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Strange Days
2010年01月30日(土曜日)
我々の間では、リカンベントブームは絶賛終了中だ。そういえば最近リカンベント乗ってませんネ、などとしたり顔でニヤニヤ笑いながら語りかけたい相手が居る。その筆頭は自分自身だったりもするが。
SatRDayはここぞと言う時に持ち出す旅行用自転車だ、とはいえ、今年になって一度も乗ってやってないのは寂しい。なので、夕方にSatRDayを境川に向けた。
SatRDayを持ち出したのは、近々予定している改装の方向性を確認するためだ。基本的に前2枚化でロー3枚程度を捨てるセッティングだ。正確にはアウターも52Tから50Tになるのだが、スプロケットが12-27Tから11-28Tになってややワイドレシオになるので、トップスピードそのものは変わらない。前3枚のうち、アウターなんて滅多に使わないので、実はトップを捨てても良かったのだが、シマノにもSRAMにもロー28Tなら11Tから始まるギアの設定しか無いのだ。
久しぶりに乗るSatRDayは、なぜかペダルを軽く感じた。セッティングの煮詰まって無いポケロケの馴らしを続けるうちに、脚力がついてきたのか?
急坂の登坂をこなしながら、やはりインナーギアは捨てて問題ないと思った。軽いギアは、基本的にはあって嬉しいのだが、SatRDayの場合は軽すぎるギアではハンドリングが不安定になり、別種の走りにくさを感じる。ある程度ペダルに負荷を掛けないと安定せず、結局一番軽いギアを使うのはよほどの緊急時に限られてしまう。またコンパクトクランクに前出の11-28Tスプロケを組み合わせると、SatRDayがETRTOサイズで406であることを考えると、MR-4Fのインナー26T+ロー27T、あるいはBD-1の38T+27T程度の軽いギアは確保出来るのだ。なら、結局は登坂力に差は出ないだろうな。
境川を南下中に
日没を観測する。今日は雲が少なく、まあちょっと退屈な日没だ。退屈ついでに、奇天烈自転車
SatRDayのポートレートも撮っておく。
大清水高校対岸の休憩所を通過中、なんだか見覚えのある旦那をお見かけする。終端で折り返してくると、やはりかいちの旦那じゃござんせんか。自転車を止めて、しばし不景気な話をする(汗)。しばらく乗ってない様子は日記から窺えていたが、半年もロクに乗れてなかったとか。
かいちの旦那について湘南台まで折り返し、レモンピールでコーヒーを買って帰った。レモンピールは2/4~8と開店19周年セールで、各種コーヒーが安くなるようだ。
2010年01月27日(水曜日)
12時24分
自転車 ( 自転車いじり )
天気:寒い晴れ
どれだけ軽く出来るだろうか。
現在の構成はFC-4503+BB-ES51+FD-4403+RD-M570+CS6500(12-27)で、合計は1835g。
これをFC-6750+BB6700+FD-6700+RD-6600G-GS+CS-6700(11-28)に換えると、合計で1410g。前3枚から2枚になる事もあるが、予想以上に軽量化出来そうだ。
一方でギア比を検討すると、現状のトップ速度域を維持しながら、BD-1程度の最小ギア比で2枚化を図るなら、50/34+11-28Tという構成で十分行けそうだ。67アルテの11-28Tスプロケは、今後ツーリング車を組む上で有用だと思う。
今のギア比からすると、最小ギア比がやや重くなるが、今の一番軽いギアから数枚は、あまりに軽くなりすぎて坂道ではハンドリングがかなり不安定になるので、実は使いでが無いのだ。なら、そこを捨てて前34Tからでも構わない。
もう少し検討して、急に早まった休暇はこの改装に充てよう。休暇中に、どこかに輪行で出かけることぐらいは出来るだろう。
2010年01月25日(月曜日)
そういえばそろそろ、と思ってチェックすると、
ぐるっと浜名湖の募集が開始されるようだ。
去年は先着順だったので、あっという間に枠が一杯になってしまったが、今年は抽選にして公平を期すようだ。去年なんざいろんな裏技が横行したからな。
参加して、それほど楽しいと思わなかったし、誘い合わせて応募しても抽選では誘い合わせる意味が無いので、今年は見送るつもり。というか、自転車ブームが一段落するまで待つかも知れない。
まあ、その前週のしまなみ縦走に集中するさ。
2010年01月23日(土曜日)
20時54分
自転車 ( 自転車散歩 )
天気:快晴
今日は箒杉、あるいは足柄山を見にゆくかと思っていたのだが、気が変わって瀬谷の八福神を巡ることにした。いや、寒くて気力が殺がれました。
昼過ぎにポケロケで瀬谷駅に向かう。駅改札で御朱印帳をもらい、駅北東の長天寺を皮切りに、ほぼ時計回りに回った。これは推奨ルートと逆回りだが、推奨ルート通りに最後に横浜市道環状4号を過ぎって勢至堂に向かうと、凄い登りの上に横断に苦労するので、このルートを取った。しかし、ポジション出しの進んだポケロケなら、もう坂など怖くはないがな。
途中、
去年に毘沙門天が俺に下された仏罰を思い起こし、肝の冷える思いをしながら徳善寺を回ったが、なんということもなく無事に朱印をゲット。2時間ほどで
全ての朱印をいただいた。
その後、海軍道路で
夕陽を観測し、帰宅。
2010年01月14日(木曜日)
さて、先週までの17連休中に消費をサボっていた18切符が、まだ2発分残っている。これを消費せねばだわ。
純粋に鉄な旅ではなく、自転車の旅でもあるべきことが、俺のジャスティス。そういう目で路線を眺めると、以前から一応は目をつけていた二つの路線が目に入る。
一つは総武線。横浜線から総武線に連絡し、千葉、あるいは成田に直通する路線がある。その先は、たとえば銚子まで行ける。戸塚からだと乗り換え1回で銚子まで行けるのだ。3時間半かかるけどな。
もう一つは、以前も浜名湖に行く時に使った東海道線。こっちも朝一の静岡行きを使えば、静岡まで一発で行ける。熱海乗り換えを厭わなければ、時間的自由度も大きい。これで清水まで行って、太平洋自転車道清水~静岡線を走るのはどうだろう。
まあそれも、僕が明朝早起きできるか次第だけどな。
2010年01月11日(月曜日)
たいしたこともしないまま、17連休が終わった。半月以上休んでいたわけで、社会復帰できるのか?
別に取り立ててやりたいことがあったわけでなく、その割りに何度か旅立ったので、まあ気は済んだ。少なくとも、気分転換にはなったな。
今日はくもって肌寒かったので、屋内で自転車整備する。ポケロケを整備しておく。まあ便利な自転車だこと。軽いので、割と気軽に連れ出せるのだよな。最低限の夜戦装備も持っているので、気構えることなく乗り出せるのもある。
夕方、境川にポケロケを向けた。走っていて、いろいろポジションを変えてみて気づいたが、これはハンドルが近すぎるな。やはり90mmのアヘッドに換えてみよう。走行感そのものは、最初の頃の引きずるような重さが大分和らいできた。後は踏みやすいポジションを見つけられたら良い。
帰宅して、早速90mmのアヘッドに換え、少し試走。少しなので詳しくは述べられないが、筋は良さそうだ。足が余る観があったので、サドルをわずかに上げ、少し前に出した。この先も、もう少し試行錯誤が続きそうだ。
2010年01月10日(日曜日)
寒いなあ。寒いので、自転車整備。MR-4Fを整備する。チェーンを洗い、チェーンリング、スプロケも洗浄し、フレームにワックスをかけておく。リアハブのよく回ること。5600な105なのだが、7850デュラのそれとは雲泥の差だ。慣らしが済む頃には、デュラにして良かったと思えるようになるのだろうか。特にフリーの回転の差が凄いのだが。
ともあれ、夕刻にMR-4Fを境川に向けた。今日はいつもの下流コースを走る。ポケロケと較べると、加速感で劣り、速度維持で勝るというところ。加速は車重だろうし、速度維持はハブの回転だろう。
南端で折り返し、ちょっと遡った辺りで
夕景をカメラに収めた。冬枯れの田畑は、すっきり見通しが良い。
帰宅してから、VAIO Xをオーナーメードで発注した。あれ、受け取りが2月中旬だよ。昨日までは来週辺りだったのに。発注が殺到したとも思えないから、きっと工場稼動日のマジックだよね。とにかく、プロセッサはZ550、その他結構奢った構成で発注した。4月以降はジテツーを中断せざるを得ないので、帰りに戸塚駅のミスド辺りでのんびりコーヒーを飲んで帰ろうとか考えているので、その時には良い相棒に出来そうだ。
この余波で、ちょうど2年の年季が明けたW05Kを解約することにした。都市部ではイーモバイル、無線LANが結構使えるし、山奥に行ってもHT-03Aで相当のことが出来てしまう。どうしてもというなら、山奥でも結構使えるWillcom回線があるので、なんとか出来るだろう。
2010年01月05日(火曜日)
今日は水ガ峠を超えようと少し思っていたのだが、天気が夕刻には崩れそうな気配だ。それと、長い下りでは手足が悴む。脳内閣議により、輪行で松山に出ることに決定した。起きてまず、
来島海峡大橋を眺め、今治駅に向かった。
松山までの各駅停車でのんびり向かう。のんびりしすぎて、着いたらすぐに飯時だ。HT-03Aでグーグル先生にお聞きすると、道後温泉本館辺りに隠れ家的うどん屋があるとか。自転車を道後温泉に走らせる、前にやらねばならないことがある。昨日のどこかで落としたのか、ワイヤロックが見つからないのである。道後温泉に入るにせよ、代わりのワイヤロックを買わないと。やはりグーグル先生にお聞きして目星を着け、とりあえず道後温泉に向かっていく途中で自転車屋を発見。無事にワイヤロックをゲットした。
市中を走っているとき、路面電車と準路面電車的なローカル私鉄の交点で、
伊予鉄通過に遭遇。
自転車を
道後温泉本館裏の駐輪場に止め、まずはうどんを求めて先ほどの店に向かう。あれー、無いわよー! なんと、そこは空き地になっている。その店のウェブページは生きているのに。結局、商店街のいつものうどん屋に入って、かつとうどんのセットを頼んだ。
昼食後は道後温泉本館に向かい、いつもの神の湯2階席に入った。思ったより客が少ない。のんびりと湯船に漬かり、出てからは茶菓子を食べながら寛いだ。
さて、フェリーで帰ろう。と、その前に。ちょっと寄り道。道後温泉から海に向かう途中、ちょっと脇道を行くと小さな旧家が保存されている。戦前を代表するダメ人間種田山頭火の終の棲家、
一草庵だ。庵という割りに普通の民家だが、周囲は泣けてくるくらい綺麗に整備されてしまっている。
松山観光港に着くと、ほどなくフェリーが来たので、しばらくは船に揺られて過ごし、やがて呉港で下りて帰宅した。
正月のしまなみも悪くないが、やはり行くならGWだなあ。今年のGWに行きたいな。
2010年01月04日(月曜日)
一昨年の正月に走ったしまなみが、意外に明るい雰囲気で良かったので、今年も走ることにした。今年はポケロケで走るので、激坂の登坂性能も見てみたい。ということで、いずれかの展望台も走破するつもりだった。
ポケロケはキャリアやバッグアタッチメントの類を着けてないので、荷物は全部背負う。最近出番が少なかったドイターのクエーサーを背負ってゆく。大きく湾曲した背板のせいで実容量が少ないのだが、風通しのよさは無双だ。
いつものように
尾道まで電車で出て、駅前渡船で向島に渡り、島の南側を走った。
因島大橋の眺めといい、走りやすさといい、こっちを推奨ルートにしたいくらい気に入っている。
今日は天気も良い。もっとも、遅くに天気が崩れそうという予報だったのだが。
因島大橋を渡り、因島を淡々と通過して
生口橋を渡って生口島に。ちょっと腹減り気味だったが、大山祇神社までがんばろうと思い、しおまち通りの岡哲でコロッケを2つ買い食いした。これで充分もつだろう。
大山祇神社には、ちょうど昼時に到着した。まずは昼飯にと思い、周囲の食堂の類をのぞいて見たが、意外に客が多い。結局、キャパシティの大きいせとうち茶屋に入った。なんとなくメニューを見て、鯛めしと肉うどんのセットを注文する。来てからしまったと思ったのは、このセットは一昨年も注文してがっかりした組み合わせだったことだ。いささか至らない鯛めしにがっかりしたが、まずは別に炊いて載せてある鯛の身を解し、ご飯に混ぜた。おー、大分マシだ。しかし、やはりちゃんと炊き込んで欲しいところ。
大山祇神社では、鳥居と本社の間の境内に、総門なるものが建設中だった。どんなのが出来るんだろう。
参拝を済ませ、再び島の西に折り返した。
多々羅しまなみ大橋を写真に撮り、大三島橋を渡って伯方島に渡る。さすがに寒すぎて、今日は塩アイスを食す気分にはなれない。
大島大橋を渡って大島に渡ったところで、一思案だ。時間は15:00前。今から頑張れば亀老山展望台に日暮れ前には上れるだろう。しかし、まだポジション出しも慣らしも終わってないポケロケで登れるのか……。まあ、足の調子を見て決めよう。とりあえず、大島縦断ルートに進路を取った。
縦走ルートをそろそろと登る。足の調子は悪くない。しかしポジションがいまいち合ってないのか、左足脹脛上部の筋がずっと自己主張し続けている。今にも爆発しそうだ。そこでサドルをわずかにさげ、10mmほど後ろに引いてみたら、ずいぶん踏みやすくなってきた。これなら行けそうだ。
来島海峡大橋への最後の下り手前で南に向かい、
山道を進み始めた。いやはや、すげえ傾斜だよ。このポケロケの構成でコンパクトクランクにすると決めたとき、man氏に『そんなに足回しますか』と揶揄されたのだが、着けてよかった、34Tじゃないとまわしきれない。インナー・ロー(34T/28T)を容赦無く使いながら、ゴリゴリ登って行った。
登りの途中で『頂上まで2km。アイスが待ってるよ』などという看板を見かけたので、楽しみにしていたのだが、展望台に着くと売店は当たり前のように休み。まあ、俺の人生などこういうものだ。
展望台はエライごつい造りだった。ちょうど日暮れ時を待つ頃で、僕が登った時には人っ子一人居なかったのに、帰る頃には結構な人出だった。
展望はすばらしい。360°遮る物の無い眺望が開けている。中でも来島海峡大橋はその全貌を見下ろすことが出来る。
このまま夕陽を待ちたかったが、橋の上でナイトランは嫌だし、寒いので、とにかく下りることにした。
下り切り、来島海峡大橋を見渡す辺りで、
素晴らしい夕景に出会う。
橋を渡りきり、毎度の宿のサンライズ糸山にチェックイン。今日は4人部屋に1人だ。フロントのお姉さんに聞いてみたら、自転車をそのまま持ち込んでもかまわないという。早速部屋に持ち込み、ポケロケを愛でながら時間を過ごした。
夕食はレストランでセットメニューを頼んでおいた。ここの飯も馬鹿に出来ない。特に鯛めしはうまい。少なくとも、今日の昼食ったもどきよりは。
明日はどう走ろうかと悩みつつ就眠。