Strange Days

MR-4Fのリアディレイラーの修理を試みた

2004年03月06日(土曜日) 22時45分 自転車

 MR-4FのRD不調の原因というのが、実はテンションボルト(ワイヤを固定部に通すところのアウターを固定している部分がボルトになっているのだ)のネジが切れてしまったというものだった。なんかの拍子に斜めにねじ込んでしまい、それから奥まではまらなくなってしまったのだ。おかげでテンション調整幅が極端に狭くなり、テンションを上げるに上げられなくなった。その結果、ギアに負荷が掛かると、RDが左右に動くようになり、チェーン飛びが起きるようになったらしい。原因の推測は可能だが、修理は可能だろうか。
 修理するとすれば、まずパーツ交換が考えられる。ところが件のテンションボルト自体はともかく、それがはまる部分はRD本体であり、スモールパーツとしては扱ってないようなのだ。つまり、本体買い換え? シマノの実質大幅値上げの後なので、あまり買い換えはしたくない。
 とりあえず、ネジの切り直しでなんとかなるか、やってみることにした。
 自転車からRDを取り外し、タップとダイスでボルト、受け部それぞれにネジを切り直してやった。M6らしい。ブロワーで切り屑を飛ばし、グリスをたっぷり付けてはめると、なんとか使えそうだ。ただ、ユルユルで、なんかの拍子に動きそうだ。この部分はスプリングとワイヤ自身でテンションが掛かっているので、そうは簡単には動かないだろうが、ワイヤが激しく行き来するので、油断は出来ないな。
 とりあえず、RDを付け直し、モノはついでにチェーンとスプロケットを清掃しておいた。時間が無いのでディグリーザーをジャンジャン使う、地球に厳しい清掃だ。さらに超音波洗浄機にも掛けておいた。チェーンは凄くきれいになるな。
 これらを取り付け直し、近所を試走する。うん、ギア飛びは皆無になった。問題は、ロングツーリングでなにかが起きないかだ。まあ、前と違ってテンションボルトはちゃんと動くので、その時はその時で調整し直せばいいか。
 明日の大山には、こいつを連れていこうと思う。


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