Strange Days

姪っ子襲来

2001年08月12日(日曜日) 20時23分 暮らし 天気:快晴だぞっと

 帰省中は暇があったら寝ているせいか、前夜は3:00近くまで悶々として眠れなかった。その割に起きたのは10:00頃で、快適な目覚め。さて、今日は兄夫婦がやってくることになっているのだが。
 もう一眠りしようか、などと考えていたら、やがて階下(2階で寝ていたので)が賑やかになった。ほどなく、姪っ子たち襲来。長兄は子供たちに甘いせいか、大人気だ。僕もどうやら顔を憶えられた模様。兄夫婦は車で出発し、母と僕はタクシーで墓地に向かう。長兄は、と聞いたら、「原付にガソリン入れにいったから、そのまま行くじゃろう」とのこと。しかし後で聞いたら、長兄にはそんなつもりは無くて、帰宅したら誰もいなくて慌てたとか。
 墓地に着くと、既に兄夫婦が掃除に精を出していた。姪っ子たちもいっぱしの役に立っているようだ(やっぱり危なっかしいけれど)。そのうち長兄も合流した。
 今年はやることが無くて楽でいいわ、などとデジカメを唸らせつつ怠けていたら、新手の集団がやってきた。叔父夫婦だった。従姉妹も子連れで参加している。みんな僕と会うのは久しぶりだ。従姉妹に子供ができているのも知らなかった。
 墓前に別れを告げ、墓地の下にある懐古調食事処に入った。そこで鍋焼きうどんを食らう俺様! 夏はパワーだ!(最近性格変わってきてないか?)
 汗だくになりつつ平らげ、車の乗員定数の都合で、帰路は僕のみバスで下山することにした。バスは10分毎くらいにあるので、すぐに市街地に舞い戻っていた。
 図書館に入り、しばし読書。与那国島の海底遺跡(様地形)に関する新書があったので、また読んでみた。例の木村教授による著作だ。去年の時点での最新情報が載っている。
 この海底遺跡様地形に関して面白いと思った記述は、地質学者など自然科学系の専門家に支持する声が強いのに対し、考古学者などからは常に懐疑的な声が強いという点だ。たぶん、木村教授が挙げる個々の証拠を分析的に見れば納得できるのだが、その存在丸ごと、つまり1万年以上前の大規模な遺跡という存在そのものを見るとき、あまりにも突飛で納得しがたいということではないかと思った。木村教授は個々の証拠を挙げ「これは自然には形成され得ない」という説明をする。それに対する反論もあったように思うのだが、まとまった形で発表されたものは無いように思う。そういう物を、誰かが出すべき時期にあると思うのだが。
 その足で市街地に寄ってみると、もう14:00過ぎなのにまだモリスが営業している! 最近は昼過ぎには閉まるだのなんだのと聞いていたからな。今日もおやつにモリスの中華そばを一杯。うめぇ。親爺さん、年取ってめっきり老け込んだようだが、まだまだ頑張ってほしいもんだ。
 さらに、家で食うつもりでフライケーキ6個を買って、それをぶら下げて二河川縁にある共済病院の前を歩いていると、なぜかそこの駐輪場に立っていた長兄とばったり出くわしてしまった。なんでも、次兄夫婦がまもなくここにやってくるとか。えらい偶然だ。
 ほどなく、姪っ子たちを連れて次兄夫婦、母がやってきた。駅前のそごうで買い物をするんだとか。餞別に、姪っ子にフライケーキをくれてやり、兄らと別れを告げて一度帰宅した。
 夕方、散歩に出かけた。BD-1を市民プールやら陸上競技場がある辺りに走らせた。陸上競技場の東側に、ささやかな水場が設けられている。初夏には蛍なんかも見られるそうだ。下流の方にある浅い、広い池に、一匹の錦鯉が悠然と泳いでいた。この池の主なのか、まったく悠然たるものだ。池の縁に座り込むと、その振動を感じたのか、偶然か、すぐ目の前まで寄ってきた。じっくり観察する。体のあちこちにうろこの剥離はあるが、大事にされているのかそれ以上の傷は無い。やがて鯉はまた悠然と泳ぎ出したので、僕もまた歩き去った。
 BD-1を中通りに走らせ、さっきフライケーキを買ったばかりなので、こんどはびっくり饅頭という名の二重焼きを買った。二重焼きとしてはかなり大判だ。それを抱え、さらに自販機で茶を買い、またかもめ橋まで行って、夕暮れに沈む港を見ながら、おやつをぱくついた。おおすみはまだ停泊している。その手前を、一隻のDDが入港して行く。最初、艦首が鋭いクリッパーバウに見えたので、くも型かあめ型かに思えた。でも良く見るとゆき型だった。有能そうな船だよなあ。こんな船をさっさと廃艦にしてしまう日本って、やっぱり金満大国なのかな。


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