Strange Days

2001年07月15日(日曜日)

寝る前に観望

23時55分 星見

 寝る前、3:00くらいにアパートの廊下から東天を眺めた。この時刻になると雲がわいてきていたのだが、その中でも金星の強い輝きは見間違えようがない。それを18*50ISで眺めていると、おや、その西に変わった形の天体がある。土星だった。楕円形に見える。さらに、その北東に、別の明るい星があった。たぶん、木星ではないか。
 そんなこんなで、なかなか楽しかった一日も終わり。はあ、疲れた。

久しぶりに望遠鏡を出した

23時06分 星見

 今夜も快晴だ。残念ながら少し雲がかかったが、観望にはそれほど問題になりそうにない。ベランダに経緯台を出し、久しぶりに100EDを設置した。
 今夜のシーイングは8/10くらいだろうか。地上で風が強い割りに、星は瞬かない。薄雲が時々かかるのが残念だ。
 まずM4を探した。SW24.5を着けてアンタレス近辺を見ると、ぼんやりしたかたまりが見えた。M4は見える。でも面白くない。やはりM7だ。M7を探して向けると、視界一杯にたくさんの輝点が散らばる、見事な眺めが広がった。M7のメンバーの中、比較的明るい星達が手前に、暗い微光星たちは背景に退いて見える。不思議だね、たぶん、距離的にはそんなに離れてないはずなのに。M6もこぢんまりした姿を見せてくれる。M8を見つけるのには、意外に手間取った。ワイドビノでも100EDについている高橋5*30ファインダーでも、M8は淡すぎてよく見えないのだ。が、導入すると、散光を背景に微光星が群れる様がよく見えた。アイピースをUW6.7に交換して、さらに微光星を眺める。微光星の斜め下(西側?)に散光の中心があるようだ。M22も手間取りながら導入成功。ボヤッとした光の塊に見える。この辺で、NGC6087が見えていたので、入れてみた。視直径の小さな散開星団は、とてもかわいらしい眺めだ。
 次に目立つ火星を入れてみた。こいつは低倍率では面白くないので、Or6+2.2倍バローで強拡大してみる。なんとなく、模様が見えるような見えないような......。
 ここでしまおうかと思ったが、思い直してC8EXも出してみた。こちらで見るM8は、100EDでのそれよりさらに散光が強く、見事な眺め。M7はちょいと倍率高すぎて感動がないな。M22もなんとなく星団っぽい眺めになってくる。M4も見えるじゃん。
 火星を入れてみた。が、見え方は100EDとそんなに変わらない。明るくはなるのだが......。
 この辺で今夜の観望はお開き。ああ、久しぶりによく見たもんだ。