日を休み、12連休にすれば楽勝だが、この時期の仕事戦線がやや厳しそうなのだ。
うーん、それくらいなら、オホーツクラインと利尻礼文を分けて、別々に走った方が余裕だ。しかしGWの北辺は、まだ寒い。どうせなら初夏~初秋に走りたいな。
そんなふうに考えるうちに、このGWには対馬の方を走りたくなってきた。いつ韓国領にされちゃうか気が気でないしな。
ざっと調べると、福岡県~対馬のフェリーは3系統あることが分かった。夜出て朝着く便が多いが、昼出て夕方着く便もある。そこそこの柔軟性はありそう。問題は、広い対馬をどう走るか、そして宿をどう確保するかだが。ええい、ままよと、GW初日の羽田~福岡を押さえた。8日あれば、対馬と壱岐を回ることは出来るだろう。
とりあえずin/outを確保してから、どこを回るかを決めるのが俺風。そこまで行って、宿が決まるのだ。宿も急いで確保しないと。
2015年01月20日(火曜日)
今日は最終日。平戸の近場を回ってから、帰る。
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2015年01月19日(月曜日)
今日は平戸の北方、玄界灘に浮かぶ的山(あずち)大島に向かう。名前からして難読なこの島、結構難儀だった。
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2015年01月18日(日曜日)
今日は平戸のすぐ北西にある、生月島を回る。例によって、路線バスを利用した、お手軽周回だ。
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2015年01月17日(土曜日)
例によって、こば氏のお誘いで、平戸方面に足を伸ばすことにした。しかし平戸は遠い。
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2015年01月04日(日曜日)
22時56分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行記 )
天気:晴れ
2015新年しまなみ初詣ツーリングと銘打っているのだが、よく考えると今日のルートはしまなみとも初詣とも無関係だ。松山に出て、空港から羽田に飛ぶだけなのだから。
まあ、のんびり行くさ。
午前中くらいは、今治で時間を潰してもいい。なので、最初は宿にも近い、
河野美術館に立ち寄った。書画が主体の、実に渋い、いぶし銀の美術館だ。戦国武将の肉筆を始め、中世~近代の著名人の書が、膨大に収集されている。ちょうど、芭蕉を始めとする、蕉風俳諧の一派が残した墨蹟が、一同に介していた。芭蕉の門弟間でも、複雑な人間関係が築かれており、あるものは栄達を求めて他の門弟から排斥され、あるものは穏健であるがために自然中心に収まった、とか。
昼くらいの
特急で、松山に向かう。松山駅から自走し、道後温泉に。まずは風呂に入りたいが、なにせ本館は混みそう。なので、より安くて、お茶も飲み放題な、
椿の湯に入った。風情はないが、汗を流すのなら十分。
この後は、行ったことなかった、道後公園の子規記念博物館に入りたい。歩いて向かう。
途中、
えっらい石段の上にある神社に気づき、ここに寄ったら少なくとも初詣にはなるなと思ったが、石段が嫌なのでやめた。
子規記念博物館は、単一主題の博物館の割に、ボリュームがある。公会堂の機能も併せ持っているようだ。中には、子規と漱石が同居していた、通称
愚陀佛庵の再現セットもある。誰得?
子規縁の画家の特別展を見て、伊予鉄道後駅まで戻ると、ちょうど
からくり時計ショーが始まっていた。いつも見かける駅長コスプレのおっさんと、同じく大正美人風の綺麗どころは見かけない。
空港へのリムジンバスに乗り込み、空港に。なぜかパスタ欲が強烈に盛り上がってきたので、早目の夕食として
ミートスパゲティを。取り敢えず満足。
羽田に飛び、帰宅。今年も無事に走り初めできたのであった。
2015年01月03日(土曜日)
去年は正月のしまなみ海道を走らなかったので、今年は久しぶりだ。
朝、まだ暗いうちに実家を後にし、呉線で
尾道に。各駅停車なので、まあ時間がかかる。呉駅を後にした頃は、まだ朝の気配すら感じられなかったのだが、川尻辺りでうっすら明け始め、尾道に付く頃には既にこの有り様。
駅横の尾道ラーメンは閉まってるので、更に横のリトルマーメイドで
朝食。カレーパンが美味しかったです(小並)。ここでいいことに気づいた。この店の手洗い、シャワートイレだ。
駅前渡船で向島に渡るべく、桟橋に。でっかい鳥がうろついている。
蒼鷺の旦那じゃござんせんか。この人は、方々で見かける。
フェリー来たる。じゃなくて、これは乗り込んで\110を払って対岸に向かうフェリーから撮った、別航路のフェリー。かなり近接するのだが、過去に衝突事故とか無かったのか。
向島に上陸してからは、概ねいつものルートを走る。向島の南側に抜ける。こっちは海が近く、しかも日の出る方向なので、
海にギラギラと映えている。今日は雪の心配は不要だろう。ところが、かなり強い南西の風がある。南西は、今まさに向かっている方向だ。先が思いやられる。
因島大橋が見えてくる辺りは、欠かせないカメラポイント。
ヘコヘコと橋を越え、因島ははっさく大福にも寄らないで、淡々と抜ける。
次の、
生口橋を望む小公園から。この橋は、"大橋"となってないことから分かるように、比較的小さな橋なのだが、なかなかフォトジェニックな姿形だ。
振り返ると、比較的狭い海峡に渡された
橋の全長を、一望できる。
生口島は耕三寺の前にある、万作で昼食。この時期のお楽しみ、
浜子鍋。最後はご飯を入れて締める。
耕三寺にも、ちょっと足を入れる。ロッカールームを見ると、こんな風に
サイクリストに配慮した備品が。しまなみ海道に関しては、入り口出口の尾道、今治の整備ばかりが進んでいたのだが、この生口島、大三島もロッカーやシャワーなどを方々に整備し、かなり進み始めている。
多々羅大橋。
橋上から海を見ると、頭上高い太陽が、一瞬雲に隠れ、どこか寒々しい。
渡りきり振り返ると、生口橋と同じモチーフが現れる。
大山祗神社方面に向かう。山中のサイクリングロードをヘコヘコと登る。こちらですれ違った自転車は皆無だったが、車道を登ってゆくロードバイクは、結構見かけた。このサイクリングロード、ところどころに苔が広がり、いささか怖い。
大山祇神社。初詣客が、やはり多い。ヘルメット守りは、また来るしで、春に買うことにした。そんなワタクシが怒りを買ったのか、おみくじの結果は凶。
今までより慎重に(笑)引き返す。来た道を戻り、
多々羅しまなみ公園。ここは欠かせない撮影ポイントだ。
風が島に遮られるので、次の
大三島橋までの道行は、それなりに順調。残り島2つで、既に日はかなり傾いている。今日はナイトランになりそうだ。その準備は大丈夫だが、夜になると更に冷えるのがたまらない。
伯方・大島大橋に着いた頃には、日が暮れきるまで1時間という危うい時間帯。だが、しまなみは何度も走ったし、暗い時刻に来島海峡大橋を渡った経験もある。
大島は、バラ公園までは山越えだが、そこから北側の外回りコースを通る。大島は、基本的にあまり見る所が無くて弱る島だが、それでも
最も気になる場所がこれ。この醸造所件店舗らしき所、残念ながら何度来ても閉まっている。開店していることもあるらしいのだが。
外回りコースに入った辺りで、すっかり夕暮れ時だったが、おかげで
黄昏時の運河という、なかなか素敵な状況に巡りあった。
来島海峡大橋を望む小さな港から、
夕陽と橋。素敵だなあ。日が沈み切るまで、ここで見ていたいなあ。でも、今日は今治駅まで走るんだよ(ヽ'ω`)
登り口に取り付く。こんな時刻になっても、追い抜いてゆくローディがいるから驚きだ。
橋間近の展望台に着いた頃には、もう日が沈んでいたが、ここまでくればナイトランさえ覚悟すれば、もう間もなくのことだ。慢心しきって、自販機の缶コーヒーで、一服。とはいえ、気を尖らせたところで、日が沈んでしまったという事実に変わりはない。
来島海峡大橋を超える。こんな暗くなっても、ジョガーが結構多いのには驚かされる。地元の人には、こんな巨大な橋であっても、所詮は4kmほどのランニングロードにすぎないのだろうな。
渡りきり、サンライズ糸山を越えたところで
振り向くと、もう夜間モードになっていた。
真っ暗な海岸線を、明るいとはいえライト一つ頼りに走る。ああ、さっきまでは日光の世界だったのに、もう
月光の世界に変わっている。これはTG-1で撮ったものだが、
Lumia1020で撮るとこうなる。こっちの方が撮像素子サイズは大きいのだが、レンズに関してはより制約が強いはず。その結果、感度は高いが、描写としてみるとTG-1の方が良好に思える結果に。
今治駅前まで走り、宿にチェックイン。今日はずっと向かい風に苦しめられたせいで、思いの外時間がかかった。明日はどうするか、もう明日の朝決める。
2015年01月01日(木曜日)
20時50分
旅 , デジタルカメラ , 山歩き
天気:晴れ時々粉雪
年が明けてしまった。こんなに寒い新年になろうとはね。
今日は、厳島に初詣に出かけようと思う。朝早くに家を出て、広島経由で宮島口に向かう。宮島口から、宮島へのフェリーに乗り換える。初詣客は、やはり多いな。
船上から見る厳島神社は、今までに見たことがないくらいに白く、寒々しい。今日はカメラはTG-1。
厳島神社の参詣へと向かう。ちょっと脇道を行き、1本内陸の道をゆく。
豊國神社五重塔も、赤が雪に映えていい塩梅だ。
海岸線に出ても、いつもならやる気なさげに、しかし絶好の被写体として彷徨いている鹿どもが、全く見当たらない。聞くとも無しに、人力車の兄ちゃんの話を耳にいれてみると、何でも奴らの寝床は山にあって、こういう寒い日はそっちに居るのだとか。
大鳥居に雪がかかっているのは、初めて見たんじゃないかな。
厳島神社に入り、初詣。こ
こから見える豊國神社は、いつでも格好の被写体だ。今日は一味違っている。
いつもならば絶好の記念撮影ポイントである、
大鳥居からの船着場だが、今日は雪で滑るために誰も入れていない。おかげで、荒らされていない雪の風景を撮ることができた。
太鼓橋も、こんな有り様。普通ですら登れない橋だが、こうなると特殊工具無しに渡橋は無理だ。
厳島神社を抜け、
清盛神社に立ち寄る。ここはもうちょっと、雪があっても良かったな。
厳島神社宝物館裏手の高台に登り、
豊國神社方面を望む。屋根がことごとく白いので、印象は新鮮だ。
ここには
宝塔が立っているのだが、これも屋根の暗色が雪の白色に変わり、別物だ。
時間はまだ午前。今のうちならば、上へのロープウェイも混んでないのではないか。そう思ったので、早足で紅葉谷公園に向かう。思ったとおりだった、ロープウェイには待たずに乗れた。来年以降は、可能な限り早くここに来ることにしよう。
ロープウェイから見える山も、結構白い。対岸の宮島口方面は真っ白だ。
終点獅子岩まで登り、2階の展望台兼食堂でまずは腹ごしらえ。肉うどんを食べる。
ここからの眺めは絶景だ。
さて、山頂にゆくぞ。しかし、いきなり苦難の道行だった。雪が積もって、一部凍りついており、おかげでとてもスリッピーな路面になっていたのだ。
これもんだよ。上りより下りが怖い。
今日は、山登りに備えて別送してあった、トレイルラン用の靴を履いていた。その御蔭で、なんとかコケ死ぬことなく、登って行けた。
途中、霊火堂で
消えずの火で沸かした白湯をいただく。誠に神妙至極である、などと適当な事を書いているぞ。
山頂まで登り切った。山頂手前の石段が、先下がりでしかも凍りついており、実に恐怖を誘う仕様だった。が、無事に展望台に登る。
展望台から見る山頂は、これ雪山じゃね? という有り様だ。時折強い風が雪を巻き上げ、プチ地吹雪となるのがたまらん。
呉方面を見ても、島々が結構白い。明後日のしまなみ行までに解けるかのう。
ロープウェイを下り、紅葉谷駅に着くと、そろそろ待ち行列が長くなっている頃だった。早く往復してよかった。
再び大聖院方面に向かう。マイナーな脇道を行き、ふと更に逸れてみると、こんな素敵な
苔道が見つかった。こういう場所があちこちに隠れているのが、厳島の侮れないところだ。
時間があるので、宮島水族館に入った。ここで楽しいのはカキ筏のプールだが、実に素敵なのがこの
太刀魚の水槽。薄暗いプールに、たくさんの太刀魚たちが、怪しく煌めいている。
温かい海の魚を集めた水槽は、もっと賑やかだ。
昼食が軽かったので、清盛神社対岸の店に入り、牡蠣には目もくれずにかつ丼と
ビールを頼む。牡蠣には、過去何度か当たったことがあるのでな。
来た道を戻り、帰宅。