Strange Days

星を見た

2000年11月18日(土曜日) 23時55分 星見

 21:00からのNHKスペシャルを見ようと思って布団に入って待っていたら、いつの間にか23:00過ぎまで意識が飛んでいた。危ない危ない。危うく国宝探訪まで見逃すところだった。っていうかもう後半だったけどね(;o;) 今日は鎌倉の大仏で、面白そうだったのだが。
 その次のサイエンス・アイは英国の著名な科学番組プロデューサー、アッテンボロー卿が登場。よく自分の番組に出てくる人だ。科学番組のスタイルを作り上げた人とは、確かにいえるだろう。思えば、昔、フジでやってた「第三の目」とかNTVの「驚異の世界」とかいった番組には、大いに影響を受けたものだなあ。それらの科学番組の基礎を作り上げた人といえるわけで、きっと日本のある狭い世界では足を向けて寝られない人が多かろうと思う(謎)。
 その後で、ひょいと空を見たら、うぉ、晴れ上がってる。それから慌ててのんびり風呂に入り、急いで30分くらい掛けてスパゲティを、しかもワインなんぞ飲みながら平らげ、それから大急ぎで髪が乾くのをじっくり待ちつつドラクエにふけっていると3:00過ぎ。ダメやん;xox) しかしまだオリオン座は南中を過ぎたばかりで、高度は高かった。ああ、ありがとうお星様(爆)。
 早速100EDをベランダに出す。設置作業は30秒。これでも観望にならばなんの問題も来さない追尾精度を出せるのだ。軽いというのは良いことだ。が、振動に対する弱さはなんとかしたいなあ(と、企み中)。
 まずはLVW42でオリオン座全体を流してみた。をを、今夜は特に光害の影響が低いような気がする。LVW42で見てもコントラストは悪くない。そりゃあ背景はやや白くなるが、目障りになるほどではない。いよいよ冬が到来したのだ。シンチレーションも悪くなく、シーイングは8/10程だろうか。オリオン大星雲はV字型の切れ込み、ぽつんと離れた散光がくっきり見え、その間を走る暗黒星雲の実在を感じることが出来る。Or6+2.2倍で見るとそれほど揺らぎなくトラペジウムが浮かび上がる。うぅ、今夜は絶好のシーイングだったかも。もう少し本格的に見ればよかった。
 最後にLVW42でシリウス近辺をうろつく。M41は光害に邪魔されることなくくっきり浮かび上がっている。とはいっても思ったより暗い天体なんだけど。UW6.7で見ると、視界一杯に微光星がちりばめられている。M7程明るくはないが、高度があるので本当に暗い星まで見える。おかげでずいぶん賑やかな集団となっているわけだ。しかし個々の星は暗いので、本当にそっと光っているという感じ。かわいらしい天体だ。


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