Strange Days

蒲刈一周の旅

2005年08月09日(火曜日) 18時52分 天気:晴れ

 今日はどうするかなあ。あそこ走ってこよう。あそこ、蒲刈を。
 一昨年だったか、下蒲刈までは行ってきたんだった。今年は上下両島とも一周してみよう。
 昼はモリスで食べたかったが休み。しおしおの気分で一度帰宅して、家で取り、それから出発した。
 広へは休山トンネルで抜けてゆく。いつの間にか歩道と車道とが、アクリル板で仕切られている。誰かが排気ガスの点で文句をつけたのかな。おかげで歩道が1mほども狭まってしまった。
 広、仁方と幹線を走り抜けてゆく。汗がダラダラ出る。暑いなあ。
 やがて安芸灘大橋の裾野へと到着した。この橋、自転車は歩道を走るしかなく*1、歩道は南側にしかない。一度南側の歩道に渡るのが面倒だ。ここでせっかく持ってきたPowerShot S1が電池切れなのに気づいた。
 まずは下蒲刈に渡る。上下の蒲刈島が共に呉に併合されてから、開発が急激に進んでいるように見える。やや俗な観光化が進んでいるようで、俺の蒲刈を返せていいたくなる*2
 下蒲刈島の海沿いに走っていった。なんということも無い、瀬戸内の島の風景だ。
 上蒲刈島へと掛かる蒲刈大橋までは、本当にすぐだ。結構高所に掛かっているので、へこへこ上って渡る。
 上蒲刈島も、以前に較べれば道の整備も進んでいる。全周に舗装路が走っている。
 かなり走り続け、やがて県民の浜という場所に着いた。キャンプ場、海水浴場、レストランの類が集まっているようだ。多少の賑わいを見せている。こんな辺鄙な場所なんだが。
 GPSの表示と僕の妄想センサーは、この先にもいけそうだと見当をつけた。この先では、さらに道が細くなり、1車線になる。
 いい加減、暑くて嫌になってきたので、ちょっと水遊びした。靴と靴下を脱いで、適当な浜辺から海に入ったのだ。気持ちいい。身体にこもった熱が、スーッと抜けて行くようだ。
 さて、ある程度、身体が冷えたのはいい。だが水が切れそう。心細い思いをしながら走って行くと、なにやら工事現場に自販機を発見した。地獄に仏とはこのことだ。
 炭酸水をがぶ飲みしながら、現場の掲示を見ていると、どうやらここが豊島への架橋現場なのだと分かった。ここに橋が架かれば、遥か彼方の岡村島まで一本に繋がることになる。大崎上島、大三島までは、フェリーで渡れる。この橋が出来たら、このT字ルートを走るのもいいな。
 再び下蒲刈を経由し、本土に戻った。休山トンネルを抜け、そのすぐそばにあるトップバイクで、頼んでおいた24インチのチューブを受け取った。予備チューブ1本だけになってたんで、助かった。


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