Strange Days

境川サイクルロード激走(遡行編)54km

2001年07月20日(金曜日) 20時26分 自転車

 さて、準備を適当に整えて、MTBで走り出した。時刻は14:10くらい。今日は境川サイクルロードの最後の未走部分、いずみ野から北の部分を攻めることにした。
 例によって、サイクリングロードにたどり着くまでが大変だった。交通量は多いわ歩道は死ぬほど走りにくいわで、こんな自転車に冷たい道を作った政策立案者を暗殺したくなるってもんだ。
 やがてサイクリングロードに入った。そこからは快調に北上して行く。休日だからだろうか。同じように自転車で走っている人と何度もすれ違った。そんなに飛ばさないで、せいぜい20km/h程度で走った。踏まないで、回すように心がけた。
 ところが、だいたい1kmくらい走った辺りで、歩行者自転車専用道路は突然途切れ、今度は一般道路を走るハメに。しかも、横切っている横切っている幹線を横断するには、境川筋から遙かに離れた横断歩道を利用するしかない。どこの誰がこんなわけの分からない道路設計をしたんだか。
 この大和辺りでは、ほとんど境川筋は一般道路で、走り易くはあったが、バスも走っているので閉口した。やがて町田市との境を越えると(をを、ついに神奈川から外に)、再び舗装された走り易いサイクリングロードが現れた。こちらは神奈川側と異なり、所々に小公園が設けられた走り易いところだ。快調に走る(でもポタリングペース)。やがて、道は町田の中心部すぐ側に至った。川向こうにハンズだの駅だのが並んでいる。最初、寄っていくつもりだったのだが、まだ道が続いているので、行けるところまで行くことにした。
 しかし、ここからしばらく走ると未舗装路が現れる。神奈川側にもあったが、MTBでないと辛そうなダートだ。が、結構ママチャリも平気で走っていたりしてな。いずれにせよ、未舗装路は振動が手と尻に来るので、結構消耗してしまう。
 小淵辺りで最初の大休止。コンビニでコーヒー・オーレ(コーヒー牛乳とはいえなくなったからか)、ドールのオレンジゼリーを買い、少し走ったベンチで喰らった。甘露、甘露、身震いするくらいうまかった。ああ、(無駄な)労働の後の食事はすばらしい。
 さらに走り続ける。この辺からダートが増え、さらに川幅も狭まり始める。そういえば、ここに来る道すがら、この両岸をコンクリートで固め尽くされたような川で遊ぶ子供たちを、何度も見かけた。
 やがて、たぶん相模原に入った辺りだろうか、未舗装路と化していた最後のサイクリングロードもここで途絶えた。両岸とも工事中だった。どうも、新規に伸ばしているようだ。
 時間は16:15くらい。帰路は順調だろうから、18:00前には帰り着けるな。そう考えたのは大甘だった。
 とりあえず、2回目のエネルギー補給だ。BD-1 MLで、コークが疲労回復によいという話を目にしていたので、近辺のコンビニを探してコーク、みかんゼリーを買った。そして適当に座れる場所で食おうかと思っていたのだが、案外にそういう場所は見つからない。やがて道の脇の防壁が適度に低くなっている(正確には道が盛り上がっているのだが)場所を見付け、そこでコークとゼリーをすする。
 帰路は専ら東岸を進んだのだが、意外なくらい難儀した。というのも、四六時中アゲンストが吹きつけてくるからだ。おかしいなあ、往路も前から風が吹いてくる(でも帰路ほどではない)ので、山風かなあと思っていたくらいなのに。どうも、風に祟られている。
 風があると、漕げども漕げども前に進まず、速度を維持しようとするとエネルギーを食われてしまう。そこで鋭い前傾姿勢で空気抵抗を軽減することになる。風景が見えないので、味気ない。
 やがて町田を過ぎ、また神奈川県側に入った。この辺はまたしても未舗装路だ。どうも東京と神奈川の連携がうまく行ってないようだ。
 またいくつかの未舗装区画をはさんで自転車道路を走り、そして大和市では一般道路を走る羽目に(ここ、つなぐ計画はないもんかね)。ヘトヘトになりながら長後街道に到達した。
 近くのマックで一服。はあ、よく走ったもんだ。そして自転車は殺人的に走りにくい長後街道を通り(なにせ、電力柱のすぐ脇に街灯が立ってて、間が1mしかない)、帰宅した。時間は19:00前だった。
 ああ、今日も辛かった。でも楽しかった。


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