Strange Days

久しぶりにHARDROCK号で走った

2003年11月22日(土曜日) 00時00分 自転車 天気:いい感じ

 さて、今日からは今年最後の3連休。どこに行こうか。実は明日、明後日と、大阪からぽた家が来京されるので、東京近辺でポタリングが実施される予定になっている。とりあえず、あまり乗ってなかったなんちゃってランドナー化HARDROCK号に乗りたかったので、これで南町田の方へと出かけた。
 キャリアにサイドバッグを一つだけつけ、20km/hくらいでとろとろと走ってゆく。この自転車、もともと重いHARDROCKに、更に重いドロップバー、キャリアを着け、カーボンシートピラーとコンポでほんの少し軽くしたような代物だ。はっきりいって、BikeEよりも重いのではないかというくらいのものだったのだが。
 走っていると、意外に軽く走れる。いや、漕ぎ出しはやはり重いのだが、非常に安定しているので安心感があり、また速度を維持するのも楽だ。特に、向かい風の中を走っているとき、意外に気が楽なのに気づいた。もともと、飛ばすような自転車ではないし、ホイールの慣性モーメントも所有車中最大級なので、そもそも踏んで楽しい自転車ではない。が、いろんな意味で気が楽だ。しゃかりきに飛ばしてくるママチャリに抜かされても、ロードに乗っているときのようにメンツにこだわってぶっ飛ばす意味も無い。気楽なものだ。それと、タイヤのボリュームが大きく、サス付で、長いカーボンシートピラーが着くという設定が、路面からの衝撃を少なくしてくれる。
 グランベリーモールに入り、サイドバッグを担いでモンベルショップに入った。秋も深まってきたためか、冬物シフトに入っているようだ。火器が目立つ。そういえば、直接火に掛けられるようなマグカップが欲しいなと思い、チタンマグを眺める。しかし、エスビットで火を起こしたとき、下面が真っ黒になってしまうのがなあ。なんか貧乏くさい。でもそこがいい。
 自転車コーナーで、ナリーニやアディダスの冬物を眺める。防風生地の軽量ジャケットは、結構なお値段だ。が、真冬に向けて一着は欲しいところだ。
 今、一番欲しいのが、メッセンジャーバッグ。BD-1用に売られているものは持っているのだが、色がロードやMTBに合わないし、ウレタン製なので強度に不安がある。適当なメーカーの布製のものでもいいのだが、完全防水を謳うオルトリーブのものもよさげだ。もっとも、どうせオルトリーブのものを買うなら、でかい背負い式のメッセンジャーバッグ(40lくらいありそう)の方に興味があるのだが帰省時の荷物運搬に使いたいのだ。
 帰り道、湘南台に立ち寄った。北上時とは逆に北風を背負って走るので、さらに楽だった。買い物をして、サイドバッグに詰め込む。背負って走るときと違い、膨らんでも気にしなくていいので、非常に楽チンだった。さらに暗い中を走るときにも、ハブダイナモの威力で気楽に走れる。いろんな意味で気楽な自転車になったな。重いので、持ち出すときには気力が要るが。
 今日は、重い自転車の魅力を見出した気がする。


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