Strange Days

続旧牛筐体ATX化

2001年01月29日(月曜日) 23時55分 コンピュータ 天気:晴れですね

 今日も今日とて牛箱のATX化に励むのであった。
 早々に帰宅し、まずは開口部の切削を続ける。これは早い時間に終えないと、騒音で近所に苦情が出る恐れがある。特に階下の老夫婦には迷惑をかけたくない。
 この筐体はATボード用の物だから、シリアルだのパラレルだののコネクタが適当に開口している。ATX用のポート群を出すだけの開口を得るには、このいくつかを過ぎる必要がある。おかげでなんだか歪な形になりそうだ。
 ともかく、昨日ある程度まで進んでいた1辺の切削を進めた。金属鋸でごしごしやるわけだ。これは予想外に快調に進み、予定ラインに20分程度で達した。さあ、ここから次の1辺へと移るコーナーの処理が問題だ。金属鋸は薄い板状なので、コーナーを曲がれない。そこでワイヤソーの出番だ。ワイヤソーは細いので、どこにでも入り込めるし、カーブを切ることさえ可能だ、と思ったのだが......。
 早速ワイヤソーをフクロから取り出してみる。「NASAでも採用!」の文字が躍っている。案外、NASAの本部ビルの庭師が使ってるんだったりして。しかし手触りは案外に高級そうだ。では最初に切削した辺からコーナーまで入れて......。は、入らん(爆)。これは盲点だった。案外にワイヤが太いので、薄い板である金属鋸が通った後を辿れないのである。それでも無理に通そうと苦闘していると......。
 折れたやん(核爆)。身も世も無く泣きじゃくる俺様であった。
 こうなると別の一手を考えるしかない。次に思いついたのは、補助線を切ることだった。1辺を切ったら、次の1辺の通過予定地の、コーナーから少し離れた地点(金属鋸の鋸先が入るくらい)まで補助線を切り、コーナーから補助線の先端を通る部分をペンチで折り取るという目論見だ。補助線を出来るだけ短くしたかったので、色々工夫しながら切り出した。
 最後の1辺を折り取り、やすりで仕上げると、まあ見た目はともかく、実用的には充分な塩梅になったのである。
 ここで睡魔に襲われ、朝方まで眠る俺様だった。
 朝方起きだし、メインボードを着けてみた。問題無さそう。電源を取り付け、ボード類、ドライブ類を取り付け、ケーブルを張り巡らす。前よりかなりドライブが減ったので、電源もケーブルの取り回しも楽々だ。唯一の問題が、MB側IDEコネクタが全ピンあるのに、買ったATA100対応ケーブルでは塞がれていることだ。ここが未接続だったらピンを折っても問題無いけれど、MBの説明書を見てもはっきりしない。これは安全策をとり、ケーブルコネクタ側に穴をあけた。
 さらに筐体側コネクタをメインボードに取り付けた。電源スイッチ、リセットスイッチ、LED類、いずれも無駄にならない。改造は完璧だ。多分。
 そしていよいよ起動してみる。電源スイッチはちゃんと機能した。そしてメモリチェック画面が出た。万歳。完璧だ。ここでBIOSセットアップをしてみる。が、ここで問題発生。新たに取り付けたATA100なHDDが認識されないのだ。どうしてだろう。
 しばらく試してみて、HDD側に"32GB CLIPPING"なる怪しげなジャンパ設定があったのを思い出した。もしかして、と思って設定してみると、見事に認識! 32GBで(爆)。つまりこういうことだ。このメインボードが発売された頃には、まだ32GB以上のディスクが無かったので、Over 32GB Problemが対策されてないのだ。これはどうするか。このまま使うか。それともLinuxでは問題なく使えるだろうと見込んでセットアップしてみるか。
 というところで時間切れ。出勤する俺様であった。帰って、どうしようかね。


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