Strange Days

2009年06月21日(日曜日)

紫陽花偵察

19時28分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:雨のちくもり

 観測なのか観察なのか偵察なのか、足元の定まらない紫陽花見物に出かけた。
 夕方だったが、既に雨は上がり始めている。が、上がりきっているともいえない、微妙な天気だ。時々、雨粒がぱらついている。こういう時はBromptonの出番だ。境川に向かった。
 高鎌橋上流の紫陽花ポイントに至った。天気が天気なので、カメラはXacti CA6。紫陽花色の紫陽花を撮る。紫陽花といえば、僕にはこの地味な色の花のことだ。
 雨の日のBrompton。働く自転車だ。
 サイドガードに張られた蜘蛛の巣に雨粒がついていたので撮ってみた。雨の日には水玉が宝石代わりだ。近くの、上飯田団地の敷地から、紫陽花がこれ見よがしに頭をもたげていた。
 雨が強まってきたように見えたので、すぐに引き返す。しかし物足りないので、中田中央公園の紫陽花を撮った。ここの紫陽花の生垣は、当たり前だがこの時期にこそ華やぐ。公園に人影はない。
 スーパーに寄って帰宅。

2009年06月20日(土曜日)

埜庵に

18時55分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ , 天気:まあまあだ

 今日もくもり。だが雨の心配は少なそうだ。時々は晴れ間も見えているくらいだし。
 しかし暑い。湿度が高くて体が腐りそうだ。埜庵で体を冷やしてこようっと。
 今日はロードバイクに乗りたい気分だったので、MasterXLの出番。軽くて乗り心地のいい自転車だ。
 境川を南下する。意外に自転車乗りは少ない。どうも湿度が高すぎるからか。
 藤沢の市街地に入り、引地川まで走り、下っていった。この散策路は、サイクリングロードとしてはどうよ。
 埜庵はそこそこの入り。大将が店先で客の誘導をやっている。ベランダ席に案内された。Wメロンは切れていて、生メロン氷を食す。メロンの甘みが氷の冷たさを引き立ててくれる。
 大将がやってきたので少し話す。今年は休日には意外に客が少ないのだそうな。その代わりに平日に増えて、結局全体としては客の入りは上向いているそうな。なんでだろう。要するに、僕のように平日にも暇ができる人間が増えたということか。
 埜庵を後にして、あてずっぽうに走っていたら道に迷い、藤沢に出るまでグルグルしてしまう。迷走は楽し。
 境川を北上して帰宅。

2009年06月19日(金曜日)

紫陽花観測

19時58分 自転車 ( 自転車散歩 ) , 暮らし , デジタルカメラ 天気:くもり

 平日に休みの日なので、勇んでどこかに出かけるのだ。ということもなく、部屋でダラダラするダメなワシがおる。
 一応、懸案事項はいくつか片付けた。例の風呂釜入れ替えるぞ計画の日程が決まった。が、一番聞きたかった風呂釜のサイズがわからない。今より小さくなるのか、大きくなるのか。それによって、突入経路をどれくらい開削するかが決まる。一時置いてる棄却予定の旧PCを除けても、冷蔵庫と洗濯機があるしな。
 EPIC号の漕ぎが重くなって来た気がしていたので、駆動系を清掃する。フレームもできるだけきれいにしてやる。こいつも購入以来6年超だ。
 夕方、境川に出かけた。紫陽花を観測するべく、高鎌橋の上流ですぐに折り返した。この辺には青い紫陽花が多い。きれいにしたEPICも撮る。特にきれいになったように見えないが、チェーン周りは画期的にきれいになっているのだ。

2009年06月17日(水曜日)

藤沢周り帰還

22時16分 自転車 , 暮らし 天気:くもり時々晴れ

 今週は、なんとなく気分が乗らなくてやらなかったが、やっと藤沢周り帰還ルートを走った。
 柏尾川沿いの道はガタガタで、ロードバイクだとかなりつらい。TCR-2の後輪ばかり逝ってるのはこのせいか。
 境川下流の紫陽花はくたびれ始めている。しかし中流では見頃。
 帰路、立場のイトーヨーカドー前のディスカウント系薬局に初めて立ち寄った。剃刀の替刃と口内洗浄剤が欲しかったのだが、それ以外にも置いてある食料品が安くて、ついつい買ってしまった。ヨーカドーより安いものも散見される。
 いい感じに汗をかいて帰宅。

2009年06月14日(日曜日)

熊谷蛍ホルモンツアー撤収

22時22分 自転車 , デジタルカメラ , 天気:くもり時々嵐

 目覚めは爽やかだった。周囲に騒音源が無い環境というのは素晴らしい。わが部屋は近くに珍走銀座の長後街道、目の前には中学校がある絶好のロケーションだ。
 さて、朝食を頂いてから、ゆっくりと出発。まずは近所の周回コースを1周する。今日のKaz氏はフィクスを持ち出していたが、薦められるまま1周コースをフィクスで巡った。これがフレームの硬い、そして重いフィクスだ。こちとら普通の靴なので多少戸惑いはあったが、少し走るとまあまあ慣れてきた。とはいえ、両手はブレーキレバーに掛かりっぱなしだがな。フィクスで一番恐ろしいのは下りだと知った。しかし、両足が常に強制回転機構に拘束されているので、ある意味では鍛錬になりそうな気もする。
 しばらくしてKaz氏に返却したが、フリーラチェット機構の素晴らしさを感じた。同時に、フィクスに妙な魅力を感じて、流行から半周、あるいは1周半遅れを善とする俺的には、考えてもいいと思った。通勤時、TCR-2号だと上下3段の世界で済んでいるのだから、フィクスでもなんら不都合はなさそうだ。まあ、踊場の下りが待っているのだが。
 熊谷には古代から人が集っていたらしい。6世紀頃の古墳群がある公園に向かった。規模は小さいが、これはむしろ年代的に新しい古墳の特徴だ。規模的には、吉備や河内に見られる巨大古墳の陪墳程度のもの。ほとんどが円墳だが、なぜか一つだけ方墳があるそうだ。
 この近くに、珍しいサイフォン式分水堰がある。これは排水側
 荒川の対岸に回りこんで少し走ると、これは取水側。実際にはずっと下にある水面まで掘削されていた。荒川の川底が荒れ、導水路がしばしば露出するようになったため、新しい水路がつくり、ここは放棄されたそうだ。
 土手の上に舗装路と未舗装路が断続的に続く道を走り続け、野鳥の森という公園に来た。ここは去年の鉄オフの会場だった鉄道基地の近くだ。こんな小径が走っている。しかしKaz氏はこんな道では満足せず、細い道にどんどん入ってゆく。砂利道ならともかく、下がふかふかの腐葉土の道には参った。終いにはどう考えても獣道だろうという場所まで。しかし、Bromptonは突破した。フロントが重くて苦労したが、突破した。Bromptonに不可能は無い。行けない道は無い。急峻な坂を除けば。
 熊谷市街に入り、以前にも訪なったなつかしやでコーヒーを。熊谷あついぞTシャツにも惹かれたが、使い所が難しくて見送る。
 この前後からいよいよ空模様が怪しくなる。空模様を気にしながら、市内の小庭園を訪問する。紫陽花が美しい。
 いよいよ最後のホルモン焼き屋、みずよしに着く寸前から、ついに降り始める。が、店内に入ると途端に雨は上がり、日差しさえ見える始末。大自然の小細工に翻弄される我々だった。
 昼間からホルモン焼き屋に入り浸る人々は結構多い。この店では客の前に七輪が出され、その上で素材を網焼きする。モツ、子袋、かしらなどを食す。しっかり焼いて油を出し、これは定食の豚汁とご飯で頂くのだ。満足。
 熊谷駅で解散。Kaz氏は当然家まで走り、Roy氏は秩父鉄道で、僕と長岡氏は湘南新宿ラインで帰る。ホームで待っていたら、凄い雷鳴が始まる。案じていたが、果たしてKaz氏は帰路にひどい目にあったようだ。
 まだまだ明るいうちに帰宅。しかし倦怠感にごろ寝を始める駄目なワタクシだった。

2009年06月13日(土曜日)

熊谷蛍ホルモンツアー

23時08分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , レジャー 天気:くもり

 今日は熊谷で蛍を愛でてホルモン焼きを貪ろうというツーリング企画がある。戸塚8:03の湘南新宿ラインに乗り込んだ。
 熊谷に降り立ったのは10:00を少し過ぎた時間。あれ、10:00に余裕で間に合うはずの便だったのに。それはもう一本早い籠原行きの方だったのか。ともあれ、集合したのはKaz氏、Roy氏、長岡氏、そして拙者の4人。自転車もRoy氏がTikitの内装8段モデル、他3名はBromptonだったので、16WO内装揃いのツーリングになった。
 熊谷を走り出してすぐ、線路脇で親子連れが何か待っているので、もしやと思って近づく。やはり、汽車ぽっぽだった。秩父鉄道がJRから譲り受けたもの。去年、近くの車両基地で拝んだな
 市内の団子屋に立ち寄る。数種類の団子だけでやってきている老舗だとのこと。こういう店は侮れない。
 今日は、概ね西南に走ってプチ峠を越え、それからKaz氏の住居近くで蛍を愛でるのが主目的だ。そこでD90に18-55mmVRを着けてきた他、明るい35mm短焦点も持ってきていた。さらには三脚。これだけ入れて、一泊分の荷物と自転車装備、さらにはLOOX Uまで入れてもまだ余裕なのが、ツーリングパニアのいいところ。その代わり、フロントがかなり重い。
 さて、ちょっと緑の多い場所に向かい、周回コースをかすめる。コースの取り方しだいだが、1周4km程度、適度なアップダウンのあるコースだ。緑が多い上、車がぜんぜんいない。釣り客の集うため池をかすめた所で、前方の道路脇に猫団子を発見。何かと思って近づくと、お母さん猫と子猫6匹程度の集団だった。これは猫団子がほどけて、母猫と猫2匹が少し離れたところ。しかし近くには子猫たちが取り残されている。
 この母猫、まだほっそりして若猫に見えたので、兄弟猫かなと思った。が、授乳しているところから母猫と知れる。ここは人気無く、車も少ないが、その代わりに鼬なども出るだろう。子猫たちが生き延びるには厳しい環境だ。年の暮れまで、何匹生き残れるか。
 行き当たった養豚場で豚の群れと遭遇。当たり前だけどな。なにかに驚いたのか豚走中だった。
 農林公園で小休止。少し日差しも出てきて、じりじりと暑い。ここのアイスは濃厚系の口当たり。
 昼食は寄居にあるさいめんという店でジンギスカンだった。埼玉緬羊なんちゃらの略らしいぞ。肉と野菜をたらふく食えて、一人1000円超で済んだ。安いぞ!
 昼間から羊の油で顔をテカらせながら、近くのプチ峠に挑む。3段っきりのBromptonには、プチとはいえ峠はつらい。
 峠の天辺手前にある民宿で、入浴。客が他にまったく居ないのが素晴らしい。人間、休みともなるとついつい足を伸ばしてしまうものだ。そして跨ぎ超えた場所にこそ素晴らしい場所があると気づかない。
 風呂上り、民宿の休憩所で一休み。卓球台を5面くらい置けそうな広さだ。ここで団子屋で買ったおやつをぱく付く。炭酸饅頭。団子じゃないんかい。しかし、どこか懐かしい甘みが、心を癒してくれる。
 ヒイコラいいつつ峠を越え、山間部の風景を愛でつつ市街地に取って返す。この辺はローディたちのメッカのようだ。
 市街地に戻り、かのマイクロブロワリーにて早目の酒宴。トールグラスで2杯+おつまみ。しかし頓に酒に弱くなっているところに結構な量を入れたので、いささか体調不良になる。店の前には4色の自転車が仲良く並んでいる。
 なんとか持ちこたえさせつつ、近くの小川ホルモンで串焼きを立ち食い。今日の食事はほとんど順不同の乗りであった。
 夕食は、これも徒歩圏内のわらしべ。量は控えめで、ちょっと体調降下中の僕にはちょうどよかった。ここは自転車乗りがよく訪れるらしく、店主の作った来客記録集を見ていたら知った顔がちらほらと。
 ここからはバス輪行で江南町に戻る。少し歩いた蛍ポイント*1に向かうと、なんだろうこの人出の多さ。なんでも蛍祭りなるものが開かれているようだ。
 進入箇所からしばらくは人が多く、とても写真を撮れる状況ではない。一応は三脚にD90を載せてうろつき、これぞというポイントでシャッターを切る。しかし携帯電話はピカピカ、フラッシュを炊くやつは当然居るし、さらに遠くでは無遠慮な街灯と車のライトが飛び込んでくる。この辺で必死に撮っていたおじさんが『明かりは止めてください』といって回っていたが、この状況では焼け石に水だった。
 しかし、ずっと外れに歩いてゆくと、車道を超えた辺りであれよあれよという間に人影がまばらになり、端の端では我々以外に誰も居ない状況になった。そして、そういうところでこそ蛍の乱舞が見られるのである。なんだか心霊写真っぽいものになったがな。
 今日の宿にお邪魔し、シャワーを使わせてもらった辺りから頭痛が募り始める。さっそく布団に潜り込んでいたら、どうやら人事不祥に陥った模様だ。

2009年06月09日(火曜日)

長後街道を安全に抜けるには

20時11分 自転車 天気:くもり

 毎日、長後街道を経由して通勤している。長後街道は戸塚と神奈川県西部を繋ぐ動脈だ。延いては横浜と西とを結ぶ道でもある。そういうわけで、交通量は結構なものだ。
 数年前にいずみ野~戸塚間の拡幅工事が完成し、片側2~3車線と十分な余裕を得たはずだ。実際、拡幅前には踊場の坂で必ず発生していた自然渋滞が、いまやすっきりと解消されている。繁忙期には多少詰まることはあっても、戸塚~長後で1時間かかるなんて事態は、既に過去のものだ。しかし、自転車通勤者の目から見ると、嬉しくない整備結果だ。
 地図を見ながら読むと理解しやすいが、自宅から戸塚に至るには、途中の踊場交番前までは北側の裏道を通り、そこからR1との交点めがけて長後街道を下って行く経路を取っている。ずっと裏道を通って、戸塚の北側から回りこむルートもあるのだが、こちらは道が狭くて悪路があるため、できるだけ避けるようにしている。
 さて、この踊場交番前からR1までが問題だ。ほぼまっすぐの下りで、踊場交番から300mほどは3車線、以降は2車線になる。歩道はそこそこ広い。交通量はR1に乗る車が多いせいで、左側車線が圧倒的に大きい。
 3車線のうち右折車線は置いて、直進車線を通るか左折車線を通るか、あるいは歩道を通るかという選択肢が残る。法的にもっとも正しそうなのは左折車線をひたすら直進する道だ。実際のところ、最後のR1との交点までは直進車線兼用だし、自転車は左端の車線を走らねばならないという法的縛りを考えると、遵法主義的な見地に立てば選択肢は無い。ところが、この左車線が非常に危険なのだ。R1に合流する道であり、つまり産業車両が多いのだ。中には20tコンテナを載せたトレーラーなんて代物も。そうした大型車両に対しては、この車線はぎりぎり一杯なのだ。すり抜けは諦めるにしても、下りでスピードアップした大型車両に追われると、危険な状態になる。つまり、下手をすると自転車は路肩に追い込まれてしまうのだ。時によっては命の危険さえ感じるほどに。
 では歩道が安全かといえば、ここも難点がある。歩行者がそこそこ多いこと、車止めが非常に多いこと、そして古い規格の歩道なので段差が大きいことだ。なにせ歩行者という道路交通上最も不正規な動きを示す物体が闊歩しているので、普通ならなんのことは無い車止めや段差も、合わせ業で危険度が増す。
 最後に直進車線。実はこれが意外に安全だったりする。まず(なぜか)道幅が左折車線より相当余裕があり、自転車で走行中に大型車両に抜かせるだけの余裕がある。また交通量が左折車線に比べると小さい。また左折車線ではいくつかの交差点で対抗する右折車が目に入りにくいのだが、直進車線なら常に視界が開けている。それと、どうせR1を潜る辺りの信号で道幅が狭くなり、車がたまり易いので、こちらを走って車に煽られることはあまり無い。そういうわけで、ロードバイクで走るなら意外に安全だったりする。しかし、法的には黒っぽいぞ。
 というわけで、時期や体調によって時々変わるが、概ね左折車線を通り、危険を感じたら歩道に逃げるという経路を取っている。法的にも鉄板だ。車が少なければ、左折車線をずっと走っていけるわけだし。とはいえ、もう少し道幅に余裕があれば。この辺はまだ古い規格の歩道がそのまま残されており、そのうちにこれも改善されるのではないかと期待している。
 ちなみに復路、踊場に上る場合だが、こちらは左端の車線に余裕があり、車が余裕を持って抜いてゆける。バスだって問題ないくらいだ。
 今のところロードバイクで左折車線を走り、時々歩道に逃げる道をとっているが、交通量の多いシーズンだとこれもストレスがたまり、結局歩道に逃げるか、直進車線を走るかになってくるのだ。歩道ならMTBがいいよなと、ロードバイクを忌避してしまうこともある。
 駅前再開発&踏み切りトンネル化が完了すると、また交通事情が変わるんだろう。

2009年06月01日(月曜日)

通勤ロード再出動

20時02分 自転車 , 暮らし 天気:晴れだが一時雨

 今日から通勤に再投入したTCR-2。やはりロードバイクは走りが軽い。しかし路面状態の良くない、しかも交通量が多すぎて歩道を走らざるを得ない長後街道では、やはり少し使いにくいものだ。
 帰路はEPIC号なら裏道を走るのだが、こちらは路面状態がさらに良くないので、張り替えたばかりで状態のいい長後街道西向き車線を走って帰宅した。本当は藤沢周りで帰りたかったが、なんだか体調が良くなかったのでな。
 しかし、EPICとTCR-2の長所を併せ持った理想の通勤自転車は無いものか。単に中間のクロスバイクやシクロクロスだと、それぞれの長所を味わえない気がする。