Strange Days

2007年02月28日(水曜日)

ぐるっと浜名湖まで2週間強

23時35分 自転車 天気:晴れ

 まだ先と思っていたら、ぐるっと浜名湖*1まで2週間強となった。来月半ばには浜名湖を走っているんだよなあ。なんだか実感が無い。
 その前後は恐怖の仕事峠がエル・アングリルの如く待ち構えているのだが、多分大丈夫でしょう。休日出勤があるとすれば、春分の日と翌日曜日だろうから。
 事務局からの残念でしたはがきも届いて無いので、受け付けられているはずだ。さて、宿も決めたが、前日同移動するか決めなければ。土曜日には休出の可能性が少しあるので、夜の移動にするのが無難かなあ。
 いつ移動するにせよ、自転車はSatRDayにするつもりだ。関係者*2に聞いてみると、案外に参加者が多いようなので、今年もリカンベント集団が形成されるだろう。それに着いて走ろう。
 行きは青春18切符にしようかな。時間的に新幹線で往復になる可能性があるので、今回は見送るかも。

2007年02月27日(火曜日)

小径車用ステムを概観する

23時55分 自転車 天気:晴れ

 夜、ふと思い出して、SatRDay Mk.2のハンドルに使えないかと思っている、小径車用ステムを取り出した。確か1200円なりで落札したものだ。
 持ってみると重い。重さは1kg超もある。これにハンドルバーをつけると、装備品込みで+300gくらいだろうか。色は全面ギンピカだが、鍍金を落として好きな色に塗装すれば問題ないでしょう。
 このステム、本来はアップライトな自転車で使うものなので、フォークに対してほぼ直線状に固定される。スレッド部の真上辺りで折り畳めるのだが、ここで強度確保のためにか、リンク部分の固定+クイックシャフトによる固定の2段構えになっている。リンク部の固定は、軸の一端を切り欠き、そこにクリックがはまるようになっている。
 この切り欠きを好きな位置に付け直せば、ステムの固定角を自由に出来そうだ。問題は、強度が足りるかだが。それは、リカンベントの場合、ハンドルバーに体重を掛けるわけでは無いので、それほどの強度は要らないんじゃないかと思った。
 なんか、この方式なら、簡単に出来そうな気がする。壊れても1200円なので、とりあえずこれで試してみよう。

2007年02月26日(月曜日)

SatRDay Mk.2改造(ハンドル編)とツールド国東

23時14分 自転車 天気:晴れ

 懸案だった曽我梅見が終わったので、いよいよ五月旅行の準備を進めなければだわ。
 旅程の詰めと宿の手配もそうだが、自転車もどうにかしなければ。というか、どれを持って行くかが問題だな。
 最後にツールド国東が控えていることから、出来るだけ軽くて坂に強い自転車ということで、MR-4F改だろうと考えていた。でも、サドルのポジションを改めるとBD-1も非常に走りやすく、使いやすい自転車になり、荷物も春ならそれほど積む必要はないと思われる。
 しかし、それくらいならSatRDayはどうですかという気持ちになる。そもそも旅先で使うために買ったものだし、走っていて気分がいいのはこいつだし。坂も300m程度のものならば、さほどダメージ無く登れそうだ。なんてったって、これを見た人のリアクションが楽しい。ツールド国東には、これでぜひ出たいと思っている。
 SatRDayを連れて行くに当たって、いくつか改めたいところがある。まずBBの回転が明らかに悪いので、もっとグレードの高いものに替えたい*1。それと、ハンドルだ。
 今のハンドルは、あまりにもでかくて重いので、もっと簡単で軽いのに替えたいのだ。別にそのまま折り畳めなくてもいいから。運ぶ時に抜くくらいの手間は構わないのだから。
 そういうことを、最近Mk.2を買ったRoy氏が実行されて、大いに参考になった。台湾のリカンベントメーカー、China Mascot社の可変式ハンドルステムを導入し、オリジナルよりもずっとコンパクトでスマートにまとめている。あまり軽量化は出来なかったそうだが、あの大仰なハンドルに比べると、ずっと見た目がスポーティだ。
 僕もLoroが扱っているOptimaのステムに目をつけていたのだが、Optimaの自転車とSatRDayのヘッド位置の違いから*2、そのまま着けても使い難そうに思える。何らかの手段で延長するか。適当な位置で切断して延長することも考えられるのだが。
 ところで、手許になぜか小径車用のステムがある。スレッド式で、スレッド部のすぐ上に折り畳み部があって、上に長いT字ハンドルがついている。これ、途中で曲げてやると、SatRDayで使えないだろうかと考えているのだ。適当な位置で切断して、工事用の金具でつなぎ直したら、ちょうどいい位置にハンドルを持って来れそうだ。しかし、なにせ重い鉄製ハンドルなので、重量的にはどうかしら。
 まあ、重量はもとより、フォルムが気になっているので、重さはどうであれやってしまいたいところだ。
 ところで、昨日帰ったら、ツールド国東事務局から封筒が届いていた。あれ、インターネットで申し込んだんだけど、再度封書で申し込む形式なのか? 申込書には誓約書*3がついていたので、そうなのだろう。二度手間だな。
 んで、同封されていた案内書を見たのだ。すると、今年はBコースが100kmへと大幅に短縮された上、坂の少ないコースへと改められているというのだ。うーむ、去年の漢のBコースじゃなくなるのか。やはり実質130km越えていて、かつ坂の多さからAコース以上のきつさだったのは、わしのようにAじゃきつそうだと感じてBにした向きに不評だったのだろう。
 いつもならば歓迎するところだが、わざわざ国東まで行って温いコースもどうよ。やはり男は160kmでしょ。というわけで、160kmを申し込むことにした。インターネット申し込みと食い違うが、申込書にも郵便為替の通信欄にもコース名は書けるので、混同されることはあるまい。
 ということで、国東では160kmを走る。でも、あれ、160kmも、あの坂の多いコースを、SatRDayで走りきれるのか?

2007年02月25日(日曜日)

曽我梅見サイクリング

20時41分 自転車 天気:晴れました

 2003、2004、2005年と実施した梅見サイクリングだが、去年は鹿児島行きを控えていたこと、例年の開催地だった幕山公園が入山料を取るようになったこともあり、開催しなかった。今年は是非にと思い、開催地をもう少し近場の小田原近辺に移し、さらに近くの景勝地も込みで実施することにした。
 最初はMR-4Fを考えていたが、気分的にBD-1を選択。9:45に新松田に着くように出発し、地下鉄、小田急と乗り継いだ。新松田でBD-1を展開し、走り出したら、R246への合流前の辺りで、加藤画伯が追いついてきた。あ、たまたま同じだったのかと思いきや、新松田駅でみんな待ってるとのこと。いちおう、9:45頃に新松田着の予定とMLに流しておいたのだが、待っている人が居たとは気づかなかった。僕は駅の西寄りに居たのだが、東側の交番前に居たとか。
 慌てて再合流すると、かれこれ8名ほども集まっている。これで気づかないワシって、いったい……。
 気を取り直して、山北まで走る。今日は上はいつもと大体同じだが、下は高校生の女の子、中学生の男の子まで含んでいる多彩な参加メンバーだ。少人数なら問題が無いと思っていたR246も、ちょっと不安が生じてくる。ともあれ、山北駅まで走った。
 山北駅でもさらに合流があり、この時点で合計13名。結構増えたな。
 山北駅を10:45頃に出て、まずは洒水の滝に向かった。滝の近くにある公園に自転車を止め、徒歩で滝に近づく。崩落箇所の手前で滝を鑑賞していたら、白装束の男性がゆらりと崩落箇所に歩み入り、適当に石を片付け、それから封鎖中の滝を回避して、川を渡渉して行った。我々も、『ヘルメット被っていけば行けるんじゃないか』などと話した。
 滝を後にして、小さな峠を越え、酒匂川方面に下っていった。下る途中、ちょっと振り返ると、箱庭のような美しい風景に出会える。
 下りきって、酒匂川を西岸に渡り、コンビニで昼食を仕入れる。それから、近くにある南足柄市運動公園に行き、ピクニック広場で昼食にした。ちょっと風はあったが、意外に日差しがあり、寝転んで昼寝したら気持ちいいだろうと思えた。
 コンビにまで戻り、その近所から始まる酒匂川サイクリングロードに入った。短い道だが、牧歌的なのんびり走れる道だ。時折止まって、休憩と風景とを堪能する
 富士道橋でサイクリングロードが終わるので、曽我方面に向かう道に乗り換える。ここが一番懸念した場所だったが、大過なく乗り切った。
 中河原、下曽我駅近辺を経て、別所に至った。まずはアイス。今日は梅アイスを試した。意外にもゲテモノではない。梅の実の爽やかな酸味が、ミルクの甘みを引き立てててくれる。ちゃんと入っている梅の果肉のほのかな苦味も、スッキリした味わいに仕立ててくれる。幕山で売ってる梅ソフトとは、かなり傾向が違うな。
 残念ながら、梅の花は既に盛りを過ぎていた。それでも枝単位、時折木単位で、今まさに盛りの白梅紅梅を拝むことも出来た。
 ところで、ちょっと離れた紅梅を取っていて、そぞろ歩きしていた一行に追いついた時、ちょっとしたイベントがあった。近所にお住まいのDanjun氏が顔を出してくれたのだ。ウェブは何度も拝見していた。
 Danjun氏のポケロケは、ツートンの綺麗なカラーリングだった。これは美しい。僕もポケロケを買うなら、マットブラックの怖そうなのにしようと決めていたのだが、これは考えを改めねば。
 Danjun氏はすぐにお別れとなり、残った一行は国府津輪行組、新松田リターン組、その他に分かれ、三々五々解散していった。僕は国府津組を引いて走り、輪行で帰宅した。
 富士見橋~曽我間は、もうちょっとなんとかしたいが、なかなか美味しいツーリングになったので、また来年もやりたいと思っている。

2007年02月24日(土曜日)

BD-1のトラベルケース収納

20時18分 自転車 天気:くもりでスゲエ強風

 昨日から吹き始めた風は、今朝はえらい勢いで吹き続けたものだ。どこか出かけようという野望を持っていた僕だが、寒さと風に負けて、あっさり引きこもる始末。なんと言う根性無し。
 ともあれ、鹿児島の後始末はしなければ。木曜日の夜に受け取っていたトラベルケースを、ようやく開封した。中にはBD-1の他、自転車工具、着替え、雨具などを納めてあった。
 いい機会だから、BD-1のトラベルケースへの収納を詳細に記録しておこう。
 収納に使うのは、BikeFridayがトラベルケースとして販売しているもので、サムソナイトの大サイズスーツケースそのものだ。外寸は一般的な宅配便として最大サイズの3方合計160cmに収まるものだ。これと同じサイズのスーツケースになら、恐らくは無理なく収まるものと思われる。
 まず、BD-1をある程度分解する。僕の場合、クランクが旧型の54系105だったので、クランクボルトがワンキーリリースではなく、簡単に外すことが出来ない。そこで、画像のようにした。
 フォークをばらすのは少し勇気が要るかもしれない。しかし、初期型を除くBirdyは、この部分は六角レンチだけで外せるので、クランク次第ではこっちの方が安全だ。BB軸がスクエアタイプの場合、クランクの抜き差しでFDの再調整が必要になる場合もあるので、フォークをばらすほうが話が早いだろう。例えばカプレオはスクエアタイプだ。
 リンク部は外側のボルトから抜き、内側のものは位置決めのために回転止めの細工がしてあるので、無理に回さないこと。押し出すべし。最近のフレームでも、この辺は変わらなかったと思う。
 クランクを外さないで、フォークもばらさないで入れるのは、かなり難しいと思われる。試してみた限りでは、トラベルケースの幅が少しだけ足りなかった。ケース次第では綺麗に入るかもしれない。
 後はケースに収めるだけ。フレームは上下逆に置くのが収まりいいみたいだ。フォークの前半とハンドルは適当に入れて、タイヤを置いた後で入れなおす。
 タイヤはこれくらいの位置に置く。スプロケ、フレームの保護材があるとなおいいだろう。さらにBikeFridayから買った場合についてくる、自転車保護用のパイプもさしておいた。最低限、これはあった方がいい。
 これでも隙間がかなり出来るので、雨具や着替え、工具類は、かなり入れることが出来る。ヘルメットも入るだろうが、僕は雨具を優先してヘルメットは入れなかった。セキサイダーを入れるのはかなり難しい。可能性があるとすれば、自転車を挟み込むようにして、横向きに入れることだろう。
 BD-1を宅配便扱いで発送できると分かったので、旅の自由度が広がった。大荷物を抱えて移動しなくて済むので、非常に楽になるのだ。BD-1の有用性が倍加した感じだ。
 SatRDayでと思っていたGW旅行だが、BD-1が楽かなと思い始めている。どうしようかな。

2007年02月20日(火曜日)

鹿児島ツアー最終日

23時55分 自転車 天気:晴れ

 4日間にわたる鹿児島ツアーも、とうとう最終日。初日は雨で走れなかったものの、その後は天気に恵まれた旅行となった。
 今日も天候に恵まれ、前日夜に急遽決まった日程に従い、桜島展望台へのヒルクライムをこなし、温泉に入ってから、撤収準備をした。
 宿も激安にもかかわらずサービスが充実しており、気持ちよく旅を終えることが出来た。
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2007年02月19日(月曜日)

鹿児島ツアー3日目

23時55分 自転車 天気:すっきり快晴

 今日は開聞岳を周回し、それから池田湖に向かって憧れのイッシーに会う日だ*1。そして砂蒸し、露天風呂の温泉三昧だ。最後は山川駅から輪行で鹿児島市内に戻るという、美味しい計画だった。
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2007年02月18日(日曜日)

鹿児島ツアー2日目

23時55分 自転車 天気:くもり

 ようやく雨が上がった今日は、鹿児島市から知覧、枕崎を経て、長崎鼻に近い本土最南端のペンションまで走る。知覧への峠さえ越えれば平坦な道だったはずだが……。
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2007年02月12日(月曜日)

曽我梅見オフ下見その2

20時41分 自転車 天気:晴れ

 昨日の疲労はあまり感じないが、例によって朝は気が重い。しかし、今日は曽我梅見の下見を終わらせておかないとな。気合を入れて、MR-4F改を引っ張り出した。
 地下鉄で湘南台に、小田急に乗り継いで新松田に出る。松田の山側にはハーブガーデンなる公園があり、そこでは川津桜が咲いているという。見に行きたかったが、結構登りそうで、バスを使うにしても時間を食いそうだったので見送りにした。
 R246に出て、山北方面に向かう。緩いアップダウンがあるのは、R246の他の区画と同じような感じだ。途中で山北駅前への道に入るが、これが結構長い。途中に店や旅館が散見されるところから、御殿場街道の旧道だったのだろう。
 山北駅前までは20分程度。これなら、JRで国府津から御殿場線を使うより、小田急で新松田から走る方が早そうだ。山北駅前には、達磨ポストがある。
 駅前の道を御殿場方面に走り、R246を横切り、少し走ると洒水の滝への看板が現れる。滝への道を折れ、途中まで乗車した後、歩道は押して入った。滝は去年だか一昨年だかの落石事故のため、観瀑台には登れない。離れた場所から拝むことになるが、端正な滝の全景は、この位置からでも良く見える。
 滝を後にして、車道まで戻ってから、再び南下してゆく。小さな峠を越えると、南足柄市に出る。ここから酒匂川方面に向けて下ってゆく。途中で周囲を見渡すと、美味しい風景に出会える。梅もかなり咲いていた。今年は展開が早い。
 下り切ると酒匂川。橋を渡ったコンビニで昼食を仕入れ、さらに先へと走ると、南足柄市運動公園がある。あまり期待してなかったのだが、ここのピクニック広場は眺めといい雰囲気といい最高だ。眼下に山北~松田方面を一望でき、目を上げると丹沢の山々が目に入る。芝生は柔らかで、陽の光を一杯に受けて暖かい。昼寝して帰りたくなる。
 しかし、僕にはやるべき事があるのだ。昼寝欲を押さえつけて、酒匂川まで戻った。
 酒匂川サイクリングロードの始点から、下流に向けて走ってゆく。途中の松並木も今日は暖かそうだ。風は温み、もう春かといいたくなる。途中、BikeFridayのNWTとPocketRocketの二人連れを見つけた。抜きざまに挨拶したら外国人と思しき白人だった。この地を旅している様子。BikeFridayには旅が似合う。
 富士見橋から曽我方面に向かう。中河原の線路沿いに咲く梅をパチリ。中河原は山の上にある寺にも立ち寄りたかったが、駐車待ちの車がずらりと並んでいて、その気も殺がれる。下曽我駅を経由して、別所に出た。
 別所も凄い人手だった。先週は閉園寸前だったこともあり、人が少なかったのだが、今日は洒落にならないほど多い。駐車場のおっちゃんに「自転車、どこに止めればいい?」と聞くと、『押して入ってもいいし、適当な梅林に置いてもいいよ』といわれた。こういう時、場所も取らず、周囲を汚染しない自転車は便利だ。梅はかなり咲いていたが、まだ五分咲き程度のものが多い。桜よりは開花時期が長いので、ツーリングの計画も立てやすくて助かる。一際鮮やかな紅梅を撮る。
 最後に小田原牧場アイス工房に立ち寄ってみると、店外まで溢れかえる凄い人、人、人。諦めて踵を返した。ちなみに、自転車は梅林側にある階段の下に止められると、店の人に聞いた。
 ここから、国府津まで走り、先週同様に輪行で帰宅した。これで下見は十分だ。意外に美味しいところの多いツーリングに出来そうだ。

2007年02月11日(日曜日)

鎌倉の敵を鵠沼で討つ

20時49分 自転車 天気:快晴

 今日はマモル氏主宰のイチゴ狩りオフの日。どれくらい参加者があるのかと思いつつ、戸塚駅へと向かった。自転車は、軽快さを買ってMasterXL。
 駅の東口に着くと、既に10名近くが待っていた。お久しぶりのhai氏、まき氏、おの氏、Asako女史らも参加。たか氏は残念ながら風邪で来れないとか。大船まで先頭を引けという指令が出たので、ロードバイクでのたのたと走っていった。
 大船の南でJRの線路を潜り、しばし走った農園でイチゴ狩りの予定だった。だが衝撃の結末が。なんとイチゴは土曜日に取り尽され、本日は閉園だったのだ! くそっ、なんて時代だ。
 まあこの陽気じゃしょうがない。次は土曜日に来ようなと考えつつ、すごすごと境川へと向かう一行であった。
 残る希望は埜庵の天然イチゴ氷だけだ。その間、江ノ島での昼食を挟むことになる。途中の休憩地で、とある参加者の方のBD-1を、何の気なしにネタに話していたら、衝撃の事実が判明した。このフォーク、なんと自作品だというのだ! 強度を上げつつ、わざわざそっくりに作ったのだそうだ。なんというか、20インチ化やらドロップ化やら改造はあるが、そんなもの足元にも及ばない部類の改造だわ。むしろ新造というべきか。
 PINYで昼食を買い、江ノ島駅経由で江ノ島へと渡る。今日は波が穏やかで、見晴らしも素晴らしい。しかしこんな日は、奴も活躍するのである。奴、鳶の野郎が。油断があったのか、あるいは壮大なネタ作りの一環だったのか、とある参加者が2度も飯をさらわれてしまったのだ。奴のアタックシーンを間近に見たが、ほとんど真上から降下して、サッと掻っ攫ってゆく技は、もはや芸術の域に達している。
 鳶と戯れた後、辻堂海浜公園でまったりしてから、埜庵へと入った。『ごめん、氷切らしちゃった』なんていわれたらどうしようと心配していたのだが、そこはちゃんと確保されていた。昨日、今期分の天然氷が入ったので、それを使ったものだという。これはメニューの重石に使われていた、偽ミッフィー*1。頼むものは、全員が天然イチゴのカキ氷だ。やはり、イチゴ狩りの顛末は無念だったのだな。イチゴシロップ*2の爽やかな酸味と甘さが、ふわりとした氷の口当たりを引き立たせる。自家製練乳の優しい甘みも良い。やはり、氷は埜庵に限る。
 その後、三々五々分かれながら戻っていった。僕は境川を遡上してゆく。BD-1の方とZeroBikeの方と走っていった。BD-1の方が少々催しているらしく、途中の休憩所まで頑張るということにしていたのだが、それを意識しているうちに僕の方も催してきたのだった。やばいなあ。ZeroBikeは千切れるだろうが、ゴメンと思いつつ、BD-1の人を引いて休憩所までひた走った。なんとか間に合う。良かった。
 ZeroBikeの人が追いつくのを待って、長後街道近辺まで一緒に走り、そこで分かれた。すると燃えるような夕陽が落ちてゆくではないか。夕陽を見送り、帰りに立場食堂に寄ってから、帰宅した。

 

2007年02月10日(土曜日)

BD-1補修&トラベルケース収納

23時21分 自転車 天気:あれ、雨じゃ

 比較的近場の用事というのが、先週サガミに預けたBD-1の受け取りだった。昨日、どんなものかと思って電話をかけたのだが、担当の人ではなかったので具体的な話は聞けず、『後で掛けさせます』ということで電話を待っても来ずじまいだった。なんというか、商売の基本がなっとらんなあ、サガミサイクルさんよ。
 んで、今日になって掛けなおすと、やっと担当の人を捕まえることが出来た。今着けているヘッドパーツのリテールパーツが取り寄せ出来たとのこと。Solosの方は問屋在庫切れだとか。赤は人気みたい。
 んで、近所の瀬谷柏尾線まで出て、バスで三ツ境に向かい、サガミNo.3でBD-1を受け取ってきた。上下のカートリッジと上側のシールを替えてもらった。ヘッドは元に戻ったが、今回のカートリッジ分解の原因が不明なのが心配だな。
 受け取って家への道をひた走っていたら、なんだかおかしい。ハンドルの向きが段々変わってくる。停めて確かめたら、フォーク側の取り付け部が締まってないではないか。こんな基本的なこともなってないとは。サガミでもNo.3店はいまいち信用が置けない。
 帰宅して、まずやったことが、トラベルケースへの収納だ。おのひろき氏が旧型トラベルケース*1+初期型BD-1での収納例を挙げていたが、現行トラベルケースでは見たことが無い。
 結果的に言えば、さほど苦労せずに収納できた。僕の場合、クランクセットが54系105なので、ボルトがワンキーリリース対応ではない。だから、ここは抜きたくなかった。そういう制約があったので、小さく納めるために前フォークの前半部を外すという暴挙に出なければならなかった*2が、それ以外は概ね原型を保ったまま収納できた。外したのは、前後輪、ハンドルバー*3、ペダル、シートピラー。セキサイダーも外した。これは無しでも運用に困らないはずだ*4。余裕はあるので、衣類や小物は入りそうだ。セキサイダーとかヘルメットとかの大物は無理そうだ。
 念のために保護材を使った方が良いだろうから、SatRDay用の保護材を入れてから、鹿児島に発送するつもりだ。しかし、BD-1をトラベルケースで送れると分かったから、機動性が高まりそうだ。

コルナゴ様で軽く運動

16時01分 自転車 天気:くもり

 今日は比較的近場で用事があり、そんなに遠出できない。でも自転車には乗りたいだろうというわけで、MasterXLで境川を往復してきた。境川沿いの梅林を撮ってやろうと、D70も担いでいった。
 梅の状況を軽く観察しながら南端の休憩所に至り、休憩する。フォークをプレシサに換えたMasterXLの美しさを世の愚民どもこれをご覧の皆様にお伝えしたいと、アングルを変えながら写真を撮ってみるのだが、思うほどには美しくは撮れない。夕焼けの赤を映してやりたいものだが。
 帰り道、ここは既にかなり咲いていた湘南台近くの梅林を撮る。ここの梅は観賞用じゃないよな。近くの農家の持ち物かな。
 まだまだ日が高いうちに帰宅。段々日が長くなってきた。

2007年02月08日(木曜日)

SatRDay Mk.2 Sportはdiscontiunued?

23時17分 自転車 天気:曇ってきたぞ

 ふとGGC社のページを見たら、車種構成が以前よりさらに整理されていた。統廃合が進むという情報には接していたが、基本車種までにも及び始めたようだ。なんぼなんでも増やしすぎだったよな。
 で、SatRDayの項を見ると、いつのまにやらTour(406)しか無くなっている。Sport(451)は見当たらない。Bike Chooserでも選択できないようだ。ってことは、Sportの方はDisconになっちまったのかな。
 こうなると、なぎの女史のSportが、日本唯一の私有Sportモデルということになるのかもしれない。いや、試乗車となっているikd所有の機械に食指が動く向きもあるかも知れんなあ。

2007年02月07日(水曜日)

ぐるっと浜松

17時26分 自転車 天気:くもり

 結局、知り合いは何人くらい申し込んでいるのだろう。えらい早く締め切られてしまったが。
 僕は締め切りよりずっと早くに入金まで済ませておいたので、多分大丈夫だろう。大丈夫だよね?

2007年02月03日(土曜日)

さらばBD-1

23時13分 自転車 天気:快晴

 目前に迫った鹿児島ツアーには、BD-1を連行するかMR-4Fにするか迷っている。大穴でSatRDay Mk.2も考えられるのだが、結構坂が多そうなので躊躇している。MR-4Fが最右翼ではあるが、トラベルケースで送ることを考えると、BD-1でもいいと思う。去年のリベンジと考えると、BD-1かなあ。
 しかし、BD-1の場合、最近頻発しているヘッドパーツの不調が問題だ。少々の調整ではどうにもならないみたいなので、状況を確認すべくフォークを抜いてみた。
 BD-1の場合、ヘッドパーツは上下逆につく。この上側が問題だった。下*1は無事だったのだが、上側のカートリッジが分解してしまって、玉が見える状況だ。玉押さえが壊れ、玉が偏ってしまっている。そのせいでシャフトが斜めになったり、回転がぎこちなくなってしまったりしていたらしい。これはもう、僕の手には余るので、去年このヘッドパーツを交換してもらったサガミサイクルに持ち込んだ。
 No.3店長の話だと、ケーンクリークのリテールキットを取り寄せできるので、恐らくはすぐ治せるだろうとのこと。さすがに今日明日の話ではないが。しかし、こんな簡単にカセットベアリングが壊れたことに、不安を抱いた僕は、もう少しグレードの高いものをつけてもいいと思った。そこで店長のお奨めだったのが、同じケーンクリークのSOLOSだった。これはかなり頑丈に出来ているらしいとのこと。またカラーモデルもあり、赤を選べるのもポイントが高かった。
 とりあえず、リテールキットの取り寄せをしてもらって、もしも品切れなどで間に合わなければSOLOSに交換してもらうことにした。いやはや、鹿児島に間に合うのか。
 修理待ちという事で、BD-1は預かってもらうことになった。ここに来る間にも、ヘッドパーツの不調から来る蛇行で冷や冷やしていたのだ。乗って帰る気にはならなかった。問題はどうやって帰るかだが、運動のために歩いて帰ることにした。三ツ境からバスで立場に戻ることも出来るのだが。
 立場までは、かまくらみちを歩いて戻る。途中でいろいろ発見があった。コメダ珈琲店の瀬谷店が阿久和の郵便局の辺りにあった。これでいつでもシロノワールにありつける*2。また今日はすっきり晴れたおかげで、富士が良く見える。夕暮れ時の茜色の西空に、くっきりしたシルエットを見せてくれた。
 帰宅して、ふと自転車ラックに目をやると、BD-1を吊っていた場所ががらんとしている。なんだか寂しいな。こいつは去年の鹿児島の時に先に送ったとき以外、いつだってここにいたんだから。すっきり綺麗な体になって帰ってきてくれ。
 というわけで、*3さらばBD-1。