Strange Days

鹿児島ツアー初日

2006年03月03日(金曜日) 23時55分 天気:晴れだ

 いよいよ鹿児島ツアー初日だ。といっても、今日は移動日で、ホテルに入るだけなんだが。
 荷物を背負って、地下鉄で上永谷、上永谷から京急で羽田に向かった。さっさと荷物を預け、座席に着く。通路側しか空いてなかったのだが、なんと中央3列の真ん中。ネオパラコーナー感満点だわ。
 ウトウトしているうちに、飛行機はあっさりと鹿児島空港に到着する。荷物を受け取ってバスに乗る。なるほど、ただの路線バスだわ。しかし乗客がほとんど居なかったので、もしかしたらBD-1くらいは問題なく持ち込めたかも知れぬ。
 バスは国分の市街地(現霧島市)に入った。この路線バスが、妙に狭い道に入ってゆくのだ。車とすれ違うのも無理なくらいの。
 と、幹線道路を走るバスの横を、チェレステブルーのBD-1が。ビアンキのブランドで売られているBirdyだ。ライダーは、やはり三井氏だった。自走してきたんだな。空港からの道は、ほぼ下り一本なので、これなら僕も自走できたかも知れん。
 ともかく、バスは国分駅前に着いた。思わずポカンとするほど小さな駅だった。駅前からテクテクと適当に歩くうちに、ホテルがズーンと突っ立っているのが望見できた。今まさに開発中という風な一角で、周囲には消防署だの役所だのが建っている。羨ましくなるくらいの土地の使い方だ。
 ホテルにチェックインする。荷物はちゃんと届いていた。与えられた部屋に運び込んだ。
 窓からの眺め。遠くに姶良カルデラ周縁の山々が見える。
 BD-1を展開してみる。む、破損箇所発見。ステム*1に付けてあったTOPEAKのエマージェンシーキット*2のポンプ取り付け部が破損していた。でもまあ、このポンプはほとんど役に立ちそうに無い代物なので、あまり惜しくは無い。
 本当に困ったのは、もう一つ見つけた破損箇所だった。なんと、リアスイングアーム固定用のプラパーツが折れてる! つまり、僕のBD-1は持ち上げると、そのままへにゃっと折れてしまう根性無しになってしまったのだ。これは困る、かなあ。まあBromptonもそうだし、そもそもBD-1の最初期型もそうだったらしい。実際、上から体重を掛けてあれば、折れ曲がることはあるまい。とはいえ、精神的に気持ち悪いし、抱えて運ぶ時に困る。
 部屋にはLANの口が開いてたので、背負ってきたLibrettoL3を繋いでみた。どこで引っかかるのか、反応が無くなることはあるのだが、メールもウェブもまあまあ快適に使える環境だった。今回、なぜかCLIEとシグマリオン3も持ってきているのだが。
 部屋でうだうだしているうちに、ツアーの参加者が到着し始めたようだ。平野氏の来訪を受ける。19:00だか20:00だかに夕食に出ようという事になった。まあ起こしに来るでしょう*3と達観している僕は、そのままベッドにダイブして、ここ数日の睡眠不足を補うべく努めた。
 やがて(た)女史よりお呼びの電話が掛かったので、慌ててロビーに下りる。みんなで繁華街の方に向かう。しかし、最初のお目当ての店は満員で、空くまでしばらく掛かるという。明日の予約だけして、別の店を目指す。真っ暗な裏道にあったのが、つく根という店だった。料理を適当に頼みながら、まずはビールで乾杯。
 店の名になっているのだからと頼んだつくねは、ジューシーで濃厚な味わい。その他にも手羽先その他の鳥を堪能した。また野菜も妙に美味い。プチトマトのサラダは、トマトがとても甘くて喉を潤してくれるものだった。
 最後は焼おにぎりだその他を適当に頼み、締める。僕は鶏雑炊にしたのだが、これが上品な鳥の出汁が効いてお腹に優しかった。
 やや、酔っ払って、ホテルまで歩いて帰る。ロビーでカプチーノを買い、部屋で口直しして、シャワーを浴びて寝た。が、既に日付が変わっているよなあ。
 明日は、まず最初の大物、霧島連山への登坂と、温泉はしごの旅が待っている。


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