Strange Days

20インチホイール組着手

2006年09月18日(月曜日) 22時44分 自転車 雨のちくもり

 雨。概ね弱い雨だが、時々雨脚が強まる。
 午前中、やっとガス検知器の点検を済ませ、EPICの掃除などしながら過ごした。外に出かける気にもなれず、PCの前に座って調べ物する。
 夕方、届いたまま放ってあったオーダースポークを思い出し、新しい20インチホイールの組み立てに取り掛かった。大まかに組むまで、それほど迷うことは無い。8本組みでオーダーしていたのに6本組みで仮組してしまい『長すぎた!』と悶絶しかかったのは秘密だ。
 ある程度までテンションを上げ、さてセンターを確認しようかとセンターゲージを当てると……。と、届かん。せいぜい24インチまでの適合らしく、ミノウラのゲージは20インチには使えない。そうか、今まで組んできたのは700Cと24インチばかりだったから、こんな馬鹿な状況になるとは気づかなかった。
 センターは、振れ取り台に左右を入れ替えながら載せ、変動が無い位置を見つける方法しかないな。
 後の記録のため、スポーク組みの基本をメモ。
 6本組み、8本組みとは、同じフランジ側で何本一組にして最外部で交差するように組むか、ということ。8本組みでは、同じフランジの連続した8本のうち、1本目と8本目を最外部でクロスさせる。具体的には、スポーク穴を一つ飛ばして隣り合うように取り付け、交差させる。交差がバルブ穴直上に掛からないようにすること。また綾取りは、通常はこの最外部の交差で実施する。
 綾取りとは、同じフランジの表裏で入れ替わるようにして交差させること。綾取りするとホイールの横剛性が高まる、らしい。
 ついでにnクロス(3クロスとか4クロスとか)とは、この時に1本のスポークの全長に対し、何本のスポークが交差するかということ。ふつう、綾取りは最外部の交差で実施する(はずだよな、多分)。
 手順は以下の通り。
 まずスポークを張ってゆく。張り方は自由だが、僕はこうした。まず片フランジのn本組(8本なら8)の先頭、最後尾の2本をスポーク穴一つ開けて取り付ける。次にフランジの内側のスポーク群(フランジ上は1本置きになる)を、最初に取り付けたスポークを基準に、スポーク穴3つ飛ばしで取り付けてゆく。次に外フランジを取り付ける。綾取するなら綾取りに注意しながら取り付けてゆくこと。綾取りの関係で、フランジの外側のスポーク群を後で取り付ける方が楽だ。取り付け終わると、スポーク穴は一つおきに埋まっているはずだ。
 左右のフランジでは、ホールはピッチ半分ずれているはず。よって、もう一方のスポーク群も、それだけずらして取り付けてゆけばいい。
 次にテンションを上げてゆく。ネジ穴が見えなくなるまで適当に締めてから、マイナスドライバーやニップル回しを使って、同じ回数だけ回してゆく。左右同テンションのフロントは悩まないだろうが、リアはスポーク長もテンションも違うので迷うはず。緩めに締めて、後はハイテンションになるフリー側*1をメインに上げてゆくと良い。自然に反フリー側のテンションも上がってゆくはず。
 後は振れ取り。ハイテンションでの振れ取りは難しいので、慎重に、少しずつ調整すること。テンションメーターを併用すると、比較的楽に仕上がる。
 ということで、後は触れ取りだけなのだが、気力が続かなかったのでまた明日。


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