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Strange Days
2010年05月31日(月曜日)
23時55分
コンピュータ
天気:晴れた
HT-03AでU300simを使うのは無理だ。どうやらAndroid1.6を適用すると、モデムコマンドを記述したファイルがU300simの必要なモデムコマンドをサポートできなくなるらしいのだ。ならばそのファイルを入れ替えればということになるが、その為にはroot権限が必要になる。なんとも八方塞がりだ。
ならば、rootアカウントを頂こうではないか。その手順は先人たちによって確立されている。
基本的には、何らかの手段で1.5にダウングレードし、その1.5のセキュリティホールを突いてroot権限を入手するのだ。すると、もうAndroidをバージョンアップするのも、まるごとバックアップするのも自由だ。
まずはGoldcardを作る。これが一番謎な作業だ。なんでも、デバイスチェックを完全にスルーさせて、アップデートファイルを適用させる特殊なmicroSDだということだ。とにかく、それを作成する。
次に、そのGoldcardにAndroid1.5ベースのアップデートイメージを格納する。モノはHTC MagicのT-Mobile版で、グレーと言うよりブラックな代物。かと思いきや、これはGoogleとカスタムROM製作チームの一部が協議して、黙認状態で流通させているものとか。これが無いとカスタムROM製作が不可能になるのだが、Google自身はカスタムROM製作をむしろ奨励したいくらいの立ち位置なので、T-Mobileも表立って差し止めてないみたいなのだ。俄には信じ難い話だが、Android界はなんでもアリだな。
というところで出社し、残り作業は深夜帰宅後になった。
さて、このGoldcardを差して、HT-03Aをリカバリモードで起動すると、適用が始まる。再起動するとスプラッシュからしてT-Mobile機に化けてしまった。さらばドコモワールド。
次にrootを奪取するための作業。といっても、これはパッケージにまでまとめられているので、とあるアプリをインストールし、起動するだけの簡単なお仕事。これでルート権限を手にいれることが出来た。それをオーバークロックアプリで確認して、今日の作業はお終い。
2010年05月27日(木曜日)
朝、今日から実用しようと思い、b-mobileのモバイルルータにVAIO Xから無線LAN経由で繋ぎにいった。が、つながらない。接続には行くのだが、そこで拒絶されている雰囲気だ。では、と思い、Willcom03、HT-03Aで同じく試みたが、同じ結果に終わった。時間が無いので、究明は帰宅後に回す。
帰宅してまずやったのは、U300 simを単独でVAIO Xに入れてみることだった。これでちゃんと接続出来る。モバイルルータに戻して接続を試みるも、やはり朝と同じく拒絶される。ということは、ルータ側の問題だということだ。
万が一に接続時のパスフレーズ誤りがあったらと考え、一度初期化を試すことにした。説明書によればWPSボタンと電源ボタンを10秒間同時押下するのだという。ところが、やってみても電源が入り切りされるだけで、何かが起こっている形跡はない。それどころか、その後は接続を試みると、勝手に電源が落ちたり、電源ランプがでたらめに移行したりと散々だった。
そこでGoogle先生にお伺いすると、どうやら似たような現象が頻発しているようで、『ハード不良では』という声が多かった。無線APへの接続時の暗号化方式としてWPAを選択するのがトリガーになっているのでは、という意見も散見された。
どうしよう。すぐに送り返したいところだが、しかしb-mobileからはなんのアクションも無い。実はこうすれば回避出来るという手順が開示されたら、場合によってはそれで運用してもいいのだ。それで、しばらく使わないという状況になったら、修理依頼すればいい。それを待とうと思う。既に多数の苦情が寄せられているようなので、とりあえず僕の分も加えておいて、静観しよう。その間、このsimはVAIO X専用に出来るな。南会津にはこの構成で連行しような。
2010年05月24日(月曜日)
B-Mobile U300を申し込んで、なんとなくXperiaへの機種変機運が盛り上がってきた。HT-03Aで現行Android1.6だと、なぜかU300 simが使えないというのだ。なら、使えるというXperiaに機種変はどうだ。
帰路、立場のドコモショップで相談してみた。すると意外にカネがかかることが分かった。HT-03A購入時の2年サポートが負債として結構重いこと、またXperiaで使おうと思っていたご愛顧割が、実はやはり2年縛りの一環であることが分かった。後者は、縛りではないと誤解している解説ページを参照していたので、僕自身も誤解していた。基本\21000の2年サポート(縛り)にいくらかの上乗せとしてご愛顧割なるものがある形なのだ。なら、機種変してもまた縛りが発生するなあ。
合計すると、6万円近い金額になりそうなので、見送った。IS01も出ることだし、Android端末はIS01で一本化するか。実はHT-03AでもカスタムOS化すればU300使用は不可能ではないので、まあ場合によってはそうして使うのもアリだな。
しかし、U300一番の目的は、やはりsimロックフリーな端末への適用だから、Android2.2の状況を見て、適当な端末を買うかも知れない。
2010年05月16日(日曜日)
早速、ATOMなサーバ建造に着手した。
今回に入手したのは、GigabyteのGA-510UDというATOM D510なMB、それ用にDDR2 800MHzな2GBメモリ2枚、INTELの安い40GB SSD、SilentCool530という静音電源。その他Acerの24インチ1920*1080モニタ、バッファローの5ポート1000BASEハブ、16GBのUSBメモリなどを入手したが、これらは既存システムに適合させるものだ。モニタは早速WHS機に繋いだが、やはりいちいちモニタ切替器で切り替えなくていいのは便利だ。1000BASEなハブは、手許の機械がいつの間にか全てGBなLANばかりになったので、ボトルネックになったハブを替えるためのものだ。家庭用でGiga Bitは要らんだろうと思っていたのだが、WHSからLinux機へのバックアップを見ていると、ネットワークの帯域をほぼ使い切っていて、明らかにボトルネックになっているのに気づいたので、観念した。
さて、今はP4 2.4GHzなUbuntu機を開腹し、パーツを交換してゆく。D510は動作周波数が最大1.6GHzだし、命令のOoO実行もしないのでP4 2.4GHzよりは不利だが、HyperThreadをサポートして、かつマルチコアなので、最終的には性能アップにつながるはず。なにより、消費電力はP4ベースで組むより桁違いに低いはず。
新MBにはSATAポートが4あり、IDEコネクタまである。旧Ubuntu機は、IDEなHDDにシステム、そのスレーブにDVD-ROMドライブをつなげていたので、HDDは外してしまい、IDE系としてはDVD-ROMドライブのみ残す。そしてINTELのSSDをシステム用に、1GBのSATA HDD2台をデータ用にするのだ。
ある程度組んだところで、Ubuntuの最新インストールイメージをダウンロードする。CD-ROMイメージを焼いてみると、あれ失敗だ。サイズが680MBもあって、古い650MBのメディアには収まりきらない。700MBのを探し出して焼いた。
ここで境川に、ポケロケを向けた。ポケロケはMasterXlよりも軽いこともあり、やはり軽い走りだ。しかし、なぜか微妙に走り難い気がするなあ。そこでハンドルを10mm下げると、かなり走りやすくなった気がした。あれ、前は低すぎて辛いと思って上げたのに、なんだか違う。やはり体幹が鍛えられてきたのか。
境川沿いのアパート前の
花畑。ここはいつも花に溢れている。
気温が高く、強い向かい風だが、
ポケロケは軽く走って行ける。
境川自転車道南端、大清水高対岸で折り返し、帰宅すると、ちょうど
陽が落ちるところだった。今日も一日、無事に終わったな。
おっと、寝るまでに新Linuxサーバを立ち上げねば。焼きあがったUbuntu Server 10.04のインストールを進める。CD-ROMからのブート、ストレージの認識とも問題なく進み、一風呂浴びて出るとインストールが完了していた。Ubuntu ServerはXなデスクトップをインストールされないので、apt-getでUbuntu-Desktopを入れて、startxし、GUIベースで各種設定をする。そしてsambaだ。swatで設定すれば、と思いきや、なぜかトップページ以下の設定画面に飛べない。それはsmb.cnfを手で書いてやった。これでsambaも使える。
ATOM D510ベースのサーバは、期待通りの低発熱で、ボードに触れてもアチチとならない。発熱しそうなのはSATA HDD2台くらいか。こいつらをBIOS設定でRAID0に組んでやると、UbuntuではJmicronのチップ下にあるRAIDストレージに見えるので、そのままストライピングさせて2TBのストレージにしてやった。また騒音もLANTANKより静かなくらいで、これなら常時起動に耐えられそうだ。いいね、これは。WHS機もこんな構成で組みたくなったくらいだ。が、これは主力機のアップグレードと合わせて考えよう。
2010年05月13日(木曜日)
22時02分
コンピュータ
天気:一瞬の雨頻発
Faithからまたメールがあった。曰く『ごめんごめん、心配させたけど週末に入ることになったからね』と。俺の昨日の思考時間を返せ!
まあともあれ、ATOMでLinux機をという路線はこれで復活だな。D510でのLinux適用は前例があるので大丈夫だろうが、問題はこのMB特有の部分、すなわちSATAポートの増設分を認識出来るかだ。チップは一般的なものらしいので行けると思うのだが。
これでATOMでのLinuxサーバ建造という路線に回帰したので、主力機、WHS機に関してはまた別途考えないと。これは換骨奪胎順次流用作戦で行こう。
ATOMなMBはゆっくり始末するとして、一緒に注文したサブモニタはさっさと据えないとな。というか、これが一番環境を変えそうに思う。
2010年05月12日(水曜日)
23時09分
コンピュータ
天気:晴れやら雨やら
数日前にATOM機を仕立てるべく、ATOM D510なメインボード、GIGABYTEのGA-D510UDを発注したのだが、Faithより返答があり『品切れで再入荷見込み立たず』と来たもんだ。ううむ、これ以外のD510用MBはSATAポートが2しか無い。こいつはINTELチップの他に独自チップセットでポートを増設していたのだが、それで品薄になったのか、あるいはそこに問題があったのか。
いずれにせよ、一度キャンセルして、戦略を立て直すことにした。
欲しいのは常時起動しておけるファイルサーバだ。これをLinuxで立てようと思っていたのだが、別にWHSでもファイルサーバとしては同じことだ。むしろWindows機の自動バックアップを考えると、WHSを常時起動しておいた方がうれしい。ならWHS機の増強をメインに考えるか。
しかし、WHS機の増強は、主力機のそれとセットで考えていた。ならば主力機も増強しちゃおう。
まず主力機をCore i5辺りに更新。現在の主力機を横滑りさせてWHS機にする。すると、現用主力機はスリムデスクトップなので、共用ファイルサーバ用ストレージで悩む。今の500GBシステムディスクの他に、WHS機に入っている1TBのディスク2台を納めるのは大変だ。そこで共用のストレージは2TBのディスク1台に更新してしまおう。これでシステムディスク500GB+共用ストレージ2TBのWHS機を仕立てることが出来る。現用主力機は非常に静かなので、常時起動でも問題ないだろう。
浮いた1TBディスク2台は、今Ubuntu機で使っている分と合わせ、現WHS機を流用する新Linux機に収めてしまおうと思う。この1TBディスクでRAID5を組んで、WHS機のバックアップ先にする。4台でRAID5を組むんじゃなくて、2+1台で2TB分組んで、1台は予備に回そう。すると現WHS機ではSATAポートが2+2しかないので、システムディスク分を考えるとアウトだ。なので、別途4ポートのSATA拡張ボードと入れ替えよう。
これで現用Ubuntuを入れているP4 2.4GHz機が浮くが、これは実験機にするか。すると今実験機機械を処分しなければならないな。また粗大ごみ処分月間が始まるのか。