Strange Days

深夜の観望

2001年11月12日(月曜日) 23時55分 星見 天気:雨のち晴れ

 昼の間は、雨が降ったり止んだりで、はっきりしない天気だった。いやはっきりしてるか、悪いという意味では。
 真夜中、雨が止んだ外に出てみると、天頂近くにかけて、びっくりするような透明な空が広がっていた。霧は出ていたが、高度があれば邪魔になりそうにない。アパートの廊下に経緯台を出し、100EDを載せた。
 LVW42を着け、小三ツ星周辺に向けた。散光が見事。大三ツ星にかけて、無数の星が光っている。SW18に替えてトラペジウムに向ける。今日は4つ、くっきりと分離できた。
 木星。縞が濃く見え、ガリレオ衛星もくっきりと見えた。
 土星。低倍率なのでカッシーニの間隙は確認できなかったが、外形は非常にくっきりと見えた。
 さらにシリウスの南方に向けると、すぐにM41が飛び込んできた。少し低高度なので、霧の影響をもろに受けているのか、さほど明るくは見えない。でもささやかな微光星の集団は、僕が一番冬を感じる眺めだ。


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