Strange Days

千客万来

2004年03月24日(水曜日) 22時34分 インターネット 天気:雨だ

 意外にもこのBlogのAuthorって誰よ?にトラックバックがあったりして。同じ印象を持っている人は他にもいたんですな。WebのAuthorWeb サイト名と書き手辺り。あ、おの氏は違うといってるぞ。
 僕の印象では、自己紹介の軽視という風潮は、単にツールが提供されてないから、結果的にそうなっているのではないかというものなのだ。以前からあるGeocitiesみたいな無料スペースだと、標準コンテンツ(というかプロバイダから提供されている簡易ホームページ作成ツール)には、必ず自己紹介の類も生成されるようになってましたね。ところがBlogの類にはそれが無い。単にその違いでBlogのAuthorの姿が見えなくなっているのではないだろうか。全部のプロバイダを知っているわけではないので、あくまで僕の印象の話に過ぎないけど。
 で、なんでそうなっているのだろうかというと、結局Blogというものはパーソナリティの発露で、人格の一部そのものなのだから、Authorのことを知りたくばまるごと読め、みたいな思想が、Blogツールの提供側にはあるんじゃないかと思うわけだ。これを「書き手中心のWebサイト作り」と表現することは、まあ可能だと思います。無茶ですかそうですか。
 まあ、とはいえ、(あ)氏の電柱説じゃないけれど、ウェブの形作る世界が公的な性格を強く持っているのは間違いないのだし、単に情報を求めて飛んで来る人も多いはずだ。また多くのAuthorにとってもコンテンツ作りの動機の一つは手持ちの情報を外部と共有したいというものだったのだろうから、それを効率化できるラベリングやフィルタリングの手がかりは欲しいよな、と思う。
 えーと、つまりあれだ。自己紹介によくある『猫好きです』とか『1日3食カップ麺です』とか『秋葉萌えです』とかいった、一見下らない情報が、実は凄く手がかりになる状況にあるのではないだろうか。検索エンジンのお蔭もあってね。
 いまいち結論を出せず、しょぼーん。


Add Comments


____