Strange Days

2000年03月31日(金曜日)

今夜の観望

23時46分 星見

 いい気分で帰宅して、明日は謎宴会だから早く寝なくちゃ、と思いつつもチャットしてしまう俺様だった。チャットを早めに切り上げて、ベランダに出て夜明け前の星を眺めた(ようするに早寝してない)。今夜はシンチレーションが安定していた。

2000年03月30日(木曜日)

今夜の観望

23時44分 星見

 帰宅したのが20:00過ぎ。それから望遠鏡を出してオリオン座に向けた。オリオン座は既にかなり高度を下げている。望遠鏡はこいぬ座方面にも向けることが出来る。明るい星が視野の中心に燃えている様は見ものだ。
 望遠鏡をさらにしし座のレグルス辺りに向けてみた。天頂近いのでレグルスだけが視野に入っている状態だ。しかし天頂近辺の空の透明度は低高度のそれとはかなり違う。
 食事して風呂に入って、日付が変わる頃にベランダに出てみたが、既にかなりの雲が空を覆っていた。眼が闇に慣れてないと星が見えず、曇っているのか見えてないだけなのか区別がつかないので、しばらく空を見上げていた。が、やはり曇っている。双眼鏡で星を見ると、嵩がかかっているのがわかる。望遠鏡をしまいこんで寝た。

2000年03月27日(月曜日)

今夜は観望なし

23時38分 星見

 夜になってベランダに出たら、空が曇っていた。観望はなし。その代わり、発注した赤道儀が発送された旨、メールで来ていた。早いな。週末は赤道儀を抱えて近所をうろうろすることだろう。

2000年03月25日(土曜日)

今夜の観望

23時55分 星見

 さて、シンチレーションの安定した今夜は、オリオン大星雲が相変わらず良く見えた。双眼鏡を東に向け、上りつつあるおとめ座方面を眺めた。おとめ座近辺には、髪の毛座局部銀河群があって、M天体が密集しているはずだ。しかしおとめ座の形が良くわからない。スピカだけは良くわかるのだが。
 LV4mmは5mmに比べてさほど差がないように見えた。あまり必要なかったかもしれない。
 チャットしてインターネット放浪している間に、とうとう赤道儀と三脚を発注してしまった。最近発見したインターネット通販(確かKYOEIだか誠報社だかがやってるところ)で三脚とムーングラス込みで発注した。モノはVixenのGP赤道儀に赤経モーターを組み合わせたもの。問題はベランダに収まるかどうかだが......。
 チャットを抜けてベランダに出ると、もう空は月の天下だ。おとめ座方面を見るなら0:00辺りが良さそうだ。月をしばらく眺めて寝た。

2000年03月24日(金曜日)

今夜の観望

23時13分 星見

 春めいてきて、風も凪ぐ日が増えてきた。今夜も多少の風はあったが、大体のところシンチレーションは安定していた。
 帰ってすぐに望遠鏡を西空の木星と土星に向けた。既に低高度にあるこれらの天体は大気の影響を大きく受け、シンチレーションは安定せず、また倍率を上げるとどんより濁ったように見えてはっきり見えない。観測シーズンは終わった。
 望遠鏡をまだまだ高度の高いオリオン座に向けてみた。赤道儀と三脚を逆接する前は見えなかった高度だが、今はさらに天頂近くまで良く見える。ただし手前の手すりが邪魔になるので、エレベータを上げなければならない。オリオン大星雲は相変わらずの美しさ(もちろん写真で見るようなものではない)。トラペジウムも四つまで分離できた。M42も細かな星まで良く見えた。
 ところで手持ちのBORG製SWK22mmは確かに見かけ視野が広そうではあるのだけど、アイリリーフの短さには閉口する。本当に密着しないと良く見えないのだ。WO13.5mmも似たような傾向があるので、BORG製の安価な接眼鏡はアイリリーフと引き換えに安価を実現したのかもしれない。SWKは視界周辺の像の崩れがすごい。でもまあ視界中心で像が安定していれば問題ないだろうし、物凄く安いのでなんでも許せちゃうな。軽いのも良い。
 ちょっとチャットしようと思ったらもう終わっていたので、2:00くらいにまたベランダに出た。この時刻には月が沖天にかかっていて、空一面が真っ白という感じだ。やむなく月に望遠鏡を向けた。1週間ぶりの月はかなり欠け始めていて、昼夜境界線上の山脈がくっきりと見えた。

2000年03月22日(水曜日)

自動導入

23時55分 星見

 眠れないのでインターネット遭難に出かけた。望遠鏡関係を回っていると、最近Meadeが売り出した低価格の自動導入望遠鏡をあちこちのショップで見かける。60mmの屈折式に自動導入用コントローラを組み合わせて5万しない。なんだかやたら欲しくなるアイテムだ。
 Meade製品は海外のショップと国内のショップとで価格差が目立たないものが多い。ETX90ECやLX200-20なんかはかなり戦略的な値付けがされているといえる。市場を広げるのに熱心なメーカーのようだ。逆にCelestronは内外価格差が冗談のようなレベルにある。国外で3000ドル程度の製品が国内では60万円で売り出されるなどざらだ。望遠鏡の評判はいいのだが、その姿勢には大いに疑問を抱かざるを得ない。

2000年03月20日(月曜日)

今夜の観望

23時04分 星見

 3連休も終わり。黄昏ながらチャットして、抜けた後に望遠鏡を出した。昨夜はシンチレーションがきわめて安定していたが、今夜はちょっと風がある。
 満月が沖天高くにかかっているので、他の星はほとんど目に付かない。素直に月に望遠鏡を向けた。春分の日の満月は目が焼けそうなくらいの明るさで、実際のところ明かり無しで本を読めそうなくらいだ。
 しばらく130倍弱で月の地表を眺めていたが、物足りなくなってきたので思い切ってLV5mmに2.2倍バローレンズをかませてみた。280倍強の高倍率だ。さすがに視界がかなり暗くなるが、対象が月なので光量は十分だ。重くなってプラスチック製のチューブでは持たないのではないかと思ったのだけど、案に反してがっしりと支えてくれる。差し込みがかなりキツ目に作ってあるのが幸いしているのだろう。
 さすがに視界はぼやけるが、40倍程度ではまず見えない月表面の細かな地形も良く見える。月や惑星相手なら結構常用できるかもしれない。

2000年03月19日(日曜日)

今夜の観望

23時01分 星見

 予報では終日曇りという事だったし、チャットしながら宵の空を見上げると雲が多かったので、今夜の観望は無しだろうと思っていた。ところがチャットを抜けてふと空を見上げると、晴れ晴れと冴え渡る夜空である事よ。
 いい機会なので、望遠鏡に架台にちょっと手を加えた。手を加えるといっても、架台への赤道儀の取り付け方を逆に変えただけだ。従来は三脚の一辺が手前に来るようになっていたのだが、それを逆にして手すりの側に一辺が来るように変えた。こうすると、赤道儀の中心がより手すり側に寄り、天頂まで見渡せるようになるのだ。その代わり、手前の低い高度の天体を見るには、エレベータを上げる必要が生じた。こうすると振動に弱くなるのだが、致し方ないだろう。多少なりとも改善しようと、オプションで買ったストーンバッグを付け、適当な重しを載せてみた。多少、耐震性が改善されるようだ。
 早速、西空にかかっているスピカ(前にカペラと書いたが間違え)やアンタレスに向けてみた。満月間近の月が非常に明るく、明かり無しでも天文ガイド誌の星図を読めるほどだった。星図と見比べながら、ようやく今見ているのがスピカとアンタレスである事を納得した。しかしM4が見えないのは気持ち悪い。天頂近くのアルクトゥルスにも望遠鏡は向けられるので、観測範囲はかなり広まった感じだ。しかし都市の光害はなかなか難敵である。

2000年03月17日(金曜日)

星座を探す

23時53分 星見

 今夜の観望は晴れた空に助けられて大いに収穫があった。木曜日の雨に大気中の粉塵が洗い流されたのか、透明度はかなり高い。また風が弱かったのでシンチレーションも悪くなかった。こんな夜のオリオン大星雲の眺めは見事なものだ。8"級のシュミカセが欲しくなる瞬間だ。M42も大倍率で安定して見える。
 夜明け前にもう一度空を見た。相変わらず大気は安定しているが、明るい星が少ないので寂しい感じがする。前から4時ごろに東南東辺りに見える赤い星がアンタレスだろうと目星をつけていたのだが、その周囲の星の配置がなんだかさそり座に見えず、その同定に苦労していた。今夜は時間があるので、天文ガイドのとじ込み星図を眺めつつ、ああでもないこうでもないとためつすがめつ見比べた。ずっと西の方に明るい星があって、これがカペラのような気がするのだが、2等星以下の暗い星ばかりなのでなかなかはっきりしない。困りつつ星図と空を眺めていると、ふと非常に特徴的な星の並びを見つけてしまった。ちょうどカペラ(?)とアンタレスの中間付近だ。渡り鳥の雁行のような、五つの星が上向きの矢尻型に並んだ、ちょっと珍しい配置だ。星図を見ると、まさにその通りの並びがある。するとそれを挟んだ二つの明るい星はアンタレスとカペラか。それは予想以上に空に広く、かつ傾いて位置していた。考えてみれば空は球形で、星図はメルカトル図法で製図されたものなのだから、位置的に歪みが出るのは当然だろう。さらにアンタレス周辺の星の並びを眺めて、ようやくそれがさそり座であることを納得できた。サソリは地平線上の家々にしっぽを突っ込んで立ち上がっている。
 ようやく自分が見ているものの正体が知れたので、今見えている南天のM天体を探してみた。有名どころでは、M4がアンタレスの並びにいるはずだが......見えない。それらしいものが見当たらない。ガイドブックによれば、M4は小口径の双眼鏡や、場合によっては肉眼でも見分けられるそうなのだが......。それが見えないということで、本当にこれがさそり座であるかどうかがまたあやふやになってきた。いやまあ、その他の星の並びなどが一致しているので、間違いないと思うだが......たぶん。
 同じようにカペラ周辺のM天体も探しては見たが、これらは仰角30度以下の低い空にあり、なかなか見えてくれない。ベランダからもっと天頂近くまで見渡す方法が必要になりそうだ。さて、どうしたことか。

2000年03月16日(木曜日)

今夜の観望

23時51分 星見

 帰宅した頃には雲が空を覆っていて、観望は無理だと諦めていた。ところが寝る前にベランダに出てみると、いつの間にか雲は駆逐されて晴れやかな星空が広がっているではないか。
双眼鏡でしばらく空を眺めてみた。月はもう西の空に傾いていたが、双眼鏡を向けると眩しいくらいに明るい顔を見せてくれた。それにしても色収差の大きい双眼鏡だ。南西の位置にケンタウルス座と思しき星座がかかっていた。一番明るいこれが太陽系に一番近いアルファ・ケンタウリか。......本当に合ってるんだろうな?(爆) ちょっと無理な姿勢ながら、天頂近くに双眼鏡を向けてみた。いつも見ている高度の低い領域と異なり、小さな星の連なりが絨毯のように見えた。あたり前の事だが、天頂付近は星の光が大気を通過する距離が一番短いので、光が減衰したり発散したりする事が最も少ない。そういうわけで天頂に望遠鏡を向けたいのだが、ベランダからだと手すりに付けるタイプの経緯台が無いと無理だ。秋葉で探してくるか。

2000年03月15日(水曜日)

今夜の観望はなし

23時49分 星見

 曇っていたので、今夜の観望は無し。この所、夜になると曇る日が続いている。

2000年03月13日(月曜日)

今夜の観望

23時45分 星見 天気:晴れ時々曇り BGM:Bound to Fail/Accept

 早く帰れたので、望遠鏡を木星に向けてみた。19:00時点で既に西の空低くにあり、間もなく観測シーズンは終わりそうだ。そのせいか、揺らぎが極めて大きく、像が安定しない。慎重にピントを合わせても縞3本が見分けられるかどうかという程度だった。土星も輪が分離できるという程度。
 もう少し高度の高いオリオン大星雲やM42はマシだったが、トラペジウムの星を分離するのが精一杯だった。しかし大気の透明度自体は高かったのか、心なしか星雲全体に赤味がかかっているようにも見えた。気のせいかもしれない。また外し見で星雲の形を読み取ると、大体写真で見るそれに近いものが見えているように思えた。大口径の望遠鏡ならもう少しいけるかもしれない。
 天頂近く、屋根に隠れるぎりぎりの辺りにすばるとヒアデス星団が見えている。こちらも望遠鏡を向けたらさぞかしいい眺めだろうが、路上にでも持ち出さない限り無理だ。
 日付が変わる頃にベランダに出てみると、もう空を雲が覆い尽くしていた。こりゃあかんとばかりに望遠鏡を仕舞い込んだが、2:00くらいにもう一度出てみると、雲が次第に東に追いやられ、晴れ間が広がりつつあるところだった。もう望遠鏡を出す気にはなれず、双眼鏡でしばらく空をなぞってみた。この時刻にはやはり天頂近くに明るい星が集まっている。Borg100EDもかなりお手軽な望遠鏡だが、もっと軽いのが欲しいところだ。

2000年03月12日(日曜日)

今夜の観望

23時59分 星見

 20:00頃に空を見ると、やっと晴れ間が広がっていた。望遠鏡を出して既に高度が低い木星に向けると、高度が低いせいで揺らぎが大きく、縞がかすかに見える程度だった。
 オリオン大星雲も生彩を欠き、M41も見づらい事おびただしかった。一見して空の透明度は高そうだったが、雲が生じ易く朧が広がっていたようだ。
 日付が変わる頃に空を見ると、既に雲が空を覆い尽くしていた。
 天文ガイドやスカイ・ウォッチャーの広告を眺めていて、最近頓にベランダの狭さを克服するアイテムの必要性を、強く感じるようになってきた。一つはベランダの手すりに取り付ける頑丈な経緯台(別に赤道儀でもいいが)。これがあれば奥まった位置に望遠鏡を置いて視界が制限される事無く、空を観望できる。もう一つは全長のなるべく短い大口径望遠鏡。大口径といっても8インチとかになるとハンドリングもままならないだろうから、10cmくらいで十分だ。これで全長が短いとなると、どうしてもマクストフ・カセグレン式などが候補に上がるだろう。実際に10cm級で安価なものもあるようなので、良く見えるかどうかは別として一つ入手したいものだ。

2000年03月11日(土曜日)

今夜の観望は無し

23時37分 星見

 また曇り。曇りの日が続きます。

2000年03月10日(金曜日)

今夜の観望もなし

23時27分 星見

 帰宅して、カレーうどんを作って食らったが、明日は休日出勤せざるを得ないので、かなりテンションが低く、望遠鏡は出さなかった。その癖チャットにはまって2時過ぎまで起きている俺様だった。なにしてるんだか。
 寝る前にベランダに出てみたが、雲が多くてシリウスがぼんやり霞んで見える程度だった。

2000年03月09日(木曜日)

今夜の観望

23時15分 星見

 すげー眠かったので無しです。ちょっと雲も出てました。

2000年03月08日(水曜日)

今夜の観望

23時03分 星見

 早く帰れたので、8時前には望遠鏡を空に向けていた。まもなく観測シーズンが終わる木星と土星を観望する。この日は大気中に水分が多いせいか、、透明度、シンチレーションともに悪く、木星も土星もボケボケに霞むだけだった。高度が低かったのも災いしていただろう。オリオン大星雲、M41はそれよりははるかにマシだった。しかし春の霞が頻繁に雲を作るので、観測には不利な季節がやってきた。
 飯を食って風呂を沸かし、少し横になっていたら、うっかり2:00まで爆睡する羽目になった。ノロノロ起き出して、風呂に入り、インターネットで遭難し、寝る前、4時ごろにふと空のことを思い出した。
 ベランダに出ると、さっきまでの曇りがちの空はどうしたことか、ほとんど雲のない快晴が広がっているではないか。肉眼では暗い星までは見えないのだが、双眼鏡を向けるとたくさんの星が散らばっているのがわかった。全体像を朧に想像してみると、なんとなくさそり座のような気がするのだが......。あちこちのWebページで今の星座を見てみると、真南に来るのはどうもさそり座らしい。正しいのかな?
 さそり座ならばアンタレスがあるはずだが、それは頭上に延びているのかこの時には気づかなかった。しかし望遠鏡で眺めていると、どうしても光芒が小さくならない星があるのに気づいた。もしやと思って大倍率で見てみると、思ったとおり2重星だった。なるほど、これが重星かと思うような、ごく近接した星たちだ。星図で見ると、さそり座には確かに2重星が含まれている。しかし周囲の星座がまだ見分けつかないので、本当に見ているのがさそり座なのかどうか不安だ(爆)。
 星座を見分けにくい一因は弱い視力にある。メガネを作り直すか。

2000年03月07日(火曜日)

今夜の観望

23時55分 星見

 22:00過ぎにちょっと望遠鏡を出してみた。既に冬の大三角形もかなり高度を下げ、間もなく夕暮れに沈むようになってしまうだろう。シンチレーションは安定していたが、心なしか透明度が低く、オリオン大星雲はあまり細かく見えなかった。黄砂が降る季節がやってきたのだろうか。
 ちょっと食事して、11時過ぎにまたベランダに出たら、もう薄い雲が空を覆っていた。

望遠鏡自作の世界

20時59分 星見 天気:晴れ時々曇り

 望遠鏡関係の掲示板を巡っていると、自作の情報が結構目に付く。市販の望遠鏡は使い勝手で不満がある、あるいは大口径のものは価格が高い、などと言った理由から自作に走る人は少なくないようだ。
 自作も様々なレベルがあって、キットを用いる人からレンズを磨く人までいる。レンズだけ買って口径60cm(!!!)の反射望遠鏡を作っちゃった人もいるらしい。凄いな、かつての国立天文台レベルだ。
 さすがにレンズ(反射鏡)を磨く場合は反射式がほとんどだが(屈折式のレンズだと両面を研磨しなければならないため)。メッキとかはどうするんだろう、業者に出すんだろうか。
 Borg100EDはかなりのポテンシャルを持った望遠鏡だが、都会で淡い天体を見るとなるとより大口径が欲しくなる。8"級のシュミット・カセグレン式は比較的安価だが、それでもあれこれで40万するのだ。それを考えると淡い天体観望専用のドブソニアンでも自作したほうが安上がりかもしれない。
 レンズはロシアが得意らしくて、大きなものでも結構安価であるようだ。なにか、かつてのPCパーツ個人輸入を思わせる(事実はこっちの方が先にあった世界なのだが)。

2000年03月05日(日曜日)

今夜の観望もなし

23時56分 星見

 朝のうちに雨は上がり、一日中どんより曇った1日だった。宵の口にベランダに出ると、多少の切れ目は見えたので晴れてくれるかなと思った。しかし日付が変わる頃になっても空は晴れず、今夜の観望も無し。天体観測には不向きな春がやってきた。

2000年03月03日(金曜日)

今夜の観望

23時48分 星見

 早い時間に帰ったので、まもなく観測シーズンが終わりそうな木星と土星を眺めた。今夜は風が強く、シーイングは悪い。視界の中の木星が揺れる揺れる。シンチレーションのせいもあるが、なんといっても三脚の剛性が低すぎるのだ。軽いカメラ三脚だからねえ。そろそろ換え時かも。でもシンチレーションが安定した瞬間には、すばらしくくっきりと木星の縞縞や土星の輪が見えた。~
 早朝にもう一度さそり座でも眺めようとベランダに出てみたが、既に雲が厚く空を覆っていた。~

2000年03月02日(木曜日)

今夜の観望は無しです

22時33分 星見

 帰宅したのは20:00過ぎ。しかし異様に眠かったので、今夜の観望は無しにした。しかし寝る前にベランダで双眼鏡を空に向けてみた。相変わらず星座が分かりません(爆)。でもなんとなくさそり座を見分けられたような気がした(気がしただけか)。

2000年03月01日(水曜日)

今夜の観望

23時29分 星見

 早目に帰れたので、今夜も木星と土星に望遠鏡を向けた。今夜は風が弱くて、シーイングも良好。大気が安定した瞬間には、木星の縞がかなりくっきり見えた。見え方から考慮して、もしも大赤斑がこちらを向いていれば見えたはずだ。ガリレオ衛星も鋭く小さな輝点となって見えた。
 アイピースの位置的な問題から、時々左目でのぞいていたのだが、どうも僕の場合は左目の方が優秀らしい。右目では縞縞が滲んだように見えるのだが、左目でピントを出してやると縞がくっきり見えるのだ。それどころかその地の斑も見えそうな気がするほどだった。土星も輪がくっきり識別でき、倍率を上げればカッシーニの間隙も見えそうだった。大気が安定する夏場に見てみたいものだが(暑くて死ぬかも)。
 ちょっと横になっていたらいつの間にか深夜になっていて、寝る前に空を見てみた。深夜の冬空は明るい星座たちが既に沈み、見た目は寂しいものだ。しかし双眼鏡で眺めていると、面白そうな星の並びが次々に目に入ってくる。これは、さそり座だったかな.....星図を見てもわかんないや(爆)。昔は結構星座を憶えていたものだが、さすがに20年も経つとあらかた忘れてしまうのである。早見表を作っておくか。