Strange Days

自分を鍛えるLSDシリーズ(合成風力の呪い編)

2003年03月29日(土曜日) 00時00分 自転車 天気:くもり

 7:00起床。眠い目を擦りながら出発準備をする。今日は自分を鍛えるLSDシリーズとして、いつもの如く三浦半島を回ってくるつもりだ。
 飯を食ったり、曇りがちの空模様と天気予報とを睨めっこしたりしていた関係で、出立は8:30だった。
 TCR-2は今日も絶好調で、南風に阻まれながらも気分良く走ってゆける。これからは南風が強くなってくるので、境川南下ルートはきついかも。
 江ノ島、鎌倉、葉山と走ってゆく。ずっと南風で向かい風だが、周回ルートなので後半戦は追い風になるはずだ。それを楽しみに走る。
 それにしても、この走行感の激変は、タイヤを替えたのが大きいのだろうか。グリップにも不満はない。前に履いてたユッチンソン廉価物はGOODだと思っていたが、あれはロードバイク用タイヤの文字通りのBASICだったのかもしれない。そんな高くは無いStradius Eliteでさえこれだけ違うとは。5000円/本クラスの高級タイヤではどうなることやら。
 全工程を通して一番きつい三崎口駅直前の登りをよじ登り、さらに三崎高校へと続くだらだら坂も越える。このダブルパンチは、案外にきつい。
 三崎高校から三浦海岸へと下りきる直前辺りの7-11(春の選抜野球の途中経過ではない)で最初の休止。ちょっと糖分を摂取する。これから先は追い風になるか。
 あまり時間を置かないで走り出す。今日はローディより、なぜかランドナーな人々を目撃する方が多い。別に集団で走っているわけではなく、ポツ、ポツとすれ違う。年齢はバラバラ。もしかして、世間はランドナーブームなのか。
 三浦海岸をひた走る。むぅ、まだ向かい風気味。これは合成風力の呪いなのかと思ったりしたが、店屋の幟を見ると、やはりしっかり向かい風だ。この辺は東西方向に走っているから、まだ向かい風の恩恵には与れないのだろう。
 浦賀に向けて走り、浦賀駅周辺では、今回はちゃんと観音崎方面に向かった。観音崎公園の駐車場でトイレ休憩。日差しは無いが、暖かでいい一日。行楽客と良くすれ違う。
 観音崎を回り込む。この辺、案外に桜の木が多い。というか、道中の意外な場所で、桜の木を発見する一日だ。基本的に地味な木だからなあ。それが年に一度だけ、この時期にだけ華やいでみせる。というのがいいんだろうな、どうやら。いや、僕も桜は好きですけど。
 観音崎では難敵であるブラインド坂に遭遇。見通しの聞かないカーブを回ると、かなりきつい登りが待っている萎え萎えポイント(人によっては燃え燃えポイント)だ。
 観音崎を抜けると、いよいよ馬堀海岸。ここでようやく追い風に遭遇。をを、なんて楽なんだ! クランクをぐんぐん回しながら、あっという間に横須賀市街に到達。しかし、この先は地形が入り組んでいるためか、追い風は得られなくなる。合成風力の呪いにまたしても陥る。ええい、気象の神めが。
 横須賀~磯子ぐらいまでのR16では微妙なアップダウンがあるが、そろそろ疲れ始めてる足には少し効きはじめる。風は向かい風になったり横風になったり......全然追い風にならんではないか。金沢八景~磯子と抜ける間、注意深く沿道の木々や旗の類を観察していたが、どう見ても向かい風だぜ、こりゃ。なんでやねん。ずっと南風と違うんかい。恐らく、袋状に閉ざされた東京湾の特質が、この奇怪な現象を生んでいるのだろう。
 疲労を感じつつ、不動坂前のトンカツ屋に到達。ここで昼食とする。この店、14:00にオーダーストップだげな。
 十分に疲労を回復させて、また走り出した。本牧、石川町と抜け、クレイジー・ダボに立ち寄った。一番欲しいのはRIXEN&KAULのFreepack Sportだが、Matchpackしかなかった。やっぱ、新宿JOKER辺りまで出かけないと無いかも。
 R16をひた走り、横浜駅周辺に立ち寄る。ハンズをうろついて、自転車売り場と1Fバック売り場を偵察。
 さらに鶴ヶ峰経由で厚木街道に抜け、最後にとサガミ・サイクルセンター店に向かった。三ツ境まで後わずか、サガミ1号店(ママチャリ屋)が見えるというところで、対向車線をMTBがスイーッと走ってゆく。と、そのライダーがこっちを見て、オオッと反応した。なんとhai氏だった。hai氏とサガミ近辺で遭遇するのは2度目だ。ちょっと立ち話をして、分かれた。
 サイクルセンター店で四月にやるサガミのバーゲンの日付を確認する。サイスポ掲載広告のそれは間違いで、4/12,13が正解。うん、行こう。
 この前後、細かい雨粒がパラパラと降るようになってきた。境川までは出ないで、環状4号経由で帰宅した。走行距離は135km前後。


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