Strange Days

ケイデンス

2002年09月03日(火曜日) 00時00分 自転車 天気:晴れ

 今朝も今朝とて朝トレ。よく眠れないまま早起きしてしまったのも同様だ(前日14時間ぐらい寝たということもあろうが)。
 土日とちょっと距離を走り、その時になんとなく分かったのは、高ケイデンスを維持した方が、長距離では疲れないということだ。って、そんなこと、過去何度も自分で書いてるやんか。ようするに、実際にはその意味するところが分かってなかったのだ。高ケイデンスとはいうが、90RPMというケイデンスは、どれくらいのピッチなのか。今まで、なんとなく考えもなしに楽そうなピッチで走っていたのだが、何かが違う気がしてきた。90RPMってこれくらいか、と思っていたピッチは、実際にはその半分くらいじゃないかと思えてきたのだ。せっかくケイデンスセンサーつきサイクルコンピュータをいくつも持っているのに、ケイデンスセンサーを着けるのが面倒なので着けない、などというバカなことをしてきた報いである。
 土日と、意識的に倍速ぐらいの気持ちで足を回しつづけた。すると、見た目の忙しなさとは裏腹に、案外に長距離を楽に走り抜けることが出来たのだ。なるほど、高ケイデンスを維持せよ、というのはこのことなのかと少し理解できた次第。
 今日もサイクリングロードを走りながら、いつもよりかなり高いケイデンスで走った。歩行者がいるのでピッチを維持するのは難しいが、フロントをインナーに落としたまま、30km/h弱でシャカシャカ足を回しながら走りきった。すると、ある瞬間に、足が回るというのはこういうことか、と突然分かったことがある。足がBB軸を中心に円を描いているのがありありと実感でき、そしてその上死点、下死点で、少し引っかかるような感じがしたのだ。クランク長170mmではちょっと長過ぎるのではないかと思っていたのだが、確かに長いということを実感できたのだ。そして、確かに足を"回して"いるのだな、とも納得したのだ。こんな風な理解が浮かび上がってきたのも、土曜日にクランク長165mmにしたMR-4Fのクランクを"回し"続けたからだろう。そのときの感触がどこかに残っていて、猫踏み一号ことTCR-2との回し比べで、さらにその感覚が補強されたのだろう。
 猫踏み一号のクランクは、近々165mmに交換するつもりだ。そうしたら、もっと回しやすくなるだろう。それがどれくらい走行感の差につながるか、試してみる日が楽しみだ。


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