Strange Days

裏鎌倉探訪

2004年05月15日(土曜日) 17時24分 自転車 天気:まあまあ

 今日も三浦半島というのは、いまいち気が乗らない。かといって山の方に行くのもなあ。来週は南会津だし。というわけで、今までに無かった企画(参加者一名)、魅惑の裏鎌倉ツーリングをやってしまおう。要するに、今までにない方向から鎌倉に入り、今まで見たことのない鎌倉の裏をも見て回ろうという企画だ。
 具体的には、藤沢駅のすぐ側をかすめる藤沢鎌倉線に、境川沿いに下って合流。そのまま鎌倉駅の西口に出てしまおうというわけだ。
 こういう未知の行程になるときには、最近はEPIC号の出番が多い。今気づいたのだが、なぜかスペシャのMTBは号付けで呼んじゃうな。どうでもいいですかそうですか。まあともあれ、EPIC号は未知の領域に強いのである。26インチホイール+フルサスという設定は凹凸の多い道に強いし、比較的高圧のスリックタイヤは、それなりに軽い走りをも約束してくれるのである。ロードでは歩道に避難するような状況での使い勝手に問題があり、小径車は凹凸に弱い。というわけで、EPIC号は道らしい道ならどこにでも行けるという点で、無敵の万能自転車なのである。MTBだしな。
 境川沿いに下り、JRの踏切を越え、また境川に復帰してから、藤沢鎌倉線に入った。後で地図を見ると、何のことはない、踏切を越えて、直進すれば良かったのだが。
 このルート、自転車ではあまりうれしくない道だ。2輪車レーンがある区間、歩道が広い区間はあるのだが、基本的に片側1車線、歩道にはガードレール付きという区間が多く、自転車で走るとつらい思いをしなければならないことがある。一人ならともかく、集団で走るのは難しいと思った。また途中で三つのトンネルを越えなければならない。
 その代わり、鎌倉まで1時間20分程度で到着できるので、大幅なショートカットとなる。風が強くて海沿いに走るのがつらいとき、エスケープルートに使えそうだ。
 鶴岡八幡宮に参拝し、西側階段から降りて行くと、リスを発見。増えまくっているタイワンリスか? 若宮から白旗神社に向かう辺りでも発見。眺めていると、ロープを張った杭の上をぴょんぴょん跳ねて行くパフォーマンスを見せてくれた。
 鶴岡八幡宮参拝の後は、自転車で若宮大路の東をさまよってみた。小町大路(細い道だが)の、さらに奥に入った辺りだ。蛭子神社本覚寺妙本寺と走る。こんな感じの路地を走り、八雲神社常永寺(ぼたもち寺の通称の方が前面に押し出されていたが)まで走った。一つ一つ見て回る時間があればもっと楽しいのだろうが、それは次の機会に譲って、帰ることにした。鎌倉駅に戻る道の途中で、鎌倉幕府史跡を偶然発見。なんというか、路地裏の、生活道の脇という辺りにあった。
 明日の天気を心配しながら、来た道を戻り、帰宅した。

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