Strange Days

カーネルを入れ替えましょ

2000年07月24日(月曜日) 23時55分 コンピュータ

 夜中に起き出して、LASER5 Linuxのカーネルを入れ替えた。現状では2.2.14にパッチをてんこ盛で当てているモノなのだが、このバージョンはセキュリティ上の問題があり、さらに次の2.2.15にも大きなセキュリティホールがあったので、既に2.2.16が公開されている。これをLASER5のサイトから取りに行くと、ちゃっかりRedhatにリンクされてるではないか(爆)。道義上何も問題はないが、別れた経緯を思い返せばちゃっかりしてるよなあと思う。
 モノはRPMになっているので、まずrpmでインストールする。SMP版と、念のためにユニプロセッサ版もインストールする。あれっ、カーネルが動いているのにインストールしても文句は言われない。きっとそのようになっているのだ(爆)と解釈してリブートしてみた。が、カーネルは2.2.14のままと表示される。ああ、なんか手を加えないければならないんだっけ。
 そこで/bootをのぞいてみると、2.2.14のカーネルイメージと、2.2.16のそれが仲良く並んでいる。つまり、インストール作業そのものは/bootにカーネルイメージをコピーするだけのものなのだ。道理でなんの文句もいわれないわけだ(なにしろなにもしてないのだから)。そこで/etc/lilo.confを書き直す。あれ、ブート時に使うRAMイメージはどうやって作るんだっけ? この機能は2.2.x以降にサポートされたので、手許の参考書(2.0.x当時のもの)ではこの辺が載ってない。でも前にfj.os.linux辺りで見かけた気がした。
 しばし考え、manでlilo辺りから手繰ってゆくと、RAMイメージ作成用ツールに行き当たった。これでRAMイメージを作り、liloを実行してリブートすると、今度こそ2.2.16(SMP版)が起動した。よしよし。
 さらに9GBディスク*2をmdでRAID0に組んだ。遅いし熱いディスクなのだが、これで多少なりとも高速化が図れそうだ。scsi-stopが効いてくれればよいのだが......。


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