Strange Days

STELVIOに完敗

2002年02月16日(土曜日) 22時00分 自転車

 帰って、早速BD-1のタイヤ交換に取り掛かった。去年から半年履いていたパナレーサーのカラータイヤ(赤)は、乗り味が重かったものの、頑丈で、結構酷使したにも関わらず(ダートにもよく突入したし)あまり減ってない。しかし乗り味に変化が欲しかったので、買ってきたSTELVIOに履き替えることにした。
 例によって苦労しながらパナレーサー18インチ(赤)を外し、Stelvioをはめ込む。はめ込むのだが......か、固い。まったく、異常としかいえないくらい固い。今までのパナレーサー18インチ、センターリッジタイヤも固かったが、根気良く揉み込んでゆけばはまったものだ。が、こいつは、揉み込んでも揉み込んでも、いっこうに余裕がうまれない。パークツールのタイヤレバーでがんばったのだが、ビード部を痛めつけるばかりでいっこうにはまらない。あまつさえ、ビードが露出するほど痛んでしまった。やがて、パナレーサーのタイヤレバー(パークツールのものより薄い)を使えば難なくはまる(いややはり難はあるのだが)ことが判明し、なんとかはめることには成功した。
 チューブはやはり16インチ用だけに、ややきつい感じがする。伸ばしながらはめなければならない。はめて、慎重に空気を入れていった。このタイヤ、120PSIまで入る。9BAR近い。テストも兼ねて、8BARまで入れることにする。5、6、7BAR。TCR-2にもこれくらいまでしか入れてない。さらに8BARまで入れた、瞬間......バースト! アパートの前にある校庭に響き渡るような破裂音を響かせてしまった。オイオイ、ブッシュ君来日だって言うのに、これじゃあ隣近所にあらぬ噂が......。
 バーストで一時的な難聴になったが、それから回復し、ようやく気を取り直した頃、タイヤの取り外しにかかった。が、これがもう、地獄の固さ。はめる事は、まあ可能だと思った。が、外すのは不可能だ。まずタイヤレバーが入らない。パークツールのものはビードを引っ掛けることが出来ない。薄いパナレーサーのものは入ることは入るが、ビード部を引き上げるだけの強度がない。曲がってしまうのだ。ダメだこりゃ。握力が無くなって来たので、ビードを切断できるだけの強度があるカッターを購入してきて、それで破壊的に取り外すことにした。STELVIO導入計画は、もう一方的な完敗であった。


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