Strange Days

Mobillyたんの真価が問われるとき

2001年12月23日(日曜日) 20時00分 自転車 天気:晴れ

 一晩寝て、いろいろ思い直すことがあった。やはり、昨日のうちに買って置けばよかった、そう思うものがあった。起きて、晴れ上がった寒空を見上げながら、再びサガミ&モンベルショップを襲う決意を固めていた。
 今日の自転車はMobillyたんだ。帰省時に持って帰るつもりだが、その前に性能を試してやろうと思ったわけだ。服はごくふつうにシャツ&セーター&ハーフコート、そして綿パンというもの。裾バンドで裾をまとめ、マフラーを巻き、頭にはヘルメットを被る。帽子だと、風で飛んでしまうのだ。さらに、トランス・アルパインを背負う。
 かまくらみちを経由して一路三ツ境に向かう。途中、新幹線と相鉄の高架を越えるのがチト難儀だが、それ以外はMobillyでも何ら問題は無い。いやいや、むしろBD-1より楽だったかも。速度は15km/hくらいだろうか。ここはやはりシングルギアなので致し方ないものだ。かくして、ロードバイクの5割増くらいの時間で三ツ境に到着した。交通量がそれなりなので、ロードバイクでもそうは飛ばせないのだ。逆に時速40km/hくらいで走るのなら、ロードバイクなら十分流れに乗れるかも(だが坂がなあ)。
 サガミ本店で、冬用グローブとMobillyたん用にサイクロコンピュータを購入した。後者は店員に聞いて、小径車に使えそうなのを購入。キャットアイのケイデンスセンサー付きの物だが、型落ち品なのかかなり安かった。フルサイズバイクの後輪に着けるタイプのものらしいので、ハンドルバーと車軸が離れている小径車でも、十分使えそうとのこと。
 三ツ境から、南町田へと向かう。境川まで歩道と車道をちょこまかと行き来しながら走り、そこから遡上する。昨日と同じコースと通ってみた。町田市境の未舗装路も難なくクリアできる。14*1.5程度と、ある程度幅があるからだろう。どっちかというと、陸上競技で言うピッチ走法に近い。回転数で距離を稼ぐ乗り方だ。ギアが軽いので、回すのに苦労はいらない。スピードが物足りなく感じるのだが、まあ漕ぎの軽さと進みのバランスからいって、この程度が無難だろう。物足りなくなったら、BD-1から外した56Tを着けてみようかな(重くなりすぎるか)。
 グランモールに到着。モンベルショップで自転車用上着を物色する。やはり、にち氏が昨日買ったウィンドブレーク機能付フリース(黒)が目に入る。手にとって買おうか考え込んだが、うろついているうちにZERO POINTの同じようなジャケットが目に入った。色的にはこちらの方が好みだ。結局、こいつを買うことにした。
 モンベルショップを出て、昨日と同じくスタバで茶をしばく。今日はジンジャーなんちゃらラッテというのを試す。コーヒーベースだが、ほとんど別種のソフトドリンクだ。
 スタバを出て、境川サイクリングロードに出ると、さらに町田へと走った。町田ではダイソー、ヨドバシによる。ヨドバシでCLIE用にメモリスティックとリーダーを買おうと思っていたのだが、今日は殺人的な混雑だったのでヤメ。替わりにプロアトラス2002、ウォルフシュタインR.T.C.を買う。Quake3エンジンを使って、あのウォルフシュタインが蘇る!(けどいつインストールできるのかね)。
 さて、日が暮れきる前に帰っちゃおう。境川サイクリングロードを、一路南下する。スピードは出ないが、漕ぎが軽いのでスイスイ進んでいる感じがする。精神的に非常に楽だ。ケイデンスは120rpmくらいだろうか、足をぐるぐる回して進んでゆく感じ。この走行をしばらく続けてみて、なにかをつかんだ気がした。場合によっては、ゆっくり踏みながら走る方が疲れないこともあるのだが、たいていの場合は回すペダリングの方が脚力を維持できるようだ。その代わり、踏む場合とは違う筋肉が疲労するのか、足が攣りそうになった。要するに、今まではあまり回すペダリングをしてなかったのだな。
 快調に突っ走った(といっても20km/h以下)結果、日暮れ前に高鎌橋にたどり着いた。疲れたような、そうじゃないような。しかし、長後街道のアップダウンを抜けるのはやはり骨で、交通量の多いいずみ野以東はちょいちょい押してしまった。あまり坂と戦う自転車ではないな。


Add Comments


____