Strange Days

花を求めて散策

2005年06月05日(日曜日) 22時32分 自転車 天気:くもり

 昨日、一日中うだうだしていたからだろうか、遅く寝た割には早く目が覚めていた。今日はどこかに出かけよう。
 最初のうち、久しぶりに多摩川上流部、あるいは三浦半島を走ってこようかと考えていた。しかし、どうも天気が信用ならないので、遠出は止めにしよう。じゃあ、近所をという気になった。
 とりあえず昼食を買いに行くついでに、境川を下流に走る気になった。花の季節だし、ということで、D70をぶら下げてゆく。さらにいえば、シートピラーを替えたBD-1の試走も兼ねている。
 高鎌橋の一つ上流の橋を渡ってすぐ、地元の人が養生しているらしい花畑がある。下流側には鮮やかな赤い花が咲いている。上流側にも花畑は続いていて、川縁の紫陽花は咲き始めていた。さらに下流に向かって少し、今度は綺麗な黄色い花が。色とりどりに、目を楽しませてくれる。
 下流に向かった団地の前、ポピーが咲いていた辺りは、次の花の準備が進んでいるようだ。今は苗が並んでいるだけだ。少し下流側には、芝桜が咲き並んでいる。
 サイクリングロード南端で折り返し、休憩所に立ち寄ると、ボランティアの方々が清掃の真っ最中だった。この小さな休憩所が片付いているのも、こうした人たちの努力のおかげなんだな。
 さて、カーボンピラーに替えたBD-1だが、乗り味はどうだったろうか。これが非常に良くて、ショックというものをほとんど感じない。リアサスに加え、長尺のカーボンピラーが効いているのだろう。微振動までもがまったく伝わってこない。ちなみにポストシムを使用している状況。ピラーが傷だらけだが、これは前にHARDROCK号に使っている時に付いたもので、ちゃんと面取りをしたシムを使っている現在、ほとんど傷は着かない。表面は樹脂で固めてあり、かなり厚みがあるので、まあ少々なら大丈夫だろう。
 もっとも、乗車感の向上は、ポジションの変化も影響しているかもしれない。サドル位置が後ろに下がったので、前屈が酷くなり、それに耐えかねてハンドルバーをどんどん上げていったのだ。前はハンドルバーが2~3cmほど下になっていたのだが、今は逆にそれくらい上に行っている。それくらい上げないと、足を回せないくらいなのだ。しかし、おかげで前屈はかなり解消された。また以前に較べ、太腿を使って回している感覚も出てきた。あっ、シートが前上がりになってる。後で修正しよう。
 ともあれ、カーボンピラー化は、結構当たりだった感じがある。その代わり、カーボンピラーで必ず体験する、ピラー下がり現象が多発するようになった。かなり固く締めて、ようやくあまり下がらなくなった気はするのだが、長距離を乗れば分からない。しかしこれは、解消のための秘策があるので、いずれ実行してみようと思う。
 境川を引き返し、上飯田団地の辺りで鮮やかな赤い花や、まだ咲き初めらしい面白い花を見つけた。
 昼食を買って帰り、椅子でだらーっとしていたら、いつの間にか寝入っていたようだ。気がつくと16:00過ぎだった。少々かったるかったが、泉の森公園の花菖蒲を見たかったので、今度はMasterXLで現地に向かった。
 50分くらいで到着して、時刻は17:00過ぎだった。遊水地に降りてみると、ここでも紫陽花が咲き始めている。もうすぐ梅雨なんだな。
 ここには菖蒲畑が整えられ、数多くの品種を見ることが出来る。しかし、まだ開花しているのは一部だった。遊んでいる子供たち共々パチリ。一番よく咲いていたのは、この紫を散りばめた品種。また鮮やかな紫一色の品種も、ぽつぽつと咲いていた。
 全体的に、これから身頃だろうという予感がした。
 帰路、いちょう団地の少し北で、やはり川べりに咲く塔状の花を愛でる。長かった護岸工事は終わり、路面の舗装は一部張り替えられていた。
 家の近くまで戻り、ふと気になって中田運動公園に向かった。なんだか、リアハブ辺りから、周期的に音がしている気がする。MasterXLを道端に止め、クイックを緩めたり、観察してみたりしたが、荷重を掛けないと発生しないこともあり、原因は不明だ。
 この辺り、やはり紫陽花が並んでいる。しかし、まだ咲き初めというところだ。これが色づく頃、自転車にはつらい季節になるのだ。そうしたら、近所の面白そうなところを、カメラを持って散歩しようかな。雨の中の散歩というのも、きっと楽しいものだろう。雨が激しくなければ、だが。

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