Strange Days

2009年11月24日(火曜日)

秋の出雲路ツーリング帰還日

22時40分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , 天気:晴れ(米子)のちくもり(横浜)

 帰りはANA12:30くらい発の便だ。米子空港までは輪行も考えたが、乗換えを考えると自走した方が結局は楽だ。というわけで、空港まで走ることにした。
 ホテルを出て、昨日走った道を進んでゆく。朝の松江は凄い霧の世界で、交通量の少ない脇道を行かないと危険に思えた。何かが道をやって来そう、というか、霧笛を慕って太古の生物がやってきそうだ。
 大根島が見える頃から霧は晴れた。大根島の気になるポイント。打ち捨てられた廃船の背景に、風光明媚な中海の風景があるのが凄い。
 空港に着き、コンビニで簡単な昼食を買って、待合室でもそもそやったら、もう出発時間だ。チェックインして、一っ飛びして羽田に戻り、自宅までは輪行で戻った。それから荷物の始末をしていると、さすがに夜になってしまった。
 なんだかんだで、全員無事に戻れ、目的もまあまあ達成できたので、このツーリングも良しとしようではないか。また行く機会は有りそうだぞ。

2009年11月22日(日曜日)

秋の出雲路ツーリング二日目

23時46分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , , 天気:くもり時々晴れ

 二日目の今日は、中海南岸を走り、境港へ、そして美保関へと考えていた。
 とりあえず、朝は昨日より少し早い9:30に、同じ場所に集合する。昨日より少しだけしか早くできなかったのは、出雲市や東松江に宿を取らざるを得なかった人が出たためだ。それくらいに松江の宿が埋まっていたのだ。なんでだろうね。
 ともあれ、松江駅から東に向かい、出来るだけ中海に沿って走ってみた。一昨日走ったコースを取った他、とにかく海沿いに挑戦という心構えで走った結果、概ね77%程度海を見ながら走れた気がする。
 途中、行きでも見た風車を遠望しながら走り続け、最終的にはその足下を通過する
 行き止まりやら大冒険コースやらを楽しみつつ、安来の埋め立て地までやってきた。沖合に浮かぶ小島がラブリー。
 とうとう米子市内に至る。昼食にしようと思い、駅前まで出たが、商店街は見事なシャッター街になっているではないか。その一角で見た、日本に現存する最古の客車。製造は明治20年代だげな。
 飯をどうするべと鳩首会談を開催しているところに、ジモティと思しきおっさんが話しかけてきた。どっから来たのなどという他愛ない会話に続き、飯場所を聞くと、アーケード街入り口のラーメン屋か、その近くにあるカレー屋がいいという。カレー屋を目指す。確かにおいしそうな匂いだったが、意外に回転が悪く、ジリジリしてきた。そこで、近くのパスタ屋に手っ取り早く入る組と、カレー屋で待つ組に分かれる。僕はパスタ組を取った。
 パスタは生麺で、ベーコンとクリーミートマトソースで仕上げた、意外にボリュームがあるものだった。
 さらに北上してゆく。この辺で時間切れを意識し始め、幹線道路を突っ走ることが多くなってきた。ダメツーリングの気配が濃厚になってきた。目的達成できず、疲労もため込むという奴だ。ダメ幹事でごめん。
 ともあれ、境港に近づいたところで、いったん西に向かい、かの江島大橋に上ってみた。見晴らしポイントだ。
 境港に到達し、しばし散策する。時間的に、美保関到達は不可能だったので、ここで折り返すより他はない。輪行で帰ろうと考えた。
 夕暮れまでうろつく。水木しげるの素敵語録を顕彰した碑*1。実は前半があって、『若い時はがむしゃらに働きなさい』とある。そして歳を食ったらかくあれと申しておられるのだ。俺のように若い時から筋金入りの怠け者だった人間は、どうすればいいのだ。
 この水岸ゲル、いや水木しげるストリートには、各種妖怪像が揃っている。しょきしょき。
 さて、松江に戻らねばだわ。ここで石川氏が侠気を発揮し、『自走で帰ります』と別れていった。暗くなるなかを走るのは嫌だったので、他のみんなは輪行で戻ることに。するとまだ米子で乗り換えた辺りで、石川氏から『まだ着かんのかね』と電話が。速すぎです。
 松江に戻り、再集合して、駅近くの魚料理主体の店で夕食を取る。考えてみると、このツーリング中、全員集合しての会食はこの日だけだった。
 魚料理がおいしく、さすが松江は海産物の町と思った。が、意外に好評だったのが、ゴボウのチップだった。お代わりの希望が出て、自作出来んかと言う話題になったくらいだ。
 皆と別れ、ホテルに戻る。とりあえず全員率いてのツーリングは終わり、明日は自分の宿題を残すだけだ。

2009年11月21日(土曜日)

秋の出雲路ツーリング初日

23時46分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , , 天気:くもり時々晴れ

 さて、初日は一畑電車で出雲大社方面に出て、その辺をうろうろする予定だ。
 朝は10:00に松江駅北口観光案内所に集合する。出がけに、MR-4Fのヘッドを増し締めしていた。実は昨日の朝、立場駅で輪行準備をしている時に、ちょっとした問題が起きたのだ。
 いつものようにハンドルを抜こうとカラムのヘッドキャップを取り、ハンドルバーをステムごと抜いて、さて固定しようと足元を見ると、何かがパラパラと落ちた。ん、と思って見ると、小さな金属製のボールだった。これはなんぞやと思って、MR-4Fをふと見てみると、なんとフォークが抜け掛かり、そこから見えているヘッドの下碗から、ベアリングがポロポロと落ちていたのだ。いやもう、びっくりだ。いやいや、実はヘッドが抜け掛かることは知っていたのだが、ヘッドがカセット式と信じ切っていたので、まさかこのような事態になるなんて夢にも思わなかったのだ。すぐに散らばったボールを拾い、碗に戻してから、ヘッドキャップで締め直した。もしかして玉がいくつか足りなくなったかもしれないが、昨日走った感じでは問題はなさそうだ。それにしてもびっくりした。ともあれ、昨日走っていて少しステアリングが軽すぎると思ったので、増し締めしたのだ。
 集合場所に揃ったところで、一畑電車松江しんじ湖温泉駅まで走る。ここから自転車をそのまま載せ、途中の川跡駅で降りた。この後で島根ワイナリーに寄るので、終点まで行かずに、乗換駅のここで降りることにしたのだ。
 島根ワイナリーまで淡々と走り、まずは試飲を。といってもアルコールは御法度であり、ブドウジュースをやってみた。
 昼食はここの喫茶室で取ることにした。頼んだのは和牛丼。まあ、値段相応ではないか。
 さらに西走し、出雲大社を素通りして、日御碕へと向かった。結構なアップダウンがあったが、車影は意外に薄く、楽しい道行きだった。
 日御碕の見物はこの灯台だが、複雑な海岸線のそこここに地学萌の人々を萌え立たせるものもある。やけに細い柱状節理だな。
 この風光明媚な岬をしばし散策し、出雲大社へと取って返した。
 出雲大社を参詣しようと、駐輪場所を聞きに観光案内所を訪ねると、なんと15:00で終了していた。やむなく、その辺のスペースに駐輪する。
 仮本殿を参拝し、隣の神楽殿にも足を伸ばす。しめ縄に賽銭を叩き込むとなにやら玄妙な効果ありとのことで、何人かが挑んでいた。
 この後、ぜんざいを食べたいねということで、門前町を散策したが、既に閉めていたりピンとこなかったりで空振りに終わる。結局、観光案内所近くの喫茶店に入った。団らんしつつぜんざいを……と思いきや、なんでみんな自分の世界に突入しますか。現代っ子はこれだから、などと嘆きつつ、自分もHT-03Aと睨めっこしている拙者。*1
 最後に旧JR出雲大社駅を見て、本日宿の都合で出雲市駅まで向かう人々を見送り、残りはまた一畑電車で松江に戻った。小十郎氏が危うく乗り遅れるところだった*2
 松江では、kimrin姉さんお勧めの店に入った。焼き物主体だが、謎の創作料理も散見された。これは肉うどん*3。うどんを肉で巻いて、串焼きしたものだ。変わった食べ方だ。
 ホテルに戻り、コインランドリーで昨日、本日分の洗濯をして、就眠。

2009年11月20日(金曜日)

秋の出雲路ツーリング移動日

23時51分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 天気:晴れのち曇り

 大体、会社に出勤する時刻に起床。荷物をまとめ、羽田空港にレッツゴーだ。
 羽田空港から米子空港までは1時間強。羽田空港では果ての果てにあるようなゲートまで延々と歩く。乗機は737でも最新の800シリーズ。天井からLCDが展開されてくる、面白い機内装備だ。とはいえ、窓は狭くて通路のレイアウトも良くないので、乗り降りにえらい時間が掛かった。
 米子空港に降り立ち、さてどうしようと考える。体の休息的にはさっさと松江に移動して投宿したいのだが、今後のことを考えると中海南岸のルートを見ておきたい。走ろう。
 ターミナル前でMR-4F改を組み立て、弓ヶ浜に沿って南下していった。弓ヶ浜は日本最大の砂州だそうだが、この辺にこんな膨大に砂を堆積させるような川があったっけ。
 弓ヶ浜のそこここに自転車を止め、記念写真と決め込む。R431は走りやすいのだが、防砂林のせいで海がちっとも見えない。
 米子市内で西に進路を取り、そこからは出来るだけ海沿いを走った。R9を避けるつもりだった。この辺は干拓と埋め立てが進行しており、そこここに工業団地が広がる。その一角に立つ、震災復興記念碑
 途中で大きな風車を見た。この辺の工場群に対し、たった一基の風車がどれほどの意味を持つことだろうか。
 安来から東出雲に入ると、途端に風景が荒涼としてくる。これで冷たい雨でも降っていれば、気分は盛り上がったのだが。いや、やっぱりイヤん。
 東松江の南方に国分寺跡と国府跡があるのを思い出し、探してうろつく。国分寺跡はその前の道路が工事中で近づけず。ずっと、回り込めば行けそうだが。国分寺跡は神社の裏手に柵で仕切ってあるのが見えた。たぶん、碑が一つ立っているくらいだろう。
 松江駅を目指して国府跡近くの田園風景を移動しているとき、日が山に掛かった。それに見とれつつ、田んぼのなかに走るあぜ道とも遊歩道とも言いかねる道を走っていたら、その田園風景の向こうで、素晴らしい夕焼けが始まった。今日は、拾いものをした気分だ。
 この辺で、同日に松江入りしていたまき&あさこ夫妻より、別々の経路で夕食の誘いをいただいた。この時は疲労を感じていたので、先にチェックインして考える旨返答し、松江駅へと急いだ。
 投宿したのはアルファーワン駅南。チェックインして荷物を部屋に置くと、途端に空腹が募ってきた。そこであさこ女史に電話し、夕食を共にしたい旨伝えると、京町という界隈に来るよう指示された。自転車で合流し、さらに同日松江入りしている小十郎氏、つっしーを呼び寄せ、蜆丼などを食した。早速、海鮮ゲットだぜ。
 ホテルに戻り、LOOX U+イーモバイルで快適アクセスしながら、明日の行程を考えた。結論:行き当たりばったりでいーじゃん。まあ、明日みんなの顔を見て決めよう。

2009年11月15日(日曜日)

荒川方面呉汁しごきツーリング

23時22分 自転車 , デジタルカメラ , 天気:快晴

 なにやら『呉汁なるものを食しに行こうではないか』というお誘いを受けたので、BD-1を抱えて戸田公園に向かった。食べ物系のツーリングならBD-1で十分だろうと考えていたのだが、そんな甘い考えは走り出すまでだった。
 戸田公園駅に着くと、皆様は既に集合中。健脚なおやじ殿は置いて、他の皆様はことごとくロード。どういうこと? なんでも女子部結成記念に鍛錬を実施する雰囲気だ。BD-1でですか……。着いてゆけるのか。
 まずはすぐ隣の浮間舟渡からスタートの荒川サイクリングをお見送りする。そこまで、もう30km/h走行が始まっていた。僕のBD-1のギア構成だと、アウタートップを90rpmで回して32km/hまでしか出ないのだが。とにかく、必死に着いてゆく。
 秋ヶ瀬公園についた辺りで、既に45%くらい売り切れ状態。離されると余計つらくなることはわかっているのだが、速度域が違うので着いて行くのに苦労する。BD-1では瞬間速度を出せても、巡航でロードバイクに着いてゆくのは無理だわい。
 川沿いのサイクリングロードを走ってゆくが、途中で延々と工事区画が続いたり、やたら切り返しがあったりで、小刻みに消耗させられる。長身のさいごん氏に着くと実に風除けになってくれるのだが、既に在庫払拭間近の足では着いてゆけない。だんだんと切れ始める。という辺りで、やっと昼食ポイントに。
 埼玉の一部では呉汁で町おこしをなんてことをやっていて、雑誌には呉汁を出す店が一覧表になっている。それを頼りにやってきた店だった。が、聞くと『やってません』とのこと。どうやら、呉汁はその程度のものだったらしい。
 呉汁とはなんぞやという話になり、中国の呉に由来しているのではないかという憶測を話す。が、後でwikipediaを見ると、大豆ペーストのことを呉と称し、それを使った汁物が呉汁という説があった。
 呉汁は食えなかったが、鶏肉を使ったうどんと\150にしては巨大なおにぎりで昼食にした。お腹一杯だ。安かったな。
 さらに走る。GPSは持っていったが、そもそも土地勘皆無なので、どこをどう走ったのかさっぱりわからぬ。しかし、最終的にはサイボクハムという農畜産物物販の一大拠点にたどり着いた。その頃にはお足は予定通りに完売状態だった。
 駐車場はぎっしりつまり、路上には入場待ちの車が行列を成している。しかし、中に入ると白菜一束\150とか、里芋一袋\200とか、価格的にクるものがある状況。なるほど、こりゃ行列にもなる。一方で、肉類はピンと来なかったなあ。
 気になる一品。波動農法コーナーかといいたくなるくらい、その辺にはこの手のオカルト農法が固まっていた。大丈夫かサイボクハム。
 何も買って行くつもりは無かったのだが、誘惑の強さに負け、まずキャロットジュースを仕入れてみた。その場で消費する。なるほど、キャロットジュース。
 さらにパンコーナーでケーキを1本。これは帰ってから。さらにりんごジュースがうまそうだったので、2種類買って飲み比べてみた。どうやら、飲み物としては酸味が利いた方が好評らしい。
 この後は戸田公園まで戻るという話だったが、既に足が完了状態だったので、川越駅近くまで案内していただき、そこで別れた。川越から輪行で大宮に出て、湘南新宿ラインで戸塚に戻り、さらに地下鉄で立場に戻った。うっかり座ると気絶してしまい、危うく乗り過ごすところだった。
 帰宅して、速攻で気絶する。数時間後に目覚めたが、両足が棒のようだ。明日からの4日を乗り切れば、いよいよ出雲ツーリングがやってくる。雨が心配だが、その前に仕事山を乗り越えられるのか。

2009年11月14日(土曜日)

湿っぽい日はやはり自転車整備

23時39分 自転車 天気:雨のちくもり

 雨の一日、かと思いきや、昼過ぎた頃には日が差したりもした。しかし、やはり暗い雲が再来し、結局は低空飛行の一日だった。
 こういう日は自転車整備でしょう。趣味部屋に*1整備スタンドで立てて放ってあったTCR-2の整備に手を着けた。
 今回はハンドルバーまでは外さないので、その点は楽なものだ。しかし通勤用なので、フレームの隅々まで汚れている。アウターケーブルの一部は買った当時のまま使いまわしてきている。ケーシングが凄い勢いで飛び出してますよ? 全交換に踏み切った。
 最初は10m巻で買ったアウターの束を使うつもりだったが、以前にSTIやブレーキのおまけについていたものが余っているのを発見し、それを消費することにした。
 ケーブルをすべて外し、バーテープも外して、新しいものに替える。TCR-2での留意事項は、ブレーキの途中に補助ブレーキレバーを挟んでいることだ。覿面に動きが渋くなるので要注意だ。とりあえず組みつけてゆく。左右のケーブルの長さを合わせ、バーテープを巻く。前に使っていたバーテープ付属のゲル入りシート*2も巻き込む。これはソルボセイン辺りに替えた方が良いかな。チネリのテープを使ったのだが、裏面の両面テープが鬱陶しすぎるので、はがしてしまった。ぐいぐい伸ばしながら巻いて行くと、左側でレバー直下の辺りで千切れる。落ち着いて、その上から後続を巻いて、さらにテープで保護した。ちょっとかっこ悪いが、ここはそう使う場所でもないからな。
 完成すると、左ブレーキの戻りがやはり悪い。そこで補助ブレーキレバーの軸に潤滑油を注入しておいた。これでかなりスムーズになった。
 TCR-2に関しては、チェーンリングとスプロケも洗浄しておいた。以前は集合住宅の廊下でやっていたものだが、部屋が片付いてきたので室内でできる。寒い冬でも夜でも安心。ただし、部屋の中が薬剤臭くなる。
 TCR-2をラックに返し、続いてBD-1を据えた。今日の夕方にC.B.あさひでの買い物が届いたのだが、その中の一品がKMCのカラーチェーンだった。アウタープレートは黒だが、インナープレートは赤いこのチェーン。あっちこっち赤黒いBD-1には似合いだ。明日はBD-1で荒川方面を走るらしいよ?*3

2009年11月13日(金曜日)

出雲旅行の時の宿で

21時39分 自転車 天気:くもりのち雨になってきたよ

 出雲市駅前のステーションホテルに泊まったのだが、その時に支配人氏に写してもらった写真が掲載されていた。便利な場所にある宿で、スタッフもなんとなく自転車ツーリストに慣れている雰囲気だった。
 もうじき晩秋の出雲ツーリングだな。

2009年11月08日(日曜日)

境川で試走

21時53分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 昨日改装したMasterXLの改装をしたいよね。昼過ぎにMasterXLを境川に向けた。
 やはり生粋のロードに乗るのだからと、久しぶりにメイドさんジャージに袖を通した。あまり違和感の無いせいか、これに気づく人はまず居ない。途中すれ違った子供二人連れが、どうやら気づいた素振りを見せたくらいか。なかなか鋭い観察眼だな!
 新しいハンドルバーは、やはり以前より少しだけ*1遠く、また低くなったので、ちょっとだけおヒップが前乗りしたくって、サドルの前方をうろうろすることがあった。が、それをぐっとこらえ、新しいポジションに慣れるように努める。
 ちょっと用事があったので、サイクリングロード南端を越えて、藤沢駅へと向かう。その北東にあるCoggyに用があったのだ。そろそろEPIC、TCR-2ともにケーブル更新しなければならないので、いつも足りなくなるシフトケーブルのアウターキャップを買いたかったのだ。
 ちょっと店内を探し回ったが、テッキーの人に聞くと小分けして売ってくれた。シマノのセットについてくるのと同じ4mmケーブル用のキャップを、\20/個で買える。20個購入した。この先、小物の購入には、この店が便利に使えそうだ。また小径に力を入れているようで、ちょうど来店していた初老の男性が、Bromptonの試乗をしていた。
 境川に取って返し、北上する。MasterXLは、こうして見るとバーテープのモチーフを併せたこともあり、印象は変わらない。
 俣野南方の日没観測点で、ちょうど日没を観測。日没後の夕焼けを、μ6000で収めた。このカメラ、ウェアラブルケースに収めると上腕に固定して置けるので、荷物を持つ余地の無いロードバイクでは便利だ。

2009年11月06日(金曜日)

Pocket Rocket Proスペック決めちゃった

23時20分 自転車 天気:晴れていた

 各方面にご心配をおかけした(謎)、新高速輪行車だが、やっと作ってもらえるかなという雰囲気になってきたので、スペックをざくっと決めた。こいつはできるだけ軽く上げたい。
 コンポは、当初はSRAMでもお買い得グレードたるForceで行くつもりだった。が、Wiggleを見ると、最高グレードのREDが、日本でデュラを買うのと変わらない程度の値段だ。かなり軽くできること、レバーがSTI系より細いらしいこと*1、そしてシマノ10速と互換性があること*2が決め手で、REDを選択。コンポ全体で20万円弱になる。どうせならと、ハンドルバーも忌避していたカーボンを、サドルもアリオネのカーボンベースのものにするつもりだ。全体で50万円に達するだろうか。なんか、むやみに高価なポケロケプロになりそうだな……。
 しかし、欲しいのは年々落ちてゆく輪行気力を補えるほどの軽量高速輪行車なのだし、これを買うとしばらくは新車を買えない*3のだから、思い切って金を掛ける事にしたのだ。
 なんとか、年内には手に入るかな……。

2009年11月01日(日曜日)

横浜エコライドに参加

20時26分 自転車 天気:晴れ

 今日は久しぶりに一般催事に参加。横浜エコライドに参加してきた。横浜を20kmばかりだらだら走って\4000はどうよと思ったが、東京シティサイクリングより近場なので、一度参加してみることにした。
 会場のパシフィコ前までは、MasterXLで自走する。自宅から1時間弱の行程だった。
 パシフィコ前の会場は、ちょうど都庁前広場を1/3くらいにした雰囲気だろうか。雰囲気としては東京シティサイクリングそっくりだ。LEGONの人たちが大挙参加している。鶴見辰吾が主催者に名を連ねているからだろう。バイクラックも予め用意されており、なかなか雰囲気が良かった。が、受付後に開会式があるのはいいのだが、それからさらに出走までの時間が長いのには参った。まあ、寝て待っていたけど。
 寝ているだけなのもなんなので、会場を散策する。本気の走り企画ではないためか、折り畳み自転車が目立った。GCSが近いってのもあるんだろう。またトライク、リカンベントもぽちぽち。あれ、このトライク、なんだか見覚え無いか? たぶん、荒川で見かけたことがあると思った。
 開会式はしめやかに行われる。しかし挨拶が多いな。会場のサイズは、これでわかるだろうか
 開会式から出走まで、さらに時間が掛かるので、しばらく寝ていた。そのうち、ようやく最初の組から出走し始めた。僕は末尾辺りだ。
 やっと出走の順番が来たので、ゲートに並ぶ。出走してすぐに、かなり無理な左への方向転換と、段差が待っている。が、そこは出走係の指示があるので、問題は無かった。
 コースは、まずは南下し、港の見える丘公園を経由する激坂を越え、本牧に抜けて関内を北上、公設市場まで北上して折り返す、20kmばかりのものだ。最初のうち、こんな風にみなとみらいの大きな風景を走るので、なかなか爽快だ。また、東京シティサイクリングでの、新宿を抜けるときのような非道な箇所も無い。とはいえ、基本的にまったりした市中サイクリングなので、信号ごとに渋滞する展開が待っている。
 石川町の南端辺りから、港の見える丘公園めがけて激坂を上る。短いが手ごわい坂だ。
 さらに丘陵地帯を越え、お馬さんがシンボルの森林公園で次の休憩。この辺、正直なところ写真を撮る暇が無かった。
 しかし、本牧に降りた辺りから完全に分散したため、小さな隊列がいくつか散見される展開となり、渋滞せずに走れるようになる。本牧の通りを抜け、山下公園対面での休憩を挟み、歴史的建造物を掠めながら北上する。このままでは11:00には到着するので、この先の公設市場で昼食を買い出そうというふくあんを持っていたのだが、気がつくと市場で折り返して南下している隊列に乗ってしまっている。そうして買出しできないまま、ゴールした。予想通り、11:00の到着だった。ゴール後に事前に配布されていた引換券でくじを引けるのだが、一番いいA賞が当たった。閉会式までは1時間ほどあったが、ゴール後に配られたウィダーと、甘露飴*1で飢えを凌ぐ。
 閉会式では自転車、ウィダー1箱、バッグなどを賭けてのじゃんけん大会が行われる。ほとんどもらって困るような物ばかりだったが、1つ気になったものがあった。メガネのミキから贈与された、BT骨伝導ヘッドホン内蔵のスポーツサングラスだ。境川を走る時などに良くねえ?
 じゃんけん大会は残念ながらなにも獲得できず、解散となった。この後はどうしようと迷ったが、特に用事も無かったので、帰宅することにした。そんなに距離を走ってないのだが、コース上の激坂で意外に応えたのか、保土ヶ谷の坂を登っている辺りで足が回らなくなってきた。いやこれは、ハンガーノックですか。ちょうど、思いがけない場所にガストがあったので、緊急ピットインで昼食にした。
 腹を満たすと、このまま帰るのはもったいなく思えてきた。柏尾川を下り、境川を北上するいつものルートを通って戻った。秋空に浮かぶ細かな雲が、さわやかな感じ。いや、最近こんな時間に走ることが無かっただけだけど。