Strange Days

いきなり雨天ラン+パンク=意外に楽しいかも

2004年05月16日(日曜日) 19時49分 暮らし 天気:結局雨

 今日は荒川オフに参加するつもりだったが、前日中止のアナウンスが流された。まあ、この天気じゃあなあ、と雨空を見上げて沈み込む、朝の俺様だった。昼まで寝て、また起き上がった。
 前日、久しぶりにC.B.あさひに発注した品が届いていた。調子の悪いパナのフロアポンプに見切りをつけ、シリカのピスタポンプ(長いの)を購入。グラスファイバーとかで、万事柔だったパナのポンプに較べて頑丈そうだ。空気もぐいぐい入ってゆく感じ。しかし、ポンプヘッドがかなり固い。使い方が誤っているのかもしれないが、単純に抜き差しするのに、物凄く力を使うのだ。これには可動部が無いので、固定のためにレバーを引くとかひねるとかいった動作は不要なはずだが。しっかり固定できるのだが、これだけ固いと、確かにヒラメのポンプヘッドに換えたくもなるだろう。
 それと、GIANTのチームレーシングジャージ(モノとしてはパールイズミの製品だが)も購入した。うちのバイクは、MTB系はSPECIALIZED、ロード系はGIANTと、なぜか統一されてしまっている。スペシャのジャージは持っているので、今度はGIANTのものを、と考えた。しかしこれ、SRAMがスポンサーについてるところなどから、MTB系のものっぽいな。来期はT-Mobile(旧ドイツテレコム)がGIANTのバイクを使うので、ジャージが出たら買いたいな。
 このジャージ、できれば南会津に着てゆきたい。しかし、いきなり着てみると、サイズが微妙に小さいとか、弊害がその時になって露見することもある。賭けになってしまう。今日着てみたい。幸い、昼前には雨が上がったように見えた。では、モンベルショップまで走ってみますか?
 買い物をするつもりだったのでドイターのバックパックを背負い、泥除けを取り付け、TCR-2で出かけた。後で考えると、今日ばかりはEPIC号の方が良かったかも。
 身支度して、さあ出ようと表に出ると、なんだか微妙に空模様が悪化している。さっきまでは空が明るくなり、路面も乾き始めていたのだが。まあ、雨具を持ってゆくし、というわけで、気にせず走り出した。
 境川をさかのぼりはじめた辺りで、次第に霧雨が降り始めた。しかし濡れるほどではない。
 仲原街道(だっけ)を横切った辺りからだったろうか。リア側から妙な音が聞こえるようになった。何かがこすれているような、踏んでいるような。自転車を止めてホイールを眺めてみたが、怪しい形跡は無い。ホイールを浮かせて回してみても再現しない。また走り出すと、やはり音はするのである。また止めてホイールを調べても、何かをかみこんでいるとかいったことは無い。うなるばかりだ。
 しかし、腑に落ちないまま自転車を少し押し歩いたとき、また聞こえた。これは、なにかが噴出する音だ。ということは?
 自転車を止め、タイヤをチェックすると、あった、パンクだ。ガラスが突き刺さり、少しずつ空気が噴出していた。あまりに少しずつだったので、タイヤの気圧低下がなだらかで、気づかなかったのだ。
 折り悪く、雨が本降りになってきた。なんてこった。しかし、それほど腐った気分でもなく、淡々と自転車を木陰に突っ込み、チューブの交換を始めた。予備チューブはブチルのものだ。ラテックスに較べると、かなり乗り心地は悪化するだろう。とりあえず交換する。ガラス片を抜いて、タイヤを調べてみた。先のガラス片が貫通した部分に、結構な穴が空いている。ちょっと危ういかもしれないと思ったので、パークツールのタイヤブート(タイヤ用の補強シート)を張り付けておいた。初めての出番だ。
 さて、交換を終え、空気を入れても、雨はどうにもならない。合羽を被って、引き返すだけだ。こんな雨の中なのに、傘も差さないで走る人もいて、人生いろいろだなと思った。
 ヨークマートに立ち寄り、下半身はそれなりに濡れたものの、ずぶ濡れは免れて、帰宅した。


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