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Strange Days
2012年10月29日(月曜日)
一旦は#15で作り始めたスポークだが、考えなおして#14を取り寄せ、改めて切り出した。旅行中のスポーク折れほど、士気を挫く事態はないように思えるからだ。多少の重量を失っても、信頼性を取るべきなのがツーリングバイクの運命だろう。
しかし、太い#14スポーク、しかも表面加工されたブラックスポークなので、切断してちょうどの長さに仕上げる作業がはかどらないことおびただしい。8本/日という量産体制だが、年末までに仕上がるかなあ。
2012年10月28日(日曜日)
今日は雨の予報。実際、朝からしょぼしょぼ降り始め、たまに上がるも常に地面は湿っているという按配。今日は自転車整備しましょう。
引き出したのはポケロケ。これに取り付ける新兵器が、スギノの最新型ロードクランク。これ、2枚用なのだが、インナーがなんと30Tだ。どういうカラクリかというと、何のことはない、普通のPCD110な穴の他、74の穴も穿孔されている。結果、PCD110のアウター+インナーという普通の組み合わせの他、PCD110のアウター+PCD74のインナーという組み合わせが可能になる。PCD74はスギノから専用品が出ていて、32Tと30Tが選べる。シマノの現用56系105の前3枚も、インナーは同PCDだから流用可能。さらに、PCD74はシマノのちょっと古いMTB用大歯数ギアのインナーと同じなので、こっちも流用可能だ。というか、MR-4Rのクランクはまさに56系105の前3枚で、インナーにシマノMTB用26Tをはめている。これくらいまで来ると、重い荷物を積んでいても、激坂を難なく超えることが出来る。今回は、スギノが用意している46/30Tの組み合わせで行くことにした。20WOのポケロケでこれなら、MR-4Rの24WO+26Tと同じくらいの軽いギアを確保できるだろう。
こんなにも軽いギアを欲したのは、GWの四国カルスト登攀で、重い荷物を積んだ状態では、34Tすら重いと思い知らされたからだ。ギリギリで回しきれなくなったので、随分疲労した。30Tにすると、ギリで回せたはずだ。この差は大きい。やはり、ツーリングでは、坂を登れるかどうかでギア比を決めなければならない。
このクランクを、SRAM REDと交換。スギノのクランクは全金属製だが、少なくともカタログスペックではREDと大差ない軽さだ。
今回、クランクの他、インフレータも取り付けた。バルビエリのNanoという、安くて小さいけど高圧まで入るインフレータを、トップチューブのボトルケージ台座に共締めした。これで、パッチはあるのにインフレータを忘れるという間抜けな事態にならないで済む。
この構成で、早速来週末の南会津に望むことにしよう。まあ、荷物を背負わないだろうから、真価が発揮されるのは来年のGWかもしれないが。
2012年10月19日(金曜日)
23時37分
自転車
天気:すっきり晴れたが寒い
ほとんどノンストップのLSD中とはいえど、スマートフォンを触る必要はある。そういう時、過去ならばいちいち、真冬であってもグローブを脱いでいたものだが。しかし最近は、スマートフォン対応グローブも増えている。違いは、指先に導電繊維を縫いこんでいるだけ。それなら、自前でもなんとかなるんじゃないか。
調べてみると、王様のアイデアっぽいノリのグッズの他に、導電性の糸を指先に縫い付けるという手段もあるようだ。これは前から知っていたのだが、一度は試してみる価値がありそうだ。近日中に入手しようと思う。
グローブを買い換えてもいいのだが、愛用しているものをそのまま使える方が嬉しいからな。
2012年10月18日(木曜日)
23時07分
自転車 ( 自転車いじり )
天気:雨続く
きっかけは、MasterXLのコンポを交換したいという狙いだった。今は65なUltegraを使っているが、そろそろ飽きてきた。そこで、細い、クラシックなロードフレームに合うコンポとして、カンパのAthenaに狙いをつけたのだ。Athenaにはシルバーメタリックが用意されていて、さすが見た目に関してはカンパ最強、わかってらっしゃると言いたくなるようなコンポだ。ところが、クランクが170mmからしか用意されていない。そこで、スギノ辺りのクランクを調べ始めたのだ。
何人かの意見では、どうやらカンパの10速ならカンパの11速でも、あまり支障なく使えるらしい。カンパ10速に互換性ありそうなのは、スギノのロードクランクだろう。で、ふと気づいたのだ。あれ、最近のやつはPCD74がハマるぜって。通常のPCD110の穴と同レベルに、74の穴を掘っていて、インナーに適用可能なのだ。これを使うと、シマノの6703系に使われている30tが着く。
これをポケロケに適用すると。REDのFDはキャパが16Tなので、30Tのインナーを適用するにしても、アウターには46Tが使える。今は50Tなので多少小さくなるが、別にポケロケでトップスピードを稼ぐ必要はないので、ロー側が更に下るこの設定は美味しい。今年、四国カルストによじ登る際、34Tでも重さに泣いたが、それを30Tに出来ればかなり楽になる。
ということで、MasterXLのコンポ換装はどこかに吹き飛んで、ポケロケの換装という斜め上の方向に思考が進んでしまった。問題が見つからなければ、近々発注しようと思う。
2012年10月13日(土曜日)
20時29分
自転車
天気:晴れ
やっと一仕事終わった気分だ。長かったな。しかし、積み残した事項が数多く、この次の一山が思いやられる。そろそろ鬱になりそう。
そういう気分を追い払うには、外で遊ぶのが一番だ。ようやく頭が目覚めてきた夕刻、境川に向かった。風は涼しい。
秋の夕陽は雲に身を隠したが、イスラム美術めいた幾何学的な雲の模様が、一層に浮き上がってくる。
ふと振り返ると、なにかが空へと突き抜けていったかのような、
天の穴が口を開けている。川沿いの複雑な風が見せる悪戯か。
今日の相棒は、久しぶりに
Master XL。ピナレロくんに比べて軽くないし、路面の衝撃もかなりくるのだが。路面状態がよく分かるくせに、それ程にきつくないというのが味噌かな。いい自転車だ。
2012年10月07日(日曜日)
19時31分
自転車 ( 自転車散歩 )
天気:晴れ
自宅で電話を待つ。なんの電話かというと、明日に休出するかどうかを決めるそれだ。やがてかかってきた電話により、気分萎え萎えになる。つまり、休出決定。しょぼーん。
シオシオな気分で、夕暮れ時の境川に向かった。今日はピナレロくん。色々楽だが、やはり路面で気を遣う面もある。
ふと空を見ると、夕陽は身を隠し、飛行機雲の名残がスッと立ち上がっていた。
ここで、前照灯をまるっと忘れるという、致命的な過失を犯していることに気づいた。ピナレロくんには固有の前照灯を置かず、充電池式のハンディライトで代用していたが、これを自宅に置いてしまっていた。というわけで、遊水地で引き返す羽目になった。
帰りを急ぐために、遊水地から泉の森公園方面に抜けようとしたところ、
近所の祭りらしき集団に行き会った。
スーパーに立ち寄ってから、急いで帰宅した。
2012年10月06日(土曜日)
19時01分
自転車
天気:晴れ
前日、午前まで頑張ったので、午後まで寝床で爆睡する。一日が半分になった気がする。
週末の日課として、境川に向かった。途中、清水製餡所でてまり焼きを買おうとしたが、閉店30分前なのにもう焼いてないとか。ショボーンと、境川を南下していった。
時期的に目についたのが、
真っ赤な彼岸花だ。桜並みに旬の時期が短いので、目に出来たのは僥倖だ。これが目につくと、そろそろ寒風を感じる時期になる。
ちなみに、今日は
ポケロケ。こいつにはインフレータを常備してないので、近々見繕って取り付けるつもり。
日没の頃には雲が出て、日没そのものはお目にかかれなかったが、その代わりに
低い雲がみかん色に焼けて、いい塩梅になった。
2012年10月02日(火曜日)
23時16分
自転車
天気:晴れたな
GGC、IKDその他から情報が出ているが、BikeFridayの売れ線コミューター、Tikitのステムに強度不足の疑いがあり、当面は乗車を中止するように勧告されている。BFの自転車はだいたいのところ軽量で強度ぎりぎりの、つまり安全係数を高くは取らない設計をしているようで、しばしばこういう事態が起こる。我がSatRDay Mk.2も、フロントブームの骨折事故が一時発生していたし、Tikitに関しても既にリアフレームでのクラックは報告され、対策されている。こうして、次第に問題箇所が潰され、熟成されてゆく性格の自転車作りなわけだ。
そういうわけで、そろそろTikitを買っても……おっと……。