Strange Days

三崎マグロツアー決行

2002年01月19日(土曜日) 23時00分 自転車 天気:晴れ(薄雲広がる)

 今日は神奈川支部(いったいなんの神奈川支部なのだ)がはじめて主催するツーリング、三崎マグロツアー決行の日である。要するに三浦半島の南端、三崎まで出かけ、マグロを貪り食おうというそのまんまなオフである。
 朝7:00に起床の予定だったが、ふと気づくと7:45。大慌てで身支度を整え、BD-1を立場駅まで走らせた。走るだけならロードバイクの方が楽なのだが、輪行を考えるとBD-1の方が楽になる。
 集合場所、京急久里浜まで45分と見ていたのだが、乗り継ぎに予想以上に時間がかかり、結局10分ほど遅刻してしまった。
 集合場所の京急久里浜駅西口北側には、既に参加者の大半が揃っていた。@nak夫妻に、にち氏、たか氏、こぐ氏の二文字3人組も集合。乗車は全てBirdyの眷属だ。もう一人の参加者まき氏は、JR久里浜の方に向かっているという。すぐ側で工事中で、やかましかったせいもあり、JR久里浜駅に移動することになった。
 JR久里浜駅には、既にまき氏が到着していた。まき氏はSat'R'Dayで参上。駅前のコンビニで買い物を済ませ、いざ三崎へと出発。
 ここを自転車で走った経験があるのが僕だけということもあり、先頭を引くのは僕。まずは開港橋まで走り、久里浜港から一路南下するつもりで走り出した。と、@nak夫妻の希望で、ペリー提督上陸記念碑を見てゆくことに。そういえば、僕も一度も見ていなかったな。記念碑は想像以上にでかい。伊藤博文の揮毫ということで、建立は1901年。巨大な石碑に自ら彫刻する伊藤博文など、ついつい笑える想像をしてしまう我々であった。
 公園を出て、今度こそ134号線を南下してゆく。比較的交通量が少ない時間帯だったが、後ろの隊列に気を遣いながらの走行は、なんとも気疲れしてしまう。
 やがて三浦海岸の四辻に到達した。ここから、三崎高校への坂を一気に上がるかと思うと、やや気が重い。気を入れなおして、坂を登り始めた。
 いつもなら、足が足らないなら足らないで、休み休み上がるところだ。しかし、隊列を引いているということがあり、そうそう止まる訳には行かない。ああ、このプレッシャー。めげそうになりつつも、なんとか坂を登りきった。ちなみに、遅れた人は一人もいなかった模様(そりゃあ坂に激弱なのはワタクシだけでしょうが(;_;))。
 やっとの思いで三崎高校(引橋)に出て、そこから三崎港へと下り始めた。今日は三崎港の"ちりとてちん"で昼食にするつもりだった。が、全部で7人という人数から、気が変わった。"ぢんげる"で取ることにしよう。相談の結果、"ぢんげる"に決定。席は余裕で確保できた。
 まだ限定20食の中おち丼を頼めるということだったので、僕はオリジナルのそれを注文した。他の人々は、トッピング可能ということでいろいろトッピングしているようだ。中には3種混合(といってもマグロだが)というものも。ひとしきり、話を弾ませながら、てんこ盛りのマグロに舌鼓を打つ。大好評だった模様。うむ、来た甲斐がありました。
 その場で、サングラスの話になった。アディダスのEvil Eye(というとイングヴェイを思い出す)が軽くてよいらしい。これから初夏にかけて、紫外線が強まるので、サングラスは必要だと感じた。
 "ぢんげる"でひとしきり和み、次に三崎港に下る。かなりの下りを駆け下りつつ、これをまたよじ登るのかと思うと鬱になる一行であった。
 三崎港では、マグロの切り身を購入可能かという調査のため、水産物直販センターを訪れた。マグロは全てカチンカチンの冷凍品で、これを買ってすぐ捌くのは難しかろうと感じた。
 次に一行は、噂のとろまんを求めて商店街をぶらつく。やがて発見した一軒のとろまん屋で、とろまんに加えあんとろまんにチャレンジする一行であった。あんとろまんとは? とろまんが肉まんのトロバージョン(豚肉の替わりにトロ(猫に非ず)が入っている)なのに対し、あんとろまんはごまあん+とろチップという奇妙な取り合わせだ。しかし、これはなかなかいけた。ごまあんが非常に美味であった。まあ、とろが入っていてもいなくても、変わりないような味ではあったが。
 さて、城ヶ島にも立ち寄ろう。また坂をよじ登り(とうとう「俺に構わず行け!」宣言)、城ヶ島への分岐点から城ヶ島大橋を渡った。案外に風が穏やかで、寒さもさほど感じない。やがて城ヶ島公園へと至る。
 公園の案内板付近にBirdy6台+Sat'R'Dayを停め、園内に入る。薄雲はあるが、その割に空は明るく、日差しもある。しかし、ここに来て風が出始めていた。
 先端部の開けた場所で、ベンチを確保し、各自お茶タイムに突入。携行ガスストーブが4機も登場する事に相成った。僕はシエラカップに一人分のお茶をさっさと沸かしたが、他3台はたっぷりと湯を沸かしていたので、それなりに時間がかかった模様。風のせいでやや肌寒かったが、@nak心づくしのお団子とお茶で、しばしまったりと寛ぎのひと時をすごした。もう少し暖かかったらよかったのだが。実は、磯に下りたほうが、風が無くて暖かかったと判明。これは盲点だった。
 お茶タイムを終えた辺りで、時刻は早15:00前。今から鎌倉まで走ると、日没を迎えてしまうだろう。そこで、ここから剣崎を経由して、久里浜まで戻ることにした。
 大風車まで、ふうふう言いながら坂を越えてゆく。大風車のでかさに一行は圧倒される。ここで記念撮影だ。
 大風車からは長い下りがあり、海岸線をいくつもの坂を越えながら抜けていった。みんなして坂が辛いと言い合うが、一番ダメージが大きかったのは僕かもしれない。
 やがて三浦海岸に出たところで、134号線の渋滞を見て、三浦海岸からの輪行に決定。ここで各自の自転車を畳んだ。今日も楽しんだなあ。
 この後、にち氏の自宅に雪崩れ込んで鍋という話もあったが、僕は猛烈に眠かったのでパス。帰宅し、速攻で爆睡した。ああ、今日も楽しかった。


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