Strange Days

2006年02月19日(日曜日)

サドルカバーを求めて北上

18時22分 自転車 天気:くもり

 BD-1のパーツ交換は、もう最終段階だろう。この先は定常状態に達し、劣化したパーツの交換だけになるはずだ。それくらいには、使い勝手のいい自転車になってきた。しかし、一箇所だけ気に入らない部分がある。それはサドル。どうしても、股間へのインパクトを強く感じる。これはBD-1固有の乗車姿勢だとか、乗り心地だとか、さらには気分的なものも影響しているのだろう。既にサドルは4代目だが、これでも気に入っていない。しかし、これ以上サドルを替えるのもなあ。
 そこで、とうとうサドルカバーに手を出すことにした。サドルが固いのなら、カバーで和らげればいいじゃないか。ユニコからエアクッション式のナロータイプが出ている。これを試してみたい。長距離を乗るときはこれをつけて、短距離なら見た目重視で外して走るのだ。
 サガミには無かったので、相模大野のイトイサイクルで探してこようと思った。夜は雨が降るという予報だったが、まあもつだろうと見て、MasterXLでの出動だった。
 横浜市道環状4号を北上し、R16旧道からR16に合流する。相模大野まで突っ走り、イトイサイクルでサドルカバーを探してみた。ユニコのナロータイプは無い。みんな幅が広めの、ゲル入りのものだ。通販で買うか。
 帰りは、町田から境川沿いに走った。途中、つきみ野近辺で、綺麗なブルーのポケロケとすれ違った。ああいう色のものが欲しいんだ。
 ちんたら走り、明るいうちに帰還。自転車を部屋に入れる前に、チェインリングをクランクから外して洗い、フレームも隅々まで拭き掃除しておいた。ピカピカだよ。こうして綺麗にすると、なんとも映える自転車だ。

2006年02月18日(土曜日)

BD-1最後の改造(多分)

19時56分 自転車 天気:くもり

 僕のBD-1も、御他聞に漏れず改造されまくり自転車なのである。
 なにせ、最初に買った自転車だから、どのパーツをどう替えればいいのか、皆目見当もつかない。聞きかじりの知識を頼りにアレを替えコレを替え、その度にああなったこうなったと一喜一憂する。そしてそこには、多大な偽薬効果も混じってはいたが。
 まあともあれ、BD-1は改造しまくり千代子なのである。実際、フレームと前後フォーク以外、ほとんど残ってはいないんではないか。にも関わらず、残っていたパーツがあった。それはヘッドパーツだ。
 BD-1の弱点はヘッドパーツだと言われる。確かに安いパーツを使っているようで、首が弱い感じは付きまとっている。特に感じるのが、下から強い入力があったときだ。フォークとステムが同時にたわむ感じがあって、坂道を下っている時にこれが来ると、危険を覚えるほどだ。その点は、まあ我慢しながら乗っていた。ヘッドパーツの交換にはツールがしこたま必要で、素人整備屋には荷が重そうに思えたからだ。それでもヘッドワン圧入工具(簡易型で1000円しなかった)を買って、検討はしていたのだが、外す工具類も作ったり買ったりするとなると、これは荷が勝ちすぎる。時間を掛けないとね。ということで、今回は断念。プロに頼むことにした。
 今日の昼過ぎ、BD-1をサガミサイクルNo.3店に持ち込んで、適当なヘッドパーツに変えてもらった。リッチーの9000円するWCSグレードのものにも目が行ったが、ケーンクリークの5000円弱のものでも十分そうに思えたので、それに決定。しかし工賃を3000円も取られるんだったら、別にリッチーのでも良かったかと思いもしたが。
 BD-1にヘッドは特殊で、上下逆に入っている。それでNo.3店の人もちょっと掛かるかもという。前にやった事があるのだが、その時はクリスキングのに替えたんだとか。さすがにそこまで金を掛ける気にはなれない。
 替えてもらう間、ロード店を冷やかし、三ツ境駅のロッテリアで時間を潰す。携帯電話もCLIEも、うっかり持ってこなかったんだよな、これが。時間を持て余すの図なりよ。
 No.3店でBD-1を引き取る。カートリッジ径が少し大きくなったため、前よりもヘッドが飛び出している。さらに上側*1のステム部との接続部分で、カートリッジベアリングが一部露出している。ここは定期的にグリスで覆って、保護しなければならないか。一番弱ったのが、ロゴが上下逆になることだ(苦)。
 いろいろ突っ込みどころはあるにせよ、首周りは前よりしっかりしたように思う。ちょっとぐらつき気味だったので増し締めはしたが、それからは快適だ。これなら、急坂の下りも楽になるだろう。
 しかしまあ、いよいよもって、手を加える部分が無くなったな。後は、そうだ、フレームだ*2

2006年02月12日(日曜日)

結果的に小田原から湯河原まで走り、うどんを食って帰った日

19時53分 自転車 天気:雨やら雪やら晴れやら

 例年この時期には、湯河原の幕山で梅見して、奥湯河原まで登って蕎麦を食うという、湯河原梅見ツーリングなる企画を実施してきた。今年もやるつもりだ。
 やるつもりで下調べしていたのだが、気にかかる点があった。何度も走ったコースなので、タイムテーブルは見当つくのだが、今年は厳冬で梅の開花が遅れているらしいのと、幕山公園で入場料を取られるようになったらしいという点が気になった。そこで、一度は現地で確認をしておかねばと思ったのだ。
 今日は10:00前に家を出た。出かける前にBD-1のステムを、60mmのものに戻しておいた。80mmは長すぎた。やはり、60mmの方が無理なくしっくり来る。
 戸塚でBD-1を畳み、東海道線で小田原に向かう。世間ではオリンピックに夢中なのか、乗客はまばらだった。
 国府津に掛かる辺りだったろうか。ふと、窓に水滴が付着しているのに気づいた。えっ、雨? まさか。そのまさかだった。雨が降り始めていたのだ。だって、降水確率10%だったのに。
 とりあえず、小田原駅で降り、東口に抜けた。雨は降り続けている。ちょっと呆然と見ていたのだが、雨量はそれほどでも無いように思えた。今日はBD-1で、タイヤそのものは太いので、まあ大丈夫だろう。
 駅周辺から、早川の方に抜けたところで、雨脚が強まってきた。というか、これは霙だな。しっかりした、白い氷粒が混じっている。嫌がらせですか……。
 意気消沈しかかるのを振り払い、合羽を出して着込んだ。うっかりすると、小田原駅にUターンしたくなる。湯河原まで走れば、きっと状況に変化があるだろう。
 真鶴道路(旧道)を走り続ける。指先が凍えるのがつらい。足先の方は、出掛けに懐炉を仕込んでおいたので、問題ないのだが。段々、体が凍えてくるのを感じながら、湯河原まで走っていった。
 真鶴から湯河原へと下ってみると、あれ、雨なんて降ってないし。晴れ間も見えるし。これはどういうことだ。気象の神に文句も言いたくなるというもの。この辺は、山の気象だよな。
 ともかく、湯河原駅へとたどり着いた。すぐに幕山公園に視察に赴きたいのだが、まだ走り出す気になれない。BD-1に合羽を掛けて、乾くのを待った。
 ようやく合羽を納めると、いよいよ幕山へと走り出した。とりあえず、今日の目的は、これで果たせる。と思いきや、まだ駅近辺にある内に、再び雨に見舞われ始めた。空を見上げると、灰色の雲が覆い尽くしている。ダメだな、こりゃ。さすがに走り続ける気力も失せて、ここで撤退する気になった。とにかく寒いので、温まるものを食べたい。
 駅の近くにうどん屋があったので、入って昼食を取り、身体を温めた。外をチラチラと観察していたのだが、梅見に向かったであろう客たちが、傘を差して戻ってくるのが見えた。やはりダメだな。
 素直に輪行で帰宅することにして、東海道線に乗った。走り足りないので、藤沢で降り、境川を遡上して帰宅した。それでも、走行距離は30km足らずだった。この辺りでは、この晴れっぷり
 まあ、BD-1のポジションに問題が無いというのを確認できたのが、唯一の収穫か。来週、また幕山公園の視察に出かけなければ。

2006年02月07日(火曜日)

ホイールのテンションを上げるのは難しいな

23時08分 自転車 天気:晴れたじゃないか

 結局、今日はそれほど気温は上がらなかったものの、行き帰り共に路面の状態は悪くなく、自転車でも問題なく通勤できたはずの日になった。まあ、気分転換の地下鉄通勤も良し。
 とりあえず、明日は自転車通勤できるだろうと、第1候補のEPIC、第2候補のMR-4Fのタイヤをチェックしておいた。ハブダイナモ付き、ロードレーサー的な走り心地と来れば、後者の方がジテツー向きのように思える。が、ブレーキが難なのだ。どうも2台の700Cに較べても、効きが悪いのだ。レバーの位置を見直した方がいいかとも思える。
 さっさとTCR-2のホイールを何とかしなければと思いつつも、他に乗れる自転車があるので、ついつい後回しにしてしまうのだ。それでも何度か手を出してはいるのだが、テンションを上げようとして失敗してしまう。だいたい、やや低めのテンションまでは簡単に組めるのだが、そこからテンションを上げようとすると、どうも上手く行かない。凄く振れてしまうのだ。
 思うに、いきなりテンションを上げようとしたのがまずかったか。一気にテンションを上げようとして、ニップル一つをきつく締めたとする。するとリムはそれに合わせて変形してしまい、近隣のスポークテンションが、見た目では下がったように見えてしまうのだろう。またリムが楕円形に歪んでしまえば、締めたニップルから離れた位置にある近辺では、逆にテンションが上がって見えるのではないか。リアホイールでは、これに非対称的な左右スポーク群のバランスも絡み、よけい複雑なことになっていそうだ。
 多分、ある程度までテンションを上げたら、テンションメータを使わないで、一定ずつニップルを回して行くのが正解なんだろう。それも少しずつ。
 まあ、凍結の多い昨今では、EPICの方が安全なので、春までには片をつけましょう。

2006年02月05日(日曜日)

BD-1で試走(試走ばっかり)

19時04分 自転車 天気:寒晴

 今日は山北方面にでも出かけるか、二宮の吾妻山にでも出かけるか、などと目論んでいたものだ。が、朝の寒さに負けて、しばし寝床でゴロゴロする我輩だった。
 この寒さ、流石に遠出する気力も湧かない。来月に迫った鹿児島ツーリングに向けて、BD-1の調整をしておいた。といっても、セキサイダーの再装着と、ハンドル周りの整理だが。
 セキサイダーは、軽量化を目論んで外したのだった。確かに多少軽くはなるのだが、BD-1にそこまで軽量化を望んでも仕方ない。むしろ、セキサイダー無し*1だと、本格的な輪行袋が必須になるのに対し、セキサイダー付なら上から被せるタイプで済ませることが可能だ。これなら大き目のサドルバッグに入る*2。まあ、キャリアはあると便利だし、復活することに決定。
 一方、ハンドルバーは、右端にバー内径にはめ込む形式のLEDライトを着けたことから、奇妙な混乱が始まった。どうしてもセンターが出ないのだ。確かに右端にLEDライトが被さる分、全体がずれるのは分かるのだが、それでもズレ過ぎである。
 今日、このLEDが今一役立たずなので外し、ハンドルバーのレイアウトを計測してみた。まずは各パーツの寸法を計測する。なるほど、左のグリップが、なぜか10mmほども長かった。このせいで、全体のレイアウトが混乱していたのか。それを正すと、ハンドルの中央が妙に開いてしまった。ブレーキレバーをサンツアーの4フィンガーに変えた結果、かなり指が届きやすくなったので、グリップを長いのに変えてもいいかもしれない。
 ともかく、この状態で、夕暮れ時の境川に向かって走り出した。ステムを20mm長いのに変えたのだが、これはやりすぎだった。サドルを目一杯前に出しても、ハンドルが遠く感じる。腕が伸びきりそうだ。サドルをもう10mm前に出せればいいのだが。それにしても、BD-1のBBって、前に出すぎだよな。ステムは元の60mmに戻してしまおうと思う。
 南端まで走り、休憩所でパチリ。長め*3のステムがいい感じだが、ここはまた元に戻ることになる。前のステムはダウンヒル用のごつい奴なんだがな。70mmくらいで赤い、軽いステムが見つかればいいんだが。
 缶コーヒーで一服して、帰途に着いた。今田の休憩所の前後が凍っていて、また寒波が着たんだと実感させられたものだ。

2006年02月04日(土曜日)

カメラ背負ってMR-4F試走

20時31分 自転車 天気:晴れのち雪

 実は、先週にMR-4Fで走った時、一つトラブルがあった。リアタイヤが傷んでいて、走っている内にサイドが膨らんでくるのだ。これはアカンと思い、その時は圧を下げて走ったものだ。
 今日、出かける前に、タイヤを交換しておいた。新しいタイヤを出そうかと思っていたのだが、これは今は亡きテクノバ2の最後の在庫。これに手を出すのはちょっと待て。その前に、前に替えた中古タイヤと交換してみる。中古といいつつも、今のリアよりはよほど状態がいい。安いタイヤなので、一方が痛んだらすぐに前後交換していたのだ。今は安くても手に入らないからね。
 交換して、山下公園方面へと走り出した。D70+トキナー12-24mmを使ってみたかったので、被写体を求めて海に出た。環状2号を南下し、本牧方面から抜けていった。
 再来した寒波の影響か、公園の人出はそれほどでもない。凄く晴れた日だったんだがね。公園の元町方面に出来た、謎のモニュメント
 最近、誰かが餌付けでもしたのか、海鳥どもが図々しくなっている。鳩共々、人間様が餌をやる仕草をすると、この有様だ。空爆*1を警戒しつつ抜ける。
 そういえば、最近撮ってなかったなと、氷川丸。すぐ目の前の岸壁からでも、この画角になる。だいたい、眼鏡を通して見る世界に等しい広さだ。
 日暮れ時が近づいてきたからか、いつもなら埋まっているベンチが、この空きっぷり
 冬の夕暮れ時、みなとみらい方面の空を、立ち並ぶ建造物共々収めてみた。特に下に映る建造物の歪みっぷりが、異様な迫力を醸しだしてないか。
 寒かったし、日暮れ時で寂しくなってきたので、早々に帰宅することにする。R1を突っ走り、ほぼ日が暮れきる頃に、立場のスーパーに立ち寄った。
 買い物して外に出て、いやはやびっくりしたね。雪だぜ。急に風が巻き起こると、ぶわっとばかりに粉雪がぶちまけられた。ミニ吹雪の風情あり。まあ近くだしと、雨具も着ないで、サッと帰宅した。