Strange Days

九州北部山岳戦(7日目)

2007年05月04日(金曜日) 23時55分 天気:くもり時々雨

 7泊7日の旅行も最終日。今日は大分空港まで走るだけ。便も13:55発なので、本当にゆっくりできる。ではしみじみと国東の地を愛でつつ、お別れサイクリングできたかというと……。


 起床はゆっくり、8:00過ぎ。九州での最後の朝食を、ホテルの10Fで取る。部屋に戻り、不要な荷物*1を発送してしまうと、やや身軽になったMR-4F改でホテルを後にした。時間は10:00過ぎだった。
 さて、まっすぐに車道を通るのも業腹なので、ちょうどホテルの裏手から大分空港に向かっている自転車道を走ることにした。
 この自転車道。なぜだかなぜか、海沿いに素直に進んでくれない。時々、思い返したように内陸に取って返し、また海沿いに出るという経路をたどっているのだ。整備の行き届いてない区画も多い。しかし、雰囲気はいい。海沿いに走るや否や、今度は竹林の中を静々と走る、なんて感じなんだから。
 空模様を気にしつつも、次第に車道と接近してゆく自転車道を走ってゆく。
 途中、なぜだか池の畔に碑が突っ立っているのを発見。奈多宮の放生池らしいが。
 さらに進むと、その奈多宮があった。これは宇佐八幡宮が興ってすぐ、5年後に出来たという謂れが書かれていた。戦国時代には宮司の奈多氏が隆盛を誇り、宇佐八幡宮を圧迫したというから、その根拠として作られた話かもしれないが、最初期の八幡宮*2だったのは確からしい。
 自転車道は車道沿い復帰し、大分空港まで20分くらい頑張ればという場所にやってきた。雨がパラパラと降り始めた。すぐ止まないかなと思い、木陰で凌いでいたが、むしろ徐々に強まってくる。しまったな。雨具は全部別送しちまったよ。しばらく経っても止まないので、雨の中を走り出した。幸い、距離は短いし、強い雨でもなかったので、それほど濡れずに済んだ。しかし、問題は自転車が泥で汚れたことだな。
 自転車が乾いてから、輪行準備をして、荷物を全て預けておいた。昼食は3Fのレストランで取り、同じ階の見晴台で、時間を潰した。といっても、雨なのでなにもできないがな。
 飛行機に乗り込み、ウトウトしていたら、もう羽田。家に帰りついたのは、まだ明るい17:00前のことだった。後片付けは後にして、とりあえずくつろいだ。
 ってなわけで、7泊7日の九州山岳戦、無事に帰着しました。

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