Strange Days

2006年10月30日(月曜日)

Birdy用新型ピラー

21時35分 自転車 天気:くもり

 乗ってやりたいなあと思いつつ、なんとなく敬遠してしまうのが、我がBD-1。たぶん、一番手を入れてきた自転車なのだが、一番ポジションに苦労してきたそれでもある。これ、BBが前に出すぎだよね? 元々、シートピラーもかなり傾斜気味なのに、さらにBBが出ているもんだから、ハンドルバーをサドルと同レベルにしても、なおも前傾がきついのだ。この乗りにくさを、どうしても解決できないのだよな。だから、我輩の自転車ヒエラルキーからすれば気楽に乗ってやるべき位置にあるものなのに、ついつい敬遠してしまうという状況にあった。
 サドルの位置を前に出したいのだ。少なくとも、通常の後ろ乗りを意識したタイプのものは、全然耐えられない。今は直上型のトムソンを着けているのだが(高い)、それでもサドルを前に出したくなる。固定部を切ってどうかするかとか、それっぽいパーツは無いかとか考えたのだが。
 日曜日、たか氏だったか、『BD-1用の新型ピラーは前乗りに出来る』なんて話を聞いた。それを思い出したので、探してみると、菊次郎氏のBlogに、まさにその話題があった。ノーマルのピラー(やはり直上型)より、さらに20mmも前に出せるのか。うーん、それだけ出せるといいなあ。
 もうBD-1には金を掛けるつもりは無いので、SkyShockは見送るつもりだったのだが、これはポジションを改善できるという画期的なものなので、迷ってしまう。これは、買うかも。

2006年10月28日(土曜日)

BikeEでとろりと走ってきた

20時15分 自転車 天気:くもり

 今日は早めに目覚めたのだが、昨夜の宴会の影響なのか二度寝してしまい、起きたのは昼過ぎでした。あー、ダメ人間。
 それでも、町田に出かけてこようかと考えていた。乾燥機能付*1洗濯機を買おうかなと思っているので、見てくるつもりだったのだ。洗濯はいいのだが、干すのが面倒なのだよ。というわけで、一気にやってしまえる乾燥機能付が欲しくなった。安い縦型でいいのだが、洗濯できる量に比べ、乾燥できる量が少ないものばかりなので、ちょっと迷っている。乾燥機を別に買った方が、結局は良くないかとか。
 そういうわけで、町田のヨドバシにでも見に行こうかと考えていたのだが、グズグズしていたら14:00を過ぎてしまう。しかも昼飯はまだ。昼飯食っていたら、15:00を過ぎてしまうだろう。それから町田まで往復は、ちょっと考え物だわ。
 そういうわけで、なし崩し的に昼飯および散歩モードに堕落する。先週直したエアサスの様子を見る意味で、BikeEで出かけることにした。
 湘南台でテキトーに飯を食らい、サイクリングロードを南に走る。エアサスは空気漏れも無く、快調だった。これで、まだまだ乗ってやれそうだわ。
 今日、雨は降らなかったが、雲量はかなり多いままだった。夕陽も雲に隠れてしまう。明日は雨になりそうなので、ちょっと心配だわ。
 夜半より、案の定降り始めたようだった。

2006年10月25日(水曜日)

しまなみでは何に乗ろうか

21時10分 自転車 天気:くもりくらいだな

 悩んでいるのが、秋のしまなみにどの自転車を持って行くかということ。SatRDay一択でしょ、と思っていたのだが。
 なにせ、重いのである。キャリアを着けると15kgを超すだろう。走っている間は問題無いのだが、輪行時の担ぎで堪えてくる。行きも帰りもトラベルケース輪行とすれば解決だが、そのトラベルケースは急に入手するのは無理みたいなのだ。
 じゃあ、今回はMR-4Fでいいかな。SatRDayはいざという時の取り回しに不安がある。その点、MR-4Fなら慣れたものだ。荷物積載の実績もある。輪行時にもそれほどには大きくならないし。
 でも、まさにしまなみを走るために、SatRDayを買ったんだしなあ。迷う迷う。
 まあ、SatRDayは暮正月に実家に帰ったときに、冬のしまなみを走ってくるか。これで四季のしまなみを、一応は制覇できる。
 しかしまあ、SatRDayって、思ったよりは荷物を載せるのに苦労する自転車だ。

2006年10月22日(日曜日)

BikeEのエアサスをお掃除&散歩に出かけたら降られたの巻

21時50分 自転車 天気:くもりのち雨

 今日は遠出しようと思っていたのだが、朝の天気予報を見ると微妙に悪化している。昨日の予報では明日の朝からの雨となっていたのだが、今日遅くから降りだす気配になってきた。こういう時には要注意だ。さらに悪い方に転ぶ場合が多いからだ。今日は遠出するのやめるか。
 代わりにというわけでもないが、気になっていたBikeEのエアサスを分解してみた。何度か底突きしてから空気漏れしやすくなっていたのだが、最近は半日で完全に抜けるほどになってきていた。分解前に、空気漏れを確認する。シリンダーの周囲に水を掛けてみると、可動部から泡がぶくぶくと……。結構激しい空気漏れだわ。
 車体から外し、分解してみた。ピストンとシールだけの簡単な構造だ。エアサスの整備は意外に楽かもしれない。スプリングやエラストマと違い、完全にテンションをゼロにしてから分解できるからだ。
 調べてみると、意外に砂粒が侵入しており、グリスがかなり汚れていた。グリス自体はまだまだ残っている。BikeEの前の持ち主は、たぶん分解してはいなかったろうから、かれこれ6年ぶりに分解されたことになるのか。意外にグリスはもつものだ。シールがしっかりしているからか。
 そのシール。エア漏れということで痛んでいるだろうと思っていたのだが、分解して調べても痛みは見つからない。多分、底突きした時にシールに砂利がはまってしまったのだろう。
 綺麗に汚れを落とし、またグリスをたっぷり付けてから組み付けた。空気を入れ、しばらく置いてみたが、空気漏れしている気配は無い。直ったかな。ついでに、BikeEも掃除してやる。チェーンは洗うのが大変なので、メンテルブを掛けて余りを拭い取った。長大なステムとフォークに浮いている錆を落とすべく、錆び落としで磨いてみた。要するにクレンザーだな、これは。かなり綺麗になるのだが、ちょっと深く食い込んでる錆びは落ちにくい。根気良く磨かないとダメみたい。
 エアサスの機嫌を見るつもりで、BikeEで出かけることにした。空模様は微妙だ。なんとなく空気が濡れてきた気がする。南町田のモンベルまで出かけて、折り返すことにしよう。そう思い、まずはサガミにまで走った。
 No.3店で、20インチの結構高圧(100psi)が入るスリックを発見。幅1.35インチ。どう見てもプリコメだよなあ。でもプリコメとは書いてない。パチもんかな。
 駐車場に戻ると、なんか微細な雨が降っている。ちょっと空を見ていたが、止みそうに無い。やむなく、そのまま境川へと出た。さすがにモンベル行きは止めにして、境川を下って帰ることにした。が、この雨が次第に強まる。霧雨のままなのだが、段々と強くなってくる。おかげで、メガネが曇って危ないこと。結局、そのまま家まで走って帰ってしまった。
 このままだとまた錆びるので、さっと雨滴をぬぐい、少し乾かしてからカバーを掛けた。さてさて、エアサスも復活したようだし、外装化を進める時機だわ。

2006年10月15日(日曜日)

10月の荒川に参加した

22時07分 自転車 天気:晴れ

 さて、先月はトレンクルにヒヨッタおかげでパンクはするわ、その影響で浮間舟渡まで純粋輪行往復するだけだわで、散々だった荒川にリベンジだわ。自転車は、久しぶりに社交バイクBD-1を連行しようかと思っていたのだが、SatRDayの荒川デビューがまだだったので、こっちに変更。
 朝は6:50くらいに家を出て、戸塚で輪行準備する。今回はちょっとした新装備を投入した。オストリッチの便利ベルトという輪行袋用ベルトだ。ご覧のように、2本のベルトをそれぞれ輪行袋の外から掛け、そのベルト同士をさらにベルトで結ぶという形式。それらのベルトを収納する袋も付いているのだが、それは畳んでボタンを閉めると、肩掛けパッドになるという代物。パッドとしては薄いのだが、ベルトが超速FIVEの付属品に比べると広いので、意外に痛くはならない。また外からベルトを閉めるという形式ゆえ、かなりだぶつき気味の超速FIVEとの相性はいい。ずっと輪行しやすくはなった。
 ただし欠点もある。ベルトを掛けられる地点が2箇所、折りたたんだ状態でのチェーンホイールの前後でしかないので、肩に掛けるとそのチェーンホイールが邪魔になる。また非常にリアヘビーになってしまうことだ。それでも、ベルトをかなり短く締めても、何とか脇の下に突き刺さらないくらいの隙間はあるし、リアヘビーなのはフレームを掴んで持ち上げるつもりでいれば、かなり解消できる。まあ、比較的短い距離の乗換えなら、あんまり苦痛に感じない程度にはなった*1。しかし、重いのはなんともならないな。これ以上はなんらかのキャスターの投入しか無いような気がする。
 浮間舟渡に早めに着いたが、駅前はなにかの団体でごった返していたので、輪行解除は公園まで運んでから実施した。だんだん集まってくる、おの氏ら参加者と挨拶しつつ、SatRDay Mk.2を披露する。そういえば、おの&訓子夫妻は久しぶりにViewPointでの参加宣言だったのだが、なぜかBrompton&BD-1だった。なにかトラブルだったのか、聞きそびれてしまった。
 どうも新牢屋で宴会があった模様で、おやぢ殿と@nak組、三井氏らが一緒にやってきた。さらに加藤画伯も、なぜかTREKのカーボンロードでやってきた。フレームだけ入手して、パーツ類は高千穂遥氏からのお下がりを使っているのだとか。加藤画伯といえば小径車と等号でつながるようなイメェジがあったので、これは少々びっくり。元が軽いので、GPSや魔法瓶装備でも9kg台だろう。
 さて、テキトーに自己紹介が済んだ後、各車一斉に南に旅立つ。僕はなんとなく殿辺りをうろうろする。殿は20km/h以下、時には10km/hの世界をうろついていたので、寝不足な俺様は、ともすると夢の世界に旅立ちそうになる。うっかり旅立ってしまうと、今度は永遠の眠りに就いてしまう危険性が高まるので、なんとか踏みとどまる。
 最初の水門を経由して、次は虹の広場での休憩のはずだ。だがマラソン大会と重なってしまったので、安全を取って早めに対岸に渡り、次の休憩は名も無い原っぱだった。ひるひる氏と無駄話をして過ごし、ここで氏とはお別れとなり、さらに南下してゆく。
 中川水門でマモル氏と合流。また殿をうろうろしながら、ローソンでの買い出し、臨海公園での昼食へと至った。
 今日はJETBOILを使い、カップ麺を食す。湯を沸かすのは早かったのだが、カップ麺の調理完了までは5分も待たねばならなかったので、少し切ない気分を味わった。
 解散はなぜか早めで、14:00過ぎだった。その後は東京方面隊に同行し、東京駅から東海道線で帰宅した。
 やはりSatRDayは重い。走っていれば快適極まりないのだが。荒川にはちょいと過ぎた自転車だわ。しばらくは持ち込むことは無いだろう。やはり、遠距離輪行専用にしよう。

2006年10月14日(土曜日)

BD-1の価値

21時31分 自転車 天気:かなり晴れ

 昨夜は午前様だったのと、連日残業の疲れで昼までに起きられず、なんと14:00過ぎまで寝ていた。なんぼなんでも寝すぎです。
 体が腐りそうなので、境川をひとっ走りしてくることにした。自転車は、久しぶりにBD-1にするかな。そう思って引っ張り出すと、ありゃ、チェーンが錆びてます……。前にBD-1に乗ったのは、整備したのはいつだったろうか。忘れようとしても思い出せないのだが、確かなのは八丈島はBD-1で走ったということだ。すると、もしかしたら4ヵ月ぶりか。いや、その後でチェーンを洗った気がする。その時の処置が拙かったのかもしれない。*1。なんにせよ、パークツールのチェーンチェッカーで計ると0.5mmくらい延びているチェーンだったので、交換し時ではあった。と、チェーン交換なんてしてたら日が暮れてしまう。その前に、やはりひとっ走りしてこよう。
 BD-1で境川をダラダラ下っていった。ハンドルが遠い。後10mmほど手前に持って来たいところだ。でも赤いステムなんて、そう種類が無いのだ。困った困った。
 終端の休憩所でBD-1を久しぶりにスナップ。こうして見ると、カコイイ自転車だわ。しかし、BD-1は実に多い。Birdy系の自転車は、境川でも良く見かける。いや、単一車名としては最多ではないか。
 思うに、Birdyの価値の一つは、まさにその台数の多さがあるんじゃないか。小径車の中でも、とりわけBidryは多い。一声かければ、所有者が何十人も集まれそうな自転車なんて、他に無いだろう。これ以外のコミュニティでは、ハードウェア中心となるとコルナゴ、BikeFriday*2といったブランド単位の括りにしかならない。ブランド中心のコミュニティが形成されたとしても、そんなに規模は大きく出来ないだろう。大規模なコミュニティをそこここで作れるのは、Birdy系を措いて他に無い。
 なにせ同じ自転車なんだから、Birdyコミュニティでの情報は、そのまま他のユーザに役立つことが多い。他の自転車と比べれば特殊な部分に関しても、なんせ同じ車両なんだから共有できるのだ。ある自転車を持っていることで、一つの*3コミュニティへの参加が可能になる。これはなかなか無いことではないだろうか。
 ダラダラと走って戻り、チェーンを交換した。中途半端に使いかけていたHG-93を取り出し、グリスを洗い落として装着した。ルブとしてはメンテルブを塗布した。また錆びるとかなわんからな。フッ素オイルは頻繁に乗るものにだけ使おう。

2006年10月11日(水曜日)

カプレオのギア構成変更は可能かな

23時33分 自転車 天気:くもり時々雨

 仕事で遅くなる日が続いているが、今日は『おまいら無駄飯喰らいどもはさっさと帰りたまへ』という日なので、さっさと帰宅する。
 時間が出来たので、BikeEに流用するつもりのカプレオハブな20インチホイールを整備した。やっとカプレオ用スプロケ外しを買えたのでな。きっと、小径車が売れて、カプレオ用のツールが市場から枯渇していたのだろう。カプレオ用のスプロケ外しは、まだサードパーティから出てないってのもあるだろう。
 ともあれ、興味津々にスプロケを外してみた。カプレオの場合、スプロケ外しはロックリング外周の溝に填めて、ロックリングを外す。この工具がかなり薄いので*1、うっかりするとスプロケ外しが外れ、溝を舐めてしまいそうだった。使い難いな。
 外すと、ハブの方はこうなっている。通常の9S用と同じ太さ、形状の軸が、最外部3段分くらいのところから細くなっている。細くなっている部分も同じ太さではなくて、トップから3枚目のギアがはまる部分は、少しだけ太くなっている。
 ギア類を並べてみた。左上の一番でかいギアは、17,20,23,26T4枚ギアが一体化したものだ。その下、左側がロックリング。その横は9S用のギア間座。右の5枚は、左上が15Tのギア板。右上13Tのツバ付ギア。普通の9S用の、ロックリングの次に入っているものだ。そして左下11T、右下10T、真中9Tがカプレオ専用のもので、軸径が細いことが分かる。
 ロックリングと13Tまでのギアを裏から見る。左下の13Tは通常の9S用の軸と合致するサイズ、形状になっている。下列中央の11Tは、13Tとも9,10Tとも形状が違っている。9Sの軸の最外部に嵌るとともに、蓋をする形になっているのだ。真中をカプレオ専用ギア用サイズの軸が貫通する。で、ここだけ、微妙に太さが違うのだな、なぜか。
 9,10Tのギアは、それぞれ一つ大きいサイズのギアにスタックして固定されるようになっている。そのため、すぐ外のギアとかみ合う溝が彫られている。この溝も、通常の9Sギアのように、一部だけ形状が変わっていて、位置決めできるようになっているのだ。そして9Tのギアの側面に掘られた溝と、ロックリングのそれとがかみ合い、固定する形になっているのだ。
 さて、全体を俯瞰して分かるのは、最外部の3枚を除けば、やはり通常の9S用ギアと固定部分は変わらなかったということだ。つまり、ロー側6枚に関しては、構成を替える事が出来そうだ。
 例えば、僕は9~23Tという構成が欲しいので、最外部4枚を17,19,21,23Tという構成にしたい。その場合、通常の9S用のギア板から流用できる。アルテグラの場合、17,19T、21,23Tという2枚組のカセットが存在するので、それを買ってカプレオの17~26Tの4枚組みと交換すればいいはずだ。そうすると、9~11Tまでは1Tピッチ、それ以降は2Tピッチというクロスギアを実現できる。
 逆にカプレオの17~26Tをロードに流用することも出来そうだ。シマノの9Sには26Tが存在しないのだ。でも、それくらいなら10Sで12~27Tを使うか。
 アルテグラグレードのカセットを買うと高くつくので、HG70クラスのギア板と間座をばら買いした方が安くつきそうだ。
 うん、この手で、BikeEの外装化は出来そうだ。

2006年10月08日(日曜日)

鍍金仕様ポケロケお披露目

20時59分 自転車 天気:快晴

 急遽、たか氏のポケロケのお披露目兼試走が行われることになり、10:00に湘南台公園に集合とあいなった。ついでというのもあれだが、マモル氏が前から目をつけていたバーベキューの出来る果樹園の下見もしようということだった。朝食を取って準備していたら、マモル氏から電話が。同行する松原氏が千葉に引っ越した関係(なのか)で、遅れそうとのこと。マモル氏ともども、15分くらい遅れるかということだった。
 さて、10:00湘南台なら9:30に出れば余裕なので、その頃にMR-4Fを引っ張り出した。あれ、前輪がパンクしてる……。チューブを交換すべく引っ張り出して、パンクの箇所を調べると、ニップル側だ。リムを見ると、その箇所のリムテープが破れ、スポーク穴の角が露出している。薄手のリムテープだったから2重にしたんだけど、それでもダメだったようだ。とにかく、すぐには処置できないので、替えの自転車で出ることにする。SPDな靴を履いていたので、玄関に一番近い、故障の無い自転車ということで、EPIC号の出動となった。
 湘南台公園には10:00を数分過ぎた辺りで到着。すでにたか氏が待っていた。早速、新車を拝見する。
 新車はポケロケプロを、わざわざ日本で再塗装した鍍金モデルだ。全面鍍金してから、主要な部分を白で再塗装している。フォークやチェーンステイは鍍金のままなので、陽光の下ではきらきらと輝いて美しい。が、塗装が専門でもあるたか氏に言わせれば、少々不満があるという。マスキングをサボり、目に付きにくい、しかし本来は鍍金のままにすべき部分まで白で塗装してあったりするのだ。
 やがてマモル氏、松原氏も到着したので、まずは果樹園の下見に出かけた。湘南台からイトーヨーカドー方面に走り、ちょっと丘を登ったところにあった。そこは葡萄や梨の収穫も出来るのだが、既にシーズンは終わっていた。にもかかわらず、かなりの人手だったようだ。バーベキュー目当ての家族連れが多いようだ。10月の末位にバーベキューでもやるかという話になった。
 さて、昼食をとりたい。近くのコメダでという話もあったのだが、コメダは混んでいるだろう。なら、カナルの台所で生パスタを食べよう。引地川を少し下ると、カナルの台所に着く。唇の端の方に口内炎が出来ていたので、わずらわしい思いをしつつ、しかし美味なパスタを平らげた。生パスタのもちもちした食感はいいな。
 この後は埜庵に行くことにしていたのだが、まだ早いので辻堂海浜公園で休憩することにした。ここで新車を再度チェック。やはり、シートステイがウィシュボーン型のポケロケプロは、後ろからの眺めがいい。やはり、ポケロケプロをベースに406で作ってもらえるといいな。
 今日は、昨日に続いて異様なくらい晴れたので、遠くの富士山もくっきり見えた。
 さて、埜庵だわ。今日は多いだろうという予測の下、混みそうな時間を外したのだが、それでも満席に近かった。今日はミルク杏仁マンゴーを頼む。杏仁が氷の下にこっそり潜んでいて、マンゴーのまろやかな甘みを引き立ててくれる。
 近くにおいしいわらび餅があるということなので、少々探してから立ち寄った。ちもとやさんという古い和菓子屋さんがひっそりと営業していて、わらび餅はそのメニューの一つだった。注文すると、奥でわらび餅を切り出し、黄粉にまぶしてくれるのだ。一緒に、なんとも味のあるウサギを模したあんころ餅も買った。その時に『月見団子は要りませんか?』と、なんと1パックただでいただけた。昨日、余ったものだろうが、それでも親切に痛み入る。
 その月見団子は、とりあえず藤沢ハンズの裏手の公園で、全員で分け合った。素朴な甘さのもっちりした団子で、黄粉をまぶしてもおいしそうだった。
 写真を撮りたかったので、たか氏と別れ、休憩所でぼんやりしてから、一人でのんびりと帰宅した。その写真なのだが、うっかりほとんどを640*480で撮ってしまった。とほほ、まだ操作に慣れてないのだよな。
 さて、帰宅してから、早速お菓子をいただくことにした。わらび餅は、包装が一枚一枚手書きというものだった。大体、チロルチョコを2周り大きくしたサイズのものが、100円。それでも、この値段は納得だ。口に入れたら、とろりとした滑らかなわらび餅が、口蓋ですりつぶすだけで消えてゆくのだ。この食感は新鮮だ。なんでも、寒天を使ってないのだそうだ。なんか病み付きになりそうだわ。
 うさぎの方は、かじると上品な甘さの餡が顔を出す。自転車輸送の関係で、うさたん一羽はつぶれ気味だった。でも、お客様へのお茶請けに出したら、それだけで和んでもらえそうだ。
 今度から、埜庵に行った時には、この和菓子屋さんにも立ち寄ることになりそうな予感がする。

2006年10月02日(月曜日)

かなりの雨の中、自転車通勤

21時37分 自転車 天気:雨時々あがる

 今日も雨は降り続いている。月曜日から憂鬱な思いをするのもなあ、などと考えていたのだが。
 なぜだかなぜか、朝早くに目が覚め、それから寝なおすことが出来ない。これは、早起きしろという宇宙の摂理のささやきなのか。
 そんなわけで、えらい早くに起きてしまい、身支度をさっさと整えてしまった。なら余裕はあるということで、今日は強い雨の中での自転車通勤にチャレンジだ。って、過去何度も怖い目にあってきたんだけどな。
 自転車は、ブレーキが利かないのは怖いので、EPICを選択する。覚悟して外に出てみると、おや雨脚は弱まっている。チャンスとばかりに長後街道を突っ走る。車も意外に少なくて、まあ問題なく会社にたどり着けた。一方、帰りではほとんど降られることは無かった。
 しかし、自転車通勤最大の敵は、利かなくなるブレーキだな。ディスクブレーキ装備のシクロクロスこそが最適解なのかもしれないと思った。