Strange Days

2008年01月22日(火曜日)

俺の浜名湖は終わった……

19時16分 自転車 天気:寒いよ

 日曜日、荒川オフの昼食後に、ぐるっと浜名湖の話題が出た。
『いやー、印刷が面倒でまだ出してないんですよ』と間抜けなことをのたまう我輩に、『もう締め切ってるよ?』と驚愕の事実が突きつけられたのであった。早っ! そういえば去年も早かったんだよなあ。なんでのんびりしてしまったのか。おのれの間抜けさにのた打ち回る我輩であった。あんな、ガタガタ道のパンク地獄を走らされて、昼食の弁当はちっさくて、強風の中を涙チョチョ切らせながら走らされるイベントが、なんでこんなに人気あるんだろう*1
 というわけで、佐藤氏、すまんす。

2008年01月20日(日曜日)

1月の荒川サイクリング

20時17分 自転車 天気:結局は晴れ

 今日の遅くから雪になるという予報。朝は確かに寒かった。しかし、用事があるので、今日の荒川には参加せねば。
 9:00に浮間舟渡はつらいので、赤羽から合流するつもりだった。自転車は久しぶりにBD-1を連行する。
 戸塚まで走り、BD-1を畳んだ。後変速機をM772に変えた時点では、折り畳み幅に影響なかったなあとがっくりしていたものだ。しかし畳んだ状態をよく観察すると、ステムをより畳めるようになったらしく、今までアヘッドがフレーム上部に来ていたのが、フレームのより下の方に収まるようになっていた。ということは、前輪がよりフレームに近づけて、収まりが良くなったということだろう。実際、以前だと右に荷重が大きすぎて、輪行状態だとすぐ右に倒れそうになっていたのが、ずっと安定してくれるようになった。なにがいいといって、セキサイダーのコロで転がしている時に安定することだ。
 さて、湘南新宿ラインで赤羽に急ぐ。しかし、ふと思った。赤羽から荒川サイクリング最初の休憩地点まではちょっと走らなければならない。一方で赤羽からは2駅で浮間舟渡だ。浮間舟渡から追いかけた方がいいのではないだろうか。もしかしたら、まだ出発前かもしれないし。
 赤羽で車内アナウンスに騙されて宇都宮線に乗りかかったりしたものの、9:30には浮間舟渡に着いた。いつもなら、まだダラダラと駄弁っている連中が居る時間だ。が、今日はすっきり、誰も居ない。
 BD-1を川下に走らせる。パセラ18インチ版は乗り心地がいいのだが、走りはやはり重い。トップスピードが伸びないのだ。しかし、今日は急がねばならないからそう感じているだけで、いつものように20km/hでダラーッと走るならば、そんなに差を感じないで住むだろう。
 最初の休憩地で、やっと追いついた。そこで石川氏を捕捉。今日の用件をやっと果たせる。去年の南会津紅葉サイクリングの際に他の参加者の方の厚意でいただいた画像CD-ROMを渡したかったのだ。無事に用事を済ませ、さあ帰ろうかなとすら思った。しかしここから帰るのも空しいし、同じく南会津で知り合った連中が数人来ていたので、一緒に走ることにする。松木氏はTREKのMadon5.2に乗っていた。後に試乗させてもらったが、やはり高価なカーボンフレームはイイ。スチールがばいんばいん撓って衝撃を打ち消すのに対し、これはどこかに消えてしまう感じだ。
 湘南方面企画でよく会っていた松原氏がMR-4Rに乗ってきていたので、しばらく話しながら走る。こんな寒いのに、参加者は案外に多かった。そこら中で目立ちまくるMangoを含む集団が、追い風に乗って快調に走ってゆく。
 やがて葛西臨海公園に到着。今日はJETBOILを持ってきてなかったので、適当な弁当ものを食した。
 今日の松戸のmomo氏は甘酒仕様のGrassHopperで参加。すれ違う人々の受けが良かった。食後、momo氏は担いできた甘酒&汁粉の缶を鍋で暖め、振舞ってくれた。暖めすぎて、最初はアチアチだったが、やがて程よいぬくもりがじんわりと身に染みて美味だった。
 解散後、東京方面隊にくっついて東京駅まで走り、輪行で帰宅した。今年はどれくらい企画を実行できるだろうか。

2008年01月13日(日曜日)

BD-1折り畳み状態確認&夕景撮り損ね

21時34分 自転車 天気:晴れたよ

 いささか寝るのにも飽きてきた。また咳もかなり収まってきた。ここで油断して、冷気にまた喉をやられるパターンが多かったので、今日も自重しよう。
 雨は上がったので、気になっていたBD-1の折り畳み状態を確認した。リアディレイラーをM772に交換し、折り畳み幅の縮小を狙ったのだが、その時はディレイラー基部がフロントのハブシャフトとぶつかっているように見え、とてもじゃないが縮幅には貢献しそうに見えなかった。
 今日、明るいところで改めて確認してみると、実はハブシャフトはディレイラーとはちっとも接触してなくて、シフトケーブルのアウターとぶつかっているのが分かった。M772などのシャドーディレイラー型は、ケーブルが従来の後方まっすぐ方向から、斜め外側に向かうように変更されている。アウター自体には多少の余裕があったので、少しよけるとハブシャフトとぶつからなくなった。しかし、次にぶつかったのは、セキサイダーとフロントハブのハブシャフト支持部だった。うーむ、この二つはどうにも出来ないな。ハブシャフト支持部がぶつかったということは、フランジ間だけ狭まった新型ハブに変えても無意義ということだ。残る可能性は、セキサイダーの取り外し、あるいはぶつからない別形式への交換か。セキサイダー無しはつらいが、取り外すと軽量化というもう一つの効果もある。考えてしまう。しかし、長期ツーリングでは、この荷台は頼りになるからな。もっと簡単に着脱できればいいのだが。
 夕方、TCR-2で境川に向かった。BD-1をしまいこんで、空を見上げると、雲がいい感じに湧いていて、きれいな夕焼けになりそうな気がした。カメラを担いで境川に出てはみたのだが、その頃には雲があまりに湧きすぎて、日がすっかり見えなくなっている。だめだこりゃ。寒くなってきたので、さっさと帰宅した。

2008年01月10日(木曜日)

ぐるっと浜名湖

19時21分 自転車 天気:晴れ

 ぐるっと浜名湖の募集が始まったのだが。
 ええっ、自分で印字して出さねばならんとですか。自宅にはプリンター無いし*1、会社で出すような真似はしたくない。
 というわけで、誰かワシの分も出しておいて(めきょ
 というわけにはいかんよな、やはり(この世のどこからか飛んできた怒りの鉄拳を受けつつ棒読み)。
 面倒だがプリンタを出してやるかの。
 今年はどれくらい参加するのかのう。

2008年01月04日(金曜日)

冬のしまなみ海道-2

21時10分 自転車 天気:晴れ

 今朝のしまなみ海道は晴れ。来島海峡大橋も、朝日の中に姿を見せてくれた。しかし、今日は松山に輪行で向かい、道後温泉に立ち寄ってさっと帰るつもりだ。
 8:30にはサンライズ糸山を出て、今治駅まで走った。さっと輪行準備して、改札に向かうと、ちょうど松山方面行き各停が間近だった。飛び乗って、松山に向かう。客が少なく、のんびりと座ってゆけた。
 松山駅から道後温泉に向かう。本館は多いだろうから椿の湯で済ませるつもりだったが、時間が昼前だったからか案外に少なく、本館に入ることにする。駐輪場が撤去されていて戸惑ったが、実は裏手の道路を挟んだ向かいにあることがわかった。
 例によって神の湯2階席に入り、さっと汗を流してから茶を喫しつつ疲れを癒す。抹茶もいただいてから、本館を出た。
 繁華街を歩いて、適当な店で鍋焼きうどんを食らう。それから松山観光港まで走った。今までは海沿いの狭い道を走っていたのだが、海に抜ける陸橋の手前から北上する広い道を走ってゆくと、港裏手のトンネルから抜けられることがわかった。こっちの方が快適だ。
 フェリーに乗り込み、室内のシートをせしめ、呉までのんびり過ごした。音戸大橋の手前でデッキに出ると、音戸大橋や湾内の艦船群を撮りまくった。これはおおすみ。輸送艦に類別されるが、実態は小型強襲揚陸艦というべき艦種。
 岸壁にも多数の船が係留されていた。海自も正月休みか。あまり拝めない角度から激写。海自の中型艦以上で、今やヘリポート装備の無いものは皆無だ。
 海自のワークホース、むらさめ級2隻揃って。
 家に帰り、明日は早いのでさっさと寝ることにする。しまなみは、やはり走って楽しい場所だな。冬も冬なりに面白かった。

2008年01月03日(木曜日)

冬のしまなみ海道-1

23時28分 自転車 天気:くもり時々晴れやら雨やら

 さて、ネタとして走っておかねばと思っていた、冬のしまなみ海道に出動だ。
 呉6:20発岡山行きに乗るべく、朝は5:30に起床。駅まで走り、MR-4Fを畳む。
 コンビニで買った朝食をとりつつ、8:20前には尾道に着いた。乗換えが無いと楽だな。
 こんな日に走る物好きも居まいと思いきや、駅前で輪行解除している集団と早速遭遇した。その後も結構な数のサイクリストと遭遇した。走り初めという向きも多かったのだろう。
 寒くてやりきれないかと思いきや、案外に気温が高くて助かる。駅前渡船で向島に渡り、いつものように島を南下して、南側から橋に向かった。空には雲が少し多く、海に群れる漁船に光と影を投げかけていた。やがて因島大橋が見えてきた。
 因島は淡々と走り抜ける。いまいち面白みにかけるのは、島風情を感じられないからだろうか。なんとなく、ふつうの地方都市を巡っている感じで。それでも、こんな妙なものも見かける
 生口橋に着いたのは、まだ11:00前だった。むしろ10:30くらい。このペースなら、昼時に大山祇神社に着きそうだ。昼食はいつもの耕三寺界隈ではなくて、大山祇神社付近で取ることにしよう。じっくり参拝する時間を取れそうだ。
 生口島はあっさりと走り抜けるが、途中でドルチェの本店に立ち寄った。さすがにハンガーノックになりそうだ。朝食をあまりしっかりと取ってなかったのでな。塩ジェラードをアイスぜんざいでいただく。冬場はこれだな。
 多々羅大橋の袂で記念撮影。ヒンジ部を交換して剛性の上がった*1MR-4Fは、乗り味がどっしりしてどこまでも走ってゆけそうだ。
 多々羅大橋を渡りきり、大山祇神社に向かう。今回はサイクリングロードを走ってみた。車のプレッシャーを感じない分、気が楽ではある。しかしくねくねと曲がりくねりながら峠を越えてゆくので、いまいち爽快感の欠ける。
 大山祇神社には、ちょうど12:00頃に到着した。まずは腹ごしらえ。神社の隣にある瀬戸内茶屋で、うどんと鯛めしのセットを頼んだ。初詣客が多いのだろう、超満員だった。しばらく入店を待つ。うどんは普通だが、鯛めしがダメダメ。飯と鯛を別に炊いて、載せてあるだけだ。
 とりあえず腹を満たし、大山祇神社境内に足を踏み入れた。結構な人出だ。ここにも出店が出るんだね。
 宝物館にも足を運ぶ。いつもは時間が無くてさっと通り過ぎるだけだったので、今日は舐めるように見る。国宝の大太刀二振りの美しさに打たれる。破綻が無い。刀身が反りすぎているのと、肉抜きが過ぎて強度不足の観もあるが、そういう実用面を無視したような、思い切った造型が素晴らしい。職業工芸家が変な考え込まないで素直に作ったように感じた。こんなものを800年前に作っていた日本人は、なかなかどうして大した連中ではないだろうか。
 奥の国宝館にも入ったが、こっちは名前に反して国宝の陳列が無い。
 海事博物館も訪なう。生物、鉱物、工業製品と、なんとも節操の無い陳列物のカオスっぷりが、いっそのこと清々しくさえ感じる。大三島の隠れた名所である。
 大三島橋へと向かう途中、多々羅大橋を、あまり見ないアングルから激写。ふと近くに掛かっていた札を読むと、平山画伯がスケッチしたポイントが、まさにここらしい。ふふふ、さすがは俺が見込んだポイントだけのことはある。
 大三島橋を渡る。橋そのものの美しさは多々羅大橋に及ぶものではないが、立地の素晴らしさはここに勝るものは無い。
 大三島、伯方島と、いつも立ち寄る道の駅をスルーし、先を急ぐ。なんとなく、嫌な予感があった。大三島橋へのアプローチで、さっと一雨あった形跡があったのだ。おおむね晴れるという予報だが、にわか雨があるかもしれない。実際、空にはまた雲が増えてきた。
 大島を縦断するルートは、ひたすら風との戦いだった。ほぼ向かい風の中を、淡々と走ってゆく。まあ足が止まることは無いだろうが、きついといえばきつい。
 先を急いだのは、糸山展望台からの夕景を撮りたかったからだ。しかし、来島海峡大橋手前の展望台から眺めるに、雲が非常に増えている。日没を撮るのは難しそうだ。それ以前に、大気に湿り気を感じてきた。とにかく急ごう。
 来島海峡大橋の上も、当然のように風との戦いだ。夏は日差しとの、冬は風との戦いになる。やはり、しまなみ海道は春と秋に来るべきだ。
 来島海峡大橋の料金箱に、サイクリングチケット50円券最後の4枚を投入したときだった。パラパラと雨が降り始めた。ぅゎぁ、やばい。スピードを上げ、来島海峡大橋のアプローチを駆け下り、糸山展望台には目もくれずにサンライズ糸山に飛び込んだ。肩の辺りは多少濡れたが、ひどくなる前にチェックインできた。
 部屋でぼんやりしながら、雨が上がるのを待ったが、日が暮れきるまで弱い雨が降り続けた。ようやく雨が上がったのは、薄闇に包まれる時間だった。夕景を撮れなかったが、仕方ない。またGWに来るからな。
 夕食はサンライズ糸山の食堂でAセットを、以前、Bセットを頼んで食いきれなかったので、今日は抑え目に。これくらいが適正だと思った。客が多いせいか、厨房が不慣れなのか、欠品注文漏れが相次いでいるようで、給仕の人がてんてこ舞いだった。かくいう僕も、天つゆがついてなかった。後でちゃんと出てきたけど。
 夜は夕方の雨が嫌がらせだったかのごとき、なんとも美しい澄んだ夜空が広がった。しかし、冬のしまなみ海道なんて、寒くてつらくて寂しいものだと思いきや、初詣客と重なったこともあって、案外に賑やかな場所だった。