今日は松山空港に飛んで、駅近くのホテルに投宿するだけだ。さっそく、新GPSの性能発揮と思いきや。


　朝、比較的ゆっくり起きる。乗る便は14:15発のものだ。焦る必要はない。だが、出立準備がそれほど進んでないことを思い出して、結局はカツオ大慌て状態になる俺様でした。
　荷物は、着る物とサングラス、一部の自転車用品をFreepack Sportに、財布やPDA類はドイターの2ウェイバッグに収めた。その上で、自転車用小物はどうすんべやと思い悩む。これはすぐ出せるところに入れたい。それに自転車と一緒に預託せねばならない*1。するとFreepack Sportに収めるべきなのだが、これはあまり重くしたくない。なんとか、フロントに持ってくる方法はないものか。
　うーん、と唸りつつ、動物園の熊のごとくうろついているうちに、ふとある物に目が止まった。それは、アイオーデータの通信カード用USBインタフェースボックスの空き箱だった。だいたい、MR-4Fのフロントキャリアに載り切りそうだ。これに自転車用小物を詰め、ビニール袋に入れてから、フロントキャリアに載せることにした。
　羽田から無事に飛び立ち、松山空港に。松山空港前で自転車を組み立て、まずはホテルに向かう。JR松山駅近くに取った。そこまでは、新GPSが頼りだ。さあ、無事に連れていけ。うわぁ、迷った!(爆)　道順を見間違えて、駅まで出てしまった。その手前の道なのに。これはGPSの地図が英語版なせいだろうか。いいや、違う。実は旧GPSを使っていた時にも、同じように迷った経験があるのだ。GPSが良くなっても方向音痴はどうにもならんのかっ。
　ともあれ、ホテルにたどり着いた。値段だけで選んだので、少々古びたホテルではあった。それはまあいい。一番の恐怖が湯沸しポットだった。普通に電源に接続しても、うんともすんともいわない。おかしいなと思い、ケーブルを少し持ち上げてみると、いきなり通電した。断線しかかっとるやないか。漏電して発火しないかヒヤヒヤしながら使った。
　かくして、夜は道後にでも出かけて、なんて考えもどこかに吹き飛んでしまった、松山の夜は深けていったのだった。

• 注1マルチツールという凶器を含んでいるので