Strange Days

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2011年8月12日(金曜日)

阿蘇北方外輪山を往く

, デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 21:54:00 天気:快晴
 さて、今日は十分寝たせいか、比較的体調が良い。それと、頭上の雲が意外に多く、直射日光を避けられるのではないかと思えた。それなら、ちょっと高所に登ろう。北側外輪山に位置する観望の名所、その名も大観峰に登るつもりだ。
 ホテルで朝食を取り、ややゆっくりと出た。ホテルすぐ北の川沿いに、少し東行する。阿蘇にはとんぼが多い。土地柄なのかどうかは知らないが、ナツアカネを中心に、無数のとんぼが飛び交っている。田んぼの一角に、まるで雲霞のように群れているのを見て、驚いたものだ。
 さて、大観峰の登山口に着いたので、じっくり登り始める。傾斜はそんなに無い。雲が多く、陽が隠れているので、体感温度がそこまで上がらないのはありがたい。時々陽が顔を出すと、たちまち体温が急上昇する。
 この登山道からの眺めも、なかなかなものだった。途中に展望台があったので、ポケロケもろとも自画撮りする。今回、GF2にマンフロットの797を着けて、こういう場合の三脚替わりに使った。非常に具合が良い。797はコンデジ用のスタビライザーだが、GF2程度のサイズなら、なんら問題はない。GF2の収納ケースにも、797を着けたまま問題なく入った。
 展望台からは、阿蘇五岳の他、宿泊している内牧温泉も見渡せる。内牧温泉は、画像左手の大観峰突出部に程近いことが見て取れる。
 登山道を登り切ると、外輪山を走る快走路、通称ミルクロードに合流する。この道に沿って多数の牧場が存在していることに由来するのだろう。
 ミルクロードを東に向かい、アンテナ群が固まっている辺りに登る。そこに展望台があるので、駐車場と土産物屋が整備されている。バイクが群れており、観光バスや車で来る人が圧倒的に多い。自転車で来るような物好きは僕くらいだ。
 土産物屋からやや歩きと押すと、展望台に出る。ここからは阿蘇五岳と北側盆地部が一望できる。絶景だ。残念なのは、霞が多かったことだ。
 さて、少し早いが、昼食にしよう。実は、昨日は午前中快走路を行ったのと、線路に合流するまでシッチャカメッチャカだったので、うっかり昼飯を食いのがしていた。道理で足がまわらんと思った。今日は、そんなアホな目に遭わないようにしないと。土産物屋に入り、なんたら御膳の類が予約無しだと何十分もかかるという声が聞こえたので、肉うどんに決定。VAIO Xを持ってきていたので、午後の道行を考えた。間近にドコモのアンテナが立っているだけに、電波状況は極上。
 だいたい決めて、肉うどんを腹に収め、土産物を買ってから自転車に戻った。SQR Slimは、背負うことができないので、持ち歩くのにちょっと難があるな。
 さて、今日は一宮の阿蘇神社を回ろう。ミルクロードを東に向かい、一宮の真北辺りから降りると、国造神社が山中にある。ここは阿蘇神社の奥の宮的な位置づけらしいので、是非共に回ろうと思う。
 そこまでのミルクロードは、多少のアップダウンはあるが、結構な快走路だ。途中、一宮方面に下る道を取ると、下る途中で手野の名水なる場所に行き会った。ちょうどボトルが一本、空になりかかっていた。先に家族連れで水を汲んでいた一家に断ってから、ボトルを満たし、水を呷った。うう、うまい、うまいぞ。シャキンと消えた、切れ味のよい冷水が、夏の疲労を解かしてくれる。思わず、頭にも被る。それにしてもこの一家、ポリタンクにいくつも、たっぷりを汲んでいた。浄水器要らずだろうな。
 さらに下り、キャンプ場を通り過ぎたところで、神社を中心とする集落に到達した。神社の前には、古墳が2つ並んでいる。その上に人家があるので実感しにくいが、確かに円墳が隠れているのが見て取れた。ここは、神代から既に神聖な場所だったのかもしれない。
 国造神社に参拝し、ここにあるという巨木を拝見したかったのだが、惜しくも近年の台風に倒壊し、加工した幹を祀っているのみだった。
 下りきり、一宮方面に向かう。雲が去ってしまい、暑い事この上ない。街中の阿蘇神社に着いて、まずはコカ・コーラを1本入れた。やりきれん。
 阿蘇神社から見ると、さっきの国造神社は北宮と呼び、奥宮的な位置づけらしい。この2社の作る直線を南に伸ばすと、阿蘇中岳に当たるらしい。実は地図を見ていて、やはり南方に『古神社』という気になる存在も見つけていた。もしかして、阿蘇神社の古社だったのではとか妄想したのだが、特にそういった記述はない。
 さて、次に見たいのは、この北側の田畝地帯に点在するという、中通古墳群だ。水田の中に、まるで浮島のように円墳、前方後円墳が点在しているらしい。しかし、正確な場所がいまいち分からない。そもそも、中通りってどの辺よ。ということで、しばらくは何も無い水田の中の道を、右往左往する事になった。
 その最中に行き会ったのが、犬役原の噴泉。この辺りには、自噴泉がいくつも点在しているらしい。どうやら飲めるようなので、またしてもボトルに汲んだ。この辺の自噴泉を回るのも良さそうだな。
 さて、古墳群だが、走りまわるうちに、どうやらさっき降りてきた国造神社の辺りにほど近い川沿いにあるらしいと辺りをつけた。その辺を丹念に走りまわって、ようやく発見。確かに、水田の中に島のように点在している
 もう、宿までの帰り道はわかっているので、目についた小社や公園を訪ね、水路を横目に戻っていった。阿蘇は水が豊富な土地だ
 ホテルの夕食は、昨日に続いて肉肉したもの。阿蘇牛なんチャラというコースを選んだから当然だが。ともあれ、食事面では割と満足。
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2011年8月11日(木曜日)

高千穂から阿蘇へ

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 22:23:00 天気:まつたく雲がない
 さて、今日は高千穂から南阿蘇へと、自力で抜けるつもりだった。だったが、昨日の行動がずっしり足に響いていた。こりゃあ、自力では無理そうだ。バスで越えよう。延岡~熊本間の便が通るので、それで行こう。もしかして、自転車ごとだと乗り込めないかもしれないが、その時には覚悟を決めてタクシーで行こう*1。いや、ほら、こんな糞暑い天気の元では、命に関わるし。
 というわけで、まずは高千穂神社に参詣する。さすが、巨木の林立する大社の佇まいは素晴らしい。
 さて、バスに乗るのだ。バスは高千穂バスセンターから出る。ちょうど、昨夜の宿から下っていった辺り。発車は53分だと、なぜか思い込んでいた。時間は十分あると思い込んで、ゆっくり輪行準備していた。だが、バスは思いの外早く来て、出発は38分だという。間に合わない! 諦めつつ、とにかく大急ぎで自転車を畳んで、乗り込んだ。運転手さんが待ってくれたので助かった。やれやれ。
 さて、バスは一度熊本方面に向かってから、南方から阿蘇にアプローチする。正直、この気温で、この経路は無理だったろうと思えた。相当のアップダウンがあった。野垂れ死にしたかもしれない。
 バスは高森駅近くの高森中央に着いた。ここで降りる。ゆっくり身支度して、まずは高森駅に向かった。後で乗車時のドタバタで工具を忘れたことに気づいたが、文字通り後の祭りだった。この時点までに、サイクリンググローブと、ウィンドブレーカーの収納袋を喪失している。こりゃあ、最後には何を忘れてしまうことやら。とほほ。
 さて、高森駅には、ここで使われていただろう、蒸気機関車が展示されていた。話によれば、この南阿蘇鉄道は、前身のJRローカル線時代に、同じくJRローカル線である高千穂鉄道との接続が計画されていたんだげな。
 駅で手に入れた観光マップを眺めると、やや南に高森湧水トンネル公園なる場所がある。行ってみよう。そこは、結構大きな前庭を持つ、意外に整備された公園だった。本体のトンネル部分は有料で、\300なり。中では、もう時期外れかもしれないが、七夕の催しがあった。トンネル内は想像以上に長く、涼しくて、快適だった。豊富な湧水を利用した上水設備の一部だったらしい。水は確かに澄んでいる。
 最奥部には、一定サイズの水玉を等間隔に吐き出し、ストロボと同期させることで、様々な目の錯覚を楽しめる装置があった。完全に同期させると水玉が静止しているように見え、少し間隔を長短させることで、少しづつ流れるようにも錯覚させられる。むやみに楽しい。
 さて、一度駅近くまで戻り、鉄道から一本北、R325との間に走っている道路を往く。なんとなくだが、なんかの旧街道だったのではなかろうか。
 少し走ると、白水水源があった。こんな暑い日だからだろうか、思いの外、多くの人がいた。中に進むと有料エリアがあり、そこに飲める清い水の湧く泉と神社があった。水遊びする人が多し。
 ここに限らず、阿蘇には湧き水が多い。湧水マップが掲示されていて、この時期に湧水を回るのは楽しそうだ。しかし今日は、ひとまず目についた湧水だけ訪った。
 南阿蘇の風景は、なんとなくスケールが大きくて楽しい。道はほとんど平坦で、僅かな上りと下りがある程度だ。
 道沿いには人家は多いが、店は多くない。食事なら白水までの間に済ませなければならないだろう。しかし快走路だったので、ついうっかり阿蘇外輪の西側の切れ目、立野辺りまで走ってしまった。この辺は打って変わって渓谷の眺めとなる。手前の橋は阿蘇大橋、奥手の鉄橋は南阿蘇鉄道の鉄橋だ。ここを超えると、南阿蘇鉄道の始発駅、立野に到着する。立野から輪講して、内牧に出ようと思った。
 ところが、この近辺は高低差が激しく、しかも道路造成が盛んに進められているので、あちこちに通行止めや迂回路がある。それらに行き当たり、予期せぬ迂回を強いられているうちに、白川沿いの道に降りてしまった。しばし走って、どうやら立野駅は過ぎてしまったものと気づいたが、後の祭りだ。
 仕方ないので、次の瀬田駅から輪行することに。しかし、ここはここでえらいところにあって、白河を囲む段丘の上、結構な高低差のある場所にある。そこまでは、こんな感じで、生活路をつないだ迷路のような道を往かねばならなかった。
 なんとか駅にたどり着いたが、ここは急行が止まらず、鈍行が毎時1本泊まるだけの無人駅で、しかもさっき通過したばかりでかなり待たねばならなかった。まあ、地元のおっちゃんおばちゃんと話できたから、チャラにしよう。
 立野駅のスイッチバックを経て、内牧で下車。この辺の風景もまた、スケールの大きな阿蘇阿蘇したものだ。今夜の宿に到着した。阿蘇牛を使った肉々しい夕食、温泉ともまあまあ。
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2011年8月10日(水曜日)

高千穂に赴く

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:55:00 天気:晴れ
 さて、真夏の九州ツーリングに出かけようかの。
 朝一、呉線で広島に出て、新幹線さくら号で小倉に。速い。広島から1時間足らずで九州に着いてしまったぞ。車両も広くて快適だ。新幹線を見くびってました。
 小倉でにちりんシーガイアに乗り換える。在来線特急に乗るのも久しぶりだな。
 延岡駅で、ポケロケを展開する。延岡の市街地からは、概ね五ヶ瀬川に沿って走る。水面がずっと見えているのは気持ちいい。しかし、気温がかなり上がっている。しんどいなあ。
 高千穂への道は、中間くらいでバイバス主体の新道と、川沿いにゆく旧道とに分かれる。川沿いに行きたかったので、旧道を取る。旧道の問題は、最後の最後に高千穂渓谷から神社界隈まで、200mほども一気に登らされる点だが、まあなんとかなるだろう。頭上、しばしば交差するバイパスを見上げつつ、川沿いを走った。
 さて、この高千穂渓谷には、比較的最近まで高千穂線が走っていた。その遺構は随所に残っており、対岸を並走したり、すぐ眼下を走ったりするのだ。もところどころにそのまま残されている。この遺構自身が観光資源であるようで、駅舎を再利用した温泉なんかもあった。
 先を進む。新道との標高差は、ますます離れてゆく。後で取り返されるのかと思うと、やはり憂鬱だ。暑い時期には消耗が激しすぎる。実際、既にバテ始めている。明日は高千穂~阿蘇と超えるつもりなのだが、こんな状況では無理かもな。
 しかし、五ヶ瀬川の眺めは素晴らしい。旧道を進んでゆくと、不意にが現れた。地図で調べた時には見当たらなかったので、ちょっと驚いた。もしかして、この頭上を通っている新道工事の際に湧出したとかではなかろうか。ちょっと気分が良くなる。
 が、更に進もうとすると、道路標識に『この先通行不可』との警告が。どうやら災害で通行止めになった区画があるらしい。見たところ、コンクリ工場しかなさそうだし。仕方ない、新道まで登ろう。
 ここからが、極めつけの苦難だった。なにせ、暑い。既にバテている上、頭が煮えそうなのでヤバいのだ。熱中症にやられかけている。足を止め、何度もクールダウンしながら登っていったが、むしろ飲水が残り少なくなってきた。バッグに麦茶1Lボトルの残り、200ml程度しかない。結構生命の危機。
 が、ピークを一つなんとか登りきり、下ったところで、小店舗と自販機群を発見。ボトルの冷水を補給し、更に頭にぶっかけて大いにクールダウンした。助かった。
 やがて道は、高千穂に入った。想像以上に高低差の大きい土地で、実質平地なんて無い。地図を見ながら今夜の宿にたどり着いた。宿自身がやや高台にあるので、少しめげそうになったが。
 ともあれ、宿に入って、すぐに風呂を浴びる。うん、いい気分。さらに夕食。かなり豪華。まあ民宿風ホテル*1にありがちなメニュだったが、満足度は高かった。ビールも入れたし。そして今日のメインイベント、高千穂神社の夜神楽に備えて、部屋に寝転がっていたら、抗うすべもなくタイムリープを経験するハメに陥った。ビールを入れたのが敗因だった。くそっ、次回は必ず、夜神楽見るからな。
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2011年6月26日(日曜日)

本州最西部雨降り河豚ツアー2日目

, デジタルカメラ , , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 21:55:00 天気:時折ぱらつく
 睡眠時間はそれなりだったが、アルコールを入れたせいか、いまいちな目覚めだった。しかし、窓からはいい眺め。湿っぽい天気だけどな。
 宿の朝食は、まあふつう。やはり昨夜の河豚が忘れ難い。
 宿に別れを告げ、下関駅方面に走る。今日の作戦は、バスで下関から秋吉台に移動し、秋吉台での行動後は、新山口経由で空港に向かうというもの。
 途中、唐戸~下関駅間の距離を僕が誤解したこともあって、始発の下関駅まで走った。そこで路線バスにBrompton毎乗り込み、秋芳洞へと向かう。Bromptonだからこそだ。Tikitだのポケロケだのだと、意外に専有容積が大きいので、往生する。
 秋芳洞対面のバス停につき、そこからBromptonで秋吉台へとよじ登って行った。10段化Bromptonなら余裕。
 登り切って、展望台、科学館方面には向かわず、北の丘陵地帯を走り抜けて言った。この辺りはなだらかな丘とドリーネが続いているが、さらに進むと、地形は深くなって落ち込んでゆく。これを登り返すのかと思いつつ下っていったが、恐らくは景清洞方面から秋芳洞に超えてゆくバス路線もありそうだと辺りを付けていた。果たして、バス停で時刻を確認。
 昼食は、キャンプ場近くにある店で、南欧田舎料理を。野菜主体で、ミニりんごかと思うくらい爽やかな食感の小粒なじゃがいもがおいしい。なんでこんなトコロにと思うような店構えだ。
 バスで秋芳洞に戻り、乗り継いだバスで新山口駅に。山口宇部空港行バスまでは余裕がある。そこで、この近所の観光スポットを探し、やや山中へと向かった。そこは、昭和初期を代表するダメ人間、種田山頭火が結んだ庵、其中庵だった。湯田温泉だと聞いていたのだが、なぜかあるのはここ。移設したのだろうか。中は結構普通の家で、それは以前松山で訪れた一草庵にも共通した印象だったが、むしろ其中庵の方が広そうに見えた。さらに近所の文化センターを見てから、新山口駅に戻り、バスで空港に向かった。
 夕食時間が無さそうだったので、発着ロビーでビールを飲んで旅の無事を祝い、やがて飛行機で羽田に戻った。空から見た夕日は美しい。
 いろいろ宿題が残ってしまったので、いずれまた、河豚のハイシーズンにでも来たいものだ。
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2011年6月25日(土曜日)

本州最西部雨降り河豚ツアー初日

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 23:23:00 天気:雨やら曇やら
 ちょっと前、こば氏からおいしい話を持ちかけられ、サクっと乗ったのがこのツーリングだ。マイル消化の関係で、ANAチケットがお安く手に入るらしい。そこでテキトーな行き先を求めたら、山口宇部空港への便となった。そして芋づる式に行動概略を決め、この旅とあいなった。要はふぐでしょ。
 さて、朝2くらいの便で山口宇部空港に飛ぶべく、羽田でこば氏と合流。どっちもBromptonでの行動だ。
 飛んだ山口宇部空港は、意外にといってはなんだが、まあともかく想像よりは栄えた空港だった。近隣の空港といえば広島、萩石見、そして北九州だが、それぞれ鉄道でも1~3時間かかる場所にあるからだろうか。
 空港からは、バスで下関に移動した。終点下関駅で下車する。そこからが、自転車旅の始まりだ。まあ、空模様はいまいちだが……。
 ちょっと走ると、ランドマーク的なビルが突っ立っている。かつてはこの前まで岸壁で、埠頭と、直接接続する鉄路が走っていたらしい。
 昼食は、この近所の店で、くじら料理。僕は鯨のカツ定を。まあ、微妙な獣臭さが鯨っぽいか。竜田揚げを頼めばよかった。
 今日の宿は、関門大橋の下関側にある。そっちに向かって走る途中、神社の駐車場に『世界一のふくの像』という看板を発見。そりゃあ、河豚の像なんて作りたがるのはここだけだろうよ。
 いよいよ、関門海峡を越える。といっても、関門大橋は自転車歩行者の通行は不可能なので、関門トンネルに付随している人道トンネルを通ることになる。そこまではこういう入り口からエレベータで下るのだが、自転車は通行料\20を徴収される。押してゆくしかないのだが。
 降りると、こういう直線のトンネルが走っている。純粋な観光客の他は、どうやらジョガーが屯っている模様。側道がないので、横からの飛び出しが一切無く、ジョガー的には安心して走れる空間なのだそうな。自転車はしずしずと押して歩いた。
 地上に出る。ちょっと雨がなあ、と思いつつ、小倉方面に少し走った。振り返ると、丘陵越しに橋が見える絶景だ。橋の掛かっている半島の北端辺りから、JR門司港駅辺りまで、こういう可愛らしいトロッコ電車が走っている。港湾鉄道の再利用かもしれない。
 門司港近辺は綺麗に整備されていて、こういった趣きのある建物が残されている。港にあるこういう建物は、大抵そうなのだが、この建物はかつての税関だったそうだ。
 さて、雨が心配になってきた。が、食いしん坊のこば氏は瓦そばなるものを食べたいという。港にある店に入ると、熱した瓦に載せられて、こういうのが出てきた。これで2人前。時間が経つと、熱でそばの下の方がカリカリになるのだが、それが結構美味しい。B級ジャンクフードの王道をゆくような料理だ。しかし、これって秋吉台近辺で出される禅師河童そばに激似だな。どっちが先だったのだろうか。
 関門トンネルに戻る途中で、雨が非常に強くなってきた。見つけた軒先で雨宿りし、隙を見計らってトンネルまで戻ったが、今度は下関側から宿まで行くに行けなくなってしまった。宿はすぐ近所なのだが。仕方ないので、こば氏が宿に送迎を依頼すると、車で迎えに来てくれた。これで今夜の宿、源平荘にやっと辿りつけた。1泊18k\なりと、結構なお値段だが、どうせなら河豚を楽しみたいねと、ここにした。ここからは関門大橋が見えるが、目の前に火の山というロープウェイの掛かっている山が立ちはだかっているので、ちょっと残念な眺め。
 この宿、ロビーにビールサーバーと、アイスクリームサーバーがあって、自由にお代わりできる。早速、ビールで酔っ払う、俺とこば氏だった。しかし歯痛が募ってしまった……。
 さてふぐ料理。いきなりのふぐ刺し。これが歯ごたえといい、淡白な味わいといい、絶妙だった。かつて関東で口にした河豚はなんだったのだと言いたくなる。やはり新鮮さが命の海産物は、地元で味わうべきだよな。ふぐちり鍋も河豚の旨みがジュワッと染み出し、白菜に絡めて食べると最強。スープを残したのが心残りなくらいだった。うどんかご飯を追加したかった。
 変わり種のふぐシュウマイ。あれ、ふぐはと思いつつ噛み締めたら、じわっと溢れるスープに河豚の旨味がっ。うまい、うまいぞ。下手物じゃないぞ。
 『こふく』のてんぷら。淡白な味わいのふぐだが、天ぷらにすると旨みが濃縮されるのか、割と濃厚な味わい。
 締めはふぐの炊き込み。おこげも美味しく、ぺろりと入った。つい数時間前に瓦そばを口にしたばかりだと言うのに、デザートも含めて結構な量を完食してしまった。ううっ、また来たい。次は河豚のハイシーズンに。
 ロビーでデザートのアイスクリームを食し、長い食の一日は終わりを告げた。ちなみに走行距離は20kmも行ってない。そりゃ太るわな……。

2011年6月05日(日曜日)

レンタサイクルで吉備路を走る

自転車 ( 自転車旅行記 , 自転車散歩 ) 23:09:00 天気:晴れ時々不穏
 さて、今日は結構自由な時間があるべや。ということで、以前にも走った、吉備路自転車道を走ろうと思う。自転車は持ってきてないが、レンタサイクルがあるのは調査済み。
 岡山駅から、吉備線で総社に出る。総社線でも行けるのだが、時間的に良い便がなくて、吉備線を使った。
 駅を出て右手にレンタサイクルを置いてあるので、ママチャリをゲット。買い物かごは便利。無変速だが、前はママチャリ以下の性能しか無いトレンクルだったので、これでも十分だと思う。
 総社駅から東進し、市役所から南下、大体突き当たりの体育館近辺から、はっきりしたサイクリングロードが始まる。借りたママチャリは明らかにサイズが小さく、サドルが低すぎる上、ハンドルも近すぎると感じた。が、サドルに体重を載せて、背骨を直立させると、おお、楽だ。これがママチャリポジションなのねん。
 少し走ると、高床式倉庫が復元されている弥生公園がある。手洗いもある。ここからは、案内板を頼りに、農道とも自転車道ともつかない道を、ぶらぶら走ることになる。だが、気分は上々だ。久しぶりの自転車はいい。
 すぐに見えている作山古墳まで走ると、綺麗に整備された案内板とトイレが目に入った。前は無かったと思うな。
 さらに走ってゆくと、遠くに五重塔が見えてくる。国分寺だ。中に立ち入って、五重塔をG'z Type-Xで撮る。この塔は、一時廃寺となっていた国分寺が再興された、江戸期のもの。
 ここらで飯にしたい。国分寺と、R2を挟んだ向かいにある、吉備路もてなしの館に入った。単なる土産物屋&食堂だ。もてなし定食という看板定食を頼んだ。炊き込みご飯が美味しかったなあ。
 国分寺を過ぎ、次の造山古墳との間にある国分尼寺跡、こうもり塚の類は飛ばした。造山古墳には登りたかったのだが、どこから登ればいいのか見当つかなかった。
 その先の接続は結構複雑だったが、惣爪塔跡以降は、また分かりやすい道行になる。やがて、今回のお目当て、吉備津神社に到達した。前回は修繕で覆われていた本殿が、遠目にも綺羅びやかに、山中に威容を見せていた。
 本殿はあえて後回しにし、回廊をうろつく。弓道場でなんらかの催しがあったのか、廊道には学生が溢れていた
 さて、メーンイベントの本殿参拝。本殿は吉備津造という入母屋造りを連ねたような、この種の大社としては唯一無比の作りになっている。
 自転車を吉備津彦神社に向け、境内をじっくり散策する。正直、見ての感慨は吉備津神社に勝るものではない。
 備前一宮駅横のレンタサイクル屋に、ママチャリを返却する。乗り捨て制の場合は\1000かかる。生憎なことに、ちょうどいい時刻の電車が出ていってしまってたので、その後は無人駅の前でぼんやり時間を潰した。
 岡山駅に着いても、予約を入れていた列車までは間があったので、やはり周辺をうろついて、駅弁を買ってホームに上がった。
 車内では、行きと同じくB-Mobile Wifiを窓際に置いて、電波状況を見ながら過ごした。岡山~兵庫の県境辺りを境に、トンネル内でも電波が途切れなくなる印象がある。実際、XOOMをずっと使っていたのだが、途切れることは無かったように思う。
 仕事と遊びのダブルコンボで、疲労困憊して帰宅。吉備路は、今度こそ自転車を抱えて行きたいものだ。
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2011年3月21日(月曜日)

雨だったので今治タオル美術館に

, レジャー , 美術館 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:02:00 天気:雨時々止む
 しまなみ縦走を無事に終え、今日は松山に移動する予定。しかし、朝から相変わらずの雨模様だ。雨は弱いが、かと言って一日中走りまわるには辛い。そこで、基本的に自転車移動は抑え、他の交通機関を使って、楽しそうな場所を巡ろうという話になった。
 大潮荘の朝食は、料亭の誇りがあるのだろう、相当に高レベル。鍋が付いてくるし(下手すると観光ホテルの夕食レベル)。
 外は僅かに雨がぱらついていたが、今治まで自転車で強行突破した。ここで荷物を預け、今治タオル美術館に何らかの手段で出かけるつもりだった。手荷物について観光案内所に尋ねてみると、なんと改札で預かってもらえるとか。\500で一時預かりしてもらえる。改札横なので超便利だ。
 さて、その観光案内所にタクシーの手配を依頼し、やってきたタクシーに5人乗りして*1、今治タオル美術館に向かった。そこまでの道中は、ある程度旅慣れてきた僕などには、まあ大丈夫だろうと思える程度の傾斜だった。
 今治タオル美術館は、想像以上にでかくて立派なところだった。博物館じゃなくて、美術館なのが面白いところ。中は崖の傾斜を利用した多層構造で、最高層が屋外庭園+美術館その他の本命、その下層は概ね土産物スペースになっている。入ると、巨大な*2どうぶつが迎えてくれる。
 まず昼食。最上階にある中華レストランで。中華レストランというカテゴリーを低く見ていた拙者の性根をたたき直してくれそうな、気合の入ったレストランだった。鳥唐がやばいくらいうまい。
 美術館へと入る。中にはタオルの製造ラインが、恐らくは観光目的主体に設置されている。ちゃんと稼働中だ。広大なタオル地に絵図を織り込んでゆく行程に、思わず齧り付きで仔細に見入ってしまう。
 その奥がタオル美術館の本体。折よく、ムーミンの作者で知られるトーベ・ヤンソン展が催されていた。今の、というか、中期以降のムーミンが、血族会社で作製されるプロダクトになっていたのを初めて知った。優れた創作が、創作者だけじゃなくて血族まで巻き込み、延々と広げられてゆく事態が、ここでも起きている。創作は創作者を超えるてゆくものなのだと、手放しで喜んでいいのだろうか。
 などとたまに深刻そうなことを考えて見せながらも、概ねミーハーに原画などを眺めて回る拙者であった。
 美術館を出て、下層の土産物屋群を回る。ファンシーなグッズ売り場でしばらくうろついていたら、そのあまりものファンシーさにファンシーファンシーに酔ってしまい、ファンシー酔いになって椅子にへたり込む羽目になった。
 帰りも行きのタクシーに迎えをお願いしていたので、時間通りに外に出て、さっと今治駅まで戻った。
 ここから松山まで、予讃線の特急で移動した。車中、今まさに開催中のはずの道後温泉まつりのことをDefyで調べていたら、流行りの"自粛"により中止となった事を知った。ガッカリ感満喫。
 ともかく松山に出て、まず今夜の宿の全日空ホテルに自転車で移動する。俺たちの如き自転車旅行者が利用していいのだろうかと思うくらい、屹然と立つ中級ホテルだった。
 自転車を地下に置いてから、さて道後温泉にと向かうのだが、女性陣は疲労その他で出かける気を無くしたようだ。こば氏と二人で、今日は神の湯一階席((つまり一番チープなコース))に入ってきた。
 夜は町に繰り出したが、なかなかこれという店に行き当たらず、若いもん向けらしいお好み焼き屋に入った。美味かったが、後で体に響きそう。
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2011年3月20日(日曜日)

しまなみ縦走2011 二日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 23:55:00 天気:くもりのち雨
 しまなみ縦走二日目は、やはり去年と同じようなルートを走る。今年は流石に去年の如き太疾走はなかろうと思いつつ、不安に駆られる俺であった。
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2011年3月19日(土曜日)

しまなみ縦走2011 初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 23:55:00 天気:よかったさ
 さて、しまなみ縦走2011の初日は、去年と同じく大久野島に宿をとる。去年、最終フェリーに間に合わせるため、後半はものすごい駆け足になってしまった。その反省を盛り込み、余裕のある行程を組んだつもりだったのだが……。
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2011年3月18日(金曜日)

しまなみ縦走2011前日 鞆の浦に

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 23:17:00 天気:晴れ
 朝は3:30に起床。戸塚で東海道線始発に乗る予定なので、まだ余裕はある。だが計画停電の影響で、交通機関にダイヤの乱れが多発しているので、大幅に余裕を見ての出立にした。
 軽く朝食を取り、Bromptonを戸塚まで走らせ、東海道線始発で横浜に、横浜から京急で羽田に出る。懸念したほどの混雑も遅れもなく、難なく機上の人となった。
 広島空港に着き、手荷物を待っていたところでこば氏と邂逅。一緒に三原に出て、JRで尾道に出て、まずは宿泊場所のα1に荷物を預けることにしたいと思った。が、こば氏と話すうちに、どうせ鞆の浦を走りたいのだから、福山に出てコインロッカーに荷物を置くという手はどうかとなった。それで行こう。
 山陽本線で福山まで移動し、駅前でBromptonを展開した。コインロッカーに荷物を、と思ったが、分けるのが面倒なのでそのまま走ることにした。
 鞆の浦までは、概ね海岸線を辿ってゆけばいいはずだ。そこまでは川沿いに走ったのだが、土手の道は交通量が多くて厳しい。一つ降りた並走路なら、まあまあ安楽な道行になった。所々に鄙びた街並みがあるのもいい。
 やがて鞆の浦に。思ったよりも見所が多そうだ。沖合には見栄えのいい島も。弁天島というのだそうだ。
 しばらく、港の辺りをうろついた。昼食を取りたいと思っていた。には、まるで川港のような石段が残されている。
 この辺には、保命酒という養命酒めいた*1薬用酒があり、製造元が4軒ある。そのうち2軒で、一番小さいボトルを買った。旅の途中で消費してしまうつもりだった。
 昼食は、岩壁にほど近い蕎麦屋に入った。魚食べたいよねー。というわけで定食。たこ刺しが超シコシコして美味しかった。別に蕎麦もついてきてお得。は狭かったが、食事は良かったな。
 食後は、鞆の浦のちょっと高台にまで登ってみた。医王寺という寺に登ってみたが、いい眺めだ。
 平地に降りて走り回っていると、こんなところに山中鹿之助の首塚があった。そうか、この辺で斬られたのか。
 沖合の島が美しいので、渡船で渡る。さっきから面妖な船が往復していたが、あれがそうだったのか。なんでも、幕末にこの沖合に沈没したいろは丸を真似たものだとか。坂本龍馬の海援隊が運航していた蒸気船だが、紀州藩の軍艦と衝突事故を起こして沈没している。その縮小モデル*2だとか。
 渡船で仙酔島に渡り、遊歩道をしばらくうろつく。ちょうど干潮時で、小島に渡れたりもした。
 再びいろは丸で本土に戻る。さっきの写真と見比べると、船首が昇降式なのが分かる。
 海上からは、弁天島がいろんな角度から拝めるのでお得だ。
 船着場の傍に通称対潮楼という古寺がある。そこからの弁天島の眺めは見事。額に掲げられた文字は、朝鮮通信使が残した褒め言葉だとか。実際、見ていて飽きない
 福山駅に戻り、尾道に戻ってチェックインする。tomo&kazu&haruと落ち合い、海辺の店で海鮮に舌鼓を打った。瀬戸内の魚はうまいんじゃ。ほんまにのぉ。
 ホテルに帰って保命酒をと思ったが、さすがに今夜は断念。これを持って走らねばならぬのか。
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2010年12月15日(水曜日)

今年の自転車旅行決算

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:52:00 天気:湿っぽい
 結構走ったぞ。いや正確には、結構旅したぞだが。
 去年12月から、今年11月一杯までの旅行を示す。

'09年12月
呉汁ツーリング
 前回で目的を達せなかったので、再度実行されたもの。日帰り。MR-4Fで。
荒川サイクリング
 ポケロケの初輪行*1。クランク裏にえらい傷をつけてしまった。日帰り。ポケロケ。
牛久沼鰻ツーリング
 カメラすり変わり事件には心底ぶったまげた。日帰り。ポケロケ。
西伊豆ツーリング,2日目
 初伊豆。天気はまあまあだったが、坂てんこ盛りでポケロケの登坂性能を早速試せた。再戦したいな。1泊2日。ポケロケ。

'10年1月
新春しまなみ,2日目
 初めて亀老山に登る。絶景。しかし、時期的に寒すぎて死ぬ。1泊2日。ポケロケ。
清水~静岡
 18切符消化の旅。東海大学海洋科学館が素晴らしい。再訪するぞ。しかし太平洋自転車道は、風向きもあって辛すぎた。日帰り。トレンクル。
銚子~犬吠埼
 18切符消化その2。銚子で海鮮を食べ損ねたのが残念。銚子電鉄は楽しかった。日帰り。トレンクル。この2日の旅で、トレンクルの良さを見なおした。輪行番長だ。
瀬谷八福神巡り
 去年初に半分回っただけで挫折したので、今年はさくっと回ってきた。日帰り。ポケロケ。

'10年2月
 休暇があったのだが、結局遠出はしなかった。寒かったしな。

'10年3月
 しまなみ縦走2010,二日目,三日目
 初大久野島。うさうさした楽しい島だった。向島の岩屋山も初めて登坂。尾道側への展望がある数少ないポイント。2泊3日。ポケロケ。

'10年4月
江ノ島花見ツーリング
 吉例。SatRDayで参加したが、やはり空を見ながら走るには最適の自転車だな。日帰り。SatRDay。
九州横断ツーリング,2日目,3日目,4日目,5日目,6日目,7日目,8日目,9日目,10日目
 5月に跨って、今までで最長の旅行だった。天草を満喫できなかったのは残念だが、熊本、阿蘇と想像以上に楽しめた。阿蘇中岳へのヒルクライムの充実感は忘れ難い。しかし最後の大イベント、ツールド国東では、まさかの大苦戦。やはり疲労が溜まっていたのか。ポケロケのセッティングが決まってなかったのか。しかしその点を含めて、記憶に残る旅だった。9泊10日。ポケロケ。

'10年5月
第14回南会津サイクルトレイン,2日目
 今年は春1回だけの開催。山アドコースに参加したのだが、やはりハードだがディープだ。1泊2日。ポケロケ。

'10年6月
 雨の時期ということもあって、遠出はなかった。

'10年7月
Mixi Bromptonコミュオフ
 たまには知らん顔とと思い、参加。意外な参加者の顔ぶれに、行ったことのない場所に連れていってもらい、楽しかった。日帰り。Brompton。

'10年8月
真夏のしまなみ,2日目
 猛暑の中、今年3回目のしまなみに。頭が煮えたのか、やたら高所を攻めた。まだまだ、走ったことのない場所ばかりだ。1泊2日。ポケロケ。
境川~熊澤酒造食いしん坊ツーリング
 @nak家の招集。今年下半期は、(あ)氏とやたら縁があった。いいことだ。日帰り。Brompton。

'10年9月
荒川サイクリング
 今年は、荒川にはあまり参加できなかった。やはり遠いのだよな。日帰り。ポケロケ。
遠野ツーリング,2日目,3日目,4日目
 久しぶりの遠野行。ユースに多人数で宿泊したが、やはり多人数のツーリングは楽しいものだ。しかし半分雨に潰されたようになってしまった。遠野はええのお。3泊4日。ポケロケ。

'10年10月
荒川サイクリング
 荒川にはあまり参加してないと書いたが、そういえば10月も参加していた。それでも、毎月のように参加していた時期に較べると少ないし、始点から参加したこともない。日帰り。Brompton。

'10年11月
雲州ツーリング,2日目,3日目,4日目
 今年も秋の雲州に。なんとか雨に降られずに済んだ。松江の夜は充実している。3泊4日。ポケロケ。

 こうして振り返ると、ずいぶん出かけているな。今年は仕事で多忙との見通しだったので、遠出は少ないと見ていた。しかし、ジテツーを中断せざるを得なくなり、また仕事でもストレスを溜めてで、旅への意欲が強かったのだろう。
 便利に使ってきたのがポケロケだ。やはり走行性能の高さ、軽さが効いている。Brompton10速化が完了したら、Bromptonの比重が増えそうな気はする。
 来年はどこを走ろうかな。
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2010年11月22日(月曜日)

雲州ツーリング2010三日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:01:00 天気:くもり時々雨
 好天に恵まれてきた今次ツーリングだが、今日は雨の予報。しかしドバーッと降るわけでもなさそうだ。そこで、当初は美保関にという予定だったのを、退避のしやすさとリベンジを見込んで、一昨日不首尾だった出雲大社方面へと変針した。
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2010年11月21日(日曜日)

雲州ツーリング2010二日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:35:00 天気:晴れ
 昨日のグダグダぶりに絶望した拙者。それなりに準備をして望んだのは、初見の地、石見銀山遺跡だった。
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2010年11月20日(土曜日)

雲州ツーリング2010初日

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:37:00 天気:晴れ
 初日は第一目的の出雲大社。だが去年とは違うコースを取ろうと考えたことが、迷走に次ぐ迷走をもたらしたのだった。
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2010年9月26日(日曜日)

そうだ遠野に行こう2010/最終日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 23:28:00 天気:快晴
 ようやく秋晴れに恵まれた最終日。時は遅しの感はあるが、刈り入れ直前の遠野の地を愛でよう。
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