Strange Days

2010年12月19日(日曜日)

10速化Brompton試走

20時14分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 試走するのだ!
 しかし、朝早めに起きたのだが、寒気に負けて昼前までうだうだしてしまうダメ人間。冬のコタツはさー、魔物なのさー。
 14:00前にようやく家を出る。今日は北方に向かおう。10速化Bromptonを、まずはサガミサイクル方面に向けた。
 走りだしてすぐ、ギア飛びが頻発する。おかしいなあ、内装の調整は済ませたつもりだが。走っては調節の試行錯誤を繰り返した結果、原因が判明した。原因はチェーンにあった。1リンクで動きが非常に渋く、それでギア負荷が乱高下してしまい、ギア抜けが多発しているように見えたのだ。昨日、Loroで最後にチェーンを詰めたのが仇になったか。8速用を付けているのだが、9速チェーンでも良いそうなので、在庫のデュラ9速チェーンに、コネックスリンクを噛ませてやろうと思う。まあそれは後で。とりあえずチェーンをこじってリンクを緩めると、動きが嘘のようになめらかになった。これでやっと、性能を発揮できる。とはいえ、内装5速は元々癖がある。調節幅が狭くて、ギア飛びが完全に無くなるように調整すると、別ギアと接触するのだろう異音がし始めるのだ。多少、高負荷時にはギア飛びするかも、と言う程度に収めるといいようだ。変速時には一発で決まりにくいので、足を緩めて待つか、いっそのこと逆回転させる。この辺の感覚は、結構エンスーっぽいぞ。
 さて、サガミに向かう。あれ、スピードメーターがおかしいぞ。どう考えても20km/h出てないだろうという程度の負荷なのに、20km/hを越えている。踏むと30km/hだ。さては、700C用の設定に戻ったかな。後で調整せねば。
 10速とはいえ、内装5段×外装2段という構成だ。外装2段をロードバイクのフロント2段的に、走行環境に併せて高速、低速で切り替え、後はより多段の方に任せるという走り方では無理が出る。もっと積極的に切り替えてやるのが良さそうだ。内装5段だけの時よりも、最適値に近いギア比を見つけやすいのは助かる。とはいえ、この速度表示は嘘だろうが。
 サガミを回る。ロード店で200k\級のフルカーボン+105の構成のロードに目が行くが、まあ今すぐ欲しいものでもないと思い直す。
 海軍道路まで突っ走る。風向き的にはむしろ不利なはずだが、足が最適値に近いケイデンスで回せるせいか、軽く走って行ける。この点は、外装2段を付与した甲斐があった。
 海軍道路で夕陽を観測する。今日はD90を担いできた。これにはEye-Fiを入れているのだが、正直D90とはあまり合わない気がする。rawで撮るので転送ファイルサイズが大きく、転送終了まで電源入れっぱなしで待たねばならぬ。またそのせいなのか、Eye-Fiカードを入れっぱなしだと、電池が瞬く間に減ってゆくのだ。おまけに、どうしたことかPicasaにファイル転送と同時に、Twitterにも通報という事ができなくなった*1。どうしても、Twitterへの通報が出来ないのだ。そもそも、やりたかったことは、画像投稿時にTwitterへも通報という事なので、DefyでもG'zでも出来てしまうのだ。また画像の自動転送も、僕は手動で転送する管理をしているので、旨みがない。というわけで、Eye-Fiを使う意味は、ほぼ無くなってしまった。
 さて、ファミチキをぱくついている間に、夕陽は雲を抜けて、丘陵の上に掛かってきた。冬の夕方、寂寥とした東の原に、夕陽が沈んでゆく。
 同じような状況を、G'z Type-Xでも撮ってみた。感度を下げると、そこそこの絵になるな。画角を詳しく検討すると、28mmよりは狭くて、30mm~32mm程度だと思われる。それでも、38mmよりはずいぶんと広角で、使い勝手がいい。Defyでも撮る。標準カメラアプリに夕景モードがあったので使ってみると、多少感度を下げてくれた。しかし手ぶれに弱い。夕陽が核実験みたいになっちまった。よりマニュアル調整できる2.2のカメラアプリが待ち遠しい。
 環状4号をまっすぐ南下して帰宅した。追い風気味とはいえ、25~30km/h巡航はないだろうと思いつつ、走って帰った。帰宅して、Defyで起動していたMy Tracksのデータと見比べると、意外にもほぼ一致した。あの数値は正しかったのか。5速時代とも走行感がぜんぜん違うのは、最適ケイデンスを得やすくなった成果だろうか。ともあれ、予想以上に走る。もしかして、もはやこれ1台でなんでも*2出来るのではと思わせる、恐るべき改装結果だった。