Strange Days

悲惨なご近所サイクリング

2002年02月17日(日曜日) 19時00分 自転車 天気:雨だ!

 前日、STELVIOに悲惨な敗北を喫した僕は、その挽回のために強力なカッター類を入手しなければならなくなった。STELVIOがどうしてもホイールから外れないのだ。これはもう、破壊的に取り外すしかないのだが、ビードが硬くて硬くて、生半可な手段では切断できそうにない。ミニペンチでは刃こぼれするばかりだ。これに打ち勝つモノが必要だ。
 最初、横浜に出ようかと思っていたのだが、気が変わって町田まで自転車で出かけることにした。
 昼前にTCR-2で出撃。高鎌橋経由で境川沿いを北上してゆく。のたり走り、やがて町田に到着。ダイソーの前に自転車を止め(ゴジラロック出動)、ハンズに立ち寄った。上階のDIY用品売り場で、大型の鋼線を切れるペンチを購入した。この売り場、横浜店と同じくらい広い。
 ダイソーにも立ち寄り、ちょっと買い物。それらをリュックに詰め、再び境川沿いに南下した。
 適当な場所で東進し、三ツ境に向かう。途中で道を間違ったりしたが(地図の上では一本道なのに......)、やがてサガミに到着。自転車を1F階段にくくりつけ(ゴジラロック再出動)。店内を物色する。BD-1チェーンリングのサイズダウンのために、SUGINOの52T(赤)などを購入した。後、特売でタンゲ精機(あのタンゲの系列か?)の自動点灯型フラッシュライト(800円)も購入。
 店を出たのは15:00過ぎ。空はドヨドヨと曇っている。夕方には雨になるなと走り出した途端、雨がパラパラと顔に当たった。あ、もう降ってる。慌ててTCR-2を道路脇に止め、バックパック(ジャック・ウォルフスキンのVIPER)の内蔵レインカバーを引き出し、さらに携行レインコートを頭から被った。このレインコート、去年の5月だったか以来の出動だ。これで体に雨粒が当たることはあまりない。が、乗っているのはスリックを履いたロードバイクだ。飛ばすとスリップ→あの世行きという連想が頭をかすめる。極力ゆっくり走ることに。
 しかし、南下するかまくら道は、狭さの割に交通量が多い。バスなんかも通っているのだ。信号では車を先に通し、通行の少ないときに走るようにした。相鉄越えの陸橋では押す。この辺、拡幅してくれないだろうか。
 一見、悲惨な状況だ。が、当人はそれほどでもない。レインコートのおかげでさほど濡れず、寒くはない。その上、常にない状況なので、むしろ気分は昂進しているのだ。まあ、走ること自体はひやひやだけど。
 なんとか無事に帰宅した。


Add Comments


____