Strange Days

泉の森公園訪問

2002年04月06日(土曜日) 22時00分 自転車 天気:くもり気味のち雨気味

 今日こそ三浦半島再訪をと考えていたのだが、目覚めるともう昼。また寝過ごしたか。平日と違って緊張感がないために、寝過ごしやすいのかもしれない。
 仕方なく予定変更。三浦半島は明日に回し、今日は近場で気になっていた場所を訪問することにした。
 引地川を遡ってゆくと、厚木基地の北で源流地帯に到達できる。ここが泉の森公園だ。わりと近場にあり、前から行こうと思っていた。あまつさえ、引地川の遡行も試みたことがあったのだが、そのときは天候が悪化したため打ち切りになった。今日は泉の森に直接向かうことにした。
 Hardrock号を駆って、R467号線沿いに出る。まずはCoCo壱番屋で腹ごしらえだ。そこから北上する目論見だったのだが、少し行くと歩道の無い、2車線の細い車道になった。交通量が少なくなく、ここを行くのは危険そうだ。境川沿いに北上することにした。境川まで出て、東名との交差まで出た。ここでサイクリングロードを外れ、東名をまたいだ北にある道に出て、今度は西に。少し太い道に行き当たり、そこを北上すると、幅の広い立派な道に出た。R246だ。車道も歩道も広く、走りやすい。ただ、交通量がかなり多い。
 R246沿いに走ってゆくと、『これが泉の森か!』という感じの森が見えてくる。が、それは間違い。さらにさらに走ってゆき、小田急江ノ島線の線路を越え、大きな森が見えてきたところで、やっと『泉の森』の字を目に出来た。
 入り込んだ場所はキャンプ場らしい。デイキャンプを楽しんだ人々が、そろそろ帰り始める時刻だった。MTBを置いて、道をてくてく歩いてゆくと、大和市内にあった古民家を移築した資料室があった。記帳して、入り込む。夕刻ということもあるのか、他に訪問者は居ない。
 民家は二棟。一軒は江戸時代中期の、もう一軒は末期の建造だという。広い土間、板敷き、畳敷きの部屋という構成は変わらないが、末期のものは大黒柱の発生など構造的に進み、より広い部屋を確保しているという。広さはその辺の一戸建てと変わらないのだが、なぜか広々とした感じがする。家財道具が無いというせいもあるのだろうが、広い空間を演出して見せるという点で、実は現代建築よりも進んだ点があったのではないだろうか。
 土間からの上がり口に腰掛け、暗い土間のほうを眺めていると、その隅の方になにかが居てもおかしくないような気がした。こういう家に住んでいた頃、人々はみな妖怪変化の存在を実感していたのだろう。
 資料室を出て、MTBで別の公園入り口に向かう。しばし探しつつ走ると、やがて駐輪場が見えてきた。たんなる空き地なのだが。そこにMTBを置き(安いMTBだと割と平気でいられる。高い自転車だと気になっておいて行けないかも)、道に沿って歩くと、自然観察棟が見えてきた。この公園で見られる野鳥などの情報、様々な生き物の情報が展示されている。トイレと自販機があるので、トイレを済ませ、パックのコーヒーで一服する。
 2Fに上がると、図書室と各種団体の会議室、展示場がある。図書室では老夫婦が何事か調べ物をしていた。展示場では地元の自然保護団体(なのかな?)による展示がされていた。大和市内にある自然の情報などをまとめたものだ。その中に活動状況を報告するための写真展示もあった。それを眺めていてびっくり。参加している女子高生が、しっかりパンチラ(というかパンモロ)している(爆)。気づかんかったのかね。
 調整池の北にかかっている橋の上から、川原で遊ぶ人々をしばし眺め、夕闇が迫ってきたので帰途についた。今度、もっと早い時間に来ようと思う。
 帰路、ダイクマに寄って、ベルトにつけられるポーチを買った。夏になるとバイカーズパンツでは暑かろう。チノパンでも携帯電話、Palm、財布、その他を持ち歩くには便利そうだ。
 帰って、最後になったMobillyたんの整備を実施した。シングルギアなので簡単といいたいが、逆にギアの清掃が難しい。そうだ、デュアルキャリパーなブレーキに換装しなければ。そのためには、適当な電気ドリルを買う必要がある。ダイクマに充電式の安価なのがあったなあ。
 真夜中になって、とうとう雨が降り始めた。明日の三浦半島は無さそうだと判断し、散々夜更かしして明け方に寝入った。

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