部屋が結構暑くて、イマイチな睡眠状況。しかし、時間はそれなりにとれた。
さて、宿を後にし、まずは田島まで下る。昨日登ってきた
裏針生を下ってゆく。秋は秋で、黄金色の田が美しいのだろう。
田島駅までは戻らず、やや北にある赤土峠を登り始める。見晴らしが無いので達成感が乏しい峠ではあるが、手頃な峠でもある。ポケロケの超軽いギアに物を言わせ、ゴリゴリ登り切った。
みんな元気に登ってくる。
養鱒公園方面に下る。山桜の名所という場所を訪れるが、さすがにもう終わりきっている。
目の前の川の流れが清い。
山桜は終わっていたが、
菜の花畑は元気盛んだ。
今日のメインディッシュは塔のへつり。えらい立派な下郷町役場での休憩を挟んで、塔のへつり近くの蕎麦屋での昼食に誘導される。うむ、いい蕎麦だ。
塔のへつり間近の
橋上から眺め。この辺は地形的にこのような侵食岸が続いているのだ。
塔のへつり。以前来た時は崩壊して通行禁止だったが、橋は復元し、対岸の上の方にも上ることが出来た。なぎの女史と火曜サスペンス劇場ごっこを執り行う。
最後は湯野上温泉に。その前に、ちょうど橋の上から
隣の橋を渡る電車を撮ることが出来た。
最後は湯野上温泉で露天風呂に浸かり、会津田島までの第1次サイクルトレインを敢行し、会津田島で時間があったのでコンビニまで買い出しに出かけ、帰りの電車ではそれで凌いだ。
今回も楽しかったな。今年は秋もあるんだぜ。よし、夏の会津にも行ってこよう。
今年もこの日がやってきた。去年はまるっと中止されたので、久しぶりのサイクルトレインだ。
今回はCコースに参加する。それなりの距離があるので、ポケロケを選択。地下鉄と京急を乗り継いで、浅草に向かった。
スカイツリーがそれなりに見える。カメラはJ3に10-30mmを着けていった。
いつもの集合地点に到着。今年はおの氏がトライクで参加していた他、まき氏もBromptonで参加。病み上がりのリハビリだげな。
同コースには、今年はなぎの女史が参加しておられた。そういえば、去年の紅葉サイクリングでは、夫君とご一緒させていただいたものだ。
いつもの団体専用列車たびじの車内は、久しぶりに
こんな有様になる。
列車は、ゆっくりと南会津に入った。駅前に集合すると、Dコースの
電動クロスバイク群が現れた。意外に良さそうだな。もっとダッサイものかと思いきや、重さを除けば俺の美意識に適うものだ。
CDコース一段となって、まずは針生方面に向かう。途中で
アスパラ狩りする機会があった。一定サイズに伸びたのを、ハサミでちょん切るだけだが、その場で口にする人続出だった。拙者、さすがに気後れして、せめて洗ってからにしようと考え、バックパックに収めた。
次の寄り道は、
マリア観音で知られる常楽院。花が美しい寺で、
方々に花開いている。
その花々に誘われるようにして、寺の奥へと足を運ぶと、こんなでっかい
樅の木が立っている。最初は樅の木とは思わず、杉か何かと思っていた。
さらに幹線と裏道を縫って走り、お馴染みの南泉寺に至った。しかし、珍しくも
鐘楼の萱を吹き替えている所だった。20年に一度の事なのだそうだ。次回、生きてお目にかかれるものか分からない! いい機会だからと、サポートカーを運転されていた宿のご主人に口を利いていただき、この足場まで登る機会を得た。得がたい体験だ。3組に別れて登ったのだが、後になるほど大胆になり、遂には足場をめぐって一周する有様だった。
さて、針生に向かう。車道をゆるゆる登った後、裏手から登ってゆく。この裏手の、
棚田状に連なる田畑の眺めは、針生でも好きな場所だ。
いったんは、今日の宿の
台鞍荘に向かい、荷物を置いていった。
さて、今日のメインイベント。駒止湿原へのヒルクライムだ。やや暖かな時期なのではあるが、まだまだ風の涼しい南会津では、オーバーヒートしないので頑張って登れる。とはいえ、やはり何度か足を止めたけど。衝撃的だったのは、電動アシスト隊の容赦無い速さだった。
駒止湿原に登りきり、湿原を散策する。残念ながら、
水芭蕉の盛りは過ぎていたが、それでも方々に群落が花開いていた。
珍しい花や、サンショウウオの卵などを見物して、宿へと戻った。ちょうど、
日が暮れる。
食後、別室で談笑していたのだが、楽しかったのが宿のご主人が撮った天体写真だ。筋金入りの天文写真家らしく、こんなのどうやって撮ったのと言いたくなるような、ガリレオ衛星の精密な画像などが披露された。星が綺麗な土地だもんな。
部屋に戻って就眠。