Strange Days

2002年10月27日(日曜日)

久しぶりに町田へ

00時00分 自転車 天気:晴れ

 昼近くまでぐっすり眠った。体の節々が凝っている感じだ。昨日のシングルトラックで、普段使わない筋肉を使ったからか。
 少しボーっとした後、TCR-2で外に出かけた。ちょっと、町田まで行ってみようと思った。
 どこで飯を食っていこうかと思ったのだが、湘南家に決定。湘南台まで出て、ラーメンとギョーザを食らう。本当は、カレーの方が、パワーが出るんだけどな。
 湘南台から、町田まで境川沿いを突っ走る。やっぱり、ロードバイクの走行感はいい。しかし、MTBはロードでは絶対走れない道を行く手段なのだな。などと当たり前のことを考えたりして。しかし、ああいうシングルトラックを走ることは、年に数回だろう。HARDROCK号のフレームを換えることを考えていたのだが、昨日の体験でちょっと日和気味になった。今のフレームで十分楽しんでからでいいじゃないか、とも思えるのだ。
 南町田辺りで、かわせみが出没するという通称猫販売機(いや猫が良く昼寝してる自販機があるので勝手にそう呼んでいるだけだが)で一休みし、その後は一気に町田まで走った。
 ダイソーの前にTCR-2を磔にし、歩いてイトイサイクルに向かった。面白そうなものはない。冷やかしただけだった。
 TCR-2で引き返し、南町田のグランモールへと向かった。グランモールではモンベルショップを見て回る。冬用のジャケットを考えないと。自転車コーナーでTREKのFUEL80に目が行った。このクラスのを買ってもいいな。
 グランモールから境川に復帰し、ダイクマまで戻った頃に日が暮れきった。ダイクマでZAVASのグリコーゲンリキッドを探す。が、大幅に改装されてしまったので、場所が不明だ。やっと2Fで発見したが、グリコーゲンリキッドは見当たらなかった。
 帰宅して、ホッと一息をつくと、朝方よりさらに体が痛くなっていた。後になるほど乳酸が効いてくるということか。

2002年10月26日(土曜日)

シングルトラック初体験

00時00分 自転車 天気:概ね雨

 朝4:30起床。身支度、食事をしてから、MTBの詰まった輪行袋を肩に、立場駅まで急いだ。今日はやまみちアドベンチャーのシングルトラックツアーに参加するのだ。初めてのシングルトラック、どうなることだろう。
 立場から戸塚、戸塚から東海道線、南武線、青梅線、五日市線と乗り継いで、武蔵五日市駅には8:45くらいに到着した。駅前に出ると、以前一度立ち寄ったことがあるやまねこ亭が見える。
 駅前でMTBを組み立て、やまねこ亭に近づくと、同じツアーに参加する人や、スタッフの姿が見えた。
 店内に入り、簡単なブリーフィングを受ける。今日は青梅、あきる野の境界線辺りの山道を走るのだという。生憎の雨模様だが、それほど強く降ってないのが救いだ。
 ツアーを引率するのは丹羽氏、御子柴氏、新美氏の三方。丹羽氏はMTBに関してはベテランのライターだし、後二人はSPECIALIZEDの契約ライダーだ。特に御子柴氏のベテラン然とした面構えは頼もしい。
 参加者は9名。うち夫婦での参加が3組6名だ。
 ブリーフィングの後はMTBを山道への入り口まで走らせる。結構な坂道をするすると登ってゆく一団。雨は強まったり弱まったりしている。
 雨で困ったことになっていた。今日はビンディングペダルではなくて、ロード用の細めのプラットホーム型ペダルを着けて来たのだが、これが安物の靴との相性が最悪で、濡れると即滑る。変速ショックだけでも足が外れてしまうくらいだ。これはかなり怖い。
 これで思い出したのが、BD-1を買って最初の頃、やはり雨中での走行でペダルから外れる恐怖を味わい、大型のプラットフォーム型に替えたことがあったのだ。あのでかペダルの方が良かったか。
 そんなことを悔やみながらも、一行はちょっとした空き地で小休止を取り、少しずつレクチャーを受けてゆく。まず乗り方、降り方、など。
 レクチャーが済むと、いよいよシングルトラックに突入だ。といっても、里に近い場所を走り抜けるだけだ。ここで段差、木の根に遭遇。これは強敵。雨でよく滑るので、なかなか乗り越えられないのだ。ましてや、ペダルのグリップに不安がある状況では。
 里に抜け、また少し山に向けて走ると、やがてえらく荒れた山道に到着した。この荒れ方だと、人間の足以外で踏破しようなどと思わないだろう。が、ここをMTBで登れるというのだ。
 ここからの2kmの上りはちょっと衝撃的。なにせ、道には木の根、石塊がゴロゴロしており、とてもじゃないが踏破出来そうに見えなかったからだ。しかし、先頭を行く御子柴氏は、身軽に駆け抜けてゆく。参加者の何人かも、結構走れたようだ。
 僕も突入する。木の根が滑り、石塊にぶち当たり、あえなく玉砕。だが、意外に乗り越えてゆけるものだ。とかいいながら、かなり押してしまったが。
 後で思ったのだが、果敢に挑んだ方が、恐々走るよりもいい結果が出せたようだ。
 2kmほどの激坂を登りきる。なんというか、20kmほど走ったような疲れ方だ。
 ここからはアップダウンを繰り返し、徐々に距離を伸ばしてゆく。相変わらず木の根と石塊に悩まされながら、半分以上は押して行く破目になる。上りはもとより、下りでも押す破目になるとは思わなかったが。なにせ、下りの途中で止まってしまうと、また乗ることが出来なくなってしまうのだ。
 激上りに泣き、激下りにドキドキしながら、やがて道がやや良くなってきた。「今日の参加者は声が出ないですね」とスタッフはいっていたが、雨のせいか少し難易度が高くなっていたように思う。
 やがて金網の側を延々と走るコースに乗った。自衛隊の施設なんだとか。金網に吸い込まれそうでかなり怖い。ここまでに何度も転倒していたが、このコース途中で大転倒をやった。後ろブレーキのケーブル固定が外れたほどだった。トーイン着け過ぎだったのを修正したら、今度はキーキー鳴くようになってしまったし。
 数度の転倒を乗り越え、しかし徐々に乗っていられる距離を伸ばしながら、やがてその金網と別れを告げた。
 次に待ち受けているのは、崖っぷちだ! 左手には2m以上の絶壁、道の真ん中には5cmほどの標識(行政区画の境界だかららしい)、そしておなじみの木の根と石塊も待ってる。ゲストで大穴も待っているよ! やけくそで駆け抜けて行く。今まではこけても大怪我は免れそうな雰囲気だったが、ここで左に落ちたら洒落にならない。ペダルから足が外れたらアウトだ! 俺様、危機一髪!
 恐怖の塊ではあるが、反面、非日常の爽快感もある道を1kmばかり走ったろうか。次第に乗って行ける距離が伸びて行く。そしてふと目の前に、舗装道との合流地点が見えてきた。スタッフが手を振って『行け』と合図している。舗装道路なら怖くないぞ(笑)。といいながら、雨に濡れた路面に気を遣いながら、しばらくダウンヒルを続けた。そしてようやく、街中に戻ってきたのだ。
 一般道を通り、またやまねこ亭へと戻る。車道の走行が、こんなに安心感一杯なものだったとは。
 やまねこ亭に戻り、ちょっと遅いランチを取りながら歓談する。僕はひよこ豆のカレーを注文。ここのカレーは、独特の風味があってうまい。
 丹羽氏に今日のコースの難易度を聞いてみたら、道そのものは上級と変わらないという。上級だと休憩が少なくなり、距離を稼ぐような行程を組むのだという。ロングライドで50km。ちょっと、身がもたないと思った。
 大島でもシングルトラックを走る。そこではクラス分けしてくれるので、走れない人もそれなりに楽しめるそうだ。
 御子柴氏が「いいよ」と勧めていたのが、スペシャのブレインショックと、ZAVASのグリコーゲンリキッド。前者はご一緒した参加者の方が「欲しいんです」といっていたもの。ペダリングのときには、本当にリジッドとして作動するという。ううむ、今日のようなコースだと、リアの衝撃吸収も助けになるかな。
 後者は神奈川支部の一部で流行っているもののことだ。運動中の栄養補給に最適だという。そんないいもんなら、試してみるか。
 ツアーは15:00に解散。僕は今朝来たコースを逆に輪行して、立場駅に18:00くらいに到着した。そして駅前で輪行解除していると、パラパラと大粒の雨が降り出した。この期に及んでか。大急ぎで帰宅し、なんとか濡れ鼠になるのは免れた。
 しかし、泥だらけになったMTBの清掃は大変だ。雨の助けを借りて、部屋の外で泥を落とす。フレームはピカピカになった。しかし、ディレイラーとかには、まだまだ泥がこびりついている。これはお日様の下できれいにしないと、いくらでも見落とししそうだ。
 今日は楽しかった。なんというか、非日常の楽しさというべきか。ツーリングがすっかり日常化すると、こういう激しいレクリエーションもいいものだと思う。でも、シーズンに何回か行けば、もうおなか一杯になりそう。

2002年10月25日(金曜日)

MTB輪行準備

00時00分 自転車 天気:くもりのち......

 さてさて、明日は始めてのシングルトラック体験だ。とりあえず、MTBの整備は出来ているので、輪行袋に収めるだけだ。
 ロードバイクの輪行は経験あるが、MTBは実は初めて。今まで、こんな重い代物を運ぶ気にはなれなかったという事情もあるのだが。
 まず前後のホイールを外す。そしてリアエンドにエンド保護金具を取り付ける。が、どうもエンドに挟むパイプが短いようで、きれいに固定できない。うむむ、強引に締めると破損しそうだし。
 そういえば、この金具はロードバイク用だったなと思い出した。ロードバイクのリアエンド幅は130mm。一方、MTBのそれは135mm。短いはずである。
 しかし、以前この金具を買ったとき、一緒にMTB用のも買ったはず。探してみると、あった。それを着けると(違いはスペーサーが一つ入っているだけだったが)、きれいに固定できた。妙なところが周到な性格でよかった。
 このエンド金具と、シートの後端とで支えるように立て、左右からホイールではさみこみ、輪行袋に付属のバンドで締めると、上手く自立するようになった。これを輪行袋に収め、さらにいつもBD-1の輪行で使っていた太い肩掛けバンドをかけると、いい感じに仕上がった。これなら、案外に楽に持ち運び出来そうだ。
 この次は、BikeEでの輪行だ、と思いながら、寝床に入った。

2002年10月24日(木曜日)

MTBのホイール換装は意外に苦戦

00時00分 自転車 天気:雨のちくもり

 やまみちアドベンチャー参加に備え、HARDROCK号のホイールをM540に戻した。最初はあっさりとディレイラー調整だけで済むだろうと考えていた。ところが、そのディレイラー調整がぜんぜん決まらない。どうしてもディレイラーの調整幅とスプロケット位置が一致しないのだ。散々悩んで、ふとクイックを起こして、後輪をはめなおしてみた。すると、かなり改善されたではないか。チェーンに一番テンションがかかっている状態ではめたため、まっすぐ入らなかったようだ。これで一安心、と思いきや、これでも決まらない。
 ふと思いなおし、ディレイラーへのシフトワイヤー固定を調べてみると、なんだかかなり緩々になっている。遊びが無いように締めなおすと、今度こそかっちり決まった。
 これはたぶん、後輪を固定するときに、無理にねじ込んだのが響いたのだな。折り畳みでないスポーツ車を輪行する場合、やはりいろいろな点で気を使わなければならないようだ。

2002年10月23日(水曜日)

MTBで朝トレ

00時00分 自転車 天気:晴れのちヤバめのくもり

 さて、昨日に続いて、今朝も朝トレなのである。
 今朝は、今週土曜日に迫ったやまみちアドベンチャーに備え、MTB強化日と決定。HARDROCK号にセミスリックを履かせて家を出た。
 後輪の振れ取りが完全ではないので、まだ時々ブレーキシューに当たるようだったが、出掛けにブレーキのスプリング強度を調整すると、当たることは無くなった。でも、腰を据えて触れ取りしないと。そんなにハードに乗っているつもりは無いのに、MTBは触れが出やすいようだ。安い完組を使っているからか。
 ハブダイナモの明かりは少し心許ない暗さだが、電池切れの心配が無いのはいい。比較的快調に走り、西俣野の登りに。ずっとミドルのまま、リアはローまで落としたが、リアの変速がいまいち決まらないので、ケイデンスを乱しながら登る。もしかして、振れも影響しているのかね。
 湘南台まで一気に突っ走る。ロードバイクほどには飛ばせないが、主観的には快速モードだ。ふつうに足を回すのに疲れた時、後ろ乗り気味になって姿勢を変えると、さらに回しつづけられることが分かった。ちょっと近めのハンドルにも、少しは利点があったようだ。
 上飯田団地から環状4号方面に上る辺りに、短いがなぜか疲れる坂がある。たぶん、短く急な坂道と別の道との合流地点があり、その先もかなりの激坂になっているという構造が、疲労感をもたらすのだろう。合流地点で、一見坂が終わっているように見えるので、体が緊張を解いてしまうのだ。しかし、MTBのインナー22Tなら、本当に楽々足を回して突破できることが分かった。これでリア34Tなら、どんな坂でも登れそう(いや、やっぱり20%とかになるとつらいか)。

2002年10月22日(火曜日)

朝トレ行けました

00時00分 自転車 天気:晴れ

 4:30起床。今朝は晴れ上がっている。これならトレーニングに行けそうだ。
 ざっと身支度して、TCR-2で出撃。真っ暗な道を照らし出す、12Wの明かりが頼もしい。それにしても寒い。下はワコールのフィットネスタイツ、上はTシャツの上に長袖レーシングジャージ、さらに今季初めて着るスペシャのベストという出で立ちだ。肩の辺りは暖かいのだが、腕が寒い。ウォーマーを着けるべきだったかも。
 12-27Tのスプロケとのおかげで、激坂でも高いケイデンスを維持して行ける。
 真っ暗な中、ウォーキング族の人々とすれ違うとき、ちょっと緊張する。こういう状況では、12Wでも足りないくらいだ。
 西俣野の登りで、よく聞く坂道克服のポジションを試してみた。リラックスポジションを取り、サドルに前乗り気味になってペダルを回すという奴だ。なるほど、踏みやすくはなる。しかし、ペダルが近くなる分、踏み切る力が弱くなって、結局はどっこいどっこいのように感じた。サドル位置を見直せばいいのかもしれない。
 帰宅して、風呂から出ると、いい感じの青空の広がる朝になっていた。

2002年10月21日(月曜日)

朝トレ......行けません

00時00分 自転車 天気:雨時々くもり

 朝、4:30に起床。さて、朝トレに出かけようと思っていたら......雨が降っとるがな。結構降っていたので、がっくりしてまた寝た(これはこれでいいのだが)。
 しかしまあ、寒くなったなあ。今朝、目がさめたとき、体の半分は布団から出ていて、かなり冷えてしまった。もう10月も終わりで、いよいよ秋は深まってゆくのである。
 会社からの帰り、自転車系雑誌を買って帰った。先の南会津サイクルトレインの記事目当てで買ったのだが、東京シティサイクリングの記事も載っていた。最初の集合写真のどこかに俺様の御禁影が含まれているはずだが......見当たりません。ウォーリーを探せじゃないっつうねん(>_<)/
 しかし、ざっと通して読むと、新製品紹介の記事がどうしても気になる。ゲーリーフィッシャーが出した29インチのフルサスMTBなんてよさげ......あ、30万円ですか、ごきげんよう(爆)。LOOKのカーボンフレームの安いのとか、ビアンキ初のカーボンバックとかは手が出そうだ。しかし、いきなり買うのはやはり博打だ。一度、実物を見てから考えよう(実物を見れば性質がぴたりと分かるというわけでもないが)。

2002年10月20日(日曜日)

HARDROCK号でお買い物行

00時00分 自転車 天気:くもり(ヤバめ)

 昼前に目がさめたので、雑用を片付けてから、MTBをもう少し調整した。ロードスプロケを着けた後輪(最初に買ったときに着いてきた安いもの)が振れていたので、初めての振れ取りに挑戦。ミノウラのホイールスタンドを出して、せこせこと振れ取りを始めた。しかし、これが難航。なぜだかなぜか、逆に振れがひどくなっているような気がする。やがて原因判明。ニップルを回す方向が逆だったのだ。なんとか、元の状況より良好、という程度にまで振れを取った。しかし、いろいろ試行錯誤したので、テンションがばらばらになっただろう。安いホイールは、振れが出やすい気がする。
 さらにRDの調整をした後、長後までカレーを食いに出かけた。パワーを出すにはカレーに限る。そこまでの道行きで、リアのギアチェンジが、まだしっくり来ないのを感じた。もう少し詰めなければならなさそうだ。って、'な'がいくつ出てきた。
 カレーの後は、境川まで戻り、厚木街道経由でサガミを襲った。欲しいものは、26インチのロングバルブチューブ、キャットアイのホイールセンサー用マグネットだ。それぞれ、3号店、サイクルセンター店で発見し、購入する。
 サイクルセンターには、なぜかPINARELLOのフレームが大量に入荷していた。欲しいなー。さらにウィリエールのフレームを物欲しげに眺めていたら、隣にTIMEのボンジュールレプリカを発見。滅多に出回らないフレームなんだよな。カーボンフレームなのだが、ダウンチューブに面白い扁平加工をしてあるのだ。かっこいいフレームだが、確か30万を超えたはず......。すごすごと引き下がるしかない。
 環状4号線経由で帰宅し、磁石をつけてみた。これで、M540(これもいいかげん安いが)、安物ホイールのどちらでもサイクルコンピュータを使用できるのだ。
 ところで、20kmばかり走った感想を述べれば、やっぱりMTBはロードより重いな。セミスリックを履いているせいもあるが、スピードの乗りが段違いだ。まあ、オンロードの快適さはロードバイクで満たされるわけだから、MTBはMTBの道があるのだが。

2002年10月19日(土曜日)

武蔵野森林公園オフに出かけたのさ

00時00分 自転車 天気:くもり

 6:00前に起床。最近、毎週末になんらかのイヴェントがあるが、今日もツーリングに出かけることにしている。たかしょう氏の呼びかけで、東松山市辺りにあるらしい国営の武蔵野森林公園に遊びに行こうということになっていたのだ。
 今日のセレクトは、輪行の便を考えて、BD-1。空模様が怪しいので、バックパックに雨具を放り込んで出かけた。
 集合地点は東武東上線森林公園駅北口だ。ルートはいくつも考えられるが、結局は池袋から東武東上線に乗るのは同じだ。そこまで、JRを乗り継いでいくことにした。
 東武東上線は、ビルの列が目立つ都心部から、家屋と雑居ビルが立ち並ぶ住宅地を抜け、少し田園風ののどかな地帯に入った。間もなく、森林公園駅に到着。
 改札口を出て、北口を外に出ると、既に山永氏、ネリウメ氏、たかしょう氏らが待っていた。山永氏は白のレ・マイヨ(カゴ付)、ネリウメ氏はポケット・ロケット(キャリア&サイドバッグ付)という仕様。
 ほどなく、集合時間の10:00間際に、残りのメンバー、@nak夫妻、たか氏、にち氏、こぐ氏、hai氏らが到着。@nak、たか氏と、先のたかしょう氏は、みなUKブロンプトンだ。残りのメンバーはBD-1系。ブロンプトンとBD-1がやたら目立つオフになった。
 みんな揃ったところで、すぐ近くにあるサイクリングロードを通って、森林公園の入り口に向かった。道はでこぼこしているし、木の根なんかも張り出していて、BD-1のサスをありがたく感じる道だった。
 気持ちよく突っ走り、やがて公園入り口に到着。ネリウメ氏はここで離脱し、軽井沢で実行されている、BikeFriday軽井沢ミーティングに参加するのだそうだ。
 残りのメンバーは入場券を買い、公園へと自転車を押して入った。サイクリングロードの入り口までは、自転車走行禁止なのだ。
 やがてサイクリングロード入り口に到達し、ぐるっと一周するコースに入った。昭和記念公園に比べ、サイクリングロードの独立性が高い。また人出が少なく、動くシケインに巻き込まれることもない。走ること自身に限れば、とても気持ちの良い場所だった。
 他のメンバーとおしゃべりしながら走る。道は概ね整っているので、リラックスして走ってゆける。ただし、やはり落とし穴はあった。
 (た)女史と話しながら走っているときだった。右カーブを曲がっているとき、女史が道端の低い壁に乗り上げ、転倒してしまったのだ。並んで走っていた僕が右に寄り過ぎたからかもしれない。す、すいません......。
 幸い、怪我も無く、きれいにこけただけだった。こんな道でも、油断は出来ないものだ。
 その後はトラブル無く、気持ちの良いコースをぐるっと一周して、外に出た。
 そろそろおなかグーなタイムだったので、サイクリングロードを元に戻って、駅前から昼食の場所まで突っ走った。市街地を抜け、やがて田園風景の中に分け入る。「なんか南会津みたいだ」と喜んでいたら、道が急に登りになり始めた。あぅ、これはいったい、などと構える暇も無く、かなりの激坂を登る破目になった。これが噂の、ヒルトップファームへの道か。坂を登りきると、細い道が続く、店どころか人家さえも無さそうな場所に出た。こんなところに本当に店があるのか?
 細い、緑に挟まれた小道を進んで行くと、突然広い道路に突き当たり、そのすぐ側にログハウス風の建物があった。ここがヒルトップファームだった。
 店内は4人がけのテーブルばかりだったので、テラスにテーブルを並べて座ることになった。木の肌触りが心地よい。
 ここでの注文は、名古屋時代にブラウン色嗜好を植え付けられた僕は、ビーフシチューのセットを頼んだ。たっぷりのビーフシチューに、別途蒸かしたジャガイモがゴロンと入っている。ビーフも大ぶりの、とろとろに煮込んだものが......。ん、んまい!
 幸せな昼食の後は、さらに幸せなデザートが待っている。アメリカンなんちゃらチョコケーキ(失念)をコーヒーで頂く。今まで消費していたカロリーを取り返して、さらに上乗せした気分だ(爆)。
 まったりと寛ぎながら気づいたことは、今日は神奈川支部のフルメンバーが久々に揃ったということだ。ガネーシュオフ以来じゃないか?
 ヒルトップファームでカロリーと休憩をたっぷり取った後は、丘をサッと駆け下りて、田園風景を走り、やがて荒川水系沿いに到達した。ここからは、川沿いにあるのに、くねくねと曲がる不思議なコース。黙々と走りつづけ、やがて最後の目的地、榎本牧場に到着した。そろそろ、空は暗くなり始めている。この牧場、牛が奥の方にたくさんいるのと、畜舎の前になぜかミニ豚がつながれているのが特徴。早速アイスにありつく。選んだのは、食べ応えありそうなチョコチップ。アイスは空気が多いのか、案外に淡白で柔らかな舌触りだった。
 ここでにち氏は、軽井沢に途中合流すべく、お別れとなった。アイスを食えないままの出発は悔しそうだったので、一口だけ恵んであげる。ぐわはは、ますます口惜しくなったことであろうよ(爆)。
 にち氏を見送り、残りのメンバーは各々アイスを楽しむ。こぐ氏はなぜかミニ豚と戯れている。ミニ豚はなぜかこぐ氏に懐いてしまったようだ。というか、もともと人なれしやすいのだろう。もしかしたら、こぐ氏に染み付いた獣の薫りに惹かれたのかもしれない。
 アイスの後は、また荒川水系を下って行く。ライトの準備をして、次第に暗くなって行く土手の道を走っていった。自動車が我が物顔に走って行くので、そういう道かと思ったら、信号に行き当たったところで看板に『一般車両通行禁止』とあるのに気づいた。まったく、ふざけやがって。いや、もしかしたらあれは一般車両じゃないのかも。そもそも、僕ら(自転車)も一般車両に該当したりしてな。
 適当な場所で、それぞれの道行きを確認する。たかしょう氏、山永氏はここでお別れ。残りのメンバーは、大宮に車を停めている元ジモティの(た)女史の先導で、大宮まで走ることになった。交通量の多い、細い幹線道路のナイトランは、むやみに緊張する。その緊張が悪い方に働いたのか、(た)女史は道を間違えてしまったという。しかし、大宮の隣駅に来てしまっただけだ。
 池袋方面に行きたいたか、こぐ、haiの三氏は、埼京線側の駅に誘導され、ここでお別れ。僕は@nakの先導で埼玉新都心駅(ある意味、恥も外聞も無い名前だ)に到着した。@nak両氏ともここでお別れ。みんな、今日はお疲れ様でした。
 既に雨が降り始めていたが、BD-1を畳んで、駅にサッと上がり、京浜東北線で横浜、横浜から東海道線で戸塚、そして地下鉄で立場まで乗り継ぎ、ちょうど雨が上がっていたので、自走で帰宅できた。
 今日は70km以上走ったようだが、快適な道行だったせいか、そんな疲労は感じない。
 また行ってみたいコースだった。

2002年10月17日(木曜日)

をを、軽いぜ27T

00時00分 自転車 天気:晴れ気味

 今朝も今朝とて朝トレに出撃だ。いやあ、またしても1週間(以上)ぶりだ。
 今朝は、TCR-2のスプロケ交換の効果を見るという意味もある。柔軟体操をして、出発。
 12-25Tと12-27Tで違いがあるのはロー側だけだから、アウターにチェンジしてロー側数枚の軽さを見た。アウター×ローという組み合わせは、セオリー通りなら禁じ手だ。だが、変速性能の向上した現代のコンポーネントでは、気にしなくていいと思うのだ。少なくとも、前2枚ならチェーンラインの問題が発現する可能性は低い。
 ロー3枚くらいを切り替えながら、をを、確かに軽いと思った。僕のヘタレ足では、アウター使用の場合、比較的低い速度域ではロー23T、25Tでの踏み込みが重く感じるので、だいたいインナーを使用していた。ぎりぎり25Tを踏みつづけると、それ以上ギアを軽くするにはフロントを切り替える必要がある。しかし、27Tに替えると、25Tを踏んでもまだ27Tがあるから、心理的にも余裕が出来るのだ。
 いずみ野に抜け、相鉄線の高架を抜ける道に続く急坂、別名いずみ野のアングリル(いや、そう呼んでいるのは僕だけだが)に差し掛かった。あえてアウターのまま踏みつづけるも、さして苦労することなく登りきった(といっても10%で50mほどの坂)。
 サイクリングロードに入る前に、環状4号の派出所の前で、電池が切れてしまったバッテリーライトを、予備のライトに替えた。サイクリングロードに入っても真っ暗なままだ。照度が落ちる予備のライトでは、なかなか緊張の走りになってしまう。
 いよいよ西俣野の上りに入る。平均5%くらい。インナーに落として、ロー1枚を残して、一所懸命に駆け上がった。最後の最後にインナーローに落とすへたれぶりだが、気のせいか疲労は少なかった。
 どうも、リア27Tは、意外なくらい効果があったように思う。
 会社から帰宅して、MTBのRDを105スプロケを着けた旧ホイールに合わせて調整した。まあ、山に行くとき(新ホイールを履くとき)には、また調整しなおせばいいだろう。どういうわけか、トップ側のみの調整でよかった。

2002年10月16日(水曜日)

さらに、MR-4FとTCR-2もスプロケ交換

00時00分 自転車 天気:晴れ

 今日は、さらにTCR-2のスプロケも交換した。今は105の12-25Tが着いている。これを、入手したULTEGRAの12-27Tに交換した。これで坂が楽になるはず。チェーンにコマを足す必要は無かった。楽勝。
 取り外したスプロケは、MR-4Fへと移植する。今はULTEGRAの11-23Tが着いているのだが、これでは前三枚でも坂が辛いので、付け替えることにしたのだ。こちらも、あっさりと換装が終わった。
 本格的試走はまた機会があればやりたい。しかし、自転車が多いと、こうしてパーツを使いまわす楽しみも増えてよい事だ(6台+1台はやりすぎだがな)。

2002年10月15日(火曜日)

MTBにセミスリック&ロードパーツをインストールだ

00時00分 自転車 天気:晴れてますがな

 昨日、HARDROCK号の調整は大体済んだ。しかし、前からやってみたいことがあったので、試してみた。余っているロード用を使ってみたい。
 HARDROCK号から外した旧ホイールから8速スプロケットを外し、以前MR-4FについていたTIAGRAの9Sスプロケット(12-25T)を取り付ける。このホイールと、ハブダイナモの前ホイールを取り付け、走ってみた。うむ、だいたいいい感じだが、変速感がいまいちだ。RDの再調整が必要な感じ。しかし、割と簡単にホイールの入れ替えが出来そうだ。
 これで、雨の日もブイブイ走れる自転車が手に入った。って、本当に走るつもりかね。

2002年10月14日(月曜日)

MTBを一気に改装しちゃったぞ

00時00分 自転車 天気:晴れ晴れ

 さて、MTBのコンポ換装を完成させないと。
 昼過ぎ、BD-1で長後に出てカレーを喰らい、境川沿いに北上、サガミに向かった。カレー効果か、脚が良く回る。
 サガミNo.3にBD-1を止め、店に入ってうろついていたら、なぜか見知った顔が店に入ってきた。hai氏だった。僕のBD-1を駐車場で発見していたという。
 hai氏はお目当てのタイヤが無かったということだった。そこで、その物欲を成仏させて進ぜようという親切心、いや慈悲から(どこがだ)その他にいろんなものを買わせようと、様々なセールストークを繰り広げた。が、成果なし。意外にガードが固い人なのである。
 僕の方はというと、お目当てはLXグレードのFD、BBだ。FDはバンド固定式でなくてはならない。店員の手が空いたので聞いてみると、バンド式34.9mmはあるものの、上引きタイプしかないという。欲しいのは下引きなのだ。XTならあるというので、そんな値段変わらないだろうと考え、XT購入。するとなにかい、駆動系は全てXT化? 最初は安価なLXでまとめようと思ったのだが、ずいぶん初志とは違ってきてしまった。
 hai氏とサイクルセンターをうろついて、それからさっさと帰宅した。
 早速、裸のまま放りっぱなしのフレームにBB、FD、その他を取り付ける。FD調整も、さすがに散々やってきていたから、あまり悩まずスパッと決まる。
 3時間ほどで取り付け、調整を終え、一昨日届いたシマノの完組ホイールWH-M540に、HARDROCK号購入当時履いていたブロックタイヤ(HARDROCKという名前の、恐らく低価格のもの)を履かせ、3BARくらい入れておいた。これで困ったのが、ディープリムなのでバルブをロングバルブタイプに替えないと、空気を入れることも出来ない。しかし、こういう事もあろうかと(By 真田技師長)購入しておいたバルブエクステンダを使い、無事注気に成功。しかし、気圧が計れないので、手でつまんでこんなものかというくらいまで入れた。
 中田中央公園を一周してみた。をを、なんだこの軽さは。ブロックタイヤを履いているにも関わらず、セミスリックを履いた旧状態より軽く感じる。駆動系が真新しいので、フリクションロスが少ないのだろう。
 これでやっと、やまみちアドベンチャーに持ってゆく自転車が出来た。もう少し慣らし運転しておこう。

2002年10月13日(日曜日)

昭和記念公園オフだー

00時00分 自転車 天気:秋晴れのいい天気

 朝、6:45起床。そそくさと身支度をして、MR-4Fで立場に。立場から戸塚、戸塚から川崎と乗り継ぎ、川崎で南武線に乗り換え、立川へと向かった。今日は、西立川近くの昭和記念公園で、にち氏の呼びかけによる昭和記念公園オフが開催される。それに間に合うように出たつもりだった。が......なんか、遅刻しそう。
 立川駅の改札を出て、エレベータの近くでMR-4Fを組み立て、懐が乏しかったので銀行に飛び込む。あっ、チェーンロックを忘れた。まあ、公園という閉鎖空間の中だから、いいか。ATMでサッと金を下ろし、さらに適当なコンビニで昼食を買っておいた。
 昭和記念公園はでかい。立川口から、西立川口までは、けっこうかかるのだ。入場口をくぐった時は、もう集合時刻の10:00になっていた。少し先の集合場所に着くと、既に30人近くが集まっていた。
 参加者の乗車は、BD-1/Pacific-18がダントツに多い。荒川では、だんだん少数派になりつつある状況ゆえに、これはかえって新鮮な光景だった。駐輪場を確保して、そこで勢ぞろいしたPacific-18、Stridaの撮影会が行われた。
 まずは駐輪場に近い"みんなの広場"のスペースを確保する。ちょっと離れてしまったが、なかなかお昼寝によさげな場所を確保できた。そこにいったん荷物を置いて、まずは全員が自転車に乗って、にち氏の先導で公園内をぐるっと一周することになった。本当に一周するだけかと思ったら、にち氏は公園内のあちこちに参加者を案内したいようで、あっちこっちに引っ張ってゆく。そうやってグルグル走り回っていたので、だんだん現在位置が分からなくなってきた(ようするに迷子)。なんとか元の場所に帰り着いたが、大量の迷子者が出た模様だ。
 その後は、時間が既に昼前だったので、昼食に。各自、買ってきた食料や、広場のあちこちにある出店で買った食料で腹を満たす。こういう時には、やっぱりこれでしょ、ビール! ちょうど、KFCの出店があったので、そこでナゲット、ポテトと、ビールを買った。本当は売店で売っているという地ビールが飲みたかったのだが、あまりの人出に諦めた。
 元の場所(ピットと仮称)に戻り、ナゲットをやりながらビールを呷る。クーっ、たまらんぜ。日差しは暖かく、風は穏やかで、木陰は涼しい。まさにビール日和だ。
 ふと、来る途中で買ったおにぎりの事も思い出した。こいつも成敗してやらねば。おっと、ビールが無いぜ、もう一本買ってこよう(爆)。こうして、2本のビールでいい気になった僕は、フラフラと駐輪場の方に歩いていった。
 こっちではこっちで、様々な自転車を囲んでの自転車談義に花が咲いている。試乗も盛んだ。
 早速、MR-4Fに試乗したいと声をかけられた。待ってました。実は、この時のために、替えのプラットフォーム型ペダルと、パークツールの大型ペダルスパナ(撲殺可能サイズ)を持ってきていたのだ。ペダルを替え、試乗に供した。概ね、評判良かった模様。誰か買わないかな。
 僕も試乗させてもらった。まずはミズタニが輸入し始めたZEROBIKE。8インチシングルギアの折り畳みバイクだ。ブリヂストンのHANDYBIKEほどには気を遣わないと、オーナーの言。確かに、乗ってみると存外にふつうに走る。段差に弱いのは仕方ないが、折り畳むと小さく、そして薄くなるのが魅力的だ。まあ、Mobillyがあるからな。
 それから、カスタマイズしまくったJEDI。フロントがリジッドになって、前後キャリパー化、ブルホーン+STI化されている。乗り心地は、BD-1系のそれとはまるで異なる、ロードバイクのそれに近いものだった。操作感もそれっぽい。シートが前下がり過ぎるのは気になったが、真っ赤なフレームはカコイイ。そういえば、全てを赤くしたシャア専用BD-1も参加していたな。
 試乗に飽きたら、また広場でお昼寝である。こうしてうだうだと時間をつぶし、4:30には解散となった。それまでにも三々五々途中参加、途中離脱があったので、残っていたのは半分くらいだろうか。
 にち氏ら8人ほどで飯を食おうということになった。立川駅の南口に向かい、近くのビルの地下駐輪場に駐車し、上階に登った。入った良く分からん料理屋(中華主体)で、思い思いの品を注文し、僕はまたもやビールだ。今日はカロリー摂取過剰だなあ。
 飯も食ったので、輪行組、自走組それぞれ、家路に就いた。@nak(あ)氏らと南武線に乗り込んだ。うだうだ話をしながら川崎に向かっていると、途中駅で呆れるほど多くの乗客が雪崩れ込んできた。なんでも、沿線で花火大会があったとか。これは運が悪い。それらの客が登戸で掃けるときにまた一騒動あったが、その後はまた十分な余裕が出来た。
 輪行で自宅に帰り、ホッと息をついたのは21:00過ぎのことだった。

2002年10月12日(土曜日)

なんちゃってEタイプディレイラーにしてやられる

00時00分 自転車 天気:晴れ

 今日は遠出するつもりも無いので、前日就眠が遅かったまま、遅く起き出した。もう昼を回っている。眠りすぎたせいか、頭がボーっとしている。最近、休日といえば張り切って出かけてばかりだったので、こういう気分は久しぶりだ。あまり浸りたくは無いけれど。
 午前中に荷物が届く予定だったので、8:00くらいから断続的に眠りながら構えていると、クロネコの人がCBあさひからの荷物を持ってきてくれた。メインはMTB用のホイール。シマノの完組ホイールで、安物だが、それでもMTBについてきた安物よりは軽くて、高級感ありだ。さらにパールイズミのレーシングタイツ。これは、
 飯を食ったりしてしばし過ごし、おやつの時間頃に買物に出かけた。乗車はTCR-2。環状4号経由でサガミに向かった。サガミを偵察するうちに、荷物が多少増える(つまり、買物をした)。
 帰りは境川沿いに走り、湘南台のマーシュに立ち寄って帰った。TIAGRAグレードの、前3枚対応、フラットバーコンポ対応のFDを発注していたので、受け取ったのだ。
 帰宅して、早速MR-4Fに取り付けた。このFD、ワイヤ取り付け部がSTI対応のものより長くなっている。フラットバー対応のシフターは、STIに比べてレバー長が短い。STI対応のFDに比べると、引きが軽くなっているはずだ。
 MR-4Fに取り付けてあったアルテグラのものと交換する。調整は慣れたのか、比較的手早く済んだ。が、やっぱり引きは重いまま。これは、どうしたものか。一つ気になっているのが、チェーンリングとFDの位置関係だ。取り付けた状態で、アウターに対してFD外プレートが5mmほど引っ込んでいるのだ(プラスチック片を噛ませた状態で)。もしかして、クランクをもう少し中に押し込めるのだろうか? しかし、手ごたえとしては、もうこれ以上はクランクを押し込めそうにない。
 とりあえずFDを換装した状態でも、前より操作性が悪化したわけではないようなので(向上したわけでもないが)、ここでとりあえず調整を打ち切り、次にMTBのコンポ取り付けに取り掛かった。
 HardRock A1 2001年モデルをメンテスタンドに乗せ、まずはブレーキを取り付ける。前後のブレーキを手早く取り付ける。あれ、これ、ケーブル出しがどっちも同じ向きだな。前側のケーブルラインが、右のレバーから出て、いったん左→右と来て、また左向きに入るわけで、ちょっとややこしくなりそう。前側は、そんな問題にはならないだろうが。
 次にBBを取り付ける。むむ、右側がちょっと長いが......そうか、これはEタイプ対応なので、こうなっているのだ。EタイプのFDは、ディレイラーの一部をBBで挟み込んで、フレームに溶接されている台座とで固定する。位置決め一発。高剛性というわけで、今流行りの形式だ。そういう目で見ると、フレーム側の台座は......なぜ無い?
 前に着いてたアセラのFDを取り出して、観察してみる。確かにBBに挟み込む台座はある。が、フレームに固定する部分は......無い。換装するために買ったLXのFDには、台座に固定するためのボルト穴が開いているのだが、アセラには着いてない。これ、どうやら「なんちゃってEタイプ」だとにらんだ。Eタイプのように2箇所で固定するのではなく、BBへの挟み込みだけで固定するのだ。実は、アセラについていたBB固定台座は、このフレームのBB受けがぴったりはまる形状になっていて、結果的にがっちり固定できるのだ。なんて代物だ。この台座にLXのFDを固定する方法も考えられなくはなさそうだが、どうにも気持ち悪い。ええい、買いなおそう。BBとFD、あわせても6000円くらいだろう。
 こうして、なんちゃってEタイプに敗れ去った僕は、さらなる追加出費を見るハメに陥ったのである。どうなる日本!

2002年10月09日(水曜日)

HardRock号のコンポ換装(全部外しちゃえ編)

00時00分 自転車 天気:雨のちくもり

 朝、4:15に起床。よーし、今朝も朝トレに......ぅゎぁ、雨が降ってます(;_;)。朝トレ中止。また寝なおすハメに。
 こういうとき、MTBで走ればいいんだよな。マッドガードを着けて幅広のタイヤのMTBなら、雨中の走行でも安心だ。だからというわけでもないが、MTBのコンポ換装を、帰宅してすぐに始めた。
 まずはブレーキを前後とも外す。こんなに汚れていたのかと愕然とする。安物コンポだから、使い潰すつもりで手間を掛けてなかったのだ。しかし、隙間という隙間に固化した泥が詰まっている状況では、性能にも影響が大きかったろう。
 続いて前後のディレイラーも外す。かなりすっきり。問題はクランク、そしてBBだ。
 このクランク、よく見るとスペシャライズドのマークがあって、スペシャライズド製(というか、多分OEM)らしい。どうやって外すの? 少し観察して、シマノのコッタレス外しを突っ込むと、なんのことはなく、するっと外れた。
 BBも同じことで、そのままシマノのBB外しが使える。とおもいきや、溝が浅いため、力を掛けると接合が外れてしまう。溝をなめちゃいそうだ。これは瞬間的に力を加えるしかないと判断し、モーターレンチで掴んで、その柄をプラスチックハンマーでひっぱたいて、やっと取り外した。
 コンポをあらかた外したフレームは、やたらすっきり見える。こういう機会は滅多に無いので、隅々まで清掃して、ワックスを掛けておいた。
 この後は......サスの分解清掃でもするべきか。ついでにヘッドパーツも。今日は無理なので、それは土曜日にでもやろうと思う。

2002年10月06日(日曜日)

久しぶりに横浜港に

00時00分 自転車 天気:いいんじゃないの

 夕方くらいから崩れるという予報だったので、昼前には遊びに行かなくちゃ。なんて考えているうちに、もう昼を過ぎちまったよ。今日はどこに行こうか。久しぶりに横浜港まで走るか。複雑なR1より環状2号の方が走りやすいのだが、時間を見てR1を選択した。今日は帰路を考慮して、BD-1で出動した。
 やはり、R1は狭いしガタガタだし交通量は多いし分岐も多いしで、走ってあまり楽しくはない。1時間ほどで桜木町に到着。
 ここから、漫然とメインストリートを南東に向かい、やがてR16に合流した。そしてR16沿いに走っているつもりだったのだが、あれ、いつの間にか不老町に来ちゃった(X_X)。地図を見て、方向を修正し、石川町方面に走る。実は、桜木町でクレイジー・ダボによろうか考えて、まっすぐシンボルタワーまで走ろうと思い直したのだが、結局この始末かい。
 クレイジー・ダボで面白そうなものを探す。あ、リクセンカウルのバッグがある。今日は買えないので、次来た時だな。地下にはTREK5500が。しかし、売約済みだった。ほっ(ってなんで安心するのだ)。
 本町の石畳を歩き、前にカツサンドが美味かった横浜浪漫館というトンカツ屋さんで、今日もカツサンドを二つ買っていった。
 石畳を抜け、シンボルタワーまでまったり走る。というか、なぜだかあまり速く走れない。まあ、BD-1には30km/h未満のこの速度域が気持ちいいと思うけれど。
 シンボルタワーの足元でおやつ。今日はこの雨の心配が少ないせいか、家族連れが非常に多かった。海に向かうと、霞みが濃いのが残念だ。
 シンボルタワーから山下公園に走る。ここも人手が非常に多い。大道芸人があちこちで芸を披露していた。
 眠かったので、山下公園から地下鉄関内駅まで走り、ここで輪行、帰宅した。

2002年10月05日(土曜日)

BikeEたんでお買い物

00時00分 自転車 天気:まあまあ

 特に遠出するつもりもなく、だらだらと夜が明けた。朝早くに起きたら、BikeEで横浜港に行ってこようかと思っていたのだが、ちょっとしんどそう(途中の交通状況が)だったので、ご近所お買い物にすりかわってしまった。
 13:00頃、BikeEたんを境川方面に向けてたらたらと走らせた。そういえば、BikeEの出番はずいぶん久しぶりだな(基本的に重くて、出し入れが辛いのです)。
 そのまま境川までは出ず、環状4号に出てから、今度は北上し始めた。まずはサガミに立ち寄るつもりだった。
 ダイクマから北の辺り、道幅が広くて自転車専用ゾーンもあるのだが、大型車の路駐が多くて嫌になってくる。ズルこかないで自前の駐車場に入れろよ。
 信号の近くで、脇から出てきた清掃局のトラックと鉢合わせ。待ってくれたので、おっちゃんに手を振って通してもらった。相変わらず、路肩をぽたぽたと走っていたら、そのおっさんが追いついてきて、「それええね!」といった。これ、いいでしょう。
 環状4号、中原街道、厚木街道とつないで走る。アップダウンがかなりあるので、ゆっくり走らないと疲労してしまう。しかし、道が広いのは助かる。
 やがて、サガミに到着。No.3でちょっとした買い物の後、サイクルセンターでパールイズミのサイクリングタイツ、アヘッドのコラムとして着けるタイプのベルなどを買った。タイツは、冬場のトレーニングには必須だと思われる。
 境川に出て、サイクリングロード(と一般道)を走る。ももの木に立ち寄ると、今日はおばさんが店番をしていた。串カツとメンチカツを買う。メニューを見るともなく見ていると、焼きそば200円なんてのもある。どんなんだろう。今度頼んでみようかな。
 メンチカツにソースをかけていると、おばさんが「面白い自転車ね?」などと我輩のBikeEたんを指差した。いやあ、楽な自転車ですよ。「スピード出る?」。出せますよ。楽に、長距離を走れます、と答えた。
 メンチカツと串カツを、道端でおやつにした。目の前を人々が通り過ぎてゆく。自転車もすーっと通り過ぎてゆく。気合の入ったローディが、僕のBikeEたんを見て、「凄いね!」といった。ええ、凄いンです(なにがだ)。
 飯田牧場を目指し、まったり流していった。なぜか足が回らず、20km/hくらいでとろとろ走る。いいんです、そういう自転車なんだから。少し、汗ばむくらいの陽気だ。
 飯田牧場に着き、今日は『新製品』の文字が躍っているコーヒー味のジェラードを試した。あれ、これって前からなかったっけ(アレはチョコか)。コーヒーの苦味がジェラードの味を引き締めてくれる。
 懐が寂しかったので、湘南台で銀行に立ち寄り、さらにマーシュに向かった。シマノのフラットバーロード用コンポ、FD-443-Fがあるかどうか尋ねたのだ。しかし、やはり在庫はなく、取り寄せになるという。実はサガミにも無かったのだな。取り寄せを依頼しておいた。
 17:00を過ぎ、暗くなってきていたので、ライトを点けて帰宅した。

2002年10月03日(木曜日)

今朝も朝トレ

00時00分 自転車 天気:よし

 また間が開いてしまったが、一週間ぶりに朝トレに出かけた。なんだか、週3回ペースから、毎週木曜日ペースに落ちてしまっているぞ。これはいかん、と思いはするのだが、帰宅が遅いと4:00起きはつらいねえ。
 毎日乗ってないとこうなるのか、今朝も先週と同じく、いまいち足が回らない。寒くなってきたので、体の方の始動も遅くなってきたのかも。やっと、俣野ののぼりで本調子になってきた。R467をビューンと突っ走り、湘南台公園で一休み。今朝は5:00前という遅い時刻に出たのだが、湘南台公園に着いた5:30頃にも、まだ日が昇らない。やっと、帰宅中に真っ赤な朝日が顔をのぞかせた。
 今朝良かったこと。ふと、前から並んでくる人たちをすり抜けざま、「おはようございます」と口にしたら、即座に「おはよう!」、「おはようございます」、と挨拶が返ってきたこと。気をつけて、相手が道を開けてくれた場合なんかに必ず挨拶するようにしたら、100%反応があった。おそるべし、ウォーキング族。南会津で、ウォーキングに凝っていらした高橋氏が「"八十(やそ)の会"というのがあって、それに入るのがウォーキング族の夢だ」なんておっしゃっておられたが、そういう結束の固さみたいなものを感じた。同じ自転車族同士なら、結構見知らぬ人とも挨拶を交し合うのだが、ウォーキング族はそういう傾向がさらに強いようだ。自転車族とウォーキング族はスピードが違いすぎて危険な局面もあるのだが、道路という(それも多くのサイクリング道は歩道兼用だし)資源を共有しあっている仲だ。できるだけ、気持ち良く付き合えるように気をつけたい。

アルテグラのスプロケが余りそう

00時00分 自転車 天気:よし

 南会津で、他の参加者にMR-4Fのスプロケットについて聞かれたとき、「12-25Tです」と元気に答えていたものだ。
 帰宅して、MR-4Fを清掃していて、ふと思った。どう見ても、TCR-2の12-25Tより小さい......。よくよく見ると、11-23Tではないか。そうか、こいつはオリジナルが12-25Tだったので、前3枚化と更なるクロス化を図って、11-23Tを選択したんだっけ。すっかり忘れていた。
 さらに少し軽いギアが欲しいと思っていたので、これなら12-25Tを着ければ、坂がもう少し楽になるだろう。ここで、TCR-2の方も、もう少し軽いギアが欲しいという、以前からの課題を思い出した。TCR-2を12-27Tにして、TCR-2の12-25Tを移植すれば? そうすれば、どっちの目的も果たせる。TCR-2のスプロケは105グレードだが、そんなに差は感じない。
 そうなると、せっかく買ったアルテグラのスプロケが余ってしまうなあ。11-23Tならロードに着けてしまってもいいのだが、坂に弱くなるから逆効果だ。こいつはよっぽど足が鍛えられて、かなりの坂でも楽勝という段階になったら、MR-4FかTCR-2かのどっちかに戻してやろうと思う。