Strange Days

2004年05月29日(土曜日)

多摩川周回走行(栄光の紅虎宴会編)

23時26分 自転車 天気:晴れ晴れ

 さて、今日はにち氏の呼びかけによる、多摩川ロングライド・リベンジ編(この時点の想定では返り討ち編となる予定だった)に参加する。
 集合場所の二子玉川までは、僕の住処からは30Kmほど。自走も検討したが、なんとなく気合が入らず、地下鉄~東急と乗り継ぐ輪行で向かった。現地まで2時間ほども掛かってしまった。MR-4F改で出動したので、輪行準備と解除に時間が掛かり、また地下鉄があざみ野まで1時間以上も掛かるので、仕方が無いのだが。
 集合場所の二子玉川の橋の下に着くと、すでに@nak(あ)氏らが到着していた。加藤氏、わかば女史とお会いするのは久しぶりな気がする。
 しばらく、(あ)氏のAirFridayを品評したりしながら待っていると、だいたい全員が集まったような雰囲気が漂ってきた。今日の作戦を説明される。まず下流の羽田空港方面に走る。それから昼までに現位置に戻り、昼食後に上流の羽村に向かい、折り返してくるという作戦だ。過去、羽村まで走った後、二子玉川で紅虎の誘惑に負けてきたので、この作戦はいいかも。なんとなく、返り討ちに遭わないで済みそうな気もしてきた。
 下流に向かって走り出した。途中でマモル氏と合流し、ガス橋辺りで右岸に渡った。多摩川の下流域は、特に橋梁を通過するときの切り返しが不条理なほどで、走っていても苦痛に感じるほど嫌いだ。道も狭い。なぜ他の河川コースのように挨拶をする人がいない(それも皆無)のか、よく分かった。すれ違いざまに挨拶なんかしていたら、道を外れるか、対向車と衝突するか、どちらかの危険性が大きすぎるからだろう。
 しかし、東京側は、道幅こそ同じようなものなのだが、場所が開けた河川敷や、交通量の少ない土手の上などなので、かなり快適に走れる。自治体としての体力の差なのか。
 やがて、道が非常に細くなり、その向こうに鳥居が見えてきた。これが『呪いの鳥居』か。実しやかに流通している話では、この鳥居を撤去しようとしたWW2直後のGHQ関係者、その後の羽田拡張工事の関係者が、次々に変死したということだ。しかし、具体的にどこの誰がどう変死したのか、なんて話はついぞ聞けた例がなく、まあ与太話なんだろう。たぶん、GHQがなんらかの理由(景観への考慮、必然的な土地返却に備えてランドマーク的に残した、など)で残しただけなのが、日本人に色濃い先例主義で維持されてきた、なんてのが真相なのであろう。
 ここで記念写真を撮る。今日もD70に18-70mmを着けて行ったのだが、広角の威力は素晴らしく、近距離から縦位置で写しても、総勢13名と鳥居を収めることが出来た。
 ここから来た道を引き返し、出発地点に戻ったのは昼前だった。近所のコンビニで昼食を買った。しかし、戻って橋の下で食べると、ごみが出てしまう。背負って走るのは嫌だったので、コンビニの前で片付けた。
 12:30頃、川上に向けて走り出した。みんな、意外に元気な雰囲気。しかし、僕はここで大きなトラブルに見舞われた。GPSが起動しない! 電池を入れ換えてもダメ。くそっ、内部断線かな。しかし、失くしてしまうよりは、修理依頼で直せるだけましか。
 対岸に渡ると、ウォーキングの人々が、列を成して歩いている。その横をすり抜けつつ、不整地区画を走っていたところ、前輪がパンク。最近、パンクが多いな。止めて、チューブを入れ換えた。しかし、パンクの理由が分からない。過去2回のように、ガラス片が刺さったわけではない。リム打ちだろうか。家にあるピスタポンプが不調で(パッキンが壊れているようだ)、パナのものも空気圧がかなり低く出る傾向が続いていたので、それらを使って入れたMR-4Fのタイヤが、気圧不足でリム打ちしてしまったのかもしれない。タイヤも減っている箇所が斑のように増えているので、いい加減換え時かも。5000Kmももたなかったな。
 ともあれ、原因究明に時間をかけたため、修理完了まで15分を要した。MR-4Fに着けているe-ShockMaster Blusterでは、7BAR強まで入れるのが辛いというのもある。やっぱり、RoadMorphが入れやすいな。
 ともあれ、この遅れを取り戻すため、ウォーキング隊が充満するサイクリングロードを捨て、川沿いの一般道を突っ走ることにした。少し急ぎ気味(でも30Km/h弱)で走り続け、府中の森公園辺りでサイクリングロードに復帰、さらに北上していたところ、にち氏から電話が入った。近くの府中の森で休憩しているという。しかし脱水症状を起こし、唾液が出ない事態に陥っていたので、ともかくY's Parkまで走ると伝えた。
 Y's Parkに着くや否や、まずはコカ・コーラ500mlを一気飲み。さらにボトルのグリコーゲン・ドリンクを空け、やっと一息ついた。さらにチューブの修理を試みるも、パンク箇所の究明に手間取っているうちに、にち氏から電話が入った。既に関戸橋を過ぎたらしい。追いかける必要があるので、修理は見送り。走り出した。
 やや上流、一度住宅街へと外れる辺りで、本隊に追いついた。長い単独行の終わりだ。そこからは、概ね末尾にくっ付いて走った。
 要所要所で休憩を取りつつ、黙々と走り続ける。やがて、前方に羽村の取水堰が見えた。やった、折り返しだ。
 ここまで来ると、もう折り返すだけ(というか折り返さなければ帰りつけない)なので、みんな気が大きくなっている。そこで帰路は自販機で適当に補給しながら走るという方針が示された。記念撮影をして、折り返した。
 帰路、トレンクルで参加のみはる女史の調子がいまいちだ。流石に疲労したようだ。またにち氏もスピードが上がらない。逆に(あ)氏は快調で、スピードアップしたりもしていた。関戸橋の南で休憩し、さらに走り出した辺りで、(あ)氏がするするとスピードアップして行くのが見えた。このチャンスを逃すものかと、それに追随してスピードアップして行った。30Km/h平均で突っ走る。適当なところで(あ)氏に並び、「引きマース」と宣言してしばらく引いた。それまでの低速運転で溜まっていたストレスが、このすっ飛ばしで解消できたようだ。
 その後、スピードダウンしながら、登戸大橋で後続を待った。ここで全員が集合した後、対岸に渡り、さらに二子玉川へと下っていった。今度は加藤氏と(あ)氏がスピードアップして行ったので、それに着いて行った。こちら側は道が非常に細いので、スピードを出すのは正直チト怖かった。
 そうやって二人を追いかけているうちに、見慣れた橋梁が見えてきた。ゴール。大体、115Kmくらい走ったようだ。ともあれ、因縁の多摩川周回は、ルートを勝手に縮小しながらも、ついに完遂された。
 夕闇迫る橋の下で記念撮影した後、少し待って席を取れた紅虎で、激食慰労会が開催された。が、睡眠不足に疲労、さらにあまりに美味いビールが響き、僕自身は始終撃沈状態であった。
 二子玉川駅で三々五々別れ、僕は往路を逆にたどって帰宅。改めて、多摩川の上流域は走りやすいなと思った。走りにくいと思っていた下流域も、東京側はなかなか快適だったので、今度は一人で多摩川上流~羽田までのツーリングをやってみたいもんだ。

2004年05月27日(木曜日)

なんだかダメな夜トレ

23時26分 自転車 天気:日差しあり

 春だなあ。#9で引用されたシラーの詩に、身につまされる思いをさせられている身としては、しばし息を潜めておくのが吉ナリヨ。
 さてさて、今夜は振れ取りしたホイールを見る意味もあり、TCR-2で夜トレ(いやむしろ体調維持)に出かけた。
 アウターでがんがん踏んでゆくぜ、などと頭では考えているのだが、足の方はちっともその気が無いようだ。アウターにしてもリアがローに近い方では様にならないよ。なんか重いなあ、それは向かい風だからか(緩い向かい風だった)などと考えつつ、サイクリングロードの南端で折り返し。やっぱり全然スピードが出ないやんけ。これは、もしかして、球辺りが強すぎ?
 COSMOSのハブは、クイックを抜き、一方をプライヤーかなんかで固定し、もう一方を六角レンチでまわすと、ハブ軸は取れる。しかしベアリングはカセット式で、外れそうには見えない。グリースガンでグリスを注入するだけかな。ともかく、そういう構造なので、このハブ軸の締め付け具合で球当たり(というより回転の渋さ)を決められる。これがきつすぎるように感じた。
 帰宅して、できるだけ緩い設定にしておいた。それでも自然にハブ軸が緩む感じは無いので、まあ大丈夫だろう。
 この自転車、後はヘッドパーツの清掃くらいはしておきたいな。

2004年05月23日(日曜日)

第4回東京・南会津サイクルトレイン2日目

23時45分 自転車 天気:いよいよ悪化

 南会津の二日目は、微妙な空模様の下、始まった。まず小峠を越える大規模林道が待っている。朝食直後のこともあり、苦しんだ人は多かったようだ。というか苦しんだ。その後は大桃の舞台を経て、会津高原駅へと向かう。その途中には旧中山峠が待ち構えていた。そして温泉で汗を流し、南会津を後にする。
 終わってみれば、そこここに課題は残したものの、楽しい二日間だと思い返す俺様だった。が、このサイクルトレインという企画にかかわる課題も浮き彫りになり、確かに企画として見直す時期がきているとも思ったのだった。
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2004年05月22日(土曜日)

第4回東京・南会津サイクルトレイン1日目

23時28分 自転車 天気:なんとか

 やや睡眠不足気味のまま、南会津へ向かう車中の人となる。心配していた天気も、今日は問題無さそうだった。しかしツアーは、会津田島を出た直後から思わぬ展開を見せる。
 トラブルに見舞われつつも、初日の日程を消化し、素晴らしい夕餉の後は宴会になるはずだった。が、それもなんとなく不発に終わり、なんとなく空振り感の残る初日となった。
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2004年05月21日(金曜日)

MR-4F整備を続行(ホイール格闘編)

10時57分 自転車 天気:台風一過

 昨夜の夜、MR-4Fのホイールを調整した。その前に、思わず3時間ほど寝てしまう(ダメ)。なんだか体が熱っぽく、風邪の前駆症状っぽかったのだ。
 起きて、ホイールの調整を再開した。一昨日、ハブダイナモの回転部の大きな抵抗故に、振れ取り台の上でちゃんと回転してくれないという困難に直面した。これはクイックシャフトで止めればいいじゃんということに気づき、解決。この状態で、左右のテンションを再度統一した。使用しているパークツールの安いテンションゲージの場合(に限るかどうか分からないが)、スポークへの当て方、当てる箇所により、ゲージの読みが変わってくる。スポークは綾取りをしているので、交差している隣のスポークとの干渉により、張力が変わってくるようだ。またニップルに近い部分と、そこから少し離れた部分でも、違う。正解はどこだろう。とりあえずテンションを統一することに意味があるので、スポークへの当て方を統一し、かつ測定箇所をニップルから10mm程度離れた場所に限った。
 実は、昨夜の時点では、センターが全然出てなくて、もしかしたら5mmはずれているのでは、というくらいだった。しかし、テンションを(正確と思える方法で)統一したところ、それはほぼ解消された。その上で振れ取りをし、ホイールに体重をかけて馴染みを出し、やっと完了。今度こそ振れませんように。
 リア側にも手を着けた。前回は、確かリア側には手を着けなかったと思う。確認すると、結構振れている部分があった。こちらもテンションを統一し(リアホイールはフリー側(スプロケットがある側)と反フリー側とでテンションが違うので、それぞれで統一)、振れ取りに精を出す。ミノウラの安い振れ取り台はきちんとセンターが出てないので、これまたセンター出しに苦労することになった。ともあれ、ホイールは完了。
 さらにディレイラーの調整を終え、MR-4Fをラックに返した頃には、既に真夜中の3:00過ぎ。明日は早く帰って、さっさと寝ないと。

2004年05月19日(水曜日)

MR-4Fのフロントホイールと格闘

20時59分 自転車 天気:くもりのち雨

 帰宅して、MR-4Fのホイールに取り掛かった。昨夜、やや振れているように思ったので、調整しようと考えたのだ。
 振れ取り台に載せて観察すると、確かに振れている。ところが、しばらく観察していると、単純に振れているわけではないのが分かった。ホイールの真ん中にはハブ(こいつの場合はシマノのハブダイナモ)があり、その中心が回転部となっている。この回転部の中心にハブ軸が通っている。このハブ軸と回転部が、どうも傾いているようなのだ。だから、ハブ軸を対象に振れ取りしても、実際に回転させると振れが出てしまう。どういうことよ?
 まあ、回転部を対象に触れ取りすればいいんだろう。ところが、この回転部は、ハブダイナモゆえに非常に重く、強いクリック感がある。手で押さえながら回転させると、クリックの度に微小な揺れが出て、振れ取りを困難にしてくれるのだ。ううむ、眠いので、ちょっと中断するか。
 そもそも、回転部とハブ軸がずれているのがおかしい。壊れたか? まあ24インチのフロントホイールは、ふつうのハブのものがあるので、これとバッテリーライトを南会津に持ってゆくことは出来る。しかし、ツーリング時に便利なハブダイナモが使えないのは、ちょっと気が重い。ショップに預けて調整してもらおうかな。あるいは、いっそのこと、シマノの新型ハブダイナモに換えるか。

2004年05月18日(火曜日)

MR-4Fも整備するする

23時35分 自転車 天気:一時雨

 MR-4Fの方の整備も着手した。チェーンホイール外して、クランク外して、BB外して、スプロケ外して、みんなガシガシ洗う。クランクに止めているケイデンスセンサーの磁石が取れかかっていたので(気づかなかった)、透明テープで止めなおした。しかしまあ、ツーリング主体のこいつからは、もう外してしまってもいいかな。
 洗剤で洗った後は、超音波洗浄器にかけておいた。もう少し強力なのが欲しくなってきた。2万出せば、産業用の最小クラスのものが手に入るのだが。
 最後に組み立てて、ホイールを調べた。なんだか前ホイールが振れているようだ。うーん、もう少しテンション上げるかなあ。時間が無いので、そこは明日手がけることにして、スタンドに返した。
 週末は南会津だが、天候が微妙だなあ。天候次第では、D70は持って行かないかもしれない。

2004年05月17日(月曜日)

今日もチェーン清掃

22時25分 自転車 天気:くもり

 今日はTCR-2とMR-4Fのチェーンを洗浄した。MR-4Fの清掃は明日にしよう。帰宅がやや遅かったのだ。
 チェーンを薄めたエコテッククリーナーに着け、ブラシでごしごし洗う。灯油やディグリーザーをじゃんじゃん使った方が楽に洗えるのだが、廃液も盛大に出るので、ほとんど廃液の出ないこの方法が、一番経済的だと思う。フィニッシュラインのイージープロパーツウォッシャーという、溶剤タンクと洗浄槽を兼ねた奴と組み合わせると、しばらく使いまわしできるのだ。洗浄力も、意外に強力。
 目に付くところを洗ったら、超音波洗浄器にかけて、ブラシの届かないコネクタピン周りなども洗浄する。ピカピカになりました。
 明日はMR-4Fの整備をやっておこう。

2004年05月16日(日曜日)

TCR-2整備しまくり

22時34分 自転車 天気:雨

 濡れ鼠になったTCR-2を、久しぶりに分解清掃した。クランク、BBまで抜き、スプロケットも抜いた。BB周辺にまで土砂が侵入しているのにはびっくりだ。久しぶりにストリップ状態になったフレームを、ワックスでじゃんじゃん磨いておいた。
 ホイール周りもきれいに清掃した。ラテックスのチューブを修理し、また入れ換えておいた。タイヤはそろそろ5000Kmくらいになるので寿命かなと思うが、もう少し粘ってみたい。次はパナの新素材チューブに変える予定だ。というか、確保済み。
 リアホイールを良く見ると、少し振れている。振れ取り台に載せて、せっせと振れ取した。時間が無いので適当なところまで詰めておいた。フロント側は、また後でやろう。
 部品を再び組み付け、チェーンを除いて清掃を終えた。手間をかけて清掃したのは、南会津にこれを連れて行くつもりだからだ。しかし、坂また坂のコースを見ると、MR-4Fの方かいいかなと思い始めている。すると、明日はMR-4Fの整備になるか。

2004年05月15日(土曜日)

裏鎌倉探訪

17時24分 自転車 天気:まあまあ

 今日も三浦半島というのは、いまいち気が乗らない。かといって山の方に行くのもなあ。来週は南会津だし。というわけで、今までに無かった企画(参加者一名)、魅惑の裏鎌倉ツーリングをやってしまおう。要するに、今までにない方向から鎌倉に入り、今まで見たことのない鎌倉の裏をも見て回ろうという企画だ。
 具体的には、藤沢駅のすぐ側をかすめる藤沢鎌倉線に、境川沿いに下って合流。そのまま鎌倉駅の西口に出てしまおうというわけだ。
 こういう未知の行程になるときには、最近はEPIC号の出番が多い。今気づいたのだが、なぜかスペシャのMTBは号付けで呼んじゃうな。どうでもいいですかそうですか。まあともあれ、EPIC号は未知の領域に強いのである。26インチホイール+フルサスという設定は凹凸の多い道に強いし、比較的高圧のスリックタイヤは、それなりに軽い走りをも約束してくれるのである。ロードでは歩道に避難するような状況での使い勝手に問題があり、小径車は凹凸に弱い。というわけで、EPIC号は道らしい道ならどこにでも行けるという点で、無敵の万能自転車なのである。MTBだしな。
 境川沿いに下り、JRの踏切を越え、また境川に復帰してから、藤沢鎌倉線に入った。後で地図を見ると、何のことはない、踏切を越えて、直進すれば良かったのだが。
 このルート、自転車ではあまりうれしくない道だ。2輪車レーンがある区間、歩道が広い区間はあるのだが、基本的に片側1車線、歩道にはガードレール付きという区間が多く、自転車で走るとつらい思いをしなければならないことがある。一人ならともかく、集団で走るのは難しいと思った。また途中で三つのトンネルを越えなければならない。
 その代わり、鎌倉まで1時間20分程度で到着できるので、大幅なショートカットとなる。風が強くて海沿いに走るのがつらいとき、エスケープルートに使えそうだ。
 鶴岡八幡宮に参拝し、西側階段から降りて行くと、リスを発見。増えまくっているタイワンリスか? 若宮から白旗神社に向かう辺りでも発見。眺めていると、ロープを張った杭の上をぴょんぴょん跳ねて行くパフォーマンスを見せてくれた。
 鶴岡八幡宮参拝の後は、自転車で若宮大路の東をさまよってみた。小町大路(細い道だが)の、さらに奥に入った辺りだ。蛭子神社本覚寺妙本寺と走る。こんな感じの路地を走り、八雲神社常永寺(ぼたもち寺の通称の方が前面に押し出されていたが)まで走った。一つ一つ見て回る時間があればもっと楽しいのだろうが、それは次の機会に譲って、帰ることにした。鎌倉駅に戻る道の途中で、鎌倉幕府史跡を偶然発見。なんというか、路地裏の、生活道の脇という辺りにあった。
 明日の天気を心配しながら、来た道を戻り、帰宅した。

2004年05月13日(木曜日)

カーボンフォーク

23時42分 自転車 天気:雨だな、風だな

 TCR-2のフロントフォークを交換したいのである。ポジションが変わって、より前傾気味になった結果だろうか、このところ頓に手首にダメージが及ぶようになったのだ。BD-1に乗り始めた頃、あまりに手首に負荷を掛けすぎて腱鞘炎になったのだが、あれは握力を使いすぎたからだろう。今の現象は、TCR-2のフロントフォークからの振動を、まともに受けてしまっているが故と思われる。このTCR-2のフロントフォーク、ブレード型でガチガチに硬く、路面の凹凸を正直に拾ってくれる。もっと柔なのが欲しいところだ。レースに出るわけで無し、少々撓んでも気にならない。MR-4Fに着けているミズノのフォークは柔なので、ほぼ同じポジションであるにもかかわらず、負荷を感じることは無い。
 高剛性型でないフォークなら3万円以下で売っているので、その内に換えたいと思っている。フォークの交換は面倒なので、きっとショップに依頼することになるだろう。

夏旅行を構想中

20時14分 自転車 天気:曇だし雨も降ったし

 今年に入って、やまアドの北海道縦断チャレンジの事が、常に頭にあった。初日100Km、以降3日間は160Kmずつという、チャレンジ性の高いツアーだ。同じやまアドのフィットネスライドの機会を利用して、160Kmの走行もこなせるし、翌日にも体は動くことを確認できたこともあり、行けるなら行こうと思っていた。今年は永年勤続の休暇を取れることもあり、日程を組みやすい。
 でもなあ。なんか気分が盛り上がらない。北海道を颯爽と走る俺様の姿を思い描けないのだ。たぶん、経済的な事や、仕事のことが頭に残っているのだと思う。北海道のツアーに参加して帰ってきたら、それだけでカーボンフレームを買えてしまう。また最近の業務動向から見て、7/末くらいにやヴぁい仕事が待ち構えていそうだ。ここで1週間の休暇を取ると、後で物凄く苦しみそう。時機が熟してないなと思う。半年前から手を打っておけば、まだなんとかなったんだろうが。
 もう少し考えて結論を出すが、結局、北海道ツアーは見送ることになりそう。仕事の谷間なら、1週間休んでも影響は少ないので、まだチャンスはあるのだ。
 でも、北海道ツアーの代わりに、夏旅行には行こうと思っている。実家に帰る時、中国地方の適当なところを走りたい。気分的には、津和野や山口市辺りを走ってみたい。津和野には中学の時に修学旅行で行ったきりだ。でも典雅な町並みが残っていて、歩いていて気持ちいい町だった。その美味しい所をつまみ食いして(自転車の旅ならではの利点だ)走りたい。どうせなら、これも子供の頃に家族旅行で行った秋吉台にも寄りたい。でも、あの辺は暑いだろうな。日本海を見ながら走りたいのだ。

2004年05月10日(月曜日)

雨上がりの夜トレ

23時30分 自転車 天気:雨のち晴れ

 一日中、雨が降っていたが、夕刻には上がり始めた。帰宅する頃にはすっかり止んでいる。流石に、雨で水浸しの路面を走る気にはなれなかったのだが、21:00を過ぎると空はきれいに晴れ、今後の好天を予想させた。この空なら走ってもいいな。
 さすがに、路面が乾いているはずも無いので、泥除けを着けられるEPIC号での出走となった。
 水しぶきを絶え間なく上げながら、境川サイクリングロードの終端まで走り、折り返してきた。帰宅してEPIC号を点検すると、やはりあちこちに泥が跳ねて着いている。しかし泥除けが効いて、それほど汚れた風でもない。なんとなく、雨の中のトレーニングもおつではないかと思い始めた。

2004年05月08日(土曜日)

昼から三浦半島ショートカットしようとして、うっかり根元でカット

11時20分 自転車 天気:まだ良い

 今日は遠出したいなあ。明日は雨という予報だし。などと考えつつ、朝の寝床でうとうとしていたら、いつの間にか昼になっていた。一種、片道のタイムマシンだな。
 まあ二度寝してしまったものは仕方あるまい。今から出かけてくるか。12:00過ぎ、TCR-2で颯爽と出かけた。今日は重いD70を置いて、MZ3を持ち出したのだが、結果的に一枚も撮らずに終わった。D70に慣れてしまうと、MZ3などはまさに記録のために仕方なく撮っているというスタンスになってしまう。記録すべきものが無いと、全く写さなくなるんだな。
 長後のCoCo壱番屋で腹ごしらえをして、境川を下っていった。出かける前は、逗子から横須賀方面に抜ける道を取ろうと考えていた。その逗子までは、伊勢山トンネルを通らず、マリーナから逗子トンネルを通る予定だ。
 江ノ島に抜け、伊勢山トンネル方面に走る。それなりの天気で、明日は雨の予報ということで、人出は多かったようだ。またサイクリストもかなり見かけた。
 材木座海岸を走りながら、そろそろ横道からマリーナ方面に下りないと、と考えていた。前方からかなりやる気っぽいローディが降りてきた。にこやかに挨拶を交わす。あいやー、伊勢山トンネルへの登りに入ってしまいました(笑)。やむなく、そのまま通過。
 逗子に入り、駅方面へと適当なところで曲がり、進んでいった。手持ちの紙の地図で曲がる場所を記憶し、GPSで確認しながら進んでいった。しかし、えーっと、GPSだと曲がれる場所に道はありませんよ?(汗) とか考えているうちに、なんか六浦の方に抜ける道に出てしまいましたよ(滅)。まあいいか。少しショートカットして、横浜に立ち寄れる時間を作ろう。
 六浦に抜けて、そこからはR16を突っ走っていった。市道環状2号との合流点を過ぎ、本牧へと抜ける道に乗り、関内近辺を通って、横浜駅へと出た。そしてハンズでバックパックを物色する。和田サイで仕入れたリクセンアダプタの犠牲者を仕入れるためだ。しかし、ヘルメットホルダーがあって、開口部が大きく(Freepack Sportの不満点はここだ)、背負い面にアダプタを取り付けられる広い面がある、それなりに安いもの、という条件に適ったものは、ここでは見つからなかった。まあ、気長に探すか。
 そこからはR16へと復帰し、厚木街道に出て、サガミへと向かった。なにも買わなかったが、No.3店では、またリジッドフォークが、それも黒、銀各1点と増えていた。HARDROCK号をなかなか連行できないのだが、本気で換えてやりたいと思う。
 その後は、境川に沿って下り、日が暮れきる前に帰還した。走行距離は86Kmくらい(GPS曰)。半日かけた割には短いなあ。どこでそんなに時間を潰していたのやら。

2004年05月06日(木曜日)

EPIC号でナイトランだ

23時30分 自転車 天気:いまいち

 朝、定時に出社。いつもより地下鉄も職場も空いていたので、11連休にした人が多かったのだろう。
 帰宅して、しばらく走ってなかったので、夜トレに出かけることにした。雨の後なので、少し幅広のタイヤを履いた(1.25インチ)EPIC号に、雨除けをつけての出動だ。これは正解で、日陰などでは水が残っていたので、結構飛沫が上がったようだ。
 サイクリングロードの終端まで走り、俣野の上りから国道に乗って、湘南台まで走った。いい天気ではないが、暑くもないので、緩い風が心地よかった。

2004年05月05日(水曜日)

BD-1のキャリアを取り付けなおしているうちに、一日が終わる

23時10分 自転車 天気:雨だな

 無気力な目覚め。起きると、雨が降っているんだか止んでいるんだか、いまいちはっきりしない天気だ。風もあるし、自転車を出すのはためらわれる。
 そんなわけで、激しく無気力にボーっと過ごしていたのだが、流石に何もしないで過ごすのには耐えられないと思った。折り良く、M5のボルトが発掘されたので、BD-1のセキサイダーのボルトを付け直した。
 セキサイダーの前側は、折り畳んだときにシートピラーを受けるゴムと共締めされている。これが緩みやすさの元凶だ。ゴムを強く圧迫すると、そのゴムを挟み込んでいるボルトにゆるみが生じ、やがてボルト抜けへと発展してしまうのだろう。実際、BD-1を折り畳んだまま、ストレスが掛かるような状況で、ボルト抜けが起きているのだ。
 ならゴムを抜けばいいということになりそうだが、コレが無いとピラーが激しく傷つきそうで、ためらわれる。根本対策ではないが、M5*15からM5*20の、やや長いものに取り替えた。かつボルトの締め込みも、前よりきつめにしておいた。しかし、所詮は根本対策ではないので、BD-1を展開する度にチェックしなければならないだろう。
 なんてことをしているうちに、雨が本格的になってきた。今日も外には出られないか。

2004年05月03日(月曜日)

HARDROCK号の振れ取り再戦

21時19分 自転車 天気:ちょっとドヨドヨと

 遠征が終わってホッとしたのか、昼前まで爆睡してしまった。しまったもなにも、今日はゆっくりするつもりだったのだが。
 昼食を取って、さて懸案を片付けておこうと思った。HARDROCK号のホイールの振れ取りだ。広島に帰る前に少し手をつけたのだが、頭が朧な状態だったので取りやめにしていてものだ。
 フロントのハブダイナモホイールを、振れ取り台に載せる。振れが大きかった(というか前に手がけたときに大きくしてしまっていた)ので、とりあえずテンションメーターを見ながら全てのスポークのテンションを統一し、それから振れを取っていった。例によってホイールの精度が低いので(ARAYAの安物)、縦振れの程度を見るのは面倒だ。しかし単純なスポーク組だったこともあり、難なく終了。
 問題は後輪だ。こっちの方が影響が大きい。前にやった時、ある程度は振れを追い込んでいたのだが、それでも妙にしっくり来ない感が残ってしまった。それにスプロケットの取り付けのため、左右のスポークの長さが違う。まあやってみるさ。
 やはり名も知らぬメーカー製の安物ホイールを台に載せ、振れの程度を見た。……これ、めちゃくちゃ右(進行方向に対して)に偏ってないか? 前に振れを追い込んだとき、オフセットのことを考えないで追い込んだせいだろうか。5mmほども右に偏っている。こりゃ、違和感もあるだろうな。
 とりあえず、テンションを見ながら、左右それぞれのテンションを統一しつつ、かつホイールが中央に来るように追い込んでいった。右側はぺなぺなになるくらいローテンションで、左はかなりハイテンションだ。他のホイールを見てもそうなっているから、コレは正解なのだろう。が、左側のテンションがあまりに高すぎる気もする。このホイール、何度もニップルを舐めちゃってるので、次はニップル全交換しないと調整できないかも。
 ともかく、意外に手早く後輪の振れ取りも終わったので、早速試走がてら出かけてみた。
 HARDROCK号のブレーキを調整し、湘南台に出かける。馴染み出しが十分だったせいか、スポークの歪みが取れる音はそれほどしない。振れも無いようだ。しかしリアの耐久性が心配だな。
 問題は別にあった。リア側のオフセットを調整した結果、当然スプロケットの位置も動き、再調整が必要になったのだ。とりあえず走れるので、帰ってから調整しよう。
 湘南台に出て、ダイエーに寄ったところ、88円均一コーナーが消え、100円均一コーナーになっていた。その分、商品の幅が少し広がった気はする。ここで必ず買っていたインスタントコーヒーセットなんか、セット辺り3カップ分というのは変わらないが、コーヒーパウダーが少し高級なものになっている。簡易ドリップセットは、以前よりカップに固定する機構が改善されていた。が、どっちもどうでもいいといえばどうでもいい改良だ。いいコーヒーが欲しければ、それなりのものを買うだけだ。後、シェーバーの替刃が、以前4つ組だったのが5つ組になるなどの変化があった。ここの100円均一よりビミョーにチープな品揃えが気に入っていただけに、残念だ。
 帰宅して、雑用を片付けているうちに、眠気が。

2004年05月01日(土曜日)

2004年しまなみ海道ツーリング3日目

22時12分 自転車 天気:イイヨ

今日は大半のメンバーが尾道へと逆走する中、単独で松山までの山道を走った。400mくらいの峠を越え、長大(2.8km)な水ヶ峠トンネルを通過したところで、昼食に「松山峠うどん」をいただく。なんと猪うどんがあった。そのまま松山に下り、道後温泉で汗を流し、フェリーで帰宅。楽しい三日間の終わりだった。
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