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Strange Days
2001年01月30日(火曜日)
23時55分
星見
今夜も空は晴れ晴れとしている。しかし寒いのである。21:00過ぎ、寒さに震えながら、ベランダにMIZAR20*80を出して星を眺めた。
空は晴れているのだが、シーイングは高くない。高空の風があるようで、星像の揺らぎが大きい。しばらくして闇に眼が慣れると、オリオン大星雲の散光がかなりくっきり見えてきた。しかし、ベランダから目に入る唯一の大光源、中学校の校舎にまだ明かりがあったので、いまいち暗く見えない。ほぼ南中しているシリウスに向け、下に引いてゆくと、M41がポツポツと見えた。本当にポツポツという感じだ。10*42だとまるごとボヤッとしたにじみにしか見えないのだが。
日付が変わる頃にまたベランダに出て、西に沈み始めているオリオン座を見た。部屋の明かりを消してなかったので暗順応が充分でなかったのだが、しばらく手で遮光しながら見ていると、オリオン大星雲から三ツ星にかけての見事な眺めが浮かび上がってきた。
猛烈に眠いので、この辺で就眠。
2001年01月28日(日曜日)
23時55分
星見
21:00過ぎに外を見ると、曇るという予報に反して晴れがっている。この機会を逃すまじと思い、100EDをベランダに出した。
晴れてはいる。しかし大気中の水分が多く、視界はかなり曇っている。オリオン座の三ツ星付近から小三ツ星への近辺は、相変わらず見事な眺めだ。しかしトラペジウムは三つまでしか見えない。やはりかなり霞んでいるのだ。
M41に100EDを向け、SW24.5で導入、UW6.7で眺めた。ほぼ南中しているにも関わらず、見える星はやや少なめ。
昨夜晴れていたら、きっと見事な眺めだったのだろう。
2001年01月23日(火曜日)
23時55分
星見
日付が変わる頃、凄く眠かったが空は晴れていたので、双眼鏡を手にベランダに出た。MIZAR10*42という小口径でも良く見える。空がそれだけ透明なのだろう。オリオン座の近辺には細かな星がウジャウジャ群れている感じだ、もう少し目が暗順応していたら、さぞかし見事な眺めだったろう。一方、シリウスの近辺を歩いていると......おや、M41がちゃんと見える。ぼんやりした星の塊という感じだが、それでも見えるものは見えるのだな。
それにつけてもキヤノン18*50ISの欲しさよ。
2001年01月14日(日曜日)
23時55分
星見
実家から戻って以来、あまりに寒い日が続くので、星見の方がお休みになっていた。さすがに氷点下の寒空で、風に吹かれながらの観望は命に関わる。とは思ったが、今夜は非常に星空がクリアだったので、久しぶりにベランダに100EDを出した。
TG-L経緯台に100EDを載せる間にも、あまりの寒さに手がかじかんでくる。僕は北海道では越冬できない人間だな。
まずは小三ツ星から三ツ星にかけて、LVW42、SW24.5を取り替えながら見た。低倍率だと非常にきれいに見える。が、UW6.7でM42を見ると、像が揺らいで星像が収束しない。風が強いのだ。
ふと思い出して、シリウスを標的にして、ファインダーの照準を合わせなおした。この間の帰省でばらしたので、てんで合ってなかったのだ。そしてシリウスの南の方を探すと、今夜もM41がきれいに見えた。ある意味、M42よりも冬の象徴のように感じられる。小さな、控えめな星団だ。UW6.7に換えると、視界一杯に星が散らばって見える。
この辺で、脳天が寒くなってきたので、撤収した。
2001年01月04日(木曜日)
23時55分
星見
天気:晴れてきた晴れてきた
せっかく持って帰った100EDだが、実は今日に至るまで一度も出してなかった。呉の空は、どういうわけか夜には曇るのである。気候が冬型に移行した影響もあるのかもしれない。ともあれ、夜になる度に曇り空を見上げてため息をつく日々だった。
今日もやや雲が多いが、せっかくだからと望遠鏡を家の前に出してみた。実は、帰省した翌日に、裏山になかなかすてきな星見スポットを発見してはいたのだ。しかし市街地の光がもろに目にはいるし、風はもろに食らうしで、冬場は特に辛そうだ。というわけで、家の前に出したわけだ。
とにかく寒い。帰省して以来、外気は一段と冷たくなってきたように感じる。簡易赤道儀を適当に北に向け、100EDをセットしてオリオン座に向けた。やはり背景が明るいが、それなりによく見えた。SW24.5で小三ツ星を見ると、なかなか美しく浮かび上がってきた。特にトラペジウムは複数の星に分離できる。UW6.7に換えてみたが、トラペジウムは四つに分離でき、しかし四つ目の星がかなり暗いという程度だった。
出していたのは家の前の駐車場だったのだが、やがて車が入ってきたので初星見はお終い。今年も良い星見ができますように。