Strange Days

BD-1タイヤ交換

2001年07月30日(月曜日) 19時55分 自転車 天気:晴れてる

 朝方、猛烈にだるかったので会社に「休むね(はーと)」と電話を入れ、継続して爆睡。14:00くらいまで昏々と眠りつづける。起きて、遅い昼食を取り、ちょっと体を外気に当てていたら、なんとか回復してきた。
 BD-1をアパートの前に出し、大々的に整備した。この間買ったチェーンクリーナなどで、ディレイラ周りにたまった金属粉などをきれいに取るつもりだ。
 見ると、後輪がほぼ完全に坊主になっている。センターリッジタイヤという奴なのだが、パターン中央の直線が完全に無くなっている。これでも走れなくは無いだろうが、換えどきサインだとみて、タイヤ交換することにした。
 替えのタイヤは、この間買っておいた、パナソニックの赤い18*1.5。包装を解いて、スペックを見てはじめて分かったのだが、このタイヤは最高40PSIまでしか入らないのだ。センターリッジタイヤは80PSIで、しかも常に5kg/cm^2くらい入れていたので、走りが重くならないか心配だ。
 まあ心配しても仕方ない。入れてみよう。まずは前後のホイールを外す。Vブレーキをリリースし(これはスペシャライズドのMTBを買ったマルシュで教えてもらった)、クイックリリースを開放、クイックリリースのつまみを回して車輪が完全に外れるよう緩め、車体を持ち上げたらホイールは外れる。後ろはディレイラ付なので多少のコツが要る。外したら車体はさかさまにしておいた。
 次にタイヤ交換。まずは前輪側。こっちはあまり減ってないので、次にまたセンターリッジに交換するならば、十分使えそうだ。まず空気を抜き、片方のビードを外す。が、これが簡単には外れない。手では無理だ。買ってあったタイヤレバーを探してきて、これを使うとあっさり外れる。なるほど、便利なもんだ。次にチューブを引き出す。これはスルスルという感じで外せる。そして最後にもう片方のビードを抜くのだ。単独になったホイールを中性洗剤をつけた雑巾で拭き、きれいに磨く。
 今度はタイヤを着ける番。新しいタイヤを用意して、まず片方のビードをはめてゆく。これがもう、固い固い。ビードを補強しているワイヤがリムのサイズ一杯らしく、かなり強引に押し込まなければならない。この局面でもタイヤレバーが活躍する。タイヤとチューブの納まりを確認し、空気を3kg/cm^2入れておいた。これはタイヤに注意書きされていた推奨圧より上だが、このくらい入れておかないとリム打ちパンクが怖い(特に小径では)。
 前輪分があっさり終わったので、自信をつけた僕は、より複雑そうな後輪に挑んだ。複雑というのは、こっちにはディレイラがついていて、ハンドリングが難しそうだったからだ。しかし、それはたいした違いではなかった。それでも罠が待ち構えていたのだが。
 前輪と同じようにタイヤを外すと、ディレイラーを中性洗剤とチェーンクリーナで掃除した。走行距離は500kmくらいだろうか。しかしディレイラが真っ黒になるくらい汚れていた。きっと、境川グリーンロードのダートが効いたのだろう。ブラシも動員して、こびりついたゴミを取り除いた。中性洗剤を溶いたバケツが、あっという間に真っ黒になる。
 ホイールをそれなりに磨き上げ、続いて新タイヤの装着だ。これがものすごく難航した。ビードが異様に固く、最後の10cmがはまらないのだ。なぜかは分からない。とにかく、最後はリムレバーをプラスチックハンマーでたたき、すこぶる強引に叩き込んだ。ビード部のゴムが傷んでしまった。が、見た目影響はなさそうだ。
 前後のタイヤが済んだので、車体の細かな掃除をする。タイヤを外さなければ手が届かない部分や、ディレイラー回り、チェーンを掃除する。チェーンクリーナをそっと使い、頑固な汚れはブラシでこそげ取る。スプロケットの歯に、結構こびりついている。かなりきれいになった。これなら走行感に影響するだろうと思えるくらいのゴミを除けたので、気分的に気持ちよい。さらにワックスで隅々まで磨き上げる。
 最後にタイヤを装着する。ピカピカになったぜい。タイヤが赤くなってかわいい感じになったが、ボディが渋いグラファイトなのでややそぐわない感じもする。ううむ、その他の装備品をカラフルにしてバランスを取るか。
 整備が終わったBD-1で試走してみたが、懸念したような走りの重さは感じられない。荒れたアスファルトを走るときに、もしかしたら乗り心地がよくなるかもしれない。しかしパンクする可能性も増大するだろう。
 これからは、500kmくらい毎に整備するようにしよう。


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